投資環境資料 不透明な市場環境においても強みを発揮するCBの魅力 知っトク!CB ∼知識編⑤∼ | 2015年9月 n n こんなことでお困りの方はいらっしゃいませんか? ‒ 足元のような不透明な市場環境において、どのアセットクラスに投資したらよいかわからない ‒ 株式ほどのリスクをとりたくないものの、国債よりも高いリターンを期待したい 株式の性格をもつ債券である『 CB 』は、そのような方にご検討いただきたいアセットクラスです。 特性を発揮して、CBの年初来のパフォーマンスは相対的に良好 世界CBは、年初から上昇傾向となった世界株式と連動して上昇傾向となりました。その後、8月11日の人民元切り下げに端を 発した世界株式の下落局面において、世界株式の下落が10.2%となったのに対して世界CBは4.0%の下落にとどまりました*。 年初来、世界CBは“株価連動性“と”下値抵抗力“の特性を発揮して、相対的に良好なパフォーマンスとなっています。 * 米ドルベース、期間:2015年8月10日∼2015年8月25日 世界の主な資産の年初来騰落率 世界の主な資産の年初来の推移(米ドルベース、期間:2014年12月末∼2015年9月17日) 108 (米ドルベース、2015年9月17日現在) 人民元切り下げに端を 発した株式下落局面 CB:「株式の特性」 株式と連動して上昇 1% CB:「債券の特性」 下値抵抗力を発揮 104 0.5% 0% -1% CB 100 株式 国債 96 -2% -1.9% -3% -2.7% -4% 2014年12月末を100として指数化 92 2014/12 2015/1 2015/2 2015/3 -5% 2015/4 2015/5 2015/6 2015/7 2015/8 (年/月) CB 株式 国債 -4.6% リート (ご参考) 年初来の月間騰落率を主な資産と比較すると、米国の金融政策への思惑や中国経済の減速懸念などを材料に変動性が高 まった市場環境において、世界CBが相対的に安定的な動きとなったことがわかります。 世界の主な資産の年初来の月間最大・最小騰落率(米ドルベース、2015年1月∼8月) 6% 4% 2% 5.9% 5.5% -6.6% -6.0% 株式 リート (ご参考) 3.1% 1.1% 0% -2% -4% -2.3% -3.0% -6% -8% 国債 CB 出所:ブルームバーグ (当資料で使用している指数)世界CB:トムソン・ロイター・グローバルCBインデックス、世界株式:MSCIワールド(配当込み)、世界国債:シテ ィ世界国債インデックス、世界リート:S&Pグローバル・リート・インデックス(配当込み) 本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の 変動等を示唆・保証するものではありません。 1 | 「投資リスク」「注意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。 投資環境資料 不透明な市場環境においても強みを発揮するCBの魅力 年初来、CBは金利上昇局面においても相対的に良好なパフォーマンス 年初来の金利上昇局面では、世界国債のパフォーマンスが軟調となる中、株式の性格をあわせもつ世界CBは相対的に良好 なパフォーマンスとなりました。引き続き、米国の金融政策に対する思惑から金利の上昇圧力が高まる局面が想定される中、 CBの注目度が高まっています。 年初来の米国2年国債利回りと世界CBおよび世界国債の推移(米ドルベース、期間:2014年12月末∼2015年9月17日) 金利上昇局面① 106 金利上昇局面② 104 1.4% 世界CB(左軸) 1.2% 102 100 世界国債(左軸) 1.0% 98 96 0.8% 米国2年国債利回り(右軸) 94 0.6% 92 90 2014/12 2015/1 2015/2 2015/3 2015/4 2015/5 2015/6 2015/7 2015/8 0.4% (年/月) 金利上昇局面における世界CBと世界国債の騰落率の比較(米ドルベース) 金利上昇局面①(期間:2015年1月30日∼2015年3月6日) 金利上昇局面②(期間:2015年4月16日∼2015年6月12日) 6% 4% 4.1% 4% 2% 2% 1.6% 0.5% 0% 0% -0.4% -2% -2% -2.0% -4% -4% -6% -3.4% -6% 世界CB 世界国債 世界株式 (ご参考) -4.7% 世界リート (ご参考) -5.2% -8% 世界CB 世界国債 世界株式 (ご参考) 世界リート (ご参考) 過去の米国利上げ局面における主な 資産の騰落率ランキング(米ドルベース) 過去の米国利上げ局面でも世界CBは堅調なパフォーマンス 過去の米国政策金利の推移(1997年12月末∼2009年12月末) 利上げ局面① (期間:1999年5月末∼2000年5月末) 7% 利上げ局面① 利上げ局面② ランキング 1 2 3 4 6% 5% 4% 3% 騰落率(%) 22.5 13.6 -1.0 -3.4 利上げ局面② 米国政策金利 (期間:2004年5月末∼2006年6月末) 2% 1% 0% 1997/12 資産 世界CB 世界株式 世界国債 世界リート 1999/12 2001/12 2003/12 2005/12 2007/12 2009/12 (年/月) ランキング 1 2 3 4 資産 世界リート 世界株式 世界CB 世界国債 騰落率(%) 60.8 31.3 17.4 7.5 出所:ブルームバーグ 上段グラフの世界CBと世界国債は2014年12月末を100として指数化 本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変 動等を示唆・保証するものではありません。 2 | 「投資リスク」「注意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。 投資環境資料 不透明な市場環境においても強みを発揮するCBの魅力 コラム 不透明な市場環境だからこそ、知っておきたいCBの更なる魅力 CB発行企業はMSCIワールド構成企業と比べて成長性が高い傾向 n CBの発行企業から見たCBの魅力は、株式に転換できる権利が付いているため、普通社債より低い金利コストで資金を 調達できる点にあります。 n 特に、成長の初期段階にある企業は株価上昇の余地が大きいことから、その期待を織り込んだ条件でCBを発行するこ とが可能です。実際、CB発行企業には高成長企業も多く、今後1年の売上高成長率見通しは世界株式の代表的な指数 であるMSCIワールドの構成企業と比較しても高い傾向にあります。 世界のCB発行企業とMSCIワールド構成企業の今後1年の売上高成長率見通しの比較(業種別、基準日:2015年8月末) 30% 26.5% 20% 12.9% 9.7% 10% 8.9% 11.4% 11.6% 6.6% 5.0% 0% 世界のCB発行企業 MSCIワールド構成企業 -10% -4.8% -15.0% -20% 景気循環 ディフェンシブ エネルギー 金融 資本財・サービス 世界CBのデフォルト率は低水準で推移 n 世界の株式市場が値動きの大きい不安定な展開となる中、企業の信用リスクを不安視する向きもありますが、世界CB のデフォルト率は低位安定しています。 世界CBのデフォルト率の推移(期間:2001年∼2014年) 12% 世界CB 米国ハイ・イールド債券(ご参考) 10% 8% 6% 4% 2% 0% 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 (年) ※デフォルト率とは、経営破たんにより利息や元本の支払いが遅延(債務不履行)した債券等の割合。 出所:ブルームバーグ、J.P.モルガン・アセット・マネジメント、J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー (上段グラフ)世界のCB発行企業:世界のCB発行企業 のうちJ.P.モルガン・アセット・マネジメントが分析可能なデータ、 MSCIワールド構成企業:MSCIワールドを対象にブルームバーグより取得可能なデータよりJ.P.モル ガン・アセット・マネジメント作成。MSCIワールド構成企業には、CB発行企業が含まれる場合があります。 (下段グラフ)2014年の米国ハイ・イールド債券のデフォル ト率は、エナジー・フューチャー・ホールディングスを除くデータ 本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変 動等を示唆・保証するものではありません。 3 | 「投資リスク」「注意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。 投資環境資料 不透明な市場環境においても強みを発揮するCBの魅力 お客さまの投資判断において重要な情報ですので必ずお読みください 投資リスク 投資信託は一般的に、株式、債券等様々な有価証券へ投資します。有価証券は市場環境、有価証券の発行会社の業績、財務状況 等により価格が変動するため、投資信託の基準価額も変動し、損失を被ることがあります。また、外貨建の資産に投資する場合に は、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証されているものではありません。なお、投資信 託は預貯金ではありません。 注意事項 n 投資信託によっては、海外の証券取引所の休業日等に、購入、換金の申込の受付を行わない場合があります。 n 投資信託によっては、クローズド期間として、原則として換金が行えない期間が設けられていることや、1回の換金(解約)金額に 制限が設けられている場合があります。 n 分配金の額は、投資信託の運用状況等により委託会社が決定するものであり、将来分配金の額が減額されることや、分配金が 支払われないことがあります。 ファンドの費用 投資信託では、一般的に以下のような手数料がかかります。手数料率はファンドによって異なり、下記以外の手数料がかかること、 また、一部の手数料がかからない場合もあるため、詳細は各ファンドの販売会社へお問い合わせいただくか、各ファンドの投資信託 説明書(交付目論見書)をご覧ください。 投資信託の購入時 購入時手数料(上限3.78%(税抜3.5%))、信託財産留保額 投資信託の換金時 換金(解約)手数料、信託財産留保額(上限0.5%) 投資信託の保有時 運用管理費用(信託報酬)(上限年率2.052%(税抜1.9%))、監査費用(上限年間324万円(税抜300万円)) ※費用の料率につきましては、JPモルガン・アセット・マネジメント(株)が設定・運用するすべての公募投資信託のうち、徴収するそ れぞれの費用における最高の料率を記載しています。 運用管理費用(信託報酬)、監査費用は、信託財産の中から日々控除され、間接的に受益者の負担となります。その他に有価証券 売買時の売買委託手数料、外貨建資産の保管費用、信託財産における租税費用等が実費としてかかります。また、他の投資信託 へ投資する投資信託の場合には、当該投資信託において上記の費用がかかることがあります。また、一定の条件のもと目論見書の 印刷に要する実費相当額が、信託財産中から支払われる場合があります。 金融商品取引業者について 投資信託委託会社 JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第330号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 本資料で使用している指数について n トムソン・ロイター・グローバルCBインデックスは、Reuters Limited(「トムソン・ロイター」)が発表しており、著作権はトムソン・ロイターに帰属しています。 n シティの各インデックスは、Citigroup Index LLCにより開発、算出および公表されている債券インデックスであり、著作権はCitigroup Index LLCに帰属していま す。 n MSCIの各インデックスは、MSCI Inc.が発表しています。同インデックスに関する情報の確実性および完結性をMSCI Inc.は何ら保証するものではありません。著 作権はMSCI Inc.に帰属しています。 n S&Pの各インデックスは、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシズ・エル・エル・シーが発表しており、著作権はスタンダード&プアーズ・ファイナンシャ ル・サービシズ・エル・エル・シーに帰属しています。 本資料はJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社(以下、「当社」という。)が作成したものです。本資料は投資に係る参考情報を提供することを目的とし、特定の 有価証券の勧誘を目的として作成したものではありません。また、当社が特定の有価証券の販売会社として直接説明するために作成したものではありません。当社 は信頼性が高いとみなす情報等に基づいて本資料を作成しておりますが、当該情報が正確であることを保証するものではなく、当社は、本資料に記載された情報を 使用することによりお客さまが投資運用を行った結果被った損害を補償いたしません。本資料に記載された意見・見通しは表記時点での当社および当社グループの 判断を反映したものであり、将来の市場環境の変動や、当該意見・見通しの実現を保証するものではございません。また、当該意見・見通しは将来予告なしに変更さ れることがあります。 4 | 「投資リスク」「注意事項」「ファンドの費用」を必ずご覧ください。
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