木曜 限 学年: 学籍番号: 生命科学 II( 24年 月 日) 名前: 西村 克史 第 5 回 演 習 問 題 問1.微生物の利用に関して,以下の文の空欄に適当な語句を入れて下さい。 アルコール発酵の第一段階はデンプンの分解(糖化)であり、日本酒の場合には、( )菌を用い、ビールの場合には、 ( )を用いる。なぜなら、( )は、デンプンを直接発酵することができないからでる。デンプンを分解する酵素 はどちらの場合も( )である。第二段階で は、( )を用いて糖をエタノールに変換する。このときの代 謝経路は、グルコース→(解糖経路)→ピルビン酸→アセトアルデヒド→エタノールである。 ストレプトマイシン、テトラサイクリン、クロラムフェニコールをつくる菌はいずれも、( )属の( ) 菌である。この細菌の特徴は、カビ の菌糸に似た( ;空中菌糸につく無性胞子)をつくることである。 細菌の中にはペニシリンを分解する酵素、( )をつくり耐性になるものがある。そこで、 Cephalosporium acremonium から、( )というこの酵素に分解されにくいペニシリン類似抗生物質を得た。しかし、このペ ニシリン類似抗生物質を分解する酵素、( )をもつ耐性菌が現れた。そこで、半合成ペニシリン(セフェム 系抗生物質)である( )がつくられた。とっておきのこのセフェム系抗生物質にも耐性菌が現れた。院内感染の原 因菌である( )である。この耐性の原理は、抗生物質のターゲットである( )結合タ ンパク質(P BP)の構造を変える(PBP2’をつくる)というものであった。 L-グルタミン酸は、以前はダイズやコムギの( )を塩酸で加水分解して製造していた。 Corynebacterium glutamicum がつくるグルタミン酸は、すべて L-型なので、( )ー型と( )ー型に分割するという操作が不要になった。 微生物、とくに細菌には大腸菌のように( )の速いものがあり、DNAを増やしたり、またそのDNAに( )されるタ ンパク質を( )量に つくらせることに利用される。DNAを入れるための細胞は( )と呼ばれ、細菌や酵母を用いるとき にはそれらに存在する( )という自律複製性の染色体外環状DNAがよく利用される。外来DNAを宿主細胞内へ挿入・運 搬する役目を果たし、宿主細胞内で増殖できるDNAを( ) という。DNA分子を特定の塩基配列で切断するはさみの役目 をする酵素を( )といい、結合させるのりの役目をする酵素を( )をいう。 問2.微生物と人間-環境-に関して、空欄を埋めて下さい。 大気の約 78%を占める N 2 は、ずっと N 2 いう形にとどまっているのではなく、 N2 → → → → N2 というように変化している。 右図の四角内に適当な語句を 入れて下さい。 2,500m よりも深い暗黒の深海艇に ある熱水噴出口の周辺には、エビ、 カニ、二枚貝、フジツボ、チューブ ワームなどがいる。そこには、硫黄 酸化細菌である( ) 属の細菌がマット状に生育していて、 噴出される熱水中の H2S を酸化している。チューブワームは、口も肛門も退化しているため、この細菌を食べないが、別の硫黄 細菌である( )属の細菌が体内に棲息しており、チューブワームはこの細菌に H 2S と O 2 を供給して育てて食 べている。
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