理念 人と人とのつながりを大切に 地域と共に歩む

第47号
平成27年9月15日
第 回 曽於市社会福祉大会
「おもいやり・ありがとう・たすけあい」
【最優秀賞】小学生の部
福祉ポスター作品
11
みんな大切な家族
おばあちゃんを支える明るい家族が、笑顔であふれる毎日を送れたらいいと思い、
やさしい気持ちで描きました。 たか
の
あい
る
曽於市立岩南小学校 3年 高 野 愛 琉
理念
人と人とのつながりを大切に
地域と共に歩む
主な内容
第11回 曽於市社会福祉大会特集 ········································ P2~7
(シンポジウム・福祉作文最優秀賞作品の紹介)
平成27年度 赤い羽根共同募金運動について ···························· P8
福祉車輌寄贈・ミニデイサービス事業(開所)························· P9
福祉サービス利用支援事業(日常生活自立支援事業)············P10
心配ごと相談所開設・弁護士無料福祉相談開設 ·····················P11
発行/社会福祉法人 曽於市社会福祉協議会
曽於市財部町南俣504番地1(財部保健福祉センター内)
TEL : 0986-72-0460・0480 FAX : 0986-72-0425
E-mail : [email protected]
情報紙「手と手」は、本会のホームページでもご覧になれます。
URL : http://soo-shakyo.or.jp/
こ の 情 報 紙 は、 赤 い 羽 根 共 同 募 金 の 助 成 金 を 活 用 し て 発 行 し て い ま す。
社会福祉大会
~安心して暮らせる未来のために~
会福祉大会を開催しました。
え る と と もに、社会福 祉 の 担 い 手 と し て 、社会福祉関係者、
た曽於市の福祉のまちづくりの推進を図りました。
大会開催趣旨朗読
そお星人と子どもたちの
パフォーマンス
ボランティアによる
共同募金活動
福祉施設等による
バザー出店
福祉ポスター展示
ストレッチ体操
8020達成者市長表彰
福祉作文及び福祉ポスター表彰
●福祉作文部門●(敬称略)
最優秀賞 2 名
●福祉ポスター部門●(敬称略)
最優秀賞 2 名
月野小学校 6 年 丸岡 拓人
岩南小学校 3 年 高野 愛琉
大隅中学校 3 年 篠原 美零
末吉高等学校 3 年 椎原 里歩
入選 9 名
入選 8 名
月野小学校 2 年 島見 至安
深川小学校 1 年 吉永 昊汰
深川小学校 3 年 森山 暖大
大隅北小学校 3 年 二宮 和香葉
財部小学校 5 年 柏木 斗亜
岩南小学校 4 年 馬場 みさき
月野小学校 5 年 松竹 桜来
岩南小学校 4 年 向田 祐規
岩川小学校 5 年 戸越 和望
月野小学校 4 年 矢野 栞莉
財部小学校 6 年 水久保 健心
月野小学校 4 年 牧原 亜由奈
深川小学校 6 年 吉満 汀那
大隅南小学校 5 年 大園 采果
財部中学校 2 年 切通 愛莉
曽於高等学校 2 年 山下 舞香
大隅中学校 3 年 原 和樺菜
-2-
80歳以上で20本以上の自分の
歯をもち、歯と口の健康づくり
の模範となる方 18名(敬称略)
富田 ヨシ子・瀬戸口 重光
月野 フキ・福丸 チエ子
稲留 政行・上岡 宏司
村久木 好子・矢上 良文
山元 セク・田代 達也
田口 久子・谷川 ミヨ子
中間 德幸・井上 德尚
茆原 早準・堀 求夫
妹尾 サチ子・永野 次雄
赤い羽根共同募金
第11回 曽於市社会福祉大会募金箱
11,672円
第 11 回 曽 於 市
築こう みんなで支え合う地域づくり 平成27年 8 月23日(日)大隅文化会館で、第11回曽於市社
多年にわたり社会福祉の向上に尽力された方々の功績をたた
住民・ボランティア等の主体的な参加のもと、市民が一体になっ
表彰
地域福祉活動に多年にわたり、功績のあった方々への社会福祉協議会会長表彰、福祉
団体長表彰、8020達成者市長表彰、福祉作文及びポスター表彰が行われ、受賞者を代表
して、原水 秋夫 様が謝辞を述べられました。
社会福祉法人曽於市社会福祉協議会 会長表彰
●表彰の部●(敬称略)
民生委員・児童委員 2 名
民生委員・児童委員として、長年その職務に従事し、功績があった方
樋口 律子・鍋山 美智子
社会福祉団体等の役職員 1 名
社会福祉団体等の役職員として、長年在職され、功績があった方
原水 秋夫
在宅福祉アドバイザー 10 名
在宅福祉アドバイザーとして、地域の中で援護を必要とする方々への声
かけや見守りを行い、その活動が他の模範となる方
江川 良弘・大石 明美・岩﨑 勉・光行 純市・池田 代子
石脇 リエ子・松尾 サチ・黒岩 順子・花房 春江・川添 正子
地域篤行者 1 名
地域福祉社会のなかで、その篤行が顕著であり、特に市民の模範となる
にふさわしい方
大山 澄治
●感謝の部●(敬称略)
献身的介護者 4 名
●特別表彰の部●(敬称略)
原田 純隆
長年にわたり、献身的に介護されている方
曽於市社会福祉協議会会長として優れた見識と指導力
奥田 美智子・別府 ハナ子
を発揮されながら、組織の発展と地域福祉の向上に尽
永田 恵・福元 秀夫
力されました。
曽於市長寿クラブ連合会会長表彰
長年にわたり、長寿クラブ役員として貢献された方
16 名(敬称略)
福田 六十三・川邉 英二・永野 次雄・有馬 和子
平野 和夫・木村 スミエ・八木 スミ子・長崎 守
後野 宮・柏原 隅人・井口 文夫・伊尻 恵美子
岡崎 タミ子・池袋 和子・鹿島 文子・内永 操
-3-
シンポジウム
「築こうみんなで支えあう地域づくり」
~ 基 調 説 明 ~ 鹿児島県社会福祉協議会地域福祉部 部長 福田 正道 氏
鹿児島県は、高齢者単身世帯の割合が全国 1 位、高齢者夫婦世帯では
全国 3 位となっています。このような中、
「住み慣れた地域で暮らし続
けたい」と多くの方が思っています。高齢者や障がい者等が感じておら
れる日常生活の中での困りごとをあげると、
「相談相手がほしい」
「電球
の交換が出来ない」といった心の寂しさや、ちょっとした困りごとです。
県内では、支え合いマップ作りを通して地域の課題を発見し、課題解決
へ向けた住民主体の様々な活動が行われています。制度の中では対応で
きない生活課題に対して、身近な地域の中で支援を必要とする方を支え
られる活動が、今後ますます重要となってきます。
民生委員・児童委員
田口 淑子 氏
校区公民館
館長 大津 亮二 氏
曽於市では、民生委員・児童委員106名、主任児童委員 7 名の総勢
113名が地域で活動しています。地域にお住まいの方への訪問や相談
業務、関係機関へのつなぎを行っています。民生委員・児童委員の活
動には、在宅福祉アドバイザーや自治会長の方々のご協力が必要不可
欠で、見守り活動を行う上では、支援者同士がお互いにできることを
協力し合うことが大切です。また、民生委員・児童委員同士も、連
携・つながりを持ちながら、全体の意識を高めていくことも非常に重
要であると考えます。
私たち民生委員の活動は、一人でできることに限界があります。地
域全体への働きかけの役割として、公民館や自治会長さん、在宅福祉
アドバイザーさんとを結びつける「接着剤」となり、お一人おひとり
に寄り添いながら、絆を築いていきたいと考えています。
曽於市内には、校区・地区公民館が24か所に設置されています。公
民館は地域住民に対し、生活のための教育等に関する事業を行ってい
ますが、その目的の一つに「社会福祉の増進に寄与する」と謳われて
います。現在の校区公民館の課題として、少子高齢化により、人と人
とのつながりが希薄化し、お互いに支えあうという意識も薄れ、自治
会加入率や行事参加率は低く、地縁組織による伝統的なコミュニティ
機能が低下してきているという課題があります。
高岡校区では、平成24年度に公民館の組織体制を見直し、福祉部を
位置付けました。また、各部門に部長だけではなく、数名のスタッフ
を置き、企画や情報交換をしながら活動の充実を図っています。今後
も社協とタイアップして、地域づくりを進めていければと考えていま
す。
-4-
第11回 曽於市社会福祉大会
地域の活動者 4 名をパネリストにシ
ンポジウムを行いました。コーディネ
ーターには、鹿児島県社会福祉協議会
地域福祉部長の福田 正道氏をお招き
し、基調説明をいただいた後、それぞ
れの活動紹介と地域福祉の課題、今後
の福祉のまちづくりについての考えを
発表されました。
校区社会福祉協議会
会長 久長 登良男 氏
曽於市内には26の校区社会福祉協議会があります。自分たちの地域
を自分たちで考え、福祉のまちづくりを進めている住民組織です。在
宅福祉アドバイザーを核とした見守り活動や、地域の福祉課題を解決
するための活動の企画・運営等をしています。財部校区北俣社会福祉
協議会は平成20年に発足しました。
「尊重され安心して暮らせるまち
づくり」をテーマに、緊急連絡シートの作成、歳末たすけあい訪問活
動、ひまわり里親プロジェクト
(東日本大震災復興支援)
、情報紙の発
行などを行っています。
自分たちの地域に向き合い考えることが、地域福祉活動へ繋がって
いると思います。
「自分たちの暮らす地域を良くするんだ」という共通
の思いを持ちながら、地域の自治公民館などをもっと活用して、小地
域でのサロン活動を充実させ、見守りを行っていくことが重要だと考
えます。
ふれあい・いきいきサロン活動とは、歩いて行ける場所を拠点とし
て、当事者である住民とボランティアとが一緒に企画・運営していく
もので、楽しい仲間づくりの場です。
石之脇サロンは、毎月 1 回約30名が参加しています。ご夫婦で参
加する方も多数おられることから男性の参加者も多く、そのため、ひ
とり暮らしの男性も参加しやすい状況にあります。
私は、在宅福祉アドバイザーや校区社協の役員として、普段から、
見守り訪問等、住民の方々と関わらせていただく機会が多く、困りご
と等を耳にする機会も多くあります。課題解決に向けて、新たな取り
組みを行うことは大変なところもありますが、
「いずれは自分のこと」
ふれあい・いきいきサロン
という前向きな気持ちを持ち、共感できる仲間とみんなで取り組んで
脇田 れい子 氏
いくことが大切だと感じています。
-5-
~「おもいやり・ありがとう・たすけあい」福祉作文~
第11回 曽於市社会福祉大会で、曽於市内の児童・生徒を対象に「おもいや
り・ありがとう・たすけあい」福祉作文を募集しました。多くの作品から選ば
れました最優秀賞作品をご紹介します。
【福祉作文最優秀賞】
「初めての体験」
まる
おか
たく
曽於市立月野小学校6年
と
丸 岡 拓 人
ぼくには、祖父母がいる。祖父は、集落の放送など地域のため
に活躍している優しい人だ。祖母は、いつもにこにこしていて、
毎日ぼくの家に来てくれる。ときには、手作りの料理も持ってき
てくれる。ぼくは、そんな二人が大好きだ。
六年生となり、総合的な学習の時間の学習で「グループホーム
ふれあい館」との交流を行うことになった。そこでは、約二十名
の認知症の方々がいっしょに暮らしている。ぼくは、不安で仕方
が な か っ た。 普 段 は 祖 父 母 と た っ ぷ り 話 す こ と の で き る ぼ く だ
が、名前も知らない、顔も知らないお年寄りとどのように接すれ
ばよいのか分からなかったからだ。どうすれば上手くいくのか、
どうすれば喜んでくださるのか、そんなことばかりを考えていた。
交流が始まった。ぼくたちは、自己紹介や歌、リコーダーの演
奏などを行った。車イスに乗っている方、笑顔で発表を聞いてく
ださる方、なかには、ぼくたちの発表に、あまり興味がなさそう
な方もいた。
次は、七夕のかざりづくりだ。ぼくの不安はますますふくらん
でいた。一体、どんなことを話せばよいのだろうか。お年寄りの
みなさんに話しかけても反応がなかったらどうすればいいのだろ
うか。会話が続かないと気まずいし、何だか自分が悪いような気
がしてくる。変なプレッシャーを感じている自分がいた。
いよいよ七夕のかざりづくりが始まった。ぼくは、小さくて、
物静かなおばあさんのとなりに座った。
いっしょにかざりをつくり始めてすぐ、自分は勝手に決めつけ
ていたことに気がついた。ぼくのとなりにいたおばあさんは、手
先を器用に動かし、次から次に三角形の折り紙をつなぎ合わせて
いく。ぼくの方が、のりをぬるのが間に合わず、あわててしまう
ほどだった。お年寄りだから、認知症だから、何もできないので
はないかとぼくが勝手に決めつけていたのだ。
輪かざりもいっしょに作った。自分自身としては、分かりやす
く、丁ねいに、優しい言葉で作り方を教えたつもりだった。しか
し、おばあさんは、
「これはどうするの。」
と困ったように聞いてきた。そうか、伝え方がよくなかったのだ
と思い、もう一度、ゆっくり、ていねいに、作り方を教えた。し
かし、また、
「これはどうするの。」
と聞いてきた。もう、面どうだな、と思いながらも四回ぐらい同
じことを説明した。するとおばあさんが、さっ、さっ、と手先を
動かし、輪かざりを作り始めた。おばあさんの表情が、なんだか、
さっきよりにっこりとしているように見えた。そんな姿を見て、
ぼくもうれしくなった。言葉が伝わるということが、こんなにも
うれしいことなのだなと気がついた。そして、言葉が伝わらない
ことが、つらいことだということも知った。相手が何を伝えよう
としているのかが分からず、何度も何度も聞く。このことは、きっ
とつらいはずだ。それなら、ぼくたちが、何度でも伝えよう、そ
う思った。
ふれあい館で働く人を見ながら気付いたことがある。働く人が
とにかくみんな明るい。みんなにこにこしていた。何度同じこと
を聞かれたり言われたりしてもいらいらしないで、明るい表情で
話をしている。そして、必ず目線を同じ高さにして、目を見て話
しかけていた。そんなふれあい館の方と話すおじいさん、おばあ
さんもにこやかだ。表情がリラックスしている。すごいなと思っ
た。「相手の表情は自分の鏡だ」という言葉を聞いたことがある。
まさにそうだなと思った。
ぼくがおじいさんになったときは、何ができて、何ができない
のだろうか。きっと得意なこともあれば、苦手なこともあるに違
いない。以前できていたことができなくなって、悲しい気持ちに
なっていることもあるだろう。
このふれあい館との交流で、お年寄りというだけで、勝手に決
めつけている自分に気がついた。一人一人の願いや得意なことは
違うのだ。折り紙が得意な方もいれば、歌が得意な方、おしゃれ
が好きな方もいる。一人一人の気持ちを想像し、この人だったら
こ ん な こ と を 考 え て い る か も な、 こ ん な こ と を 望 ん で い る か も
な、と相手になりきって考えることで、相手の気持ちや思いが分
かる気がする。「思いやり」よく聞く言葉だ。相手の気持ちを考
えなさいとも言われる。しかし、なかなか相手の気持ちになるこ
とができない。それは、自分のことばかり考えているからかもし
れない。これからは、たくさんのことを体験し、いろいろな立場
から考えることのできる人になりたい。それが「思いやり」だと
思う。
-6-
【福祉作文最優秀賞】
「改めて気付いた」
しの
はら
み
曽於市立大隅中学校3年
れい
「こんなに回復が早い人は珍しいです。きっと、娘さんやお孫さ
んたちが来てくれたからでしょうね。」
その時だった。やっと私の気持ちが落ち着いた。前に自分の気持
ちが分からなくなってからずっと不安だけが募っていた。そして
私が
「おばあちゃん、来たよ。美零だよ。」
そして電話が終わると、あのように私たちに話した。私は、一瞬
だった。けれど、真剣に、うん、うん、とただただうなずいていた。
に、祖父から母に一本の電話があった。母は、とても驚いたよう
私 の 誕 生 日 の 次 の 日 の 夜、 家 族 が リ ビ ン グ に 集 ま っ て い る と き
「おばあちゃんが倒れたって。」
と答えた。その瞬間、何も言えなくなり普段泣かない私が涙を流
「私の自慢の娘たち。美人でしょ?。」
と祖母に尋ねると祖母はゆっくりと口を開き、
「目の前にいる人は誰ですか?。」
を見ていた。近くにいた看護師さんがわざとらしく笑いながら、
てリハビリを始めた。だから私たちは祖母の目の前に並んでそれ
て良かったと思った。それから少しすると、リハビリの先生が来
というと、静かに目を開けほほ笑んだ。私はそれだけで、今日来
何を言っているのかよく分からなかった。それは、この間まで私
篠 原 美 零
の祖母はとても元気だったからだ。だけど、時間が無いという理
した。久しぶりにした嬉し涙だった。隣を見ると、姉も泣いていた。
あったと思う。祖母限定ではないが、お年よりは私たちと一緒に
由で去年の大晦日からずっと会えていなかった。
を聞くと「くも膜下出血」だったそうだ。それは、死ぬ可能性も
いられる時間が限られている。だから、今までよりも一瞬一瞬を
を
と大事にしたいと。私があんなに不
そして思った。祖母 もっ
安になったのは、ずっと会えていなかったというのが少なからず
ある。もし治ってもいくつかの後遺症が残ると母に聞いた。その
大事にしたい。
次 の 日 の 朝、 私 と 母 と 姉 は 祖 母 が 入 院 し て い る 病 院 へ 向 か っ
た。看護師さんに案内されたのは、緊急治りょう室。倒れた理由
瞬間、私はゾッとした。驚きと恐怖と不安で、自分の気持ちがよ
く 分 か ら な く な っ た。 そ の ま ま 病 室 に 入 り、 ベ ッ ド を 見 る と、
「誰。
」
、私は本気でそう思った。今、私の目の前にいるのは、今
にも走り出しそうなくらいの元気な祖母のはず。でも違った。点
滴を体のどこそこにさし、頭は包帯でぐるぐる巻きで、全然知ら
ない人のようだった。それでも母は、明るく祖母に、
「お母さん、お見舞いに来たよ。早く起きて。」
と優しく話しかけていた。一番辛いはずの母が、何度も話しかけ
ていたけど、やっぱりそんなすぐに意識が戻るわけもなく、その
日は「また来るね。」と言い残し、病院を後にした。
それから数日。私たちはまた、病院へ向かった。すると、頭の
包帯はそのままだが、点滴は何本か少なくなっていて意識も戻っ
ていた。祖母の担当の看護師さんが、笑顔で、
-7-
平成27年度 赤い羽根共同募金運動がはじまります!
共同募金は、赤い羽根 をシンボルに、
「赤い羽根共同募金」として、
地域の方々に親しまれています。毎年10月 1 日から12月31日までの期間、
全国で募金運動が行われ、多くの方々にご協力いただいています。
曽於市内におきましても、毎年皆様方から心温まる多大なご協力を賜っ
ておりますことを、心から厚くお礼申しあげます。
皆さんから寄せられる募金は、住民が安心して暮らすことができる福祉のまちづくりのための様々な
活動の貴重な財源として使われています。本年度も皆様のご協力をよろしくお願いします。
赤い羽根共同募金がどのように使われているか知っていますか?
募金
共同募金に
1,000 円
協力するわ♪
鹿児島県共同募金会
300円
曽於市共同募金委員会
送金・配分
700円
募金したお金が、
私達のために使われて
嬉しい♪私達も募金に
協力しましょう♪
高齢者サロン
あなたの募金で助成を受けた団体や住民が、
曽於市の地域をよくするために活動します…
地域福祉活動
助成
地域の悩みを
抱える高齢者のために
高齢者サロン事業をします!
地域福祉活動団体
曽於市の福祉のまちづくりのために活動す
る団体が、曽於市共同募金委員会に申請し、
活動費の助成を受けます。
1,000円のうちの約700円が、鹿児島県共同
募金会から曽於市共同募金委員会にもどっ
てきます。
赤い羽根共同募金は、 「じぶんたちの町を良くするしくみを作る」 循環型の募金です。
平成26年度に実施された地域福祉活動
皆様からの善意の募金を財源として、平成26年度において
は 7 団体が助成金を受け、年間を通してさまざまな地域福祉
活動に取り組まれました。今後も安心して暮らすことができる
地域の支え合いのしくみづくりや地域の課題解決にむけた活動
に取り組んでまいります。
-8-
平成26年度助成団体
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
要約筆記「サンライト」
ボランティア七村
あけぼの長寿会
財部地区民生委員児童委員協議会
末吉地区民生委員児童委員協議会
曽於市母子寡婦福祉会
社会福祉法人曽於市社会福祉協議会
地域福祉の推進のために
車輌を寄贈
この度、平成17年度の 3 町合併に伴う曽於市社会福祉協
議会発足から10年間会長を務められた原田純隆様より車輌
を寄贈いただき、 7 月 7 日に贈呈式を行いました。
「地域福祉推進のために役立てていただきたい」という前
会長の意向に添えるよう、今後も一層積極的な地域福祉の推
公用車贈呈式
寄贈 原田 純隆 様
進に努めてまいります。本当にありがとうございました。
ミニデイサービス(通称:ミニデイ)が
スタートしました !!
曽於市内で 3 か所をモデル地区に指定し、7月からミニデ
イサービス事業がスタートしました。
ミニデイサービス(通称:ミニデイ)とは、自治公民館な
どの身近な場所で集い、地域の皆さんとレクリエーション
や体操、お茶のみ等を楽しむ交流の場のことです。地域の
ボランティアが主体となり運営を行います。また、リハビ
リテーションや口腔ケアの専門職の方々にもご協力をいた
だき、介護予防活動も行っています。
毎週 1 回の開催で、無理なく楽しみながら活動しています。
今回、ついやま(財部地域)、でこん川(末吉地域)
、あさひ会(大隅地域)の名称でミニデ
イ活動がスタートし、それぞれの地域で特色ある活動が展開されています。
地 域
財 部
末 吉
大 隅
モデル地区
通山
柿木上、柿木東
桜ヶ丘、旭ヶ丘
あけぼの近辺
開催曜日
火曜日
木曜日
木曜日
ついやま(財部地域)
でこん川(末吉地域)
-9-
あさひ会(大隅地域)
福祉サービス利用支援事業
(日常生活自立支援事業)をご存知ですか?
安心して地域で暮らしていただくために、日常生活の支援を行っています。
▲
Q1 どのような方が対象ですか?
高齢者や障害者で自らの判断能力に不安のある方で、福祉サービスの利用の手続き、日常生活の金
銭の支払い等にお困りの方を対象としています。
▲
Q2 どのような支援が受けられますか?
福祉サービス利用の
手続きのお手伝いをします。
日常生活のお金の
出し入れをお手伝いします。
印鑑や証書などを
安全な場所でお預かりします。
▲
Q3 どのようにすれば利用できますか?
相談の受付
訪問相談
お近くの社会福祉協議会に
ご連絡ください。
支援計画の作成・契約
専門員がお伺いし
相談にのります。
お困りのことを一緒に考え、支
援計画をつくり契約を結びます。
▲
Q4 現在の利用者数は?
平成27年3月末現在、県内で885名の方が利用しています。
支援の開始
利用支援員が支援計画にそって
お手伝いいたします。
▲
Q5 費用がかかりますか?
●有料です。
(1回の支援につき1,200円です。生活保護受給者は、無料です。
)
●相談は無料です。
▲
Q6 どこで手続きができますか?
●下記の曽於市社会福祉協議会の窓口で相談を受付け、実施しています。
お問い合わせ先
曽於市社会福祉協議会
本 所 ☎ 0986-72-0460・0480
末吉支所 ☎ 0986-76-2224
大隅支所 ☎ 099-482-3013
-10-
FAX 0986-72-0425
FAX 0986-76-2475
FAX 099-482-3515
心配ごと相談は、相談員が地域の皆様の日常的な不安や悩みなどの相談に応じ、解決のお手
伝いをします。相談内容によっては、専門機関へおつなぎします。
10 ~ 11 月の
心配ごと相談日
10月
毎週木曜日 9:30 ~ 12:00
と き
ところ 【財部】財部保健福祉センター
【末吉】末吉中央公民館 【大隅】大隅中央公民館
相談員
1日
8日
15日
22日
29日
財部
橋本・児玉
(フ)
上村・児玉
鎌原・柳田
上村・橋本
児玉(次)
・児玉(フ)
末吉
田代・中西
末森・吉田
山内・竹石
田代・末森
竹石・吉田
大隅
上門・大村
山口・前田
鮫島・佐伯
前田・上門
山口・大村
5日
12 日
19 日
26 日
財部
上村・児玉
(フ)
児玉
(次)
・柳田
橋本・鎌原
児玉
(フ)
・柳田
末吉
中西・山内
田代・竹石
山内・末森
中西・吉田
大隅
前田・佐伯
鮫島・上門
大村・佐伯
鮫島・山口
11月
相談員
誰に相談したらいいの?借金が多額になり支払いが大変だ。離婚について相談したい。交通事故に
遭ってしまった。大事な人が亡くなって遺産をどうしたらいいのか分からない。突然仕事を解雇された。
家賃を支払ってもらえない。
様々な問題のご相談を鹿児島県弁護士会所属の弁護士有志で結成した「ひまわりの会」の弁護士(現
在10名在籍)がお受けします。
◎窓口開設の日程は?
毎月第 3 木曜日 午後 1 時から 4 時までとなっております。
(完全予約制)
相談日
会場
財部保健福祉センター
平成27年 7 月16日㈭
平成27年10月15日㈭
平成28年 1 月21日㈭
そお生きいき健康センター
平成27年 8 月20日㈭
平成27年11月19日㈭
平成28年 2 月18日㈭
大隅弥五郎伝説の里
平成27年 9 月17日㈭
平成27年12月17日㈭
平成28年 3 月17日㈭
◎相談方法は?
弁護士による面談です。
◎相談料はいくらですか?
料金は無料です。
(相談者からは頂いておりません。
)
◎申し込みはどうするのですか?
事前に予約が必要です。「ひまわりの会 事務局」までご連絡ください。
☎ 099-227-0041(受付:平日 9 時~17時)
代表弁護士 山口 政幸 鹿児島市山下町12番17号 2 階
-11-
たくさんの善意に感謝いたします。
曽於市社会福祉協議会では、この善意を市民の皆様の福祉向上のために大切に使わせていただきます。
なお、本紙への掲載につきましては、ご本人の承諾を得てご希望どおりに掲載しております。
香典返し寄附金(敬称略)(平成27年 7 月 1 日~ 8 月31日)
本所(財部)受付分
末吉支所受付分
大隅支所受付分
徳 石 カツエ 吉 ヶ 谷
佐 野 明 光 畠 中
三 島 アツ子 末吉町原口東
水 野 とし子 愛 知 県
長谷川 和 子 田 代
切 通 良 正 町
立 山 千恵子 東 馬 場
年 神 万千子 匿名 1件
坂 口 良 葊 大隅町上馬場
有 福 ハ ル 石 之 脇
末 森 次 雄 大 路
鎭 守 雅 子 岩 南
中 村 ノブ子 西 祝 井 谷
西 山 寛 美 川 内 後
長 野 義 仁
山 田 妙 子 桂
川 上 三 重 中 園
重 信 正 春 東 馬 場
重 信 秀 治 竹 山
西 川 節 子 小 山
永 山 キ サ 里 脇
小 濵 洋 子 折 田
福 留 辰 男 柳 原
井之上 勉 立 馬
岡 元 景 利 下 岡
前 段 ス ズ 紺 垣
匿名 1 件
一般寄附金(敬称略)(平成27年 7 月 1 日~ 8 月31日)
財部同窓生50th 一同
災害義援・救援金実績報告
(平成27年 5 月 1 日~ 8 月31日)
◆東日本大震災義援金◆
そお生きいき健康センター窓口募金箱
287円
大隅弥五郎伝説の里義援金箱
3,318円
第11回曽於市社会福祉大会募金箱
5,020円
◆長野県神城断層地震災害義援金◆
匿名 198円
大隅支所受付分
末吉支所受付分
本所(財部)受付分
小迫ストアー 匿名 1件
10,000円
◆2015年ネパール地震救援金◆
有馬 一馬 10,000円
田口 浩一 20,000円
Aコープ末吉店 30,300円
そお生きいき健康センター窓口募金箱
1,190円
大隅弥五郎伝説の里義援金箱
110円
匿名 2 件
◆2014年アフリカエボラ出血熱義援金◆
大隅弥五郎伝説の里義援金箱
333円
暑い夏も過ぎ去り、秋めいてきましたが、皆様お変わりあ
りませんか?
周りの田んぼの稲の背丈が大分成長してきたなぁ…。と思うこの頃です。
今年の夏で曽於市に在住し、又、曽於市社会福祉協議会に入職して丸 2 年になります。右
も左も分からない土地で、利用者様や住民の皆様方、他の職員に支えてもらいながら今日ま
でくる事ができました。
先日、遠い地元から休みを利用して友人が観光目的で遊びに来てくれました。その中の一コ
マで「やっぱ地方が良いな~。人と人との距離が近いように思う。」と言っていました。本
紙の「手と手」の言葉を思い出し、今後高齢化が進んでいく中で、誰もが安心して暮らし続
けていくために、これからも皆が協力していかなければならないんだと思いました。「人と
人とのつながりを大切に 地域と共に歩む」の理念を心にとめ、よりよい地域づくりに積極
的に取り組んでまいります。
(Y・U)
編 集 後 記
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匿名 1 件
◆2015年南太平洋サイクロン救援金◆
大隅弥五郎伝説の里義援金箱
280円
◆屋久島町口永良部島新岳噴火災害義援金◆
矢上写真館 25,000円
サンテグレ株式会社
そお生きいき健康センター窓口募金箱
4,190円
東鍋自治会
8,700円
大隅弥五郎伝説の里義援金 514円
第11回曽於市社会福祉大会募金箱
7,114円
匿名 1 件
物品寄贈
(平成27年 7 月 1 日~ 8 月31日)
一般社団法人鹿
児島県タクシー
協会様より車イ
スを寄贈してい
ただきました。
ありがとうござ
いました。