Inter v iew わたしたちの、とっとり結婚生活 Case 1 P r ofi le なるせ のぞむ さちこ 成瀬 望さん・幸子さん 望さんは大阪府出身。東京で出版関 係の仕事をしていたが、2010年に退 職、翌年鳥取県で生活を始める。鳥 取市鹿野町で「八百屋Barものがた り」 を営む。 そこで倉吉市出身の幸子 さんと出会い、 2014年12月に結婚。 か った な れ ら 得 は 今 まで て結婚へ れ ま 生 が 裕 気 持ちの 余 「人」の魅力に惹かれ鳥取へ 地域住民との交流の場で出会う ̶ 2人はどのよ ぱいだったので、 こんな僕を受け入れてく 環境とは大きく違います。子どもが生まれ れて、 しかもそんな状況を楽しんでくれる人 ることを地域のみんなが喜んでくれている が現れたので驚きました。 のもうれしいです。 うに出会ったので 小さな夢がどんどん叶う場所 すか? 真っ直ぐな姿が輝いて見えた 幸子 鹿野町は人との関わりが深いので、 常に誰かが子どもを見ていてくれる安心 感があります。 望 子どもにも自分で楽しみを作って、人 望 東 京で出 版 関 係の仕 事をしてい ̶ 望さんのどんなところに惹かれま 生を切り開いていく能力を鳥取で育んで ましたが 、友 人と したか? いってもらいたいです。 2011年に鳥取へ 幸子 周りは普通に会社勤めしている人 遊びに来て人の魅 が多い中で、 自分の想いに素直に生きて 力に触れ、同じ月に いる望さんが輝いて見えました。 再び鳥取を訪れ、 そ 望 都会での娯楽は参加して楽しむだけ のまま住みつきまし だったけど、 自分たちで企画して作り出す た。縁あって鹿野町 楽しさも知りました。鳥取に来て気持ちに に移り住み、2013 余裕もでき、参加したイベントで幸子さんと 年にこの店を開い 出会えましたし、鳥取は 「小さな夢がどんど たんです。幸子さんと出会ったのはオープ ん叶う場所」 だと思います。東京にいた頃 ンの準備をしている期間でした。倉吉市で にも付き合っていた方はいましたが結婚 あった移住者と地域住民の交流の場「移 には至りませんでしたから、東京にいた頃 住カフェ」 で出会いました。 の僕と出会っていたら輝いていなかったと 幸子 そこで望さんの自己紹介を聞いて 思いますよ。 ̶ 婚活中の方へメッセージを。 幸子 最近、移住者も増えていて、 その中 「こういう人がいるんだ」 と強く印象に残り ました。鹿野町でお店を開くと聞いたので、 地域で見守ってくれる安心感 には自分のやりたいことをしている面白い 気になってSNSを通じてつながりました。 幅広い出会いの可能性がある 方たちもいます。 まずは出会いの場に一 オープン直前にお店を訪ねて、手作りで 歩踏み込んで、 いろんな方と交流してみて 改装していると聞き、開店準備を手伝うよ ̶ 子育ての環境についてどう思い はどうでしょうか。 うになりました。 ますか? 望 鳥 取に来て、年 齢 性 別を問わず幅 望 オープン後も忙しい時に手伝いに来 望 同世代で子どもがいる人も多いので 広く友達になり、結婚相手にも巡り会え てくれて、 だんだんと意識するようになりま 心強いです。遊び方も、川で魚を釣った ました。鳥取にはいろいろな可能性があ した。 お金もなく、店のことでいっぱいいっ り、山でムカゴを取ったりと自分が育った ると思います。
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