ニュースリリース株式会社 IMAGICA ウェスト 2015 年 8 月 17 日 MPTE AWARDS 2015 において柴田賞を受賞 -2014 年に続き連続受賞！株式会社 IMAGICA ウェスト（大阪市北区、代表取締役社長：藤川幸廣）は、当社社員益森利博 (所属：フィルムプロダクション部)が、一般社団法人日本映画テレビ技術協会主催の MPTE AWARDS 2015 において柴田賞を受賞したことをお知らせいたします。柴田賞は、映画、テレビの制作に関する諸技術に従事し、その職種に携わっておおむね 10 年までの技術者で、他の規範になり得る業績を示した者や、著しい業績があった者に送られる新人賞としての性格を持つ賞であり今年で 44 回目を迎えます。今回の受賞は、映像のフィルム製作が縮小化する中、今後フィルムの復元を行う上でカラータイマーの存在は重要になっており、カラータイマーとして東京国立近代美術館フィルムセンターをはじめ、美術館、博物館、各映画会社など所蔵の 2200 本以上の作品の復元を手掛けた功績が、映画復元に従事するものの模範となっていると評価されたものです。尚、当社社員の柴田賞受賞は、2014 年の松尾好洋に続き 2 年連続となります。益森利博プロフィール 1970 年生 1993 年 IMAGICA 入社タイミング作業に従事 ※タイミング添付資料参照小津安二郎作品『秋刀魚の味』『彼岸花』『秋日和』『お早よう』のデジタルリマスター版のタイミングを担当。－コメント－このたび、日本映画テレビ技術協会に於いて柴田賞という大変名誉な賞をいただき、大変うれしく思っております。私のような未熟者がこのような栄えある賞をいただけるなど思いもよりませんでした。弊社は今年設立 15 周年を迎えました。この節目の年に、このような賞をいただけたのも、上司や諸先輩の方々、同僚たち、そしてそのほか多くの皆様のおかげによるものと感謝する次第です。これからも後世にスバラシイものが残せるよう、日々精進してまいります。一般社団法人日本映画テレビ技術協会公式 HP「第 44 回（2014 年度）柴田賞受賞者」 http://www.mpte.jp/outline/kennsyou/shibata.html 本件に関するお問い合わせ経営管理部 TEL：06-6353-1714 広報担当藤井 E-Mail：[email protected] -添付資料※タイミングとはフィルムで撮影された映像素材を作品の制作意図に合わせて色調や濃度のコントロールを行う技術のこと。旧作フィルムのタイミングには、カメラマンや監督の狙い、歴史的背景など作品の基本情報を収集し、フィルムの劣化や褪色も考慮した上で制作当時の色調や濃度の再現が必要となる。また劣化した状態の悪いフィルムを取り扱うことが多いため、旧作フィルムのタイミングマンには再現性の高い色調や濃度のコントロール以外にも、クリーニングや複製といった現像所作業全般の専門知識や経験が求められる。