興南学園 理事長兼校長 我喜屋 優 先生の素晴らしいお話,

平成26年度 №20
南城市立馬天小学校
平成27年
1月20日
校 長
棚田 彰夫
興南学園 理事長兼校長 我喜屋 優 先生の素晴らしいお話,
早いものでもう1月も半ばを迎えました。子どもたちは冬休みの生
活もすっかり通常の生活に戻り,勉強にスポーツに,そして読書にと
頑張ってくれています。今学期も後,2ヶ月と半分,今学年度でやり
残したことが無いよう,全職員一丸となってお子様の教育に当たりた
いと思っております。今後ともご理解,ご支援,ご協力,宜しくお願い致します。
さて,先週の金曜日 16日には,お忙しい中多くの保護者の皆様の授業参観,又我
喜屋理事長兼校長先生の講演にご参加頂きまして大変ありがとうございました。所用等
で講演会に参加出来なかった保護者の皆様に少し講演の内容を紹介したいと思います。
皆様もよくご存じのとおり,我喜屋校長先生は,今年で選抜87回,夏の大会97回とい
う長い歴史のある全国高等学校野球大会の中で全国でまだ7校しか達成していない春夏
連覇した興南高等学校(2010年)の監督として全国でも有名な方です。ご自分も1968年
夏の甲子園でベスト4入りしたときの興南高校の4番キャプテンで甲子園にも出場され
ています。そのお話は自分の指導者としての体験談を含めとても有意義なお話でした。
【我喜屋校長自ら実践したこと】
○小さいときに身につけたことはとても大切である。
・色々なことを嫌がらずにやった。(嫌なことを嫌な顔をせずにやった)
・人一倍頑張った
○チャンスは目の前にある時に捕まえないとチャンスは逃げてしまう。
(毎日,毎日の努力)
○頭を使い,知恵をつける。 ○言い訳をしない。 ○何事にも努力する。
○食事も好き嫌い無く何でも食べる。 ○一つの種目でない色々なスポーツをする。
【指導者として実践したこと】
○常識と非常識をしっかり備えた選手を育成する。
・心も備わっている選手育成に力を入れる。 人間としてしっかりしている選手を育成する。
・整理・整頓・躾け・清掃を完全に徹底する。
椅子も片手で動かさない,必ず両手を使って動かす。
〔片手で動かすと音が出て周りの方に迷惑をかける〕
※(お茶碗を片付けるときも音を立てさせない。一人ずつ片付けると音が出る,みんなで協力
して,お茶碗はお茶碗でまとめ,皿は皿でまとめ片付けることで音はでないしスピードア
ップが図れる【頭を使い,知恵を使う】)
○毎日散歩をさせ,その感想をスピーチの形で話しをさせる。
・五感を使って色々なものを見る,聞く,感じる。
・毎日の美化活動(綺麗にしているところに人はゴミを落とさない,
汚いところにゴミを捨てる)
・ミスは付きもの,ミスをカバーしてあげることが大切。(チームワーク,
人としての思いやり)
・話すこと,しゃべることはとても大切。
○勝ったときこそ相手に気配り心配りを大切に
○相手の悪口を言うとき,その顔はとても嫌な顔,ひどい顔
相手をほめるときの顔は,とても
すてきな顔
○野球のスコアーボードは9回まで,しかし人生のスコアーボードは永久に続く。