高齢者特有の疾病および関連要因についての理解を深め、健康レベルや

開設科目名
責任者
老年看護学方法論Ⅱ
中村 和代
担当者
単位数(履修区分)
2 単位(必修)
中村和代 白井ひろ子 他
開設期
3 年 前期
授業区分
講義・演習
学習目的
高齢者特有の疾病および関連要因についての理解を深め、健康レベルや療養形態に応じた高齢者とその家族
に対する看護について学ぶ。また、高齢者が人生の最終ステージとしての日々をその人らしく営むことができる
支援や、 QOL と尊厳を守るためのケアについて考える力を養う。
学習目標
1. 高齢者に特有な疾病・病態について理解できる
2.
3.
4.
5.
検査・治療を受ける高齢者の看護について理解できる
紙上事例を通して疾患を持つ高齢者の看護について理解できる
高齢者の総合機能評価について理解できる
終末期を迎える高齢者とその家族の看護について理解できる
授業計画(授業単位)
回
授業項目・内容等
1.
高齢者に特有な疾患における病態・診断・治療
聖マリア病院 聖母病棟 5 階医長 内野医師
2.
検査・治療を受ける高齢者の看護
薬物療法、手術療法、リハビリテーション、他
3.
高齢者の感染症と看護
インフルエンザ、感染性腸炎、誤嚥性肺炎、他
疾患を持つ高齢者の看護
1) 認知症のある高齢者の看護(事例 1)
4.
【講義】 認知症の病態、診断、治療と看護
5.
【演習】 認知症の評価、アセスメントの実際
MMSE, HDS-R, NM スケール等
6.
【演習】 認知症高齢者の看護
7.
【演習】 発表・まとめ
2) パーキンソン病患者の看護(事例 2)
8.
【講義】パーキンソン病の病態、診断、治療と看護
9.
【演習】病態の理解、アセスメント、病態関連図作成
10. 【演習】 看護診断確定、看護計画策定
11. 【演習】 発表・まとめ
回
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
授業項目・内容等
3) 脳血管障害患者の看護(事例 3)
【講義】 脳血管疾患の病態、診断、治療と看護
【演習】 病態の理解、アセスメント、病態関連図作成
【演習】 看護診断確定、看護計画策定
【演習】 発表・まとめ
4) 慢性閉塞性肺疾患患者の看護(事例 4)
【講義】 COPD の病態、診断、治療と看護
【演習】 病態の理解、アセスメント、病態関連図作成
【演習】 看護診断確定、看護計画策定
【演習】 発表・まとめ
21.
高齢者の総合機能評価(CGA)
Vitality index, ADL, IADL, Barthel index, GDS-15,
老研式活動能力指標, 等
【演習】 高齢者の総合機能評価の実際
22.
23.
終末期を迎える高齢者とその家族の看護
終末期を迎える高齢者とその家族の看護
20.
準備学習の内容
関連する既習科目および老年看護学概論の復習、老年看護学方法論Ⅰのワークブックの見直しをしておく
成績評価方法
定期試験 60%, 課題学習・(小テスト含む)30%, 出席状況・受講態度・演習態度 10%,
参考書
(◎=教科書指定)
メッセージ
連絡先・オフィスアワー
備 考
合計 100%
◎1)佐々木英忠他 「系統看護学講座 専門分野Ⅱ 老年看護学 病態 疾患論」 医学書院
◎2)山田律子他「生活機能からみた老年看護過程」医学書院
◎3) 本老年医学会編集「健康長寿診療ハンドブック」
4)鳥羽研二「高齢者の転倒予防ガイドライン」メジカルビュー社
5)鳥羽研二「高齢者への包括的アプローチとリハビリテーション」メジカルビュー社
6 荻原俊男「老年病・認知症―長寿の秘訣―」メジカルビュー社
7)Paola S.Timiras 編, 武田雅俊訳「老化の生命科学」アークメディア
予習、復習にワークブックや Webclass を活用してください
中村和代 連絡先:6 号館 2 階 L625, 内線 217, オフィスアワー:水曜日 16:30-18:00
白井ひろ子 連絡先:6 号館 2 階 L626, 内線 218, オフィスアワー:水曜日 16:30-18:00