那覇市環境フェアのお知らせ 今年の那覇市環境フェアのテーマは、「エコライフ 未来の日本を考えよう」です。 3月11日の東日本大震災の後、日本人の人生観や価値観が大いに変化しました。 モノに執着しない暮らしや省エネを実践する人、自然への畏敬の念を改めて持つ人が増えたこと でしょう。 那覇市環境フェアも、平成15年の奥武山公園開催から数えて早8年目。 今回は、未来を築く子ども達のためにも、心新たにして「環境」について考えましょう。 自然、エネルギー、リサイクルなどに取り組む事業所、NPO、行政が出展します。 お出かけの際は、モノレールなどの公共機関をご利用ください。マイバッグ持参もお忘れなく。 日 時:11月6日(日)午前10時~午後5時 場 所:サンエー那覇メインプレイスビジョン前広場周辺及び2Fモール街 問い合わせ:那覇市環境フェア実行委員会(那覇市環境政策課内) 098-951-3231 ~那覇市のごみ国際協力レポート~ 第2話 トンガ王国の離島ババウで、「もったいない」プロジェクトを開始! みなさんこんにちは!那覇市役所でごみ減量の担当をしています、保坂 聡です。 今年5月に国際協力機構(JICA)、沖縄リサイクル運動市民の会(古我知浩代表)と 那覇市でトンガ王国のババウ島に行ってきました! 今回はトンガのごみ事情についてレポートします~ ■ 家庭のごみ処分ルート トンガでは、庭木ごみや台所ごみが多くを占めるため、ごみ回収システムはあまり発達してい ません。メインストリートの数ヶ所にごみ箱を設置し回収していますが、那覇市のようにごみ分別 したり、パッカー車が各家庭を回っていませんでした。土地も広いので、各家庭の近くを柵で囲い、 豚やニワトリを飼ったり、燃やしていました。しかし生活が近代化によって、プラスチック容器や 廃自動車など、処理困難なごみが増えてきています。 ↑家庭ごみは、家の近くで処理しています ↑トンガの最終処分場 イラスト:ネロメ(環境部環境政策課) ■最終処分場について 山奥にある最終処分場は、びんや缶など資源化物も混ざったごみ山でした。外国では土地が広い ため、ごみを燃やさず埋めて盛土する方法が一般的だそうですが、ハエが大量発生し野犬やニワ トリ、豚がごみを食べ、資源化物も分別されず捨てられたごみ山の姿にはカルチャーショックを うけました…次回は、海沿いに建つカフェやホテルなどから出る事業系ごみの処理と、トンガで も問題の不法投棄の現状についてレポートしたいと思います!
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