「チームやまぐち」に力を結集しましょう 全国の駅伝ファンの温かい声援を受け、新春の都大路を舞台にした「皇后杯全国都道府 県対抗女子駅伝競走大会」は、1983年(昭和58年)から開催されてきました。今年 度34回を数えます。この間、Q ちゃんの愛称で人気を博したシドニーオリンピック、マ ラソ ン 金 メ ダ リ ス ト の 高 橋尚 子 選 手 、「 走 っ た 距 離は 裏 切ら な い」 と いう 名 言を 残 した 金 メダリスト野口みずきさんなど世界で通用する多くの女性ランナー輩出しました。またこ の駅伝は、日本女子中長距離の競技力の向上に大きな役割を果たしてきました。 山口県ではこの大会を契機に日本を代表して活躍をしてきた選手はたくさんいます。ア テネ・シドニー両オリンピック大会に 5000m で連続出場した市川良子選手(浅江中)は、 2年生の時に1991年第9回大会で3区区間賞を獲得し大活躍をしました。その他、浅 田文選手(富田中)神田典子選手(周東中)古本幸子選手(島田中)渡辺千恵子選手(浅 江中)吉松久恵選手(熊毛中)平田奈美選手(平生中)廣川征耶選手(熊毛中)など中学 生7名が区間賞を獲得しています。なかでも吉松久恵選手は現在周南市役所勤務ですが、 現役ランナーとして防府読売マラソン連続優勝など各種のマラソン大会で活躍し、息の長 い選手生活を現在も続けています。 みなさん、まだ記憶に新しい第33回大会1区を果敢に走り抜き区間3位の活躍をした 高島由香選手を覚えていますか。彼女は第33回大会のふるさと選手として「チームやま ぐち」に結集してくれました。防府市立国府中学校時代にこの駅伝を経験し、育ってきた 選手です。彼女は現在三重県にあるデンソー陸上競技部に所属しています。 今年度は世界陸上競技北京大会の 10000m 日本代表を目指して練習を重ねてきました。 5月2日アメリカで行われたカーディナル招待陸上 10000m で 2015 北京大会の参加標準記 録(32'00"00)を突破する 31'37"32 で走り、6月26日の日本陸上競技選手権では優勝を逃 したものの見事2位に入り、日本代表選手に選ばれました。 頑張っている高島選手が最近送ってくれたコメントを紹介します。 「山口県の優秀選手に推薦していただき本当にうれしいです。山口のためにまだまだ 力をつけてがんばります!!」 「夢にまでみた世界陸上に出場することができ、嬉しく思います。 日の丸をつけて走れることに喜びをもって挑戦していく走りをしたいと思います。 応援よろしくお願いします。」 このように本当に力強い言葉を伝えてくれました。世界陸上競技選手権女子 10000m は、 8月24日(月)21:35にスタートします。みなさんぜひ応援してあげてください。 「チームやまぐち」に結集してくれた選手の皆さん!! 意識を高く、志を高く持ってください! ブチ練習して自分に強くなってください。 「チ ームやまぐち」を強くする推進力になってください。 今 年 度 「チ ー ムや ま ぐち 」は 男 女 と も チ ー ム強 化 5ヶ 年 計画 を 策定 し まし た 。① チ ーム 成 績として8位以内入賞をします!②チームベストの更新を樹立します!③中学選手権やイ ンターハイなど全国大会での個人上位入賞、全国中学駅伝・全国高校駅伝での3位以内入 賞をしてみせます!を目標にしていきたいと考えています。 強化練習会、夏休み3泊4日で実施する強化合宿などを通じて長距離やまぐちの競技力 アップをめざしていきたいと思っています。みなさん互いに励まし合い、競い合い、交流 を図り、心を通じ合わせ絆を深めましょう。強い「チームやまぐち」創りましょう!! 2015.8.10 「チームやまぐち」 全国都道府県対抗女子駅伝 監督 山村 進
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