資料14

JJC 9 月度理事会資料(2015/9/25)
JJC 調査部会鉄鋼問題検討委員会
トピックス
調査部会 鉄鋼問題検討委員会
1.冷延鋼板アンチダンピング(AD)措置に対するサンセットレビュー調査
1)冷延鋼板に対する AD 措置について
・2013 年 3 月 19 日措置発動。5 カ国(日中韓台越)に対して 3 年間の AD 税賦課。
2)サンセットレビュー調査について
・本年 9 月 4 日に KADI(尼国アンチダンピング委員会)はサンセットレビュー調査開始を告示。
日本側は本措置の 2016 年 3 月での終了を尼国政府に要望してきたが、Krakatau Steel から KADI への申
請(AD 措置延長申請)を受けて KADI が決定。
・日本側(経済産業省、鉄鋼連盟)としてはまず日本除外を働きかける方針で検討中。
・調査対象期間は 2014 年 1 月~12 月
・現時点の調査動向と今後の予定(推定)
9 月 7 日週:鉄鋼メーカー各社に KADI より質問状が到着(回答締切 10 月 15 日)
当地需要家・輸入者の一部に KADI より調査票到着(回答締切 9 月 23 日)
今後の予定(推定):KADI 主催公聴会→KADI による Essential Fact (調査結果要旨)公表
→KADI から商業大臣への建議 → 商業大臣から財務大臣への建議
2.工業省との実務者会合
1)日時、場所、出席者
・9 月 14 日(月)13:00~14:45 、工業省にて
・出席者:工業省 PUTU 総局長、BUDI 金属局長、他2名
日本側 JJC 鉄鋼問題検討委員会古田代表幹事他 2 名、コイルセンター代表 4 名、
日本大使館 池谷参事官殿、日本鉄鋼連盟代表 1 名
2)概要
・7 月 8 日実施の日尼鉄鋼対話フォローアップ会合(経済産業省、工業省)を踏まえて JJC 側より
具体的な改善要望を申し入れる場として開催。
・懸案の通商問題(冷延冷延 AD, 線材セーフガード)に加えて、JJC 側より鉄鋼輸入に関わる手続き
の簡素化と柔軟運用を要望(合金鋼輸入規制、SNI 適用除外、USDFS 手続き等)。
・引き続き個別事案について工業省金属局と JJC 鉄鋼とで協議継続予定。
以上