社会福祉法人島田福祉会島田保育園 2015 年度事業計画 1.2014年度の成果と足りなかったこと ①「子ども・子育て新システム」の実施を前に、全職員が制度の内容・意義・問題点を正しく理解した上で新制度の下での法人運営に 臨めるよう、職員の積極的な学びの姿勢を育てます。 「子ども・子育て新システム」についての学習会などに積極的に参加し、新システムの内容を学んだり情報を収集します。 また、情報は文書や会議で報告するなどし職員全員で共有できるようにします。2015 年度実施前に今後の見通しにつ いて討議する場を持ちます。 ・法人主催の研修会や外部研修などで職員それぞれが学ぶ機会を持った。また、職員会議で新制度の問題点について共有することがで 成果 きた。 ・戸外活動で利用する公園が子どもたちで混み合ってしまうなど、日頃の保育の中で新制度が進めている問題点を実感し、保育所運営 委員会では現状を保護者にも伝えた。 課題 ・職員一人ひとりが積極的に学ぶ姿勢が弱かった。まだ新制度の内容を正しく把握できていない職員もいる。新制度により保育の質が 低下することのないよう、今後も新制度の動きについて、情報を共有したり学ぶ機会を作っていく。 ②園の保育力アップのため、全園挙げての学習・実践活動を継続・発展させていきます。 今年度は保育の質の向上をめざし、遊びと環境について学習、実践をします。具体的には、おもちゃを使った子どもたち の遊びについてまとめたり、その上でおもちゃやさまざまな素材の力を理解したり、おもちゃが充分な力を発揮できる年 齢や場所、提供の仕方を考えます。保育室内の環境や大人の関わり方についても検討し、おもちゃと子どものよい関係づ くりをめざします。 ・計画の時点では上記に書かれているように、おもちゃと子どもの関係について学ぶ予定であった。しかし、園内研修委員会で検討し、 各クラスでは子どもに最適な環境作り、担当では業務に適切な環境作りの話し合いや実践を行い、それを報告しながら意見交換を行 成果 って,園全体の環境を見直すという形で進めた。 ・話し合いの結果、棚や遊具の移動を行い、子どもたちが自主的に遊べる環境を作ることができた。 ・研修ではグループ討議の場を多く設定し、保育士、看護師、給食の職員がそれぞれの立場から子どもにとってどういう環境作りが必 要なのか積極的に意見交換をすることができた。 ・早番、延長、土曜保育の改善にも取り組むことができた。 課題 ・子どもたちの変化や遊びの様子を観察し、さらに改善できるところは次年度も話し合いを持ちながら取り組んでいく。 ③業務目標シートへの理解を深め、全職員のより効果的な研修計画の立案・実行を進めます。 業務目標シートを活用し、昨年度の課題も考慮しながら「個人の研修計画」を 1 年間の見通しを持って作成します。また、 OJT を含めた研修計画に沿って、クラスや職種毎に必要と思われる研修には研修参加を指名します。乳幼児 MT や職員会 議で定期的に研修報告の場を設定し、全職員で学んだり討議、共有できる場を持ちます。 成果 ・業務目標シートで個人の研修計画を作成し、各自が目標達成に取り組んだ。 ・研修参加については個人差もあるが、学んだことを保育や保護者会などに積極的に生かしていた。また、職員会議等で研修報告の場 を設け、共有したことを保育や保護者会に取り入れるクラスもあった。 課題 ・研修報告の場をできるだけ多く作るようにする。 ・業務目標作成時に自分自身の課題を明らかにし、より具体的に研修計画を作成できるようにしていく。また、法人の研修モデルも見 直しをしていく。 ④職種・年齢別MTを中心とした法人内交流をさらに活発にし、互いに学びあって一層の運営向上を図ります。 昨年に引き続き、交流、学習内容は、クラス MT 、乳幼児 MT、職員会議などで報告し、必要があれば話し合いを持ちま す。また、園の実情に合わせて取り入れられることは日々の保育や業務に生かしていきます。 成果 ・MT の内容は報告書の提出とともにクラス、担当内で報告し、保育等に生かすことができた。 ・MT 出だされた問題点は、必要な会議などでも討議され、その内容は全職員で共有した。 課題 ・MT の内容を全職員が共有できるよう、乳幼児ミーティングや職員会議で報告する場を設けるようにしていく。 ⑤新会計基準への移行、前年改定された業績評価・業務目標など、各制度の改定の意義と改定内容を全職員が正しく理解し、より 効果的な運営が行えるよう、各制度の周知・理解を深めます。 新会計基準の移行に伴う変更点などについては、会議などの場で職員に周知します。業績評価・業務目標制度については、 職員からのアンケートの意見を参考に、各自の目標、目標の達成度をヒアリングで十分話し合い、職員全員の業績アップ をめざします。 成果 ・新会計基準の移行にあたり,研修交通費の請求など変更になった点については職員に周知された。 ・昨年度の反省にもとづき、業務目標の設定の際「法人内職員経験別標準業務内容」から選ぶだけでなく、各人にとって必要であった り希望する目標も立て、ヒアリングで指導職と話し合って調整したので、目標が各自の成果につながりやすかった。 課題 ・新会計基準については今後も周知・理解に取り組む。 ・業績評価・業務目標制度ついては今年度より一歩進んだ目標設定ができるようにしていく。 ⑥今年度の「利用者アンケート」の結果をもとに改善課題に取り組みます。 保育内容の見直しや行事の工夫など保育の質の向上に取り組みながら、丁寧な対応、丁寧な説明、明るいあいさつを心が け、保護者との信頼関係を深めていけるようにします。必要なときには保護者へ協力要請や要求もし、子どもたちのため に一緒に子育てをすすめていけるよう努力します。 成果 ・10/20~31 の日程で利用者調査を行い 11 月中旬にフィードバック、その後の職員会議で話し合いを持った。アンケートの回収率は 83.7 %、「現在利用している保育園を総合的にみて、どのように感じていらっしゃいますか」という設問では、大変満足、満足率が 95.8 %と昨年と同程度であった。 ・保護者からの意見の中には、職員の接遇や態度、子ども同士のトラブルに関する対応の信頼度などについて厳しい意見もあげられて 課題 おり、職員各々が職務の見直しをしたり、手引き書の学習、OJT の強化などに取り組んでいく必要がある。 ・2015 年度は第三者評価を受審する。 ⑦子育て支援活動を中心とした、地域全体に向けての幅広い活動に取り組み、法人としての今後の地域貢献のあり方を検討し、具体 化していきます。 昨年度の子育て相談や講座参加の感想などから地域の子育て家庭の要望を検討し、地域活動の内容や参加しやすい日時、 環境を工夫していきます。また、保育士、看護師、栄養士など専門性を地域活動に生かしていきます。大森子ども文庫 では、お話会や園庭開放の他、保護者向けの講座も企画します。地域のさまざまな施設と連携し、園児にもいろいろな人 たちと交流できる機会を作っていきます。 ・出前保育では、昨年度の反省を生かし、看護師、栄養士も参加して乳児向けの内容を発信し参加者も多かった。 ・今年度も子育てサークルの参加者が増え、サークル内の交流や子育て相談も積極的に行われた。 成果 ・子育て支援講座では、昨年度好評だった内容とともに、あらたなに非常勤職員を講師とした講座を企画した。保護者が興味を持つ内 容であったため、希望者も多かった。 ・お話し会でも新しい参加者が増え、多いときには図書室が満員になってしまうほどであった。天候などにより参加者数が大幅に変わ ることもあるが、地域には定着していると思われる。園庭開放を楽しみにしている参加者もいる。 ・地域の高齢者デイサービス施設と定期的に交流を持つことができた。 ・地域活動の積み重ねでいろいろな取り組みへの参加者も増え、島田保育園の認知度をあげる結果となっている。 課題 ・東京都のサービス推進費制度が再構築されることにより、来年度の取り組みについては検討していくこととなった。育児相談などで 地域の子育てにも貢献しているので、今まで取り組んできたことを来年度も続けていく予定である。 ・大森北児童館が民間委託されたことにより連携が難しくなったが、連絡を密に取り出前保育を続けていくようにする。 2.a 2015度の重点目標 ①中長期計画の策定・実践の初年として、改めて法人の基本理念への理解を深めるため、運営ルールの確定、業務マニュアルの整 備・確認を行います。 職員会議にて運営手引き書の学習を計画的に取り入れていきます。また、園内研修として「保育園の危機管理」をテーマ とし、一昨年の取り組みの課題や危機管理部分のマニュアルの見直し、学習を行います。 ②職場環境整備・心と体の健康のための体制強化を進めます。 職員間の日常的な声かけ、看護師による健康相談、健康診断後のフォロー、ヒヤリング等での聞き取りなどさまざまな場 で何でも話しやすく働きやすい職場づくりをめざします。また、事務所や子育て相談室、休憩室などの環境整備を心がけ ていきます。毎年行っている職員アンケートやメンタルヘルスケアの外部研修参加も取り組んでいきます。 ③2014年度より開始した法人内合同研修を体系化し、各職員の研修計画の中に明確に位置づけ、資質の向上に役立てます。 法人内合同研修を含め、業務目標シートによる効果的な研修計画の作成と実行に取り組みます。また、各人が学んだこと を報告、共有する場を積極的に設け、職員みんなの力で保育の質を上げる努力をしていきます。 ④地域への広報効果を高めるため、法人紹介パンフレット(普及版)の作成を行います。 今まで取り組んできた地域の子育て支援活動を継続し、引き続き島田保育園の認知度を高めたり、地域の子育て家庭への 支援を行っていきます。法人紹介のパンフレットと共に、園のしおりの簡易版を作成し、地域活動や園見学時などに利用 していきます。 ⑤利用者アンケートを継続的に行い、結果を運営改善に役立てます。 第三者評価を受診すると共に再度書類の見直しや整理を行い、個人情報の管理などを徹底できるようにします。利用者調 査では昨年度より前進できるよう、保護者との信頼関係づくりを進めていきます。 ⑥地域の子育て支援活動の充実のため、新規に開園する北嶺町第二保育園の円滑な運営に全力を尽くします。 財政や人事、園同士の交流等で新園運営のサポートを積極的に行っていきます。 ⑦中長期計画による法人運営を念頭に置いた単年度の目標設定を行いつつ、その実践効果や制度の現状を踏まえてよりよい方向 に向けて長期計画の調整と検討を行います。 単年度の目標設定として、①園内研修で取り組む「保育園の危機管理」の中でのリスクマネジメント体制の強化、②新し い職員体制の中での新リーダーの育成、新職員への細やかな OJT、③昨年度の園内研修のテーマであった保育環境の見直 しを続けながら、保育の質の向上、財政の効率化に取り組んでいきます。 b 目標をどのようにして達成するのか〈年間計画) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 ① 運営ルール 職員会議等での学習・見直し 2月 3月 課題の整理 の 確 定 ・ 業 務 園内研修の実施 園内研修のまとめ マニュアルの 評価 月別計画を作成し推進( 職員会議での学習・話し合いなど) 発表 次年度に 向けての討議 整備確認 ②職場環境 整備 日常的な取り組み(声かけ・健康相談・環境整備・外部研修など) ヒアリング 中間ヒアリング ③法 人内合同 ヒアリングにて個人の研修計画を作成・実践 年度末ヒアリング 中間ヒアリングにて確認・助言 年度末ヒアリングにて評価 研修・資質の 次年度目標についての助言 向上 法人合同研修会参加・報告 法人合同研修会参加・報告 次回研修会内容検討 園の研修計画を作成・実践 中間総括にて評価・見直し ④ 地 域 へ の 子育て支援計画をもとに地域活動を実施 広報効果 評価反省 会議で内容の共有 来年度についての討議 園用簡易パンフレット作成 ⑤ 利 用 者 ア ン 調査機関決定・契約・書類整理 ケート 前年度の結果を受け、保育内容の見直し、行事の工夫 ⑥新園への 財政や人事面でのサポート 保護者との信頼関係づくり サポート 評価反省 見直し・新規作成 実施・フィードバック 保護者への結果周知 職員間での討議・次年度運営に 反映させる 次年度の見通し等の 園交流 討議 ⑦ 中 長 期 計 職員の育成 今年度の評価反省 画 の 調 整 と 保育環境の見直し 中長期計画の検討 検討 財政の効率化 リスクマネジメント委員会 3.施設運営 (1)児童の処遇 ア クラス編成 クラス名 年齢 園児数 備考(他の保育士、職名、職員数記入) ふたば 0歳 5 12 園長1 副園長1 わかば 1歳 5 18 主任1 副主任1 つぼみ 2歳 4 20 乳児フリー1 たんぽぽ 3歳 2 20 全体フリー1 ひまわり B 4歳 2 20 看護師1 ひまわり A 5歳 合計 イ 保育士数 2 20 20 110 幼児フリー1 給食4 事務1 月別保育予定日数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 25 23 26 26 26 23 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 26 23 23 22 24 26 回数 実施月 合計 備考 10 月 11 日(日)運動会 2 月 21 日(日)ひなまつり発表会 293 ウ 健康管理 項目 対象 健康診断 0 歳児 全園児 全園児 年 2 回 6 月・11 月 歯科検診 エ 項目 対象 回数 実施月 週1回 身体計測 全園児 月1回 年 2 回 4 月・10 月 蟯虫検査 全園児 年1回 6月 間 標 保育(各クラスの保育目標) クラス 年齢 年 目 ・安全で清潔な環境作りを進めながら「楽しく食べること」「機嫌良く過ごすこと」「安心して眠れる ふたば 0歳児 こと」の生活リズムを作る ・大人との安定した人間関係を作り、共感関係を作る ・意欲的に遊べるように、関わりの持てる環境を作る ・安定した歩行に向けて、その基礎となる力をつける ・さまざまな要求を引き出しながら、言語の獲得につなげる ・自分でやろうとする気持ちを尊重し、保育者の援助を受けながら基本的生活習慣を身につけようとする わかば 1歳児 ・保育者との信頼関係を築きながら、言葉のやりとりを楽しめるようにする ・友達との関わりを通して、一緒に遊ぶ楽しさを知る ・散歩や戸外遊びを多く取り入れ、元気で丈夫な身体を作る ・基本的生活習慣(食事、排泄、睡眠、着脱)を自分でしようとする意欲を育て、身につけていく つぼみ 2歳児 ・保育者との信頼関係の下、自己主張をし、自分の思いや欲求を言葉で表現しようとする ・遊びの中で、体を動かし運動能力を伸ばしたり、表現活動の楽しさを知る ・日常生活に必要な言葉が分かるようになり、絵本を楽しんだり、保育者や友だちとの会話を楽しむ ・園生活の流れや生活の仕方がわかり自分でしようとする。また、自分でしようとする意欲を持ち、 たんぽぽ 3歳児 工夫したり頑張る心を育てる ・保育者や友だちと親しみ、触れ合いながら安心して遊ぶ楽しさを知る ・自分の気持ちや欲求を自分なりの言葉や行動で表現したり、保育者や友だちの話を聞く態度を身につける ・戸外で体を動かして遊ぶことを楽しむ。また、自然に関心を持ち積極的に触れる ・いろいろな素材や用具を使って様々な表現活動を楽しみ、感受性を育てる ・生活に必要な基本的な生活習慣を身につける ひまわりB 4歳児 ・保健的で安全な環境の中で、一人ひとりの欲求を十分に満たす ・全身を動かして遊ぶ楽しさを味わいながら、体や運動機能の発達を高める ・人との関わりを通して、感じたこと、想像したことを音楽や造形、体を使うなどの自由な方法で表現 し、創造力、表現力を養う ・自分の思いや経験を言葉で伝えようとしたり、相手の思いを分かろうとする ・人との関わりを大切にし、信頼関係の基盤を作る ・自然や身近な事象に触れ、興味や関心を持つ ・社会的生活に必要な基本的生活習慣や態度を身につけ、自らすすんで行動する ひまわりA 5歳児 ・保健的で安全な環境を設定し、一人ひとりの欲求を受け止めることで、情緒の安定を図る ・やればできる経験を重ねることで、喜びや自信につなげ、活動に意欲的に取り組む ・自己主張する中でも自己抑制をきちんと行い、気持ちのコントロールができるようにする ・友だちと協力し合うことの大切さを知り、思いやりの心を持つことで信頼関係をより深めていく ・日常生活に必要なことばづかいや挨拶を自らすすんで行い、場面に応じて使い分けようとする ・音楽や造形などの表現遊びや「読」「書」「算」などに興味関心を持つ ・身近な自然や行動などの社会事象に触れることで、興味・関心を深めていく。また、好奇心や探求心 を高め、感性を豊かにする ・食事の楽しさを知り、好き嫌いをなくし、食することへの感謝の心を養う 給食 ・健康に留意し、安全な食事作りに心がける ・保育士と一緒に食育を進める ・保護者に献立表、給食だより、講習会などで食育を伝える ・子どもの心身の健康状態が維持・増進できるように保育士・保護者と連携を取り援助する 保健 ・健康を阻害しているときは、早期に発見し、適切な対応をする ・保育中の事故・感染症の流行を防止し、安全で衛生的に生活できるように援助する ・子ども達自身が健康で安全な生活を意識して生活できるよう援助する ・職員が業務を円滑に行えるように身体的・精神面でのサポートをする [主な行事予定] 4月 ・春の健康診断 10 月 ・運動会 ・誕生会 5月 ・子どもの日集会 ・誕生会 ・交通安全教室 ・保育参観・個人面談(ふたば) ・誕生会 ・遠足(たんぽぽ・ひまわり) ・秋の健康診断 11 月 ・保育参観・個人面談(わかば・ひまわり A) ・世代間交流(たんぽぽ・ひまわり B) 6月 世代間交流(わかば) ・保育参観(つぼみ・たんぽぽ・ひまわり B) ・親子遠足(保護者会) ・歯科検診 ・世代間交流(ひまわり A) ・世代間交流(ふたば) 12 月 ・保育参観・個人面談(つぼみ) ・保育参観・個人面談・試食会 ・クリスマス会 ・観劇会 (つぼみ・たんぽぽ・ひまわり B) ・誕生会 ・誕生会 ・もちつき大会 ・保護者会(幼児クラス) ・魚の解体ショー ・歯科検診 ・保育参観(ふたば・わかば・ひまわり A) ・誕生会 7月 ・プール開き ・七夕集会 1月 ・世代間交流(つぼみ) ・誕生会 ・お正月集会 ・誕生会 ・保護者会(乳児クラス) ・夏まつり 8月 ・誕生会 ・プール閉じ 2月 ・保護者会(幼児クラス) 9月 ・引き取り訓練 ・節分集会 ・誕生会 ・ひなまつり発表会 ・誕生会 3月 ・保護者会・試食会(乳児クラス) ・お別れ遠足(ひまわり) ・誕生会 ・お別れ会 ・卒園式 ・行事の中で異年齢の交流を意図的に行う。 ・行事については前もって担当で打ち合わせを行い、2 週間前までに計画書を提出し、リーダー会、職員会議で報告する。 行事終了後は反省を提出し、次年度に生かせるようにする。 ・お店やさんごっこは日程、内容とも年度初めに検討する。 オ 栄養管理 集団給食施設栄養報告 年2回 献立作成上の留意点 ・季節の食材を取り入れ、加工食品を少なくし食材の安全性を考える。 ・子どもたちの喫食状況を把握して調理や献立に反映させる。 ・食材の偏りがないようバラエティにとんだ内容につとめる。 ・月例、年齢に応じた食べやすさや彩りに気を配る。 給食供給者としての 諸管理 ・衛生管理点検表 ・検収の記録簿 ・食品の加熱加工の記録簿 ・献立表 ・栄養管理状況報告書 ・栄養出納表 ・喫食状況日報 ・食品保管時の記録簿 ・給食日誌 ・給食だより カ 安全管理 交通安全教室 10 月 15 日 非常災害時の避難訓練 毎月 1 回実施 引き渡し訓練の実施 9 月 1 日実施 安全点検 月 1 回の避難訓練時に実施 キ 食育計画 ・保育課程の食育の計画をもとに、クラス、担当で年間計画を立てる。 また、毎月の指導計画の中で年間計画を具体化し、実践、評価を行う。 年齢 6 ヶ月未満児 目標 ・おなかがすき、ミルクを飲みたいとき飲みたいだけゆったりと飲む。 ・安定した関係の中で、ミルクを飲み、心地よい生活を送る。 6 ヶ月から ・おなかがすき、ミルクを飲み、離乳食を喜んで食べ、心地よい生活を味わう。 1 歳 3 ヶ月未満児 ・いろいろな食べ物を見る、触る、味わう経験を通して自分ですすんで食べようとする。 1 歳 3 ヶ月から 2 歳未満児 2 歳児 ・おなかがすき、食事を喜んで食べ、心地よい生活を味わう。 ・いろいろな食べ物を見る、触る、味わう経験を通して自分ですすんで食べようとする。 ・いろいろな種類の食べ物や料理を味わう。 ・食生活に必要な基本的な習慣や態度に関心を持つ。 ・保育者を仲立ちとして、友達とともに食事を進め、一緒に食べる楽しさを味わう。 食と健康 食を通じて、健康な体と心を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力を養う。 ・できるだけ多くの種類の食べ物や料理を味わう。 ・自分の身体に必要な食品の種類や働きに気づき、栄養バランスを考慮した食事をとろうとする。 ・健康、安全など食生活に必要な基本的な習慣や態度を身につける。 食と人間関係 食を通じて、他の人々と親しみ支え合うために、自立心を育て、人とかかわる力を養う。 ・自分で食事ができること、身近な人と一緒に食べる楽しさを味わう。 3 ・さまざまな人々との会食を通して、愛情や信頼感を持つ。 歳 ・食事に必要な基本的な習慣や態度を身につける。 以 食と文化 食を通じて、人々が築き、継承してきたさまざまな文化を理解し、作り出す力を養う。 上 ・いろいろな料理に出会い、発見を楽しんだり、考えたりし、さまざまな文化に気づく。 児 ・地域で培われた食文化を体験し、郷土への関心を持つ。 ・食習慣、マナーを身につける。 命の育ちと食 食を通じて、自らも含めたすべての命を大切にする力を養う。 ・自然の恵みと働くことの大切さを知り、感謝の気持ちを持って食事を味わう。 ・栽培、飼育、食事などを通して、身近な存在に親しみを持ち、すべての命を大切にする心を持つ。 ・身近な自然にかかわり、世話をしたりする中で、料理との関係を考え、食材に対する感覚を 豊かにする。 料理と食 食を通じて、素材に目を向け、素材に関わり、素材を調理することに関心を持つ力を養う。 ・身近な食材を使って調理を楽しむ。 ・食事の準備から後片付けまでの食事作りに自ら関わり、味や盛りつけなどを考えたり、それを 生活に取り入れようとする。 ・食事にふさわしい環境を考えて、ゆとりある落ち着いた雰囲気で食事をする。 (2)職員の処遇 ア 環境構成 職種 ウ 人数 イ 職種 人数 健康管理 項目 園長 1 調理員 3 副園長 1 看護師 1 または 主任 1 事務 1 生活習慣病検診*2 副主任 1 嘱託医 2 保育士 23 非常勤 5 栄養士 1 パート 職員会議 『2015 年度の日程と体制』に記入 職員健康診断* 1 対象・概要 *1 (非常勤職員には健康診断書の 年1回 提出を要請する) *2 腸内細菌検査 回数 35 歳未満の常勤職員全員 40 歳以上の常勤職員全員 調乳・調理担当者全員 月1回 エ 研修計画 (園内全体研修) ・全職員で「学習・実践活動」に取り組む。2015 年度のテーマ「保育園の危機管理」(詳細後日) ・月1回の職員会議の中に、「学習・実践活動」の討議を計画的に取り入れる。 ・外部研修で学んだことを乳幼児ミーティングや職員会議の中で報告、討議する。 ・保育士はリトミックの園内研修を職員会議のあとに行う。到達度テストも行う。(責任者 主任) (個別研修・外部研修) ・外部研修には各自が 3 回以上参加する。 ・外部研修の参加形式は下表の通りとし、事前の申し出により勤務日を調整する。 ・指名研修は、必要な研修、経験年数などを考慮し、職員が平均的に参加できるようにする。 ・個人研修は業務目標の中で計画を立てる。 ・天野式リトミック研修会の参加については日程と体制に記入。 種別 承認研修 指名研修 用件 本人の希望による研修 費用負担等 備考 研修費は保育士1人年度 25000 円 研修が時間外、 他職種は 10000 円まで園が負担 休日にあたる場合 交通費、食事代(500 円)の全額を園が負担 は研修手当支給 園として必要な研修に個人 研修費、交通費、食事代(500 円)の全額を を指名して参加させる研修 園が負担 自主研修 各人が希望し、各人の費用 支給対象外 負担で受ける研修 (OJT) ・OJT 計画を職員の意見を取り入れて作成し、提示する。 ・各クラス、給食など計画的に入り指導を行う。 ・OJT の報告内容を全職員で共有する。 オ 福利厚生 ・福祉医療機構退職共済制度加入 ・職員相互保険加入 ・大田区勤労共済加入 ・入院見舞金制度加入 ・職員共済会「さくら会」(常勤職員加入) 4.施設管理 (1) ア イ 事務関係 会計責任者 事務 ①新会計基準に基づく会計業務の遂行と関係書類の整備(事務) 会計事務・管理事務 施設管理責任者 副園長 ②都・区その他関係機関との対応、報告、連絡(園長・主任) 出納責任者 園長 ③保存書類の整理と今後の保存書類縮小の準備を進める(主任) 内部経理責任者 主任 防火管理者 副主任 児童処遇事務(保育、給食、健康管理) ①苦情解決制度のあらましや大田区オンブズマン制度については、わかりやすい場所に掲示する。 ②収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるよう整理・管理する。 ・紙媒体の情報は種類別にファイルし、タイトルをつけ保管する。個人情報保護規定に基づき管理する。 ・電子データについてはその機密性により、各自の電子媒体に保管し、使用法については情報管理開始時に職員全員に 説明をする。 ③給食のアレルギー対応など個人の対応となる園児についての情報を職員間で確認し、間違いがないように対応する。 (アレルギーチェック表を使用する) ④保健記録について、記入漏れがないようにすることと、個人情報にかかわる書類については鍵のかかる書庫を使用し、 看護師が管理する。 児童処遇責任者 主任 衛生推進者 看護師 食品衛生責任者 栄養士 食育活動推進者 副主任 (2)設備関係 ア 園舎・固定遊具・園庭の点検 ・安全点検の項目に入れ、安全点検時や使用前に必ず点検をする。 ・防火管理者を責任者とする。 イ 要修理箇所の洗い出し、計画的修繕→ 2015 年度は園庭の整備を行う。 (3)備品関係 ア 備品購入予定 イ 保育用品購入予定 ウ 給食用品購入予定 エ 固定資産物品購入予定 2月末までに調査の上、調整する。計画表を作成する。 (4)災害対策 ア 避難訓練・消火訓練 非常災害対策訓練年間計画表に基づき年 12 回実施する。 9 月に引き取り、引き渡し訓練を行う。 イ 防災設備の点検委託 点検箇所 消防設備点検等 実施日 年2回 業務委託先 セコムテクノサービス 点検箇所 冷暖房点検 年1回 年2回 業務委託先 三菱ビルテクノ (空調関係) (届け出 1 回) 防火対象物検査 実施日 セコムテクノサービス サービス 学 校 110 番 設 置 ・点 年 4 回 電気通信共済会 検 建築設備定期点検 ウ 年1回 栄和設計 エレベーター点検 月1回 日本オーチス 非常食料の備蓄 (全児童数+全職員数)× 3 食× 3 日分 ※収納場所 保育園4 F 押し入れ 駐輪場倉庫 5.地域社会との連携 ●保護者が要望する地域の情報を利用しやすい形で提供する。(園のしおりなど) 医療機関、公園、関係機関、病児保育室など ●子どもが職員以外と交流できる機会を確保する。 ①園の掲示板、ポスター、園だよりの送付、パートナー登録者への DM の送付などにより、園の様子を知らせたり行事へ の参加を呼びかける。 ②日常的な声かけやあいさつは欠かさない。 ③夏まつり、運動会や発表会などの行事を DM やポスターで告知し、園外児の参加を呼びかける。 ④地域の町会、老人いこいの家、ディサービスセンター、商店会、民生・児童委員などとの交流を深める。 ⑤職員や園児が地域を知るために、地域見学(消防署、地域の商店など)を積極的に行う。 ⑥児童館、町会や地域の行事の情報提示を保護者に行う。 ⑦行事などの交流、学校参観、情報交換会、体験学習などの開催を設定し、小学校との連携を強める。 ⑧中高生などの保育体験、地域からのボランティア受け入れを積極的に呼びかける。 (鈴ヶ森中、大森第 2 中、貝塚中、大田区社会福祉協議会との連携) ⑨法人のホームページに園の紹介をする。 ⑩年 6 回程度、地域の子育て家庭を対象に「子育て支援講座」を開催し、子育て教育相談も常時受け付ける。 ⑪地域で活動している「子育てサークル」への育成支援をする。 ⑫総合体育くらぶ、イングリッシュくらぶなどのくらぶ活動を盛んにする。(地域、大森駅前保育園、大森北六丁目保育園 にも呼びかける) ⑬子育てのノウハウを地域に積極的に提供していく。 緊急一時保育、体験保育、年末保育、子育て・教育相談、出前保育、子育て支援講座、子育てサークル活動、出産を迎え る親の体験学習 ⑭大森子ども文庫にて、地域へ図書の貸し出しやお話し会を行う。 6.子育て支援活動への取り組み 課題 予定回数 主な内容 パートナー保育登録 延べ 50 人程度 園の行事や子育て支援講座などの参加を DM などで呼びかける。 緊急一時保育 延べ 20 人程度 緊急に保育を必要とする子どもの保育を行う。 体験保育 延べ 10 人程度 保育園での保育を体験してもらう。育児、入園相談などを受ける。 出産を迎える親の体験 延べ 12 人程度 保育 (掲示板への掲示や専用パンフレットを地域の施設に置いてもらう。 また、施設見学時や行事に参加した方などにも呼びかける。) 世代間交流 年 10 回程度 園行事への参加、地域の老人施設との交流 退所児童との交流 年 6 回程度 園行事への参加、入所児童との交流・夏休み教室 小中校生の育児体験 延べ 10 日以上 小学生、中学生の体験学習を受け入れる。 保育拠点活動支援 年 6 人以上 保育、看護実習生を受け入れる。 育児・教育相談 年 20 件程度 来園、電話、FAX、メールなどで受け付ける。 出前保育 年 6 回程度 児童館にて地域の保護者、子どもたちに保育内容を紹介したり、育児相談を 子育て支援講座 年 6 回程度 子育てに役立つ内容を企画し開催する。育児相談も受ける。 子育て情報誌発行 年 10 回程度 毎月ホームページに育児情報をのせる。 子育てサークル支援 年 6 回程度 地域の子育てサークルに参加し支援する。 大森子ども文庫 通年 地域へ絵本等図書の貸し出しやお話し会(毎月 1 回)を行う。 受けたりする。 7.全員出勤日の日程・体制等 日程 午前中 13:30~ 乳幼児ミーティング 職員会議(ケース会議 園内研修 リスクマネジメント委員会 4/25 (土) 5/23 食育会議 親子遠足・保護者会 について 6/27 保育所運営委員会① (土) 職員会議(園内研修 リスクマネジメント委員会 食育会議 他) 7/18 職員会議(運動会について 8/29 リスクマネジメント委員会 園内研修 夏まつりについて リスクマネジメント委員会 プール遊び 食育会議 食育会議 主任 他) 職員会議 園内研修 主任 他) 乳幼児ミーティング 職員会議(決算・予算の説明 (土) (土) 担当 14:30~ 主任 法人合同研修会(15:30~17:00) 夏まつり準備~夏まつり 主任 他) 保護者会(幼児クラス) 乳幼児ミーティング 職員会議(園内研修 リスクマネジメント委員会 食育会議 他) 主任 保護者会(乳児クラス) 運動会打ち合わせ (土) 9/26 職員会議(前期の反省と後期へ課題 (土) リスクマネジメント委員会 1 0 / 2 4 保育所運営委員会② (土) 食育会議 園内研修 食育会議 食育会議 他) 乳幼児ミーティング 職員会議(経理説明会 園内研修 リスクマネジメント委員会 (土) 1 1 / 2 8 職員会議(ひなまつり発表会について 主任 園内研修 主任 他) 乳幼児ミーティング 法人合同研修会(15:30~17:00) 主任 リスクマネジメント委員会 他) 1 2 / 1 9 保護者会(幼児クラス) 乳幼児ミーティング 職員会議(園内研修 リスクマネジメント委員会 食育会議 他) 主任 (土) 1/23 保護者会(乳児クラス) (土) 保育所運営委員会③ 2/7 法人合同職員会議 乳幼児ミーティング 職員会議(園内研修のまとめ 職員アンケート結果について リスクマネジメント委員会 9:00~ (日) (土) 新入園児オリエンテーション 他) 主任 2016 年度法人事業計画討議 2016 年度職員人事 13:00~ 3/5 食育会議 五園研修発表 理事長 2016 年度法人事業計画を受けての討議 2016 年度島田保育園事業計画 2016 年度日程と体制 年間計画 クラス・担当別ミーティング 園長 園長
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