No.40

校長室だより <チェンジスリー>
平成 27 年 3 月 13 日(金)
Aさ んの 感 動的 な 答辞
涙の卒業生退場
素晴らしい合唱
3年2組教室
3年1組教室
3年2組教室
№40
卒業式終了
素晴らしい卒業式でした。このことは、出
席して下さった来賓の方の声からもわかります。
その一部を紹介します。
◆前下山小学校長平木
先生「すごく良かっ
たです。参加した総
代さんが総代会長
になって(卒業式に
出席でき)得をした
と言ってみえまし
た。
」
◆豊富小学校長入山
先生「落ち着きのあ
る卒業式でした。送
辞、答辞の内容も良
く、特に在校生の歌
が素晴らしかった
です。
」
◆形埜小学校長北村
先生「第 43 回額田
中学校卒業証書授
与式、大変すばらし
く感動しました。卒
業生の返事が立派
で、全校合唱も迫力
がありました。在校
生総代の落合君、卒
業生総代の浅見さ
んもすばらしかっ
たです。」
このようなお言葉を
5組教室
見送り式の最後にエールの交換
いただき感謝です。
さあ、3 年生が卒業
広
していきました。3 年
生がいなくなったとい
うことをしっかり考え
なくてはいけない時で
卒業式翌日の東海愛
知新聞で、本校卒業式
が大々的に紹介され
ました。
広
告
告
す。1 年生は、2 年になり、新入生から先輩と
言われ、1 年生の手本にされます。2 年生は、3
年になると、今まで以上の責任を求められるこ
とが多くなります。3 年生がいなくなり、勝手
にいろんなことができるというのではなく、今
まで以上に自分の心をコントロールする力を身
に付け、自分自身を律していかなくてはならな
いのです。そういう立場に立つことで、人とし
ての成長が期待できるのです。ますます成長し、
額田中学校が素晴らしい学校になっていく力に
なって欲しいと願っています。
式辞にまつわるお話
実は、3 学期に入るころになると頭を悩
ますことの一つに式辞があります。卒業式の
式辞をどのような内容にするか悩むのです。
2 月に入り、上映に先駆けての映画の試写
会に行ける機会を得て、家内と一緒に出掛け
て観てきました。これまで、映画を観て、こ
れほど泣いたことがないほど、涙腺が緩みっ
ぱなしで、涙が頬を伝わりました。映画の宣
伝のようになってしまいますが、今まで自分
が観た映画の中で大変感動した「三丁目の夕
日」
「おくりびと」などよりも、私の涙を誘っ
た作品が試写会で観た「くちびるに歌を」で
した。これまで中学校勤務で生徒たちの合唱
コンクールに向けての取り組みを見てきたこ
とや本校の合唱練習の風景などが重なり、深
く感動したのです。シンガーソングライター
のアンジェラ・アキさんの名曲「手紙 ~拝啓
十五の君へ~」をモチーフに生まれた中田永
一氏の小説を映画化したもの。少し前のこと
ですが、私は、NHK 制作番組でアンジェラ・
アキさんが、長崎県の五
島列島の中学校を訪問
して、NHK 合唱コンクー
ルの課題曲「手紙」の指
導をしたり、中学生と交
流をしたりするドキュ
メンタリーを放送した
のを偶然見ていました。
そのドキュメンタリーがもとに小説になり、
さらに映画になったということです。
「くちびるに歌を」という言葉は、以前か
ら耳にしていた言葉でした。調べてみると、
次に紹介する「心に太陽を持て」という詩の
一部でした。
心に太陽を持て
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。
」
この詩を作ったのはドイツの詩人でツェー
ザル・フライシュレンという人。1864 年にド
イツのシュトゥットガルトに生まれ、1920 年
にグンデルスハイムという町で亡くなってい
ます。この人が詩を作った頃のドイツは、第
一次世界大戦に入り、人々の生活が困窮して
いた時代ではないか。その中で生まれたのが
人々に希望と勇気を与える詩「心に太陽を持
て」ではないかと推測しています。
というわけで、映画を観て感動し、その感
動した映画のタイトルの由来を知ったことか
ら、この詩を知り、是非この詩を元にして式
辞を考ようと思い立ったのでした。
新入生の様子を
6 日(金)に学区小学校 6 年の担任の先生に
お越しいただき、学級編成のために 4 月に入
学する子たちの様子を教えていただきました。
小中連絡会議の様子