平成27年度実践！地域活性化後援：内閣府地方創生推進室地方創生の深化を図るためには、補助金などには頼らない、地域の「自立」が求められており、人口減少時代にあっても元気な地域であり続けるためには、地域は自ら稼ぐ力を身につけ、多様な課題を幅広い視野と柔軟な発想で解決できる人材を育成することが必要です。本研修は、地域の資源や課題を分析するための手法や、地域が自立するための手法を習得し、魅力的な地域資源の創出を考えることができる自治体職員の育成を図ることを目的とします。 ◇地域活性化概論において自立するための考え方を学び、民間との連携等について学びます。 ◇地域資源の分析や自立のための手法等を習得し、地域における活性化について考えます。研修のポイント開催要領日程平成28年1月18日（月） ∼1月22日（金）（5日間）場所全国市町村国際文化研修所 JR京都駅より湖西線約15分唐崎駅下車徒歩3分対象市区町村及び都道府県等の職員（所属部署、職名等は問いません。）募集人数宿泊経費申込期限申込方法 5日間全日程をご受講いただける方を対象とします。途中退所や一時帰庁はできませんのでご注意ください。 50人募集人数を大幅に超えた場合は、申込期限後に抽選等をさせていただきますので、予めご了承ください。なお、受講者の決定については、他の研修、セミナーの申込み、受講の有無に有無にかかわらず、本研修単独で行います。研修所宿泊棟（宿泊型研修） ※外泊はできません。 16,900円上記金額は、研修、宿泊、食事（朝食4回、昼食5回、夕食4回）、資料等にかかる費用です。なお、事前準備・事前学習にかかる費用は含まれておりません。平成27年12月7日（月）まで JIAMホームページ内「Web申込み」からお申し込みください。「Web申込み」が難しい場合は、FAXでも受け付けています。受講決定受講の可否については、開講日の約1か月前までに通知をお送りします。経費納入方法等の手続きについては、受講決定通知書によりお知らせします。その他研修受講にあたって、事前課題に取り組んでいただく予定です。詳細は受講決定通知書送付時にお知らせします。問い合わせ先公益財団法人全国市町村研修財団全国市町村国際文化研修所（JIAM）教務部〒520-0106 滋賀県大津市唐崎二丁目13番1号 TEL077-578-5932 FAX077-578-5906 [e-mail] [email protected] [ホームページ] http://www.jiam.jp ［研修の内容及び日程］ 18 1/ （月曜日） 11:00∼ 入寮受付・昼食 12:30∼ 開講・オリエンテーション 13:00∼13:50 【講義】地方創生について内閣府地方創生推進室本研修の導入講義として、地方創生の現状と今後の方向性についてお話しいただきます。 13:50∼17:00 【講義】地域活性化概論 ∼利益なくして再生なし∼ 一般社団法人公民連携事業機構理事木下斉氏（地域活性化伝道師）地方創生にあたって「形ばかりの『タテマエ計画』をつくり、補助金・交付金目的の事業をやると、いかに地方にダメージを与えるか」ということを過去の失敗事例の紹介と共に解説します。さらに今後の地方の活性化にとって必要な「稼ぐ」仕組みをお話しいただきます。交流会 17:30∼ 19 1/ 夕食を兼ねて、ともに学ぶ受講者同士の親睦（情報交換・交流）を深めます。 9:25∼12:00 【講義】農林水産資源を活かした新たな観光商品開発 ∼地方創生の実現に向けて∼ 株式会社リクル−トライフスタイルじゃらんリサーチセンターセンター長兼事業創造部部長沢登次彦氏地域産品の６次産業化や観光資源への活用は、更なる地域の魅力の発信につながるものです。身近な地域の産品を使ってどのように地域活性化を進めていくか、事例を通して紹介していただきます。（火曜日） 13:00∼16:30 【演習】地域活性化メソッド① ∼現状把握・課題設定を行う手法について∼ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社会システム共創部コンサルタント水野太郎氏地域活性化では限られた資源の中で高い効果を発揮するため、適切な配分が重要です。本講義では事業の成否に関わる指標設定について好事例を紹介するとともに、課題の捉え方と効果的なプロジェクト設計に用いられる仮説思考とロジックツリーについて学び、それらを用いた簡単な演習を行います。 16:40∼17:00 【演習】演習について JIAM 担当教授課外演習を行うにあたり、演習の説明をします。【課外演習】 17:00∼ 地域の課題について、受講者間で意見交換をして、最終の演習・発表にむけて準備をしていただきます。【課題図書】以下の課題図書による事前学習を前提に、研修初日にご講義をいただきます。研修当日、ご持参ください。『稼ぐまちが地方を変える―誰も言わなかった１０の鉄則』木下斉 (著) ＮＨＫ出版新書 JIAM メールマガジンのお知らせ当研修所では、メールマガジンを発行しています。各研修に関する最新情報などを定期的にお知らせします。ぜひご登録ください。読者登録は、JIAM ホームページで受け付けています。敦賀線スイパ津バ湖西大駅唐崎中● 〒コンビニ● GS● そば屋 ● 全国市町村国際文化研修所唐崎大津京大阪空港（伊丹）湖東三山スマートI.C 八日市I.C 蒲生スマートI.C I.C I.C I.C 新名神高速道路信楽 I.C 草津田上大阪 I.C 瀬田東瀬田西関西国際空港大津至浜大津京都東琵琶湖至京都栗東I.C 草津J.C.T 大津名神高速道路新大阪米原I.C 米原J.C.T 彦根I.C 竜王I.C 山科京都 ●ラーメン店滋賀里米原琵琶湖 J R 琵琶湖 JR 線新幹線全国市町村国際文化研修所崎唐 JR JR 至名古屋・東京長浜I.C 木之本 I.C 線西 JR湖西線阪京至京都至浜大津福井［研修所の所在地］坂石車電北陸自動車道至堅田至坂本国道 16 1号線研修所までの交通のご案内 ■最寄り駅は、JR湖西線唐崎駅です。 ■JR京都駅から唐崎駅までの所要時間は、約15分です。 ■JR唐崎駅から研修所までは、徒歩約3分です。 I.C 20 1/ 9:25∼12:00 【演習】地域活性化メソッド② ∼地域経済分析システム（RESAS）を活用した政策立案∼ 近畿経済産業局総務企画部企画課地方版総合戦略の策定や地域活性化のための定量的な分析を行うツールとして開発されたRESAS。講義と演習を通して地域に関連する様々なデータの見える化と分析の方法を学んでいただきます。（水曜日） 13:00∼14:10 【講義】公共空間をコストから自立するエンジンへ ∼公共施設のリノベーション∼ Open A 代表/東北芸術工科大学准教授馬場正尊氏民間が公共空間を運営するビジネスモデルを含めて、様々な事例を踏まえ、まちづくりに必要な地域資源をコストとして考えるのではなく、まちづくりのエンジンになるお話しをしていただきます。 14:10∼15:35 【事例紹介】民間手法による公共図書館の仕掛け ∼市民ニーズ把握による戦略とまちづくり∼ カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 CCCデザインカンパニー図書館カンパニー社長高橋聡氏民間手法を公共図書館に取り入れた運営による施設の活性化とまちづくりについてお話しいただきます。民間企業独自の分析等を含めて、事例紹介いただきます。 15:50∼17:00 【事例紹介】公民連携による公有地活用 ∼オガールプロジェクトにおける官の役割∼ 岩手県紫波町経営支援部企画課公民連携室長鎌田千市氏公民連携による都市整備「オガールプロジェクト」。補助金に頼らず、民間投資を誘導し、持続可能なまちづくりを目指す取組みです。その取組みの中で行政の役割は何か、事例を通して紹介いただきます。 17:00∼ 【課外演習】地域の課題について、受講者間で意見交換をして、最終の演習・発表にむけて復習をしていただきます。 21 1/ （木曜日） 9:25∼12:00 【演習】地域活性化メソッド③ ∼地域プロモーションとマーケティング∼ 株式会社博報堂テーマビジネス開発局ビジネスコンサルタント山口綱士氏地域活性化において、地域の資源をいかに活用し、地域内外に売り込んでいくかが重要なポイントの一つです。そのために必要なマーケティングや地域プロモーションの考えとノウハウについて学んでいただきます。 13:00∼17:00 【演習】実践計画（プラン）策定作業 ∼自分の地域プランを策定しよう∼ 富山県氷見市地方創生政策監（シティマネージャー）宮本祐輔氏地域活性化メソッドを習得した後、自分のまちの地域活性化について考える演習を行います。 17:00∼ 22 1/ （金曜日）【課外演習】地域の課題について、受講者間で意見交換をして、最終の演習・発表にむけて復習をしていただきます。 9:25∼12:00 【演習】演習発表富山県氷見市地方創生政策監（シティマネージャー）宮本祐輔氏 13:00∼14:10 【まとめ】発表・講評富山県氷見市地方創生政策監（シティマネージャー）宮本祐輔氏個別またはグループ演習をしていただいたことを発表し、講師から講評をいただきます。演習発表の各ポイントについて講師から講評をいただきます。 14:10∼14:40 ふりかえり・研修アンケート記入閉講・事務連絡 ◎研修内容については、都合により変更になることがありますので、予めご了承ください。なお、研修についての最新情報は、JIAM ホームページをご覧ください。 ◎受講者による講義中の録音・写真撮影は、固くお断りしております。 ◎当研修所では、宿泊室を全室禁煙としております。喫煙は所定の喫煙場所でお願いいたします。