スウィンドラー(ペテン師) SWINDLER

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スウィンドラー(ペテン師) SWINDLER
この拡張クラスへの一番の早道はカリスマ・ヒーロー基本クラスだが、他のクラスからなることも
可能だ。
前提条件
スウィンドラー(ペテン師)になるには、以下の基準を満たす必要がある。
技能:〈はったり〉6ランク、〈変装〉4ランク、〈ギャンブル〉6ランク
カリスマ・ヒーローの才能:魅了/采配/マシンガントーク から2つ
クラス情報
スウィンドラー拡張クラスに関する情報は以下のとおり。
ヒット・ダイス
スウィンドラーはレベルごとに1D6のヒット・ポイントを得る。これにキャラクターの【耐】
修正が適用される。
アクション・ポイント
このクラスで新しいレベルになるたびに、キャラクターは「7+キャラクター・レベルの半分
(端数切捨)」に等しいアクション・ポイントを得る(スウィンドラーには可能性を操作する能
力があるため、得られるアクション・ポイントが他の拡張クラスより多い)。
クラス技能
スウィンドラーのクラス技能は以下のとおり。
〈はったり〉【魅】、〈交渉〉【魅】、〈変装〉【魅】、〈脱出術〉【敏】、〈偽造〉【知】、
〈賭博〉【判】、〈情報収集〉【魅】、〈知識:行動科学、ビジネス、市政学、時事、歴史、
大衆文化、ストリートワイズ、神学と哲学〉【知】、〈芸能:演劇〉【魅】、〈言語の読み書
き〉、〈手先の早業〉【敏】、〈真意看破〉【判】、〈言語の会話〉、〈軽業〉【敏】。
レベルごとの技能ポイント:7+【知】修正値(非人類は6+【知】修正値)
スウィンドラー成長表
クラス・
レベル
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
基本攻撃
ボーナス
+0
+1
+2
+3
+3
+4
+5
+6
+6
+7
頑健
セーヴ
+0
+0
+1
+1
+1
+2
+2
+2
+3
+3
反応
セーヴ
+1
+2
+2
+2
+3
+3
+4
+4
+4
+5
意思
セーヴ
+2
+3
+3
+4
+4
+5
+5
+6
+6
+7
クラスの特徴
運命の欺き
千の顔
追加特技
幸運の導き(+2)
可能性歪曲(30フィート)
追加特技
幸運の導き(+4)
可能性歪曲(60フィート)
追加特技
幸運の導き(+6)
防御力
ボーナス
+0
+1
+1
+1
+2
+2
+2
+3
+3
+3
名声
ボーナス
+0
+0
+1
+1
+1
+2
+2
+2
+3
+3
クラスの特徴
下記のすべてが、スウィンドラー拡張クラスの特徴である。
運命の欺き Cheat Fate
スウィンドラーには幸運の女神の助けがある。一日に一度、直前におこなった判定を振りなおすこ
とができる(ただしGMがその判定の成否を宣言する前でなければならない)。振りなおした結果が
振りなおす前より悪くなったとしても、振りなおしたほうの結果を採用しなければならない。
千の顔 Thousand Faces
スウィンドラーの可能性を操作する能力は、往々にしてある種の集団内において不興を買うため、
いくつもの異なる顔を用意しておくことが必要になる。2レベルにおいて、スウィンドラーは素早く
変装する達人となる。これによって、説得力のある変装をおこなうのにかかる時間が通常の 1/10
(1D4分)になる。
追加特技 Bonus Feats
3レベル、6レベル、9 レベルにおいて、スウィンドラーは追加の特技を得る。この追加特技は以下
のリストから選択すること。なお、選択した特技の前提条件を満たしている必要はある。
《アクション・ブースト(Action Boost)》、《無視界戦闘》、《自信》、《欺瞞》、《教養》、《照
準回避》、《低姿勢》、《器用》、《名声》、《信頼感》。
幸運の導き Fortune’s Favor
4レベルになった時点で、スウィンドラーは敵の運勢をわずかに操作し、自分への攻撃を困難に
する方法を学ぶ。アクション・ポイントを1点消費して、1ラウンドの間、自分へのあらゆる攻撃に
対して、防御力に+2の幸運ボーナスを得ることができる。スウィンドラーがこの能力を使用するの
は自分のターン(手番)でなければならず、それによるボーナスは次の自分のターンの直前まで続く。こ
の能力は《回避》の代わりに使用する。
防御力への幸運ボーナスは、7レベルで+4、10 レベルで+6に上昇する。
可能性歪曲 Warp Probability
5レベルで、スウィンドラーは他のクリーチャー1体の命中判定、技能判定、能力値判定、レベル
判定、セーヴィング・スローのいずれかに干渉することが可能になる。他のクリーチャーのターンに
アクション・ポイントを1点消費して、対象のD 20 判定の結果を修正できるのである。
スウィンドラーは対象から 30 フィート以内にいなければならず、対象を見ることができなければな
らず、対象の判定が成功したかどうかが明かされる前にアクション・ポイントの消費を宣言せねばな
らない。
スウィンドラーがアクション・ポイントによって振ったダイスの出目を、対象がおこなう判定への
ボーナスまたはペナルティ(どちらにするかはスウィンドラーの任意)として扱う。
8レベルで、この能力の効果距離は 60 フィートまで伸びる。
以上