事業報告 コード: NICE/13-079 事業名: 小木 (開催地:新潟県佐渡市

事業報告
コード: NICE/13-079
事業名: 小木 (開催地:新潟県佐渡市)
開催期間: 2013 年 08/11(日)~09/01(日):22 日間
参加者ボランティア: 計 6 ヶ国・7 人=日本 2 人+外国 5 人(フランス、ロシア、韓国、台湾、中国)
(うち、女性 4 人・学生 5 人。18 歳~23 歳:平均 21 歳。この他、数百名の住民の方々が、共にワークや交流)
背景: 森人(もりーと)と共催、2001 年から 15 回目。森人は、佐渡島
の南端にある小木町にある『ふるさとの森公園』で、住民が憩いの場と
して利用できるような里山づくりを行う。地域が主体となり、四季それぞ
れの里山での楽しみ・遊び方・活用の仕方を学び、地域住民が自然と
親しむような活動を展開。
国際ワークキャンプで手入れを行っている学校林「ふるさとの森」は
地元の子ども会の行事や、小中学校生の課外活動、チップの敷かれ
た歩道はアスリートのトレーニングにも活用されている。
お祭りの手伝い、海岸清掃、パン焼き釜作り等を、これまでのワーク
キャンプで行ってきたが、地域住民と共に、里山の手入れや地域活
性化に取り組んでいく。
ワーク: ① ふるさと森公園で、草刈り等による森林保全。また、
子ども達が里山で様々な体験活動ができる余暇活動を構築。
② アース・セレブレーション(EC)に向けて、そば打ちを練習し、
住民と共に、蕎麦屋を出店。準備、片付けの手伝いも。
③ 老人ホームデーサービス
場所: 佐渡島の南端。直江津港からフェリーで2時間半。静かな
漁港が広がり、伝統的な“たらい漁”が有名。
BS 放映の 21 世紀に残したい日本の風景にも選ばれた美しい
街並みが自慢。
宿泊: 学校林管理棟(ふるさとの森公園)。交代で自炊、寝袋必
要。
目的: ① 若さと国際色豊かな参加者と住民の力で、自然を守る。
ワーク以外の活動: 網引き体験、たらい舟乗り、佐渡観光、海水
② ボランティアが豊かな自然を舞台に、日本の伝統を肌で感じる。
浴、地元の伝統祭りである小木祭りへの参加
③ 住民とボランティアが共に活動し繋がることで、町を発展させる。
キャンプリーダー: 若澤直人
実施日程
成果: ①
08/11 (日)
08/12 (月)
08/13 (火)
08/14 (水
08/15(木)
08/16 (金)
08/17 (土)
08/18 (日)
08/19 (月)
08/20 (火)
08/21 (水)
08/22 (木)
08/23 (金)
08/24 (土)
08/25 (日)
08/26 (月)
08/27 (火)
08/28 (水)
08/29 (木)
08/30 (金)
08/31 (土)
09/01 (日)
夜到着、大掃除、BBQ
地図の作成、草刈り機・そば打ち講習
挨拶回り、そば打ち練習、盆踊り参加
草刈り、そば打ち練習
草刈り、そば打ち練習
フリー(素浜海岸での海水浴、温泉)
老人ホームデーサービス、ヨット見学、BBQ、温泉
草刈り、そば打ち練習、木下さんの誕生日会
草刈り、そば打ち練習
そば打ち練習
草刈り、そば打ち練習、山の勉強会、荷物積み
EC 準備(荷物おろし、ブース設置)、そば打ち練習
EC でそば屋出店、鼓童の公演(女子)
EC でそば屋出店
EC でそば屋出店、鼓童公演(男子)、片づけ
EC でイベント見学(送り太鼓)、片づけ、太鼓の練習
フリー(ゴールドパーク、歴史伝説館、太鼓の練習)
佐渡観光、お別れ会、太鼓の練習
たらい舟乗り経験、鬼太鼓に参加、小木の湯
小木祭りで太鼓打ち、花火、おけさ踊りに参加
帰り支度、大掃除、夜は外食
大掃除、解散
ふるさとの森公園の整備を進めた!
② アース・セレブレーション(EC)のそば屋は、例年通り 500 杯
以上売り上げ、完売できた(売り上げは活動資金に)。
③ 小木祭りでも太鼓を叩き、盛り上げに貢献できた。
④ ボランティアも交流を深めながら、様々なことを学んだ。
課題: ① 草刈りを始める前に、作業範囲の把握が足りなかった。
今後の構想: 国際ワークキャンプを継続し、地域の人々と貴重で
② EC 本番は 1 日 11 時間労働と過酷な毎日で、疲労や不満がピー
素晴らしい様々な伝統を守りながら、新しい小木の未来を微力な
クに達した(ただし、終了後は達成感に満ち溢れた)。
企画者・参加者の声:
がらも共に創っていきたい。
活動の様子: (写真の一部は 2012 年のものです。)
期間が長く、内容がとても濃い。佐渡島には古くから伝わる日本の
伝統文化・芸能が依然として数多く残っており、様々な形で継承され
ている。それはお祭りであったり、人々の生活習慣にも表れている。実
際に島に足を踏み入れてみなければ得ることのできない大変貴重な
経験であった。全員に感謝したい。(キャンプリーダー)
問合せ先(本事業の企画担当職員): 上田英司 (NICE 事務局長) [email protected]