氏名:柳原 隆司 生年:西暦 1953 年 出生地:岐阜市 現職と役職(自営の

氏名:柳原
隆司
生年:西暦 1953 年
出生地:岐阜市
現職と役職(自営の場合は屋号或いは業務名称):東京大学
工学系研究会
建築学専攻
特任教授
CXP 属性:CxPE(BE/PH)
専門取得資格:(不要なものを消して下さい)
建築設備士、(設備設計)一級建築士、
業務履歴
1 . 主として電力会社の各種建物(本支店、営業所、病院、学校、研究所等)の建築
設備設計および工事監理業務に従事してきた。施主側の建築技術者として担当し
た主な業績として、東京電力東村山総合社屋、東京電力技術開発センター、東京
電力船橋コンピュータセンター等がある。東村山総合社屋では大温度差蓄熱槽、熱
源変流量制御、オープン化BEMS、ベンチレーション窓、自動制御ブラインド
(スラット角)等の新技術を採用し高い省エネルギー性を実現した。技術開発セ
ンターでは氷蓄熱+低温送風空調システム、ベンチレーション窓+自動制御ブラ
インド(巻上+スラット角)+中光利用照明システムや適正照度維持システム、
オープン化BEMS(インターネット利用データ転送)等を採用し、高い省エネ
ルギー性と快適性の両立を図った。上記2物件は空気調和・衛生工学会賞をはじ
め各種の賞を受賞している。1977 年4月~1988 年 12 月
合計 10 年
2.空気調和・衛生工学会においては、BEMS 委員会、コミッショニング委員会、換気
委員会の委員を担当し、また H14・15 年度および H18・19 年度に事業理事を努め、
会員の教育支援や学会活動の活性化に努めてきた。その間,中原先生(現 BSCA 理
事長)を団長とするコミッショニングの海外視察団に参加し,海外事情を目にする
ことで, コミッショニングに関する知見を深めた。現在は BSCA の幹事を勤めてい
る。2002 年6月~2004 年5月、2006 年6月~2008 年5月 合計4年
コミッショニングへの抱負など
日本は省エネ技術に秀でていると言われているが、実際の建物を詳細に見てみると、ま
だまだ設計の悪さや施工、運転管理のまずさが多いことがわかる。こうした状況はコミッ
ショニングによる継続的なPDCAを回すことによって解決できるものと考えられる。私
は研究的な立場、施主的な立場、設計的な立場、運転管理的な立場からコミッショニング
の普及に貢献していきたいと思っている。