Intelligent. Powerful. Accurate. Genelec 1234 SAM™ System パワフルで精緻なサウンドを GENELEC の新型 1234A SAM ™(Smart Active Monitoring)システムとそのリモート・アンプ・ユニット RAM XL は苛酷なレコーディングおよびミキシング環境において精緻かつパワフルな音声再生を達成す べく設計されています.ニュートラルな再生を得るために極めて厳格に制御された指向性を持つ 1234A SAM システムは大型のフラッシュマウント・メイン・モニタリング・システムにおける最新技術と最高 性能をめざしたものです. パワーと精度 適切な指向性コントロール 1234A は 29 Hz から 21 kHz に及ぶシステム周波数 メイン・モニターは何も失うことなく正確な音声を レスポンスを持ち,ウーファー,ミッドレンジ,ツ 再生できる必要がありますが,ただ単に音量が大き イーターの各チャンネルでそれぞれ 750 W×2,400 いだけでは不十分です.30 年以上をかけて開発・改 W,250 W というパワーを生み出す自社設計のクラ 良されてきた GENELEC の革命的な DCW テクノロジ ス D アンプを効率よく組み合わせることで 1 m 位置 ーは直接放射型マルチウェイ・モニターの性能を大 で 125 dB という音圧レベルを達成します.160 リッ 幅に改善します.GENELEC の DCW は各ドライバー トルのエンクロージャーは 305 mm ドライバー 2 本 の周波数レスポンスと指向性にマッチするように設 を搭載し,GENELEC 特許の 125 mm ミッドレンジ・ 計されています. ドライバー 1 本と 25 mm トレブル・ドライバー 1 本 その結果,全体的な周波数レスポンスは軸上・軸外 を 大 型 DCW ™(Directivity Control Waveguide) 内 に マ どちらでも優れて平坦です.指向特性の向上によっ ウントしています. てリスニング・ポジションでの反射音のエネルギー リモート・アンプ・ユニット RAM XL は高さ 3U,標 が下がり,周波数のカラーレーションが格段に少な 準 19 インチ・マウントタイプのモジュラー式アンプ・ いリスニング・エリアをより広く獲得することがで ユニットです.極めて滑らかな振幅応答を達成する きます.どんなリスニング環境でも重要なな要素で ために,またドライバー間の正確なつながりを可能 ある音像定位は音響軸上だけではなく軸外でのリス にする急峻なクロスオーバー・フィルターを実現す ニングにとっても大切です.この特長は自身の作業 るために,ドライバー・イコライゼーションには強 を行うエンジニアのみならず,大きなコントロール・ 力な DSP アルゴリズムが使われています.DSP はシ ルームではよくあるようにリスニング・エリア内の ステムの高信頼性と柔軟なルーム・レスポンス補正 スタッフをも対象とします.GENELEC の DCW テク フィルタリングを可能にするドライバーのオーバー ノロジーはモニター・スピーカーの信頼性を高める ロード保護を実現するのにも使われています. のため重要なコンポーネントです! インテリジェントな正確さ 先端技術の探究─ Made in Finland GENELEC SAM システムは独自特許の GLM ™(Genelec 創設時から GENELEC は持続可能な発展と環境的な Loudspeaker Manager)ネットワークおよびソフトウェ 価値にそのデザイン哲学を据え,性能本位のニュー アを介して制御されます.GENELEC のインテリジェ トラルなモニターおよびサブウーファー・システム ントな SAM テクノロジーは部屋の決定的な影響を自 をオーディオのプロフェッショナルたちに届けるこ 動補正することで 1234A システムをリスニング環境 とを目指しています.自然資源の保全そして材料と と一体化させます.複数リスニング・ポジションも エネルギーの有効利用は,長い製品寿命とともに しくはある1つのエリア全体について室内音響に適 GENELEC にとって重要なことです. 応させる機能が GENELEC AutoCal ™です. GENELEC 1234A SAM システムは最新でインテリジェン SAM テクノロジーがモニターとサブウーファーを柔 トなテクノロジーを強力な高性能メイン・モニタリング・ 軟にネットワーク化してコンピューター制御するこ ソリューションに詰め込みました.電子回路やアンプ回 とによって,レベルやディレイやルーム・レスポン 路,ドライバーとエンクロージャーはフィンランド国内 ス補正を調整できるようになりました. の GENELEC 工場で設計・組み立て・テストされ,一つ 一つ最高の状態に調整されています. GLM 2.0 ソフトウェア リモート・アンプ・ユニット RAM XL ネットワーク・アダプターと測定用マイク • DCW™(Directivity Control Waveguide)テクノロジ • GENELEC AutoCal™:リスニング・エリア内のレ ー:軸上で聴いても軸外で聴いても正確な音声再 スポンスを計測し,その部屋の音響的な影響や様 生が得られます 々なリスニング・ポジション間の差が最小限にな るようにしかるべき補正を実施 • 高SPLと低歪:高能率ドライバーとハイパワーの Class Dアンプ搭載 • SAM(Smart Active Monitoring)システム:システ ム構成と音響特性の曖昧さを排除します • 優れた回路設計:高ダイナミック・レンジと低残 留ノイズを実現する精密なDSPアルゴリズム • 地球環境保護:資源の有効利用,低エネルギー消 費,ロングライフ設計 • 入念な放熱設計と静音性:RAM XLはリスニング・ スペース内に設置可能 • デュアル・ウーファー・デザイン:指向性制御を 低域にまで伸ばします 特長とそのメリット • 問題を明確に解決することを指向する SAM ™システムは • デュアル・ウーファー・デザインによって指向性制御を システム構成や音響特性において曖昧さを排除します. 低域まで拡張します. • GENELEC AutoCal ™がリスニング・エリアのレスポンスを • RAM-XL は高 SPL および高ダイナミック・レンジ,高信頼 計測し,低域および中低域にそれに応じた補正を行って 性,低歪を実現する高能率 Class D アンプを内蔵. ルーム・アコーステックの悪影響やリスニング・ポジシ • 入念な放熱設計によって RAM-XL は極めて静音にできて ョンによる音響特性の違いを最小限に抑えます. おり,リスニング・スペース内に設置が可能. • GENELEC GLM ™コントロールは再現性のある一貫した動 • GENELEC の ISS ™(Intelligent Signal Sensing) 回路は音声入 作を可能にします. 力が検出されないとシステムを待機状態に切り替えるこ • GENELEC の進化した DCW ™は音響軸上でも軸外であっても とで消費電力を大幅に節約. 極めて正確な再生が得られるように壁などからの反射を最小 • ロングライフ設計,低消費エネルギー,優れた音質,信 限に抑え,最適化されたリスニング・エリアを広範囲に広げます. 頼性を約束する GENELEC クオリティ. 1234Aの仕様 125 dB ¹ 29 Hz 〜 21 kHz(-6 dB) ±2 dB(34 Hz 〜 20 kHz) 420 Hz,3.2 kHz ウーファー 305 mm×2 ミッドレンジ 125 mm ツイーター 25 mm + DCW ™ ウーファー 750 W×2 ミッドレンジ 400 W ツイーター 250 W(すべて Class D) モニター:H 700×W 890×D 383 mm RAM-XL:19" ラック・サイズ,高さ 3U モニター:73 kg RAM-XL:11.2 kg 上=水平指向性特性.下=システムのパワー・レスポンス アナログ入力 XLR×1 AES/EBU 入出力 XLR×2 コントロール・ネットワーク RJ-45×2 1)正弦波の瞬間最大音圧レベル.半空間内の 1 m 距離で測定した 100 Hz 〜 3 kHz の平均値. 1234/RAM-XL 1234A 垂直面の指向性 Vertical Plane Directivity (軸上値で平準化) (normalized with on-axis) 125 250 Frequency (Hz) 500 1000 2000 4000 8000 16000 90 75 60 45 30 15 0 –15 –30 –45 –60 –75 –90 0 –3 –6 –9 –12 Level (dB) 90 75 60 45 30 15 0 –15 –30 –45 –60 –75 –90 Vertical direction (degress) Horizontal direction (degress) 1234/RAM-XL 1234APlane 水平面の指向性 Horizontal Directivity (軸上値で平準化) (normalized with on-axis) –15 –18 –21 125 250 500 1000 2000 4000 8000 16000 Frequency (Hz) GENELEC 日本総輸入代理店 〒 169-0051 東京都新宿区西早稲田 3-30-16 TEL 03-6457-6021 / FAX 03-5285-5281 www.otaritec.co.jp
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