家族アセスメント/インターベンション学 Discussions on Family Assessment and Intervention 科目番号 01EA142 授業形態 家族のアセスメント、特に家族の健康レベルおよび家族の生活や機能をアセスメントする能力を養うため に、家族症候のアセスメントと看護過程および看護介入の実践事例をもとに、プレゼンター・教員・学生と で対象家族の健康および生活に関して幅広いディスカッションをおこなう。 単位数 2単位 履修年次 1年次 開講時期 春C学期 水曜3~6時限 開講場所 共同利用棟B 大学院講義室 (204) 担当教員 連絡先 オフィスアワー 古谷佳由理 [email protected] 涌水理恵 [email protected] 岡田佳詠 [email protected] 村井文江 [email protected] 柴山大賀 [email protected] 非常勤講師:東樹京子、荒木暁子、上別府圭子 一般目標 (GIO) この科目は、家族支援専門看護師に求められる家族看護分野において卓越した看護実践能力を修得す るために設けられており、家族の健康及び生活に関する科目ならびに援助方法に関する科目である。家 族員の健康障害に対応した高度看護実践を提供するために家族看護における看護職者の役割と援助姿 勢について理解したうえで、事例を通していくつかの特徴的な家族の「機能」「構造」「成長・発達区分」の アセスメントおよび家族員の健康レベルの査定を行う。また、家族員の疾病・障害に対する診断・治療を 理解し、治療に参画をしながら、家族の潜在的・顕在的問題である家族症候を特定して、家族看護過程を 展開していく。 行動目標 (SBO) 1 いくつかの領域において、支援を必要とする家族の事例を題材に、家族員の疾病・障害に対する 診断・治療を理解し、治療に参画する能力を養うことができる。 2 いくつかの領域において、支援を必要とする家族の事例を題材に、家族の健康および家族の生活 についてアセスメントすることができる。 随時(メールで予定を確認の上訪問すること) 随時(メールで予定を確認の上訪問すること) 随時(メールで予定を確認の上訪問すること) 随時(メールで予定を確認の上訪問すること) 随時(メールで予定を確認の上訪問すること) 3 事例の展開を通して、家族員の疾病・治療の過程を踏まえて、家族をアセスメントし、家族に対す る具体的な看護介入の内容や技法を検討することができる。 4 家族の意思決定過程や相談・介入・継続ケアに必要となってくる家族アセスメント・家族カウンセリ ング・家族療法に関する知識や技術、またその活用方法について理解できる。 授業内容 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 家族アセスメント/インターベンション学の概説 家族看護における看護職者の役割と援助姿勢/家族のアセスメント 家族症候のアセスメントと家族看護過程1(新生児/乳児) 家族看護介入の実践事例1 家族症候のアセスメントと家族看護過程2(小児がん患児) 家族看護介入の実践事例2 家族症候のアセスメントと家族看護過程3(障碍児) 家族看護介入の実践事例3 家族症候のアセスメントと家族看護過程4(思春期) 家族看護介入の実践事例4 家族症候のアセスメントと家族看護過程5(精神) 家族看護介入の実践事例5 家族症候のアセスメントと家族看護過程6(成人・急性期) 家族看護介入の実践事例6 家族症候のアセスメントと家族看護過程6(成人・慢性期) 家族看護介入の実践事例6 古谷 涌水 古谷 古谷 東樹・涌水 東樹・涌水 涌水 涌水 村井 村井 岡田 岡田 柴山 柴山 17 18 19 20 家族症候のアセスメントと家族看護過程7(外来) 家族看護介入の実践事例7 家族カウンセリング、家族療法1 家族カウンセリング、家族療法2 荒木・古谷 荒木・古谷 上別府 上別府 授業外 学習方法 教員や学生同士で授業内容の活用方法の討論を活発におこなうこと。また日頃から関連する文献を検 索・講読し、授業内容について、積極的に思考する態度をもつこと。 評価方法 評価基準 行動目標の達成度を平常点として評価する。 行動目標の1、2を指導に従って大旨できればC以上と判断する。 行動目標の1〜3を指導に従って大旨できると判断されればB以上と判定する。 行動目標の1〜3について優れていると判断され、4を行っていると判断されればAと判定する。 行動目標の1〜3について非常に優れていると判断され、積極的に4を行っていると判断されればA+と 判定する。 教科書 随時紹介する。 参考書 随時紹介する。 備 考
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