2015年Ver ストレスチェック制度の導入に向けたリスク管理 制度導入に伴い懸念される各種社員トラブルを含めた総合的なリスク管理 1 1 ストレスチェック制度にかかるリスク管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 1.1 制度の特徴とリスク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1.2 リスクの内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 1.3 リスク管理のポイント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 2 ストレスチェック制度にかかるコンサルティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 BestBrain http://bestbrain53.com 1 ストレスチェック制度にかかるリスク管理 1.1 制度の特徴とリスク ✔ ストレスチェックは、2015年12月1日から義務化されます。(ただし、50人未満の事業場では努力義務) ✔ ストレスチェックは、制度として従来行っていた健康診断と同じようなイメージで理解できます。 しかし、健康診断とは異なる特別な留意点があります。 〇 健康診断と異なり労働者の義務ではありません。あくまでも事業者の義務です。 〇 事業者は原則としてストレスチェックの結果を知ることができません。しかし、医師との面談結果は把握できるなど、 個人情報の保護にかかる扱いが異なっています。 ✔ ストレスチェック制度の義務化により以下のリスクが生じることが懸念されています。 一部の社員の権利意識を過剰に刺激するリスク やっていないリスク なりたいリスク 権利に敏感な社員にとって、会社側を追及する項 目が増える。 過剰な権利を得たものと思い込む社員が増えるお それがある。 例えば、衛生委員会の設置・運用など法律的な義 例えば、メンタル不調を過剰に主張し休職を取得で 務でありながら、実践が相当とは言えず義務を果た きる立場または会社の取組みの瑕疵を過剰に主張 したとは言えない事項について、労働基準監督署ま し何らかの補償を要求できる立場に“なりたい”との たは裁判等で会社として“やっていないと”追及され 考えが一部の社員に生じるリスク。 るリスク。 Copyright © 2015 BestBrain.com 1 1.2 リスクの内容 リスク① やっていないリスク パワーハラスメントを理由に訴訟を提起するなどの社員 は、精神疾患の罹患を主張することが通例とも言えます。 こうしたケースで、会社側のストレスチェック制度に関する 取組みが不十分であった場合。例えば、衛生委員会の運 用など普段の取組み=日常的な実践性が注目される取組 みが不十分であった場合、会社側としての善後策が極めて 難しくなります。 リスク② やっていないリスク ストレスチェックは労働者の権利、個人情報保護について 会社側に特別な義務を設けています。こうした義務または 制度趣旨の具現化または実践が不足していれば、会社とし ての組織的なコンプライアンス違反として追及を受けるおそ れが高まります。 リスク③ なりたいリスク 例えば、過剰なストレスによるメンタル不調を理由に休職 するケース。あるいはメンタル不調を理由に休職と復職を 繰り返すケース。 こうしたケースで会社側のストレスチェック制度に関する 取組みが不十分であった場合、休職または復職の適否の 判断が難しくなり、また判断に伴うコスト・労力も増加します。 また、悪意ある主張への対抗も難しくなります。 Copyright © 2015 BestBrain.com 2 1.3 リスク管理のポイント 知識の適正化 ストレスチェックは、“50名以上”の事業場で義務化 この一言について正確に理解する。 リスクの把握 既存の制度等から最悪事態を想定し、同事態にか かるリスク等を把握する。 効率的な取組み 把握したリスク、想定できる最悪事態などに基づき 優先順位をもって問題解決に取組む。 特に、ストレスチェックの実施期間が1年間であるこ とを踏まえた取組とする。 Copyright © 2015 BestBrain.com 3 2 ストレスチェック制度にかかるコンサルティング ✔ コンサルティングは、パワーハラスメント等の各種ハラスメント対策またはEAPを含めて提供します。 基礎説明 保健師、公認不正検査士の両名がそれぞれの知見をもってストレスチェック制度の趣旨、概要また は制度運用にかかるパワーハラスメントを含む労働問題等のリスク等について説明します。 リスクチェック 既存の制度または現状実態における最悪事態または以下のリスクの有無等についてチェックします 〇 ストレスチェック制度に取組む上での、または運用していく上でのリスク 〇 パワーハラスメントを含む労働問題等で追及されるおそれのある制度上のリスク 規程・マニュアル整備 不足する規程、マニュアル等を補完・整備します。 例) 衛生委員会設置・運用規程 運用支援 運用に当たっては、以下を支援します。 〇 面談に先立つカEAPカウンセリング 〇 パワーハラスメントなど問題事案発生時の対応 〇 休職者の復職支援 〇 運用検査(適正に制度が運用されているかに関する定期検査または臨時検査) Copyright © 2015 BestBrain.com 4 3 料金 項 目(基本業務) 金 額(円) 215,000 1 基礎説明 〇 担当部署、人事向けの基本研修) 〇 保健士、公認不正検査士による制度趣旨または運用リスク等に関する研修 〇 所要(4時間) 120,000 2 リスクチェック 〇 弊社提供のチェックシート、担当者ヒアリングによるチェック ・ 思い込みほか、3つのリスクについて解説 ・ 管理者としてのタブー、禁句を解説 184,000 3 規程・マニュアル整備 〇 基本規程・マニュアルの提供(プロトタイプ3種類の提供) 〇 提供先への特化に向けた指導等 4 運用支援(別途見積による) 特別値引き(既にお取引のある法人様への値引き、取引内容をもって個別に積算) 注) 以上の料金は、基本料金です。実際の業務料金は、業務量、仕様の詳細を踏まえ別に見積ります。 Copyright © 2015 BestBrain.com 5
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