親子の絆を深める - 茨城県更生保護女性連盟

親子の絆を深める
大洗町更生保護女性会
1 テーマと趣旨
平成 24 年度続き本年も「ほっとけない運動」の県連盟の推進地区となり、青少年健全育成
を目的とした「親子の絆を深める」活動を行うことになりました。
会員で話し合いを重ね、今、家族の教育力の低下や、家庭内での人間関係の希薄化、人との
コミュニケーションが欠けているのでは、との思いで、それなら一番小さな社会である家庭
に対し何ができるかを考えました。
家族で体験し、家庭に持ち帰り、親子で楽しく話し合い、お互いの素晴らしい点を発見し認
め合い『絆』の再発見のお手伝いができればとの思いで、「親子座禅と法話・お抹茶を頂く
会」を計画し、地域の方々と連携し取り組むこととしました。
2 活動内容
準備期間は、9 月~11 月と連携先である各小学校・各寺院との連絡、打ち合わせ、会員間
の役割分担の確認など頻繁に行い下記のような事業一覧になりました。
記
「ほっとけない運動」事業一覧
小学校別
大洗町更生保護女性会
区分
大洗小学校
大貫小学校
夏海小学校
日時
12 月 22 日(日)
午前 9 時~11 時
11 月 17 日(日)
午前 9 時~11 時
12 月 26 日(木)
午前 9 時 30 分~11 時
場所
西福寺(磯浜地区)
西光寺(大貫地区)
成就院(夏海地区)
参加対象
全学年
全学年
全学年
募集人数
制限なし
制限なし
制限なし
協力者
西福寺住職
西光寺住職
成就院住職
内容
参加者
法話、お作法
座禅、お抹茶の会
小学生とその家族
法話、お作法
座禅、お抹茶の会
3 校合計
法話、お作法
昔話かたり
お抹茶の会
102 名
*大洗町広報誌に今回の活動を載せていただきました。
*大洗町更生保護女性会の活動の一端をアピールできたのではないでしょうか。
3 参加協力連携先
① 行政
福祉課長
② 保護司会 5 名
③ 寺院
④ 更女会員
西光院・西福寺・成就院ご住職
22 名
4 活動後の感想
参加者(アンケート)より
・初めての座禅体験でした。お心づくしの抹茶に身も心も温かくなりました。
・心温まるお話が聞けて、父母に感謝でき心が洗われました。
・子供に、「ありがとう」と言い合える間柄でいたいとおもいました。来年も是非
参加したいです。
・孫と参加、家に帰ったら家族と話し合います。
・座禅の時の感謝の気持ちを忘れず子育ての中で、周囲の方・家族への感謝を改めて
実感し、たのしく子育てして行こうという気持ちになりました。
・お経の載っている本を、仏壇の前で読みたいです。(小学 2 年)
・コマやバラの花の折り紙を有難うございました。大切にします。
寺院より
今の時代、若い人がお寺に来る機会がなく、このような活動は本来お寺がやら
なければならないことであり、理想的です。今後も機会があれば協力したい。
3 寺院ともにお申し出を頂きました。
出席会員より
参加者を集めるのに苦労した。学校単位だけではなく、子供会・PTA・放課後子ど
も教室などと連携してはどうか
冬休み中でも普段の日は親が参加できないので週末の方がよいのでは
日本文化を知ってもらうことは大切(お箸の取り方・饅頭の取り方・茶碗の持ち方)
喜びの声がたくさんよせられましたが、反省点もありました。
これからを踏まえて、次年度の活動をするときもう一度、連携・協力・広がりなど考え次の
運動に繋げて行きたいと思っております。
訪問先(寺院)との意見交換
各ご住職との話し合いの中で今「何がほっとけない」のか一寸ですが、垣間見えた部分が
ありました。
① 学校生活で少し横道にそれた子供は、大人は皆、敵と思ってしまう。
② お寺は、自分の居場所がない子供たちの逃げ場となるので、ひと声かけてあげたい。
③ 非行に走るのは、家庭内(親)に問題があり、心が安らげないのではないか。
④ 煙草を吸ったり、路上で携帯を使っていると、大人は怪訝な顔で見る。見ない振りせず、
声をかけて欲しいのではないのか。
⑤ 学校に来賓が来るので、帰るように言われ、お寺へ来る子供がいた。以前は、写経をや
らせていた。
⑥ 今は、おせっかいが優しい先生がいなくなった。
⑦ 若い人が町を出て行って戻ってこない。20 年後には役場とお墓しか残らない。この話を
聞いたとき改めて親子の絆を考えさせられた。
どちらのご住職も家庭教育の大切さを話されました。
大洗町更女として細く長い運動を通してこれからの子どもたちや家族に対し、少しでも理解
してもらう、身近で犯罪予防活動のできる活動の必要性を強く感じました。
連盟からのコメント
家庭の教育力の低下が「ほっとけない」ととらえ、広報紙を通してPRし親子関
係の絆を深める場を設定する活動に取り組みました。参加者を集めることに努力さ
れ子供会、PTA、放課後子ども教室などとの連携の必要性に気付かれたようです
ね。とても遠大なテーマですが、まっさきに問い直すべきテーマであるとも言えま
す。長い年月をかけてじっくりと学んでいくつもりで進めていけば、活動から少し
ずつ何か大切なのかということが汲み取られてくるのだと思います。継続すること
が大切です。今後の展開に期待しております。