拠点間通信回線の賃借(入札公告+仕様書)

一
般
競
争
入
札
公
告
科学技術・学術政策研究所において、下記のとおり一般競争入札に付します。
1
競争入札に付する事項
(1)件
名 拠点間通信回線の賃借
(2)納入期限 入札説明書のとおり
(3)納入場所 入札説明書のとおり
2
競争に参加する者に必要な資格
(1)文部科学省競争参加資格(全省庁統一資格)において平成27年度に「役務の提
供」のA、B、C又はDの等級に格付けされ関東・甲信越地域の競争参加資格を
有する者であること。
(2)入札関係書類の提出時に、支出負担行為担当官が別に指定する暴力団等に該当し
ない旨の誓約書を提出した者であること。但し、支出負担行為担当官が誓約書の提出
を要しないと認める場合は、この限りではない。
3
入札書等の提出場所等
(1)入札関係書類の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書を交付する場所
郵便番号 100-0013
所 在 地 東京都千代田区霞が関3-2-2中央合同庁舎第7号館東館16階
機 関 名 科学技術・学術政策研究所総務課経理係
電話番号 03-3581-2391
(2)入札説明会の日時及び場所
次の通り開催し、参加を必須とする。
平成27年7月 2日(木)10時30分
科学技術・学術政策研究所小会議室(中央合同庁舎第7号館東館16V)
(3)入札関係書類の受領期限
平成27年7月10日(金)17時00分
(4)入札及び開札の日時及び場所
平成27年7月17日(金)15時30分
科学技術・学術政策研究所小会議室(中央合同庁舎第7号館東館16V)
4
入札保証金
免除する。
5
入札の無効
(1)本公告に示した競争参加に必要な資格のない者の提出した入札書、入札者に求め
られる義務を履行しない者の提出した入札書、その他文部科学省発注工事請負等契
約規則第11条第1項各号に掲げる入札書は無効とする。
(2)2(2)の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反するこ
ととなったときは、当該者の入札を無効とする。
6
その他
本件の入札に関する必要事項については、入札説明書によるものとする。
以上公告する。
平成27年6月26日
支出負担行為担当官
科学技術・学術政策研究所長
奈良 人司
(別添)
仕
1. 件
様
書
名
拠点間通信回線の賃借
2. 目
的
本調達は、科学技術・学術政策研究所(中央合同庁舎第 7 号館東館)と、国立大学法
人政策研究大学院大学内の科学技術・学術政策研究所サテライトオフィスの拠点間を接
続する通信回線の調達を目的とする。
本仕様書では、通信回線の技術的要件、設置工事、検査等に係る要求条件及び実施方
法について定める。
3. 賃 借 期 間
平成27年8月1日から平成28年3月31日まで
4. 要 求 条 件
(1) 調達対象回線
次に示す2拠点間を接続する通信回線を、1回線調達する。
【拠点1】
拠点名 : 科学技術・学術政策研究所
住
所 : 東京都千代田区霞が関3-2-2
中央合同庁舎第7号館東館16階
【拠点2】
拠点名 : 科学技術・学術政策研究所サテライトオフィス
住
所 : 東京都港区六本木7-22-1
国立大学法人政策研究大学院大学 高層棟4階(C405)
(2) 回線要求仕様
今回調達する通信回線は伝送路と回線終端装置で構成される。尚、伝送路の仕様は
①に、回線終端装置の仕様は②に基づくため、提案にあたっては仕様内容の十分な検
討を行うこと。
① 伝 送 路
1) サービス仕様
ア
電気通信事業者のサービス契約約款に準拠したサービスであること。提案時
に、約款の写しを提出すること。なお、当研究所から内容の説明を求められ
た場合は、誠意を持って対応すること。
イ
伝送路区間において、自社の設備を利用して提供するサービスであること。
ウ
レイヤ 3(IP-VPN)方式の回線であること。
エ
当回線を使用して TCP/IP による通信が可能であること。
2) 回 線 速 度
通信回線速度は10Mbps(帯域確保)とする。
3) セキュリティ要件
同一通信サービスを利用する他ユーザの回線と物理的、または論理的に分離さ
れていて、それぞれの通信回線が相互に干渉しない構成となっていること。
② ルータ
1) 性能・機能
ア
IPv4 のルーティングプロトコルとして、Static, RIP/RIPv2, OSPFv2, BGP4,
が利用可能であること。
イ
監視用のプロトコルとして、CLI, SNMP, Telnet, FTP, RMON が利用可能であ
ること。
ウ
QoS として、RSVP, CAR, WRED, WFQ, CQ, PQ, CBWFQ, LLQ のいずれかに対応
していること。
エ
IPsec, Firewall, IEEE802.1X に対応していること。
オ
DHCP が利用可能であること。
カ
冗長構成として VRRP もしくは HSRP を利用した冗長構成に対応していること。
2) インターフェイス仕様
当研究所が利用可能なインターフェイスとして、以下の内容を満足すること。
ア
100BASE-TX が 1 ポート利用可能であること。
イ
10/100/1000BASE-T が 1 ポート利用可能であること。
ウ
BRI インタフェースが 1 ポート利用可能であること。
エ
L3 プロトコルとして、IPv4, IPv6,が利用可能であること。
オ
L2 プロトコルとして、Ethernet が利用可能であること。
3) 諸
元
ア
EIA19 インチラックに収容できること。
イ
1U 以内に収まることが望ましい。
(最大 2U まで。
)
ウ
奥行が 500mm 以内であること。
エ
AC 100V で動作すること。
オ 【拠点2】向けのルータについては、ルータ設置が不要な回線サービス型(ル
ータレス)も可とする。
③ 保
守
1) 保 守 仕 様
ア
故障受付時間は 24 時間 365 日、故障発生時の修理は平日 9 時から 17 時まで
に復旧対応を行うこと
イ
受注者は故障受付窓口を準備し、当研究所からの連絡に対応をすること。
ウ
故障発生時は、当研究所から受注者の準備する故障受付窓口へ故障発生の連
絡を行う。但し、受注者側で故障を検知した場合は、速やかに当研究所の担
当者へ連絡を行うこと。
エ
当研究所から受注者が準備する故障対応窓口へ故障連絡をした時間を故障
発生開始時間とする。なお、受注者側が故障を検知し、当研究所へ連絡をし
た場合は、その時間をもって故障発生開始時間とする。
オ
受注者は、当研究所からの故障連絡を受けた後、速やかに故障箇所の特定作
業を開始し、故障復旧まで責任を持って対応すること。
カ
受注者は、故障復旧作業時、適宜、復旧作業状況・回復見込みを、当研究所
の担当者の要請に基づき連絡すること。
キ
受注者は、故障復旧作業終了後、速やかに当研究所の担当者へ連絡を行うこ
と。
ク
伝送路における故障の際、提案時に提出する約款による料金返還が適用され
る場合は、速やかに料金返還を行うこと。
ケ
ルータにおける故障の際は、故障発生開始時間から概ね2時間以内に、現地
へ到着し、故障対応を開始すること。
コ
故障復旧作業の際、ルータの設定情報は最新の状態に戻すこと。
尚、設定情報は、受注者が保管・管理すること。
サ
伝送路における通信断を伴う計画工事を行う場合は、工事予定日の 1 ヶ月以
上前に、当研究所へ連絡の上、当研究所の了解を得ること。
シ
ルータに、ソフトウェアのバグ等の重大な問題があることが発見された場合
は、受注者の負担により対応すること。
ス
ルータに設定変更等が必要な場合は、受注者のみが作業を行う。また、契約
期間開始後、当研究所の担当者の要請によって、ルータへ新たな設定を追加
する場合、その費用は当研究所が負担する。
(3) 検
収
科学技術・学術政策研究所担当者が検査を実施し、検査合格をもって検収とする。
(4) 守 秘 義 務
受注者は、本件作業により知り得た情報等を、第三者に公開、貸与、もしくは譲渡
してはならない。
本条件は、契約期間中のみならず、契約終了後においても同様とする。
(5) そ の 他
本仕様について疑義が生じた場合、科学技術・学術政策研究所と協議すること。