産廃やまがた 2015年1月号

No.
ॲ
෱
61
2015.1
๊֚২౬༹૽
५ࠁࡇॲު෱‫ܤ‬໤‫ފ‬ٛ
ॲ
෱
No.
61
2015.1
CONTENTS ͐͐͐
新年のあいさつ
新年のごあいさつ 一般社団法人山形県産業廃棄物協会 会長 黒澤 利宏………… 2
新年のごあいさつ 山形県知事 吉村美栄子 …………………………………………… 3
平成27年年頭所感 公益社団法人全国産業廃棄物連合会 会長 石井 邦夫 ……… 4
できごと
「やまがた環境展201
4」開催報告 ………………………………………………………… 5
第1
3回産業廃棄物と環境を考える全国大会が開催される ……………………………… 6
知事表彰受賞について ……………………………………………………………………… 7
トップセミナーが開催されました ………………………………………………………… 8
適正処理推進研修会の開催について ……………………………………………………… 1
0
平成2
6年度 産業廃棄物処理実務者研修会の開催について …………………………… 11
第56回北海道・東北地域協議会について ………………………………………………… 1
2
総合支庁だより
村山総合支庁環境課 ………………………………………………………………………… 1
3
最上総合支庁環境課 ………………………………………………………………………… 1
4
庄内総合支庁環境課 ………………………………………………………………………… 1
5
啓発支援事業
置賜総合支庁環境課 ………………………………………………………………………… 1
6
支部だより
村山支部 事業実施報告 …………………………………………………………………… 1
7
最上支部 事業実施報告 …………………………………………………………………… 1
9
置賜支部 事業実施報告 …………………………………………………………………… 21
庄内支部 事業実施報告 …………………………………………………………………… 2
2
青年部会だより
やまがた環境展201
4が開催されました …………………………………………………… 2
3
全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 第9回全国大会 ……………………………… 24
本県において全国産業廃棄物連合会青年部協議会 平成26年度第7回正副会長会議
並びに第8回(通算9
6回)幹事会が開催されました …………………………………… 2
6
事務局だより
講習会インターネット申込みについて …………………………………………………… 27
協会ホームページ(会員専用)掲載情報(9月~1
2月) ……………………………… 28
編集後記
産 廃
1
新年のごあいさつ
一般社団法人山形県産業廃棄物協会
会長
黒 澤 利 宏
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、当協会の事業活動につきましては、日ごろから会員の皆様はじめ、県等の行政機関や関
係団体各位の格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、昨年12月には突然の衆議院解散に伴う総選挙や全国的な大雪などにより慌ただしい師走
となりましたが、今年は、当業界にとりましても景気の良さを感じられるよう経済対策を進めて
いただきたいと思っております。
なお、当協会は公益法人制度改革の下、平成2
5年4月に一般社団法人に移行したところですが、
昨年7月に一般社団法人移行後の手続きが全て完了いたしました。
当協会会員は日ごろ、安全で安心のできる適正処理を行い、排出事業者からの理解と信頼の構
築に努めているところですが、協会としても安心して処理を任される業界であるように更に取組
を進めてまいります。
昨年の協会の主な活動といたしましては、やまがた環境展2
0
1
4へブース出展し当協会をアピー
ルしたほか、産業廃棄物啓発支援事業及び不法投棄防止活動などを実施するとともに適正処理推
進研修会を開催いたしました。
また、支部活動及び青年部会活動も積極的に展開されて交流を深めており、協会全体の盛り上
がりを感じる1年でもありました。
更に多くの産業廃棄物処理業者に加入いただき、その取り組みを広げていくことも大切と考え
ております。
今後とも、より一層社会的信頼を高めるとともに、積極的に事業を展開してまいります。
協会としては引き続き、産業廃棄物の適正な処理及び再生利用等を推進することにより生活環
境の保全と公衆衛生の向上を図り、県民の健康で快適な生活の確保に寄与してまいる次第であり
ます。
最後になりますが、会員の皆様のご発展、ご多幸を祈念するとともに、関係各位の変わらぬご
指導・ご鞭撻をお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
2
産 廃
新年のごあいさつ
山形県知事
吉 村 美栄子
新年あけましておめでとうございます。平成2
7年の新春にあたりひとことごあいさつ申し
上げます。
一般社団法人山形県産業廃棄物協会並びに会員の皆様におかれましては、健やかに新しい
年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、日ごろからごみゼロやまがたの推
進や不法投棄の未然防止対策など、本県の循環型社会システムの形成に格別の御理解、御協
力を賜り深く感謝申し上げます。
平成23年3月11日に発生しました東日本大震災からまもなく4年になろうとしておりま
す。この間、山形県におきましては、被災地から多数の避難者の受け入れを行うなど、被災
地の復興に向け、支援・協力を行ってきたところです。災害廃棄物についても全国に先駆け
て受け入れを行い、昨年3月まで宮城県及び岩手県から受け入れた量は、最終的に全国で最
も多い約20万7千トンにのぼりました。災害廃棄物の処理に係る貴協会の御協力に感謝申し
上げる次第です。
さて、山形県では、平成27年度の県政運営の基本的な考え方をお示ししたところですが、
県民一人ひとりが喜びと幸せを実感できる「自然と文明が調和した理想郷山形」の実現に向
け、「産業の振興」と「地域の再生」の二つの視点を重視し、
「成長戦略」を力強く実行し、
新たな人口減少対策を一体的に推進することにより、第3次山形県総合発展計画「短期アク
ションプラン」を着実に推進してまいります。
リサイクル・廃棄物対策分野では、平成24年3月に策定した「第2次山形県循環型社会推
進計画~ごみゼロやまがた推進プラン~」について、来年度に計画の中間見直しを行い、引
き続き計画の基本目標である「全国一ごみの少ない県」を目指してまいります。また、循環
型社会の構築に向けたごみを出さないライフスタイルやゼロエミッション型の産業活動の拡
大、不法投棄防止対策や排出事業者・廃棄物処理業者における適正処理の確保のほか、海岸
漂着物の削減対策として県全域を対象とした発生抑制対策や海岸漂着物対策を担う人づくり
及び環境教育の充実などに取り組んでいくこととしておりますので、貴協会のさらなる御理
解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。併せて、生活環境の保全及び住民の安全安
心の確保のため、引き続き、廃棄物の適正処理に御尽力賜りますようお願い申し上げます。
結びに、貴協会の益々の御発展と会員の皆様の御健勝を祈念申し上げ、新年のごあいさつ
といたします。
産 廃
3
平成27年年頭所感
公益社団法人全国産業廃棄物連合会
会長
石 井 邦 夫
石 井 邦 夫
一般社団法人山形県産業廃棄物協会の皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は、
当連合会の諸事業に皆様の多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、国内経済は、景気回復に対する国民の期待感が高まる半面、消費
税の増税、そして円安の進行等の経済情勢が変化する中、残念ながら国民が景気回復をはっ
きりと実感するまでには至らなかった1年でございました。
また、風水害等の自然災害が猛威をふるい、各地に多大な被害をもたらした年でもありま
した。昨年1年間に発生した主な自然災害をあげてみますと、2月の記録的な豪雪、7月か
ら8月にかけての集中豪雨、9月の御嶽山の噴火、台風の襲来等、極めて大きな災害が連続
し、多数の方々が被災し尊い人命が失われました。
私は、昨年の年頭のご挨拶におきまして、災害対策を進めるなど「安心できる社会づくり」
が急務であることを提言させていただきました。その趣旨は、経済の成長戦略を実行し、景
気回復を本格軌道に乗せるためには、将来にわたり安心して国民が生活でき、企業が事業展
開を行っていける、そのような社会づくりが必要であることを強調したものでございます。
本年は、昨年の提言に掲げた安心できる社会づくり、そして循環型社会の形成に資する
「責任ある業界」の姿勢を、これまで以上に打ち出す年にしたいと考えております。その主
要なテーマは、次の3つでございます。
まず第1に、安心できる社会づくりに向け、災害廃棄物対策の制度面での検討を進め、そ
の確立を目指すことであります。防災、減災はもとよりですが、東日本大震災をはじめ、こ
れまでの自然災害での経験を踏まえ、被災地復興に不可欠である迅速な災害廃棄物処理の制
度的な手当を議論し、国に提案して参りたいと思っております。
第2に、循環型社会の形成に向け、特に資源保全の観点での取り組みを促進することでご
ざいます。廃棄物を資源・エネルギーに転換する機能を持つ当業界の事業は、少し視点を変
えてみますと、資源の多くを海外に依存するわが国にとって、資源保全の観点からも重要な
役割を担うべきものと自負しております。
このような廃棄物から資源・エネルギーを創出する「循環産業」への流れを拡大するため
には、業界の自主的な努力は当然のこととして、業界の取り組みを強力に後押しいただくよ
うな、総合的な振興策の創設がぜひとも必要と考えております。このため当連合会は、振興
策の姿を描くためのタスクフォースを設置し、鋭意検討を進めているところでございます。
第3に、海外への事業展開の推進でございます。国外に目を向けますと、当業界が保有す
る技術を海外に移転し、相手国の環境問題の解決を助けることは、国際環境協力に少なから
ず貢献し得るものであると考えております。この課題につきましては、当連合会におきまし
ても議論しているところでございますが、国におかれましては、海外展開を行う事業者のリ
スク低減に資する施策を強力に実施していただくよう望むところでございます。
このほかにも、わが業界を取り巻く制度的及び技術的な課題が山積しております。当連合
会は、これらの諸課題に取り組み、貴協会とともにわが国の循環型社会の形成と産業廃棄物
処理業の発展に一層の貢献を果たして参りたいと考えております。本年も皆様のご指導・ご
鞭撻を頂戴できれば幸に存じます。
最後になりますが、この1年が皆様にとりまして、すばらしい年でありますようお祈り致
しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。
以上 4
産 廃
できごと
「やまがた環境展2014」開催報告
去る、10月25日及び2
6日の2日間、山形国際交流プラザ(やまがたビッグウイング)において、
やまがた環境展20
14実行委員会主催による「やまがた環境展2
0
1
4」を開催しました。
やまがた環境展は、環境に関わる事業者・団体・行
政と県民が、3R(リユース、リデュース、リサイク
ル)
、地球温暖化対策、自然との共生、再生可能エネル
ギー導入などの環境課題に関する理解を深め、循環型
社会及び低炭素社会の形成に向けた取組みを推進する
ことを目的に開催し、会場では関係団体による協賛イ
ベントも多数開催され、2日間で1万8千人を超える
方にお越しいただきました。
当日は、山形県や一般社団法人山形県産業廃棄物協
会などの主催団体をはじめ、県内外から4
1の企業や団
体がブース出展し、リサイクル製品、家庭でできる省
エネ、森林保全活動、再生可能エネルギー設備などに
ついて、工夫を凝らした展示や実演を行い来場者を迎
えました。加茂水族館村上館長の海岸漂着物を考える
講演会や環境に関する様々な協賛事業もあり、御来場
の方々には展示や講演、体験などを通じて、楽しみな
がら環境に対する理解を深めていただくとともに、ラ
イフスタイルを見直す契機になったものと思っており
ます。
このイベントは、平成15年度の「環境産業まつり」
に
始まり、今回で12回目の開催となりましたが、近年は
自然環境分野なども含めて幅広い環境分野について情
報を発信する総合的なイベントへと変化しております。
今後とも、内容を充実させながら環境保全に関する
啓発活動を展開してまいりたいと考えておりますの
で、皆様方の変わらぬ御理解と御支援を賜りますよう
お願い申し上げます。
最後に、
「やまがた環境展2
014」の開催に御協力いた
だいた関係者の皆様に心からお礼申し上げます。
山形県環境エネルギー部循環型社会推進課長 秋場 淳一郎 (やまがた環境展2
0
1
4実行委員会事務局長)
産 廃
5
第13回産業廃棄物と環境を考える全国大会が開催される
(公社)全国産業廃棄物連合会、
(公財)日本産業廃棄物処理振興センター、
(公財)産業廃棄物
処理事業振興財団の主催による「第1
3回産業廃棄物と環境を考える全国大会」が、平成2
6年1
1月
7日(金)に盛岡市「ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング」で約6
4
0名が参加し開催されま
した。
今回の全国大会では、大規模な不法投棄や
東日本大震災を経験し、環境再生に取り組ん
だ10年間を振り返りながら、循環型社会の構
築に向けた様々な挑戦や展望について、行政
担当者、事業者、学識経験者などが一緒に考
えることを趣旨として開催されました。
今回の大会は、北海道・東北地域協議会内
での開催のため、黒澤会長、丹野副会長、荒
川副会長、小林専務理事ほか各支部の協力を
全産廃連 石井会長
得て31名が参加しました。
特に、置賜支部は視察研修として山﨑支部長はじめ8名が参加しました。
大会主催者三団体を代表して、
(公社)全国産業廃棄物連合会 石井会長から主催者挨拶があ
り、来賓祝辞として角倉環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長、津軽石岩手
県環境生活部副部長が挨拶されました。
環境大臣表彰式典では、産業廃棄物関係事業功労者として1
4名の方が環境大臣表彰を受賞され
ました。
次に、基調講演は「廃棄物からみた社会システム~災害廃棄物を中心に~」をテーマに、京都
大学環境安全保健機構附属環境科学センター長 酒井伸一氏の講演がありました。
引き続き「環境再生そして循環型社会への挑戦」をテーマとしてパネル討論会が開催され、コー
ディネーターは齋藤徳美氏(岩手大学名誉教授)、パネリストは角倉一郎氏(環境省大臣官房廃棄
物・リサイクル対策部産業廃棄物課長)
、
津軽石昭彦氏(岩手県環境生活部副部
長)
、小池敦裕氏(太平洋セメント株式会
社大船渡工場長)
、吉田 茂氏(一般社団
法人岩手県産業廃棄物協会専務理事)が
努められました。
6
産 廃
知 事 表 彰 受 賞について
平成26年度保健衛生関係功労者山形県知事表彰には、4
3名の個人と3団体が選ばれました。
当協会からは理事の(株)クリーンシステム 代表取締役 鈴木 隆 氏が環境衛生功労者とし
て受賞されました。
氏は産業廃棄物の適正処理を通して環境衛生の向上に寄与されるとともに、当協会の要職を努
められ業界育成の指導的役割を果たしているほか、地域においての環境保全活動が評価されての
受賞です。鈴木氏が受賞されましたことは、当協会としても名誉であり、今後の協会の活動の励
みともなっております。
12月1
3日(金)に県庁で開催された表彰式に、鈴木氏は他の受賞者とともに出席され、吉村知
事から表彰状が授与されました。
(後列右から2人目)
産 廃
7
トップセミナーが 開 催されました
1
0月3日(金)、県からの受託事業である「トップセミナー」を開催しました。
8年目を迎える本セミナーですが、今年度は、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会 専務理事 久保直紀氏と山形県環境エネルギー部エネルギー政策推進課 エネルギー政策推進主
査 大沢敏文氏をお招きし、それぞれご講演いただきました。
また、講演後、県環境エネルギー部循環型社会推進課 環境産業振興主査 石井貴子氏より、
県における循環型産業支援制度についてご紹介いただきました。
トップセミナー
日 時
平成2
6年1
0月3日(金)
1
3:3
0~1
6:3
0
会 場
ヒルズサンピア山形1F 最上
○「プラスチック容器包装 3R・リサイクルの現状と課題」
プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
専務理事 久保 直紀 氏
内 容
○「山形県エネルギー戦略の取組みについて」
山形県環境エネルギー部エネルギー政策推進課
エネルギー政策推進主査 大沢 敏文 氏
○「県の循環型産業支援制度紹介」
山形県環境エネルギー部循環型社会推進課
環境産業振興主査 石井 貴子 氏
プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
専務理事 久保 直紀 氏
山形県環境エネルギー部エネルギー政策推進課
エネルギー政策推進主査 大沢 敏文 氏
山形県環境エネルギー部循環型社会推進課
環境産業振興主査 石井 貴子 氏
8
産 廃
会場の様子
― 環境・循環型産業交流プラザが開催されます ―
県からの受託事業である、
「環境・循環型産業交流プラザ」が2月5日(木)
、ヒルズサンピア
山形において開催されます。
今年度で8回目となる本事業ですが、例年同様大学の技術シーズの紹介、行政の施策紹介等に
加え、産学連携による研究事例の紹介も予定しておりますので、是非ご参加ください。
環境・循環型産業交流プラザ
(参加申込受付中/1月2
8日(水)締切)
日 時
平成2
7年2月5日(木)
1
3:3
0~1
6:3
0
会 場
ヒルズサンピア山形 2F 蔵王
1 県におけるリサイクル等の取組み事例の紹介
「排熱利用について」
山形県村山総合支庁保健福祉環境部環境課 課長補佐 松林 茂 氏
2 大学における研究事例の紹介
茨「低温熱エネルギーを用いた発電技術開発」
(仮題) 山形大学大学院理工学研究科 准教授 松田 圭悟 氏
内 容
芋「落花生渋皮廃棄物等に含まれる抗糖化物質を活用した機能性食品開発の
有効利用に関する研究開発」
山形大学地域教育文化学部 准教授 小酒井 貴晴 氏
鰯 学生による発表
~ 交流タイム(ポスター発表)
~
3 産学連携による研究事例の紹介
「PCB無害化処理システム開発の取組み紹介」
(仮題)
カヤバ工業株式会社 技術本部 事業開発推進部 部長 中里 雅一 氏
4 「県の支援制度紹介」
山形県環境エネルギー部循環型社会推進課 環境産業振興主査 石井 貴子 氏
産 廃
9
適正処理推進研修会の開催について
9月3日(水)、ヒルズサンピア山形において、適正処理推進研修会を開催しました。
昨年度に引き続き開催した本研修会は、BUN環境課題研修事務所 主宰 長岡文明氏お招き
し、多数の会員の皆様よりご参加いただきました。
具体的な事例を交えながらのご説明に、参加者は熱心に耳を傾け、たいへん有意義な研修とな
りました。
日 時
平成2
6年9月3日(水)
1
3:30~1
5:3
0
場 所
ヒルズサンピア山形 1F 最上
参 加 者
49社 75名
テーマ 「違反事例で学ぶ廃棄物処理法」
内 容
講 師 BUN環境課題研修事務所
主 宰 長 岡 文 明 氏
BUN環境課題研修事務所
主 宰 長岡 文明 氏
会場の様子
1
0
産 廃
平成26年度 産業廃棄物処理実務者研修会の開催について
9月18日(木)
、山形市のヒルズサンピア山形において、公益社団法人全国産業廃棄物連合会が
主催する「産業廃棄物処理実務者研修会」が開催されました。
平成2
4年度以来開催された本研修会は、排出事業者及び処理業における産業廃棄物を取り扱う
実務担当者を対象に、産業廃棄物を取り扱う方々の実務に必要な委託契約、マニフェスト(産業
廃棄物管理票)、
帳簿等の産業廃棄物の幅広い基礎知識を学び、
初心者から経験者まで、
多くの方々
に知識の習得、再認識をしていただくことを目的とし、全国9ヶ所で開催されている研修会です。
会員企業の皆さまを中心に、県内外から5
4名の方々が参加されました。
講師の(一社)福島県産業廃棄物協会
木村光政専務理事
会場の様子
産 廃
1
1
第56回北海道・東北地域協議会について
公益社団法人全国産業廃棄物連合会のブロック組織である北海道・東北地域協議会が、平成26
年1
0月7日(火)に秋田市「ホテルメトロポリタン秋田」で、全国産業廃棄物連合会から大庭総
務部長及び土井参与、各道県協会の会長及び事務局長が出席し開催されました。
会議の概要は次のとおりです。
1 公益社団法人全国産業廃棄物連合会からの連絡事項
大庭総務部長が、
「業界を挙げた安全衛生活動の推進に向けて~安全衛生委員会の活動を
中心として~」を説明されました。
2 協議
茨 第13回産業廃棄物と環境を考える全国大会について
開催概要の説明があり、当地域協議会内の参加者が目標を上回っていること、また、オ
プショナルツアーについては、2コースとも参加者が少なく中止することに決定した旨の
説明があった。
芋 各協会からの提出議題について
今回は提出議題がなかった。
3 報告
茨 全国産業廃棄物連合会への要望について
平成26年6月2
4日に、
「廃棄物の分類に係る解釈に関する行政対応の統一について」を要
望した旨、事務局より説明があった。
芋 全国産業廃棄物連合会への意見について
平成26年6月24日に、
「東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理及び支援に関する反
省点等について」の意見を提出した旨、事務局より説明があった。
4 その他
当地域協議会の平成26年度公益社団法人全国産業廃棄物連合会役員・委員会委員・部会運
営委員の名簿を配付。
1
2
産 廃
総合支庁だより
村山総合支庁
環境課
守ろう! 美しいやまがた なくそう! 不法投棄
村山総合支庁では県民、事業者、行政が一体となって不法投棄の巡回パトロールを実施したり、
不法投棄の常習箇所に監視カメラを設置するなど、不法投棄の未然防止を図っています。
しかし、不法投棄はなくならず、今年度、村山総合支庁では不法投棄防止対策協議会の事業と
して、3箇所の原状回復事業を実施しました。
今回の不法投棄箇所は、長年に渡り投棄され続けた現場でもあり、回収作業を始めてみると、
次から次とごみが掘り出される状態であり、予想以上の廃棄物に回収されました。
不法投棄は犯罪概 「不法投棄をしない、させ
ない、許さない。」地域づくりを進め、
「美しい
やまがた」を協創しましょう。
(村山総合支庁環境課 0
2
3-6
2
1-8
4
2
2)
<山辺町北作地内・H
2
6.
1
0.
7実施>
<上山市前川ダム地内・H
2
6.
1
1.
1
0実施>
<大江町小見地内・H
2
6.
1
1.
2
8実施>
産 廃
1
3
最上総合支庁
環境課
宮城
宮城県・山形県県境パトロール合同会議を行いました
11月4日(火)最上町中央公民館において、両県境の県、市町村不法投棄防止対策担当職員に
より会議を行い、情報・意見交換を行いました。
山形県からは最上町、尾花沢市、最上、村山総合支庁、宮城県からは大崎市、加美町、色麻町
及び大崎保健所の計15名が参加しました。
会議では県境の不法投棄パトロールの結果や投棄防止対策について活発な議論が交わされ、
「今のところ大規模投棄などの懸案事項はないが、今後とも、積極的な交流・情報交換に努める」
こととなりました。
金 山 町 で 原 状 回 復 作 業 を 行 い ました
8月30日(土)金山町上台地区で、上台地区住民、
(一社)山形県産業廃棄物協会最上支部及び
(一社)最上建設クラブの会員など27名の参加により、不法投棄の原状回復作業が行われました。
林道沿いの林の中から農機具や家庭ごみなど7
2
0茜もの投棄物が回収されました。
鮭 川 村 で 原 状 回 復 作 業 を 行 い ました
11月2日(日)鮭川村庭月地区で、庭月地区住民、
(一社)山形県産業廃棄物協会最上支部及び
(一社)最上建設クラブの会員など2
3名の参加により、不法投棄の原状回復作業が行われました。
農道沿いの林の中から農機具、農業用ビニールなど1
7
6
0茜もの投棄物が回収されました。
御協力いただいた皆様、ありがとうございました。 みんなで最上の美しい自然を守っていきましょう外 1
4
産 廃
庄内総合支庁
環境課
環境体験バスツアーを開催しました!(庄内地域環境産業支援事業)
環境体
庄内地域にお住まいの一般の方を対象に、廃棄物の適正な処理と3Rの重要性及び自然エネル
ギーについて考えてもらうため、10月2
6日(日)に環境体験バスツアーを庄内地区不法投棄防止
対策協議会と共催し開催しました。
当日は小学生を含め39名と大勢の方に参加いただきました。
午前中は、今起きている廃棄物の問題に対して、3Rへの取組みや海岸漂着ごみ対策などにつ
いて研修会を行いました。
午後は、山形ビッグウィングで開催している「やまがた環境展2
0
1
4」を見学し、リサイクルに
関する最新技術や自然エネルギーを利用する製品など、午前中の研修会で紹介した取組みの具体
的なものについて直に見てもらい、体感していただきました。
不法投棄原状回復作業を行いました!(庄内地区不法投棄防止対策協議会)
10月の「不法投棄及び海岸漂着ごみ削減強化月間」の取組みの中で合同パトロールを実施し、
発見された不法投棄箇所について、地元住民の方々、産業廃棄物協会、市町の担当者の御協力の
もと11月に原状回復作業を実施しました。
季節的にも天候に恵まれない中での作業となりましたが、御協力をいただいた方々に、この紙
面を借りまして感謝申し上げます。
今後も不法投棄の防止に努め、きれいな庄内地域の実現にむけて、地域の方々と協力し合って
取り組んでいきたと思います。
産 廃
1
5
啓発支援事業
置賜総合支庁
環境課
廃棄物適正処理・3Rの普及啓発ポスターコンクール
廃棄
置賜総合支庁では、廃棄物の適正処理や3R(リユース・リデュース・リサイクル)について
理解と関心を深めてもらうため、管内の小中学生を対象として「廃棄物適正処理・3Rの普及啓
発ポスターコンクール」を実施しました。
今年度は、小学校14校から51作品、中学校5校から9
6作品の応募がありました。その中から、
オリジナル性、表現力などを総合的に審査した結果、最優秀賞2作品、優秀賞4作品、佳作1
1作
品を決定いたしました。
最優秀賞の2名と優秀賞の4名には、
1
0月1日に秋季不法投棄合同パトロール出発式と併せて、
置賜総合支庁本庁舎前において表彰式を行い賞状と賞品を授与しました。
入賞した作品は、広く県民の皆様が御覧いただけるよう、置賜総合支庁本庁舎及び西庁舎ロ
ビー、イオン米沢店、マックスバリュ南陽店、ほか1
0月2
5~2
8日に開催された「やまがた環境展
20
14」で展示しました。
今後、入賞作品については、ポケットティッシュや不法投棄防止用看板の図柄として使用いた
します。このポケットティッシュは管内市町に配布するとともに置賜総合支庁環境課で実施する
啓発活動の際に配布し、広く不法投棄防止の普及啓発に活用する予定です。
入賞した作品については、
現在、
下記のホームページにて公開しておりますので、
是非御覧ください。
ki
t
a
ma
/
3
2
5
0
2
2
/
H2
6
_
po
s
t
e
r
_
ke
kka
.
ht
ml
)
(URL:
ht
t
p:
/
/
www.
pr
e
f
.
ya
ma
ga
t
a
.
j
p/
o
u/
s
o
go
s
hi
c
ho
/
o
小学生の部 最優秀作
中学生の部 最優秀作
廃棄物適正処理・3Rの普及啓発ポスターコンクール表彰式
1
6
産 廃
支部だより
村
山
支
事 業 名
『やまがた環境展2
014』への参加
日 時
平成2
6年10月25日(土)~2
6日(日)
場 所
山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)
参加人数
25名(支部協力者)
部
環境に関する事業者・団体・行
政等が県民に地球温暖化防止対
策や3Rに向けた循環型社会及
び 低炭素社会の形成に向けた取
り組みを推進することを目的と
して開催されました。
今年度は、全国育樹祭が1
0月に
実施された影響で、多くのイベン
トと重なり、来場者が1
8,
8
0
0人と
例年より少なかったが残念でし
た。そのために、
25日は日曜日に
もかかわらず、午前中は、当協会
のブースの来場者も少なく、例年
ですと環境ク イズに伴うバルー
ン アート の入場者を制限する必
内 容
要が有 ったのですが今年は大き
な混雑もなく、また青年部中心の
ボップコーン・綿菓子には、長蛇
の列ができるのですが今年は時
間の余裕が有りまし た。各市町
村行政事務組合より提供リサ イ
クル自転車の台数が過去最高の
28台が提供され、例年ですと一日
1回の抽選会でしたが、
今年は一
日 2 回 も 出 来 まし た。二 日 間 で
6
58人の抽選会に応募者が有り、
平均競争倍率が35倍で、
最高倍率
が6
9倍の自転車が有り大変好評
でした。
ご 協力いただ きまし た関係者
に心よりお礼申し 上げ ます。来
年も宜しくお願いします。
産 廃
1
7
事 業 名
村山支部 視察研修
日 時
平成2
6年11月13日(木)~1
4日(金)
場 所
大阪・奈良・京都方面
視 察 先
株式会社モリタエコノス本社工場
参加人数
18名
㈱モリタエコノスは昭和2
3年設立の特装車両製造販売の老舗であります、私た
ちの業界では、主にパッカー車・バキューム車等が係わり深く同社の車両を使っ
ている会員も多いはずです。
同社は「零細企業が人工衛星開発を」で話題になった、ものづくりの町として
有名な東大阪地域に位置し世界有数の技術力を持つ中小企業が多い環境にあり
ます。
同社は部品から自社製作を行い独自の技術開発に力を入れ、特装車両のシェ
アーはトップクラスにあります、そんな「ものづくり」へのこだわりを工場現場
で感じることができました。
視察先概要
コメント
1
8
産 廃
AM6:0
0夜が明けきらぬ寒雨の山形を出発………トンネルをぬけると朝焼け
と青空が待っていました、空港で出発セレモニーを行い早々に搭乗手続、修学旅
行シ―ズンもあってか結構な混雑ぶりでありました。
少々暖かい伊丹空港でバスに乗り換え一路視察先のモリタエコノスさんへ向
かうと途中の車中でガ イドさんが歓迎のあいさつで、今日から寒くなったとのこ
と、北国の私たちには?………大阪の高速道路は混雑のため低速道路を味わいな
がら工場地帯へ到着、早速全員ヘルメットを着用し工場の中へ、見慣れたパッ
カー車やバキューム車が処せましと並び溶接の火花と金属の匂いに経済の活気
を感じ、おのおのがウンチクを語りながら「ものづくり」の現場を満喫いたしま
した。
昼食は日本一ノッポビル「あべのハルカス」で、値段はノッポではなさそう、
が、
「亭主元気で留守がいい」の奥様がたが食べ放題ビュッフェに行列、これま
た大阪の昼どきを満喫、展望階で晴天の大阪を一望し、次は高校生以来の奈良の
大仏と可愛い鹿との再会、少々年をとったのか歴史ロマンと秋の夕暮れに感動
も………
夕食は京都先斗町の料亭、鴨川と向い側には京都南座という絶好のロケーショ
ン古都京都の夜も最高。二日目、天気も上々紅葉の大原三千院を目指し出発、途
中琵琶湖を一望し比叡山延暦寺にて合掌、神妙な心で日々に感謝し駆け足で最終
地三千院へと、残念ながら紅葉は少し早い模様でありましたが京都らしい趣に満
足本当に駆け足の視察研修でありましたが、活気溢れる大阪そしてものづくりの
心古都奈良・京都の歴史ロマンを味わえた二日間でありました。
ご参加の皆様お疲れさまでした。
最
上
支
部
事 業 名
研修会
日 時
平成2
6年11月14日(金) 午後3時3
0分~5時0
0分
場 所
新庄玉姫殿
参加人数
30名(県会員・市町村産業廃棄物担当者・関連事業者等)
内 容
講師による研修会
※大岩環境技術事務所 大岩 敏男 氏
『廃棄物と地球温暖化』
※山形県最上総合支庁 保健福祉環境部 環境課長 斎藤 健一 氏
『社長さん、社員に資格をとらせてください外』
今回、初めて『環境アドバイザー制度』を利用し、
大岩氏から『廃棄物と地球温暖化』をテーマに説明い
ただきました。
視覚に訴えるスラ イド や解り易い解説により会員
一同内容を理解することが出来ました。最上地域に
おける地球温暖化の影響については、新庄市の平均気
温の上昇や、降雨量の増加等、具体的な数値を示して
いただき大変参考となりました。
今後も機会があれば、
『環境アドバイザー制度』を活
用した研修会を開催したいと考えております。また、
環境課の斎藤課長からは資料を基に講演していただ
きました。
コメント
企業に必要な法定資格・準法定資格を取得して、よ
り一層各社又は地域の活性化に繋がるよう様々なア
ドバイスをいただきました。
参加者の方 々も身近な問題な
ので真剣に研修をし、今後の廃棄
物と地球温暖化を再認識し 今後
の事業に役立てたいとの事でし
た。
お忙しい中、貴重なお話しをし
て頂き誠に有難うございました。
産 廃
1
9
事 業 名
平成2
6年度 市町村合同パトロール
日 時
10月1
5日(水)~1
0月2
8日(火)
(一社)山形県産業廃棄物協会/不法投棄専門部会…マルミツ産業珂・珂マルコ
ウ環境
市町村
内 容
事 業 名
実施年月日
時 間
不法投棄専門部会 確認個所 新規発見
新 庄 市 10月27日
(月) 1
3:3
0~
マルミツ産業珂
5
0
金 山 町 10月24日
(金) 1
3:3
0~
珂マルコウ環境
1
0
最 上 町 10月15日
(水) 1
3:3
0~
珂マルコウ環境
4
0
舟 形 町 10月21日
(火) 9:3
0~
マルミツ産業珂
7
0
真室川町 10月23日
(木) 1
3:3
0~
珂マルコウ環境
2
0
大 蔵 村 10月17日
(金) 1
3:3
0~
珂マルコウ環境
5
0
鮭 川 村 10月28日
(火) 1
3:3
0~
マルミツ産業珂
6
1
戸 沢 村 10月20日
(月) 1
3:3
0~
マルミツ産業珂
5
0
計 3
5
計 1
適正処理推進事業
適正処理の啓発活動を行うと共に、不法投棄現場の原状回復作業に協力。
平成26年度 不法投棄原状回復実施状況≪1箇所目≫
実施日・場所
回収量
参加者及び運搬車両(◎県会員 ○協力業者)
◎8月3
0日(土)
7
20kg
計27人(協会として2人) 運搬車両 計3台
(協会1台)
◎マルミツ産業珂 ◎珂マルコウ環境
◎珂マルコウ環境 …2tダンプ
金山町
上台字前山地区
原状回復した面積:6
0愛
※農作業に係る廃棄物が多く見られた。
内 容
平成26年度 不法投棄原状回復実施状況≪2箇所目≫
実施日・場所
◎1
1月2日(日)
鮭川村
大字庭月地区
回収量
参加者及び運搬車両(◎県会員 ○協力業者)
1,
7
60kg 計23人(協会として4人) 運搬車両 計2台
(協会2台)
◎マル ミツ産業珂 ◎最上共同クリーン珂
◎最上共同クリーン珂 …2tユニック
○禍矢口商会
○禍矢口商会…2tダンプ
原状回復した面積:3
0愛
※金属(農業機具等)
、廃プラスチック類(埋め立てられた農業ビニール類)…1,
69
0kg
※木くず(家屋解体物)…70kg
2
0
産 廃
置
賜
支
事 業 名
平成2
6年度 第1回置賜支部研修会
日 時
平成2
6年11月4日(火) 1
5:3
0~1
6:30
場 所
ワトワセンター 南陽市宮内4
5
2
6-1
参加人数
37名
内 容
1.労働安全衛生上の留意について
2.最近の労働災害と不適正事例から
部
事業所及び個人対する労働災害の重要性を再度確認することができました。
コメント
事 業 名
置賜支部視察研修
日 時
平成2
6年11月7日(金)~8日(土)
13:3
0~1
7:2
0
場 所
ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング4F
参加人数
8名
内 容
第13回産業廃棄物と環境を考える全国大会
環境再生そして循環型社会への挑戦
廃棄物のリサイクル及び環境に優しい廃棄物事業推進に大変勉強になりました。
コメント
産 廃
21
庄
内
支
部
事 業 名
視察研修
日 時
平成2
6年11月13日(木)~1
5日(土)
場 所
北海道札幌市近郊 参加人数
庄内支部 10名
内 容
施設見学
・環境開発工業株式会社 (北広島市)
廃油、パソコンリサイクル施設
・株式会社 新生ゴム (北広島市)
廃タイヤリサイクル施設
・株式会社 鈴木商会 (石狩市)
家電、自動車リサイクル施設
・北清企業 株式会社 (札幌市)
廃油、廃石膏ボードリサイクル施設
初日よりあいにくの降雪に見舞われましたが、見学先企業の社長様、担当者様
よりご丁寧な説明をいただき、施設の隅から隅まで見学させていただくことがで
きました。
産業廃棄物を札幌近郊はもとより北海道全域より収集し、余すところない様リ
サイクル、エネルギー回収を実施し最終処分までの一貫したシステムには目を見
張るものがありました。
ご参加頂いた支部会員においても、これからの環境産業のあるべき姿の一例を
目にして大いに刺激を受けた視察研修となりました。
コメント
22
産 廃
青年部会だより
やまがた環境展2014が開催されました
平成26年10月2
5日(土)
・
26日(日)の両日、山形国際交流プラザを会場にやまがた環境展
201
4が開催され、加茂水族館館長の村上龍男氏をはじめ、豪華ゲストにテツandトモ等、
大盛況のうちに終了いたしました。
今年のテーマである、~今日から始めよう!エコなくらし~の通りに、各企業・団体が環
境に配慮した製品の展示や活動の紹介、趣向を凝らした様々な体験コーナーを企画され、多
くの来場者の方へPRできたと思います。
我々山形県産業廃棄物協会のブースにおいても、ポップコーン、わたあめの無料提供、更
には、環境に関するクイズに答えて貰えるバルーンアートに沢山の子供たち、ご家族が、ま
だかまだかという顔で列をなしていました。なかには、2回、3回と顔を覚えてしまうまで、
綿あめをもらいに来る子供たちも多くいて、微笑ましく思いました。
また、目玉であるリサイクル自転車抽選会については、全支部の協力のもと、子供用やマ
ウンテンバイク等まるで新品のような自転車が集まり、数多くの方から多くのご応募いただ
く事ができました。ご提供いただいた各組合様には、心より厚く御礼申し上げます。
26日午後の抽選においては、テツandトモのお二人が抽選を行い笑顔と笑いに包まれて
た抽選会を行なう事ができました。
終始、笑顔と笑いがいっぱいのやまがた環境展20
1
4ではありましたが、県内各地で様々な
イベントが行なわれている中、多くの方が来場され県民の環境に対する意識が高まっている
ことを目の当たりにし、当協会の活動を更に拡大、PRしていかなくてはいけないと強く感じ
ました。
最後に、やまがた環境展201
4の開催に際し、ご協力いただいた青年部会員の皆様に心より
感謝申し上げます。
(テルス
(株) 黒澤 武利)
産 廃
23
全国産業廃棄物連合会青年部協議会 第9回全国大会
平成26年11月2
1日(金)ウェスティンナゴヤキャッスルにおいて、全国産業廃棄物連合会
青年部協議会 第9回全国大会 中部大会i
n名古屋が開催されました。
第1部では、全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 木村輝秀副会長の開会宣言でCSR
2プ
ロジェクト「継承と進化へ新たなる挑戦外」第9回全国大会が幕を挙げました。
初めに全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 加山順一郎会長の挨拶があり、続いて来賓
の愛知県環境部長 杉浦健二様、名古屋市環境局長 西村幸久様、環境省顧問 谷津龍太郎
様から祝辞が述べられました。
第2部では、各企業で取組んで頂いたプロジェクトの表彰式と各都道府県の取組みVTR及
び各ブロックの取組み発表が行われました。プロジェクトの表彰式では、総エント リー数
1,
18
2社、取組み事例報告8
22件の中から8部門の表彰が行われました。表彰された企業は次
のとおりです。
『ご当地CSR活動部門』 茨城県産廃青年部 神奈川県産廃青年部
『コンプライアンス部門』 近畿環境保全
(株)
『環境貢献部門』
ティービーロジスティック
『社会貢献部門』
近畿環境保全
(株)
『地域貢献部門』
福井興業
(株)
『ステークホルダーとの共同実施部門』 (株)三和興業
『ぴりり部門』
甲陽興産
(株) (株)
興徳クリーナー
『人づくり部門』
仲田総業
(株) 街クリーン(株) 三木資源
(株)
また、47都道府県の環境教育について映像にまとめ紹介されました。地域ごとに特色ある
環境教育を実施されていて、今後の事業活動に活かしていきたい取組みもたくさんありまし
た。
最後に行われたブロック発表は、参加者の投票で受賞者を決める方式ということもあり、
大変盛り上がりのあるブロック発表となりました。
8ブロックとも、工夫をこらした本当に素晴らしいプレゼンとなっておりブロックの結束
の強さを感じました。
私たち北海道・東北ブロックは、斉藤信ブロック幹事がBCP(事業継続計画)事業につい
て発表いたしました。震災を経験したからこそ説得のある実体験に基づくプレゼンとなり、
24
産 廃
BCP(事業継続計画)の重要性を伝えられたと思います。
また引き続き行われた大懇親会では、中部ブロック4県自慢のご当地グルメを堪能しなが
ら、各都道府県青年部会員相互の親睦が深められ活発な情報交換が行われました。懇親会の
なかでブロック発表の受賞式があり「九州は1つ」を合言葉に環境教育部門の発表を行った
九州ブロックが岡山大会に続き第1位に選ばれ、V2を達成いたしました。
懇親会の最後には次回開催地PRが行われました。次回開催地が北海道・東北ブロックとい
うこともあり、北海道・東北ブロック丹野貴之幹事がユーモアをこらした名司会で会場の青
年部会員をステージにひきつけてくれました。引き続き、北海道・東北ブロック荒井寛協議
会長の力のこもったPRが行われました。
2年後は、北海道・東北ブロックの青年部で全国大会の運営をいたします。今回、全国大
会で学んできたことを活かし、大成功に導くことができるよう皆様のご協力のほどよろしく
お願いいたします。
最後になりますが、全国大会開催にあたり、多数のご参加、ご協力をいただきました青年
部会員の皆様に心より厚くお礼申し上げますとともに、準備、運営にご尽力いただきました
関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
(㈲べにばな清掃社 小林 洋平)
産 廃
25
本県において全国産業廃棄物連合会青年部協議会 平成26年度第7回正副会長会議
並びに第8回(通算96回)幹事会が開催されました
平成26年12月5日、全国産業廃棄物連合会青年
部協議会 平成2
6年度第7回正副会長会議並びに
第8回(通算96回)幹事会議がホテルメトロポリ
タン山形にて開催されました。当日は加山順一郎
会長をはじめとする全国18名の幹事の方々にお越
しいただき、また北海道・東北ブロック協議会か
らも11名の方々よりオブザーバーとしてご出席い
ただきました。
全国産業廃棄物連合会青年部協議会
会長 加山順一郎 氏
幹事会議におきましては2週間前に開催された第9回全国大会中部大会in名古屋の成果
報告がなされ、また2月に開催されるスプリングカンファレンス(全国部会長会議)の内容
について協議されました。その他、ここ近年毎年実施されている災害復興事業に関しても議
論が交わされ、
3.11の惨劇を風化させることなく引き続き被災地への支援が必要だという事
を、全国の青年部に対して発信していく事業計画が決議されました。
会議終了後は国の有形文化財に登録された「丸八やたら漬」食事処 香味庵まるはちにて
黒澤協会会長、鈴木常務理事にご臨席を賜り懇親会を開催しました。山形自慢の四季の郷土
料理に舌鼓を打ちながら、全国、ブロック、そして山形県青年部会員同士で貴重な情報意見
交換を行い、親交を深めることができました。年に2回
開催される全国の移動幹事会、8ブロックを持ち回りで
実施しているという滅多にない機会を、山形青年部会と
しては大変有意義な会にすることができたと思います。
今後とも全国における山形県青年部会の存在を色濃く
アピールしていくところでありますので、ご支援の程よ
ろしくお願い申し上げます。
(部会長 荒井 寛)
2
6
産 廃
当協会 黒澤利宏会長
事務局だより
講習会インターネット申込みについて
平成26年度より、講習会の申込みがインターネット上で行えるようになりました。
これから講習会受講予定の方は、是非お試しください。
【メリット】
※
・銀行窓口での振込み、申込書の投函などの必要がありません。
(※オンラインバンキングが可能な場合に限ります。)
・電話で空き状況を確認する必要がありません。
(インターネット上で申込み可能ならすぐに仮申込みができます。)
・いち早く、会場を確保することができます。
<お申込みの流れ>
1
写真ファイルの準備
革
2
申込情報の入力
写真のアップロード、パスワード入力
革
3
仮受付・お支払に必要な情報等 メール受取
革
4
受講料のお振込み 振込期限:7日以内
革
5
受講決定のお知らせ メール受取
革
6
マイページから受講票を印刷、開催当日持参
詳細は、(公財)日本産業廃棄物処理振興センターのホームページ
(ht
t
p:
/
/
www.
j
wnet
.
or
.
j
p/
)よりご確認ください。
産 廃
2
7
協会ホームページ(会員専用)掲載情報(9月∼12月)
タ イ ト ル
分 類
掲載日
平成2
6年度産業廃棄物処理業における安全衛生セミナーの開
催について
研修会等
1
2月2
5日
「労働安全衛生法第28条第3項の規定に基づき厚生労働大臣
が定める化学物質による健康障害を防止するための指針の一
部を改正する指針」の周知について
通知等
1
2月1
6日
除染等業務に従事する労働者の放射線障害防止のためのガ イ
ドライン等の改正について
通知等
1
2月1
6日
平成2
6年度第4四半期のセーフティネット保証5号の指定業
種について
通知等
1
2月1
6日
てき丸君News
-第9号(20
14.
1
2.
5)
平成2
6年度酒田港ポートセミナーの開催について
平成2
6年度「冬の労災をなくそう運動」の実施について
てき丸君News
-第8号(20
14.
1
1.
5)
研修会等
1
1月1
9日
通知等
1
1月1
7日
全産廃連広報 1
1月6日
廃棄物処理におけるエボラ出血熱対策について
通知等
1
1月5日
「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」
に関する説明会の開催について(通知)
通知等
1
0月3
0日
労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令及び労働安全衛
生規則等の一部を改正する省令の施行について
通知等
1
0月1
7日
平成2
6年度山形県農業用使用済プラスチック適正処理推進運
動の実施について(通知)
通知等
1
0月1
5日
研修会等
1
0月1
5日
通知等
1
0月9日
バーゼル法等説明会について
平成2
6年度第3四半期のセーフティネット保証5号の指定業
種について
てき丸君News
-第7号(20
14.
1
0.
7)
全産廃連広報 1
0月7日
山形県リサイクルシステム認証制度に係る募集について
(通知)
通知等
1
0月6日
山形県リサイクル製品認定制度に係る認定製品の募集につい
て(通知)
通知等
1
0月3日
全産廃連広報
9月5日
研修会等
9月4日
てき丸君News
-第6号(20
14.
9.
5)
平成2
6年度「産業廃棄物処理業からの暴力団排除対策のため
の講習会」への参加について
2
8
全産廃連広報 1
2月8日
産 廃
編集後記
新年あけましておめでとうございます。今年の干支は未年。羊はめでたい善良な動物であ
り、群れをなして同じ行動を取り大勢で暮すことから、家族の安泰を意味すると言われます。
ここ近年は地震、竜巻、豪雨、豪雪などによる自然災害が多発しています。またエボラ出血
熱やインフルエンザなどのウイルス感染症が世界的に猛威を振るっています。まさに人類の生
活を脅かす現象が数多くあります。
そのような中、本年は未年にあやかり、廃棄物処理事業に取り組みながら、社業発展、無病
息災のもと平和な一年になりますよう祈念いたします。
今後とも「産業やまがた」発刊へのご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。
荒井 寛 巨大雪だるま おおくら君
県内でも有数の豪雪地として知られる大蔵村には、毎年冬になると、世界一の雪だるま「おおくら君」
がお目見えします。
これは雪深い大蔵村で、雪を使って何かできないだろうかという発想からはじまったもので、平成7年
の「おおくら君1世」
は、高さ2
9.
4
3メートル、地上8階から9階建てのビルに相当する高さを誇り、平
成7年にギネスブックに記録を残しました。
現在も、毎年3月の「おおくら雪ものがたり」の会場となる肘折いでゆ館前にお目見えしており、
「おお
くら君」は今やすっかり大蔵村の冬の風物詩となっています。
なお、本年の完成予定は3月中旬、イベントは3月2
1日(土)に開催いたします。
◆ 産廃やまがた編集委員 ◆
産廃やまがた 第61号
編 集 委 員 長
仲 野 健 兒
平成2
7年1月1
5日発行
編
丹 野 善 将
編集:
「産廃やまがた」編集委員会
発行:一般社団法人山形県産業廃棄物協会
〒990-0041
0 緑町会館6F
山形市緑町一丁目9-3
60 FAX 023-624-53
60
TEL 023-624-55
集
委
員
荒 井 寛
斎 藤 健
西 原
政 範
丹 治 正 彦
編集協力・印刷:コロニー印刷(山形福祉工場)
産 廃
2
9
ॲ
෱
ঢࡇ಩
ႂ಴ٛ‫܁‬ķŇ
ķIJ࣢
໹଼ijĸාIJ࠮อ࣐
ࡇၛ
५ࠁධࣞ
ဋ‫܁ڠ‬
૧ಃୌ೒ͤ
112
໲᥈‫܁‬
編 集:
『産廃やまがた』編集委員会
発 行:一般社団法人山形県産業廃棄物協会
५ࠁঌ࿨ਫ਼
५ࠁ
లĵ઀‫ࢷڠ‬
〒990−0041
๼੅‫܁‬
山形市緑町一丁目9−30 緑町会館 6F
TEL.023−624−5560 FAX.023−624−5360
५ࠁ‫פ‬
ঢ૧ઃ
ٌઽ࢖‫׬‬
編集協力・印刷:コロニー印刷(山形福祉工場)
๊֚২౬༹૽
५ࠁࡇॲު෱‫ܤ‬໤‫ފ‬ٛ
γΞσ
΅λΛΑσ