クイックリファレンス

PART NO. IB024604
May. 2015
最新の取扱説明書を当社ウェブサイトから入手できます。
PMX シリーズ
困ったときには・・
クイックリファレンス
• 測定値表示
SET キーが消灯しているときは、現在の出力電圧、
および出力電流を表示しています。測定値表示の
状態でも、出力電圧 / 電流の設定を変更できます。
• 設定値表示
SET キーを押すと、キーが点灯して、現在の出力
電圧 / 電流の設定値を表示します。もう一度 SET
キーを押すと測定値表示に戻ります。
状態表示
電圧表示部
電圧値 / コンフィグ項目
番号 / アラーム発生表示
VOLTAGE/ FINE
電圧値の設定、コンフィグ
項目番号の選択
REGULATED DC POWER SUPPLY
PMX35- 3A
0-35V 3A
VOLTAGE
OUT PUT LED
出力オン時に点灯
測定値表示と設定値表示
http://www.kikusui.co.jp
V
電流表示部
電流値 / コンフィ
グ内容 / アラーム
発生原因表示
A
ALARM
L AN
LOCK
PRESET A
B
C
SET
OUT PUT
出力オン / オフ
CURRENT/ FINE
CC
ALM CLR
OVP࣭OCP CONFIG
A
B
REMOTE
CURRENT
電流値の設定、コンフィグ
内容の変更
F INE
LOCK
LOCAL
C
SHIF T
SET/ ALM CLR
CONFIG/ B
LOCAL/ SHIFT
設定と確認 / 保護機能作動
状態の解除
条件の設定 / プリ
セットメモリー・B
の呼び出しと保存
リモート切り替え / 下側に
表示の青色の機能を有効化
OVP∙OCP/ A
保護機能の設定と表示 / プリセット
メモリー・A の呼び出しと保存
プリセットメモリー機能
下記に示す状態の時に LED が点灯します。
F INE
CV
OUTPUT
状態表示
CV
定電圧動作時に点灯
CC
定電流動作時に点灯
ALARM
保護機能作動時に点灯
LOCK
キーロック状態時に点灯
REMOTE
リモートコントロールで作動中に
点灯
LAN
LAN インターフェース作動中に
点灯、または点滅 ( No Fault
/ Fault
/ Standby
/ WEB
Identify
)
PRESET
A、B、C
電圧と電流の各設定値の組み合わせを 3 つ(A、B、C)保
存できます。
プリセットメモリー値の保存
プリセットメモリー A、B、または
C の呼び出し / 保存時に点灯
LOCK/ C
キーロック / プリセットメモリー・
C の呼び出しと保存
プリセットメモリー値を保存するには、SHIFT キーを
押しながら保存先のメモリーキー(A、B、または C)
を PRESET LED が点灯するまで押します(長押し)。
プリセットメモリー値の呼び出し
1 プリセットメモリー値を呼び出すには、SHIFT キーを
押しながら呼び出し先のメモリーキー(A、B、また
は C)を押します。
※ 長押しすると、その時点での設定値がメモリーに保存
されてしまいます。
2 設定内容を確認して SET キーを押します。
パネルの操作
定電圧(CV)電源/定電流(CC)電源とし
て使用する
CV 電源の状態では、電流設定値が負荷に流せる制
限値、CC 電源の状態では、電圧設定値が負荷に印
加できる制限値となります。制限値に達すると、CV
/ CC モードが自動的に移行します。
1 SET キーを押して設定値表示にします。
2 VOLTAGE ノブを回して電圧値、CURRENT ノ
ブを回して電流値を設定します。
電圧設定範囲:定格出力電圧の 0 %~ 105 %
電流設定範囲:定格出力電流の 0 %~ 105 %
パネル操作のロック(キーロック)
ロック状態のときには、キーやロータリノブの操作
が無効になります。キーロックは 3 通りあります。
コンフィグ設定(CF03)で設定します。
● Loc1:OUTPUT キーとメモリーキー A/ B/ C の
呼び出し以外をロック
● Loc2:OUTPUT キー以外をロック
● Loc3:すべてのキーとロータリーノブをロック
パネルをロックするには、LOCK キーを LOCK
LED が点灯するまで押します(長押し)。
解除するには、もう 1 回 LOCK キーを LOCK
LED が消灯するまで押します(長押し)。
3 OUTPUT キーを押して出力をオンにします。
OUTPUT キーを押すごとに出力オン / オフが切
り替わります。
保護機能
本製品には、以下の保護機能があります。保護機能が作動すると、アラームが発生して出力がオフになり、発
生原因が表示されます。
OVP・OCP キーを押して、OVP 作動点、OCP 作動点を設定します。
アラームの解除方法は 2 通りあります。
● ALM CLR (SHIFT+SET) キーを押す。
● POWER スイッチを 1 回オフにして発生原因を取り除いた後、再度オンにする。
アラーム発生原因を取り除かないと、再びアラームが発生します。
過電圧保護(OVP)
出力端子の電圧が設定した電圧値 (OVP 作動点 ) を超えたときに作動。 設定範囲 定格出力電圧の 10 % ~ 110 %
過電流保護(OCP)
出力電流が設定した値 (OCP 作動点 ) を超えたときに作動。
設定範囲 定格出力電流の 10 % ~ 110 %
過熱保護(OHP)
内部温度が異常に上がったときに作動。
工場出荷時の状態にする
SHIFT キ ー と LOCAL キ ー を 押 し な が ら
POWER スイッチをオンにします。
外部コントロール
コンフィグ設定
J1 コネクタで、外部コントロールが できます。 1
VMON
出力電圧モニタ
2
IMON
出力電流モニタ
3
A COM
1 番ピン、2 番ピン、4 番ピン、14
*1
番ピンの外部信号のコモン
4
EXT-V CV CONT 外部電圧による出力電圧のコント
ロール
5
A COM
1
2 14
15
3 16
4
17
5
6 18
7 19
20
8 21
9 22
10 23
11 24
12 25
13
1 番ピン、2 番ピン、4 番ピン、14
*1
番ピンの外部信号のコモン
6
EXT-R CV CONT 外部抵抗による出力電圧のコントロール
7
EXT-R CV CONT 外部抵抗による出力電圧コントロールのコモ
COM
ン
8
N.C
未接続
9
N.C
未接続
10 N.C
未接続
11 CV STATUS
定電圧動作時にオン
*2
フォトカプラによるコレクタ出力
12 CC STATUS
定電流動作時にオン
*2
フォトカプラによるコレクタ出力
13 ALM STATUS
保護機能作動時にオン
*2
フォトカプラによるコレクタ出力
14 EXT-V CC CONT 外部電圧による出力電流のコントロール
15 A COM
1 番ピン、2 番ピン、4 番ピン、14 番ピンの
*1
外部信号のコモン
出力電圧のコントロール
コンフィグ設定で「外部電圧/外部抵抗
に よ る CV コ ン ト ロ ー ル 」(CF05:VoLt/
rES) にします。
CONFIG キーを押して VOLTAGE ノブで設定する項目、CURRENT
ノブで設定内容を変更します。
○:設定後すぐに反映
◇:CF34 実行後に反映
18 OUT ON/OFF
CONT
19 D COM
OUT PUT オン/オフのコントロール端子
外部接点入力でオン/オフ可能
20 N.C
未接続
21 N.C
未接続
22 N.C
未接続
18 番ピンの外部信号のコモン
*1
SYSTEM CF00
パネル設定内容のリセット
○
CF01
電源オン時の出力状態設定
△
CF02
メモリー内容の表示
○
• 外部抵抗(Rext)によるコントロール
使用ピン番号:6 番、7 番
CF03
キーロック内容の設定
○
電源オン時にオン
*2
フォトカプラによるコレクタ出力
25 STATUS COM
11 番ピン、12 番ピン、13 番ピン、23 番ピン、
24 番ピンのステータス信号用コモン
*1. リモートセンシング使用時はセンシング入力の負極(-S)に、未使用時
は -(負)出力に接続されています。
*2. オープンコレクタ出力:最大電圧 30 V、最大電流 8 mA
ステータスコモンはフローティング(対接地電圧以内)、制御回路から
は絶縁されています。
*1, *2
外部電圧 / 外部抵抗による CC コントロール ○
*1,
*2
外部電圧 / 外部抵抗による CV コントロール ○
*1,
*2
出力オン / オフの外部コントロール
○
出力オン / オフの外部コントロール論理
○
CF08
出力オン時の立ち上がり状態設定
○
CF20
リモートインターフェース
△
CF21
SCPI 通信エラー表示
○
CF30
DHCP
△または◇
CF31
AUTO IP アドレス
△または◇
CF32
MANUAL IP アドレス
△または◇
CF04
出力電流のコントロール
CF05
CF06
コンフィグ設定で「外部電圧/外部抵抗
に よ る CC コ ン ト ロ ー ル 」(CF04:VoLt/
rES) にします。
CF07
• 外部電圧(Vext)によるコントロール
使用ピン番号:14 番、15 番
INTER
FACE
• 外部抵抗(Rext)によるコントロール
使用ピン番号:16 番、17 番
LAN
出力オン/オフコントロール
CF33
コンフィグ設定で「出力オン/オフの外
部コントロール」(CF06:on) にします。
使用ピン番号:18 番、19 番
*2
LAN インターフェース設定内容リセット
(LCI)
○
LAN インターフェース再起動(REBOOT)
○
CF35
IP アドレス表示(1)
─
CF36
IP アドレス表示(2)
─
• 出力電圧と出力電流のモニタリング
使用ピン番号:1 番、2 番、3 番、5 番、
15 番
CF37
IP アドレス表示(3)
─
CF38
IP アドレス表示(4)
─
CF39
MAC アドレス表示(1)(2)
─
• 動作状態のモニタリング
使用ピン番号:11 番、12 番、13 番、
23 番、24 番、25 番
CF40
MAC アドレス表示(3)(4)
─
CF41
MAC アドレス表示(5)(6)
─
CF50
VID(ベンダ ID)表示
─
CF51
PID(プロダクト ID)表示
─
USB
外部抵抗(Rext)には約 10 k Ωで 1/2
W 以上の金属皮膜抵抗器や巻線抵抗器
など温度係数、経時変化の少ないものを
使用してください。
• ローカルセンシング
負荷電流の少ない場合や
負荷変動電圧をあまり考
慮しない場合に使用しま
す。
• リモートセンシング
負荷用電線の抵抗による
電圧降下などの影響を低
減して、負荷端の出力電
圧を安定させます。
この部分を
ドライバで
押しながら
電線を挿入
する。
+S
-S
STRIP-GAUGE
7mm
端子
-S
+S
CF34
外部モニタリング
23 OUT ON STATUS 出力オン時にオン
*2
フォトカプラによるコレクタ出力
24 PWR ON
STATUS
△:再度 POWER オン時に反映 • 外部電圧(Vext)によるコントロール
使用ピン番号:4 番、5 番
16 EXT-R CC CONT 外部抵抗による出力電流のコントロール
17 EXT-R CC CONT 外部抵抗による出力電流コントロールのコモ
COM
ン
センシング機能
AWG20-14
機能
- 側リモートセンシン
グ端子
+ 側リモートセンシ
ング端子
*1. パネル設定内容のリセット(CF00)時に影響を受けます。
*2. 出力がオフのときのみ設定が可能です。
ユーザーズマニュアル(付属 CD-ROM に収録)
には、ほかにもこんなことが記載されています。
● ラックへのマウント ● 出力端子への接続
● 校正
● オプション
● うまく動作しない時のヒント
通信機能は、RS232C、USB、および LAN(LXI
規格対応)を標準装備しています。
詳細については、通信インターフェースマニュ
アル(付属 CD-ROM に収録)を参照してください。