平成27年3月号 - 社会福祉法人 水戸市社会福祉協議会

水戸市ボランティア連絡協議会会報誌 第32号
ボランティアまつり
朗読ボランティアやよい
日赤茨城県支部
2015.3.1(年2回発行)
ミオス
常陸の国吟詠隊
福祉体験サポーターの会みと
被災地支援物産品コーナー
非常食コーナー
子供たちに大人気の「シニアネット水戸のカード作り」
「バルーンアート」
「スーパーボールすくい」
第 13 回のボランティアまつりは昨年に引き続き、被災地を応援しようと「震災を忘れない」
というテーマで開催されました。
オープニングは“常陸の国吟詠隊”による花笠音頭や、徳川斉昭公作詞の「弘道館に梅花を賞
す」で力強く明るい吟詠でした。
来賓の高橋市長からは、自治会やボランティアなど地域と行政が一体となり人的ネットワーク
を活かしていく必要があると挨拶されました。
ワークショップでは「バルーンアート」や「妖怪ウォッチ」などが子供達に大人気となり、早々
と品物が無くなる程の大盛況でした。被災地支援物産品や非常食コーナーは備蓄可能なパンの缶
詰や野菜ジュースのパックも完売することが出来ました。皆さんのご協力ありがとうございまし
た。当日は好天気に恵まれて、500人近い来場があり賑やかな催しでした。
平成26年度 第2回ボランティアサークル研修・交流会 開催
平成 27 年1月 18 日水戸市福祉ボランティア会館大研修室において前年より多い 63 名の参
加で開催されました。
午前は「高齢者のうつについて」と題し、日立
保健所所長兼ひたちなか保健所所長荒木均氏によ
る講演があり、老人性うつ病は認知症に次いで患
者が多く,認知症と異なり治る病気で基本的にエ
ネルギーが枯渇して「うつ」になるとのことです。
そして心の病気を抱えている人は外側から分かり
にくい苦痛を抱えて生活しているので、そこを十
分汲み取ってあげることが重要です。
しかも「うつ」はその人の意思ではなく脳の病気だから激励・説得は禁物、焦らないで自然
な態度で接することも大切と知りました。
午後は恒例となった水戸地区救急普及協会による普通救命講習
会の指導でした。心肺停止の人を救うためには、救急車が到着する
までの約8分の間、心臓マッサージを続けることが重要であること、
そして AED の使い方を知っておいて、いざという時に備えてほし
いと話されました。
毎年参加しても忘れていることが多々あり進取の気持でと強く
思いました。
茨城県央ボランティア連絡会の研修会に参加
茨城県央ボランティア連絡会は、県央6地区(水戸市、笠間市、小美玉市、茨城町、城里町、
大洗町)のボランティア団体、社協、行政機関等が集まり、地域のボランティア活動の振興を
目的に昨年4月に設立されました。
今年度事務局担当の社協ボランティアセンターが、12月16日水戸市福祉ボランティア会館を
会場にして、パネル展示、活動紹介コーナー、全体研修からなる研修交流会を開催しました。
活動紹介コーナーには水戸市から当協議会の「水戸要約筆記サークル萠」と「癒しカフェ」
の2サークルが参加しました。「サークル萠」のコーナーで実施された要約筆記の体験の様子
がNHK茨城ニュースで放映されました。一方、「癒しカフェ」のコーヒーを出前するボランテ
ィア活動は18日の茨城新聞に紹介されました。
全体研修では「災害時のトイレ問題について」
と題した講演が行われ、ビニール袋と新聞紙で作
る簡易トイレなど実演を交えた有意義なお話を聞
くことができました。
この講演会に「サークル萠」がボランティアで
入り、講師の話される言葉を即座にパソコンでス
クリーンに映し出す要約筆記を実施しました。写
真の中の講師の右側に映し出されたスクリーンが
要約筆記の画面です。
い き い き
生き活きボランティア
赤塚防犯協会
関 要
~安心・安全な街づくりのために~
―10周年記念―
「自分達の住んでいる地域の安全は、自分達の手で」のスローガンを掲げて、平成16年8月に発足
した赤塚防犯協会は、13名のスタートでした。その後、地域の皆様のご理解とお力添えをいただき現
在32名のメンバーが活動しています。昨年7月2日に、24名様のご来賓の御臨席をいただき、水戸市
長をはじめ、多くのご来賓の方々にご祝詞を賜り、また、防犯協会に平素ご協力をいただいている67
名の方々と会員の参加をもちまして、盛大に10周年記念式典を開催いたしました。なお、10周年記
念として赤塚駅前通りにパトカーを模した「パト看板」を水戸市に寄付しました。
活動地域は、赤塚1丁目・2丁目、
東赤塚を中心として石川町、堀町の
一部へと広がっています。
活動内容も夜間パトロールから月
3回のスクールガード、青色灯搭載
車(個人所有)5台による毎日の地域巡回パトロール、活
動地域9箇所に設置されたパトロールボックスに押印
(各人)して地域の安全見守り運動等と広がっています。
平成25年度の茨城県の自動車盗難の発生件数は、人口10万人当たりワースト1位でした。
また、「空き巣」の発生件数が県内で水戸市は、ダントツに多かったのですが、赤塚地区では減少
傾向にあります。
今後も安心・安全な街づくりのため、会へのご参加とご協力をよろしくお願いいたします。
ちょっと
趣味でボランティア
福祉施設での第一声は、「出会い」を大切
に、「こんにちは!常陸の国吟詠隊です。今
日はこのメンバーで、1時間お付き合いをさ
せていただきます。よろしくお願いいたしま
す。それでは最初にこの歌から開演です。皆
さんもどうぞご一緒に歌ってください。」と
明るく元気に投げかけます。そして最も大切
なことは、ボランティアの押し売りにならな
いよう、受け入れていただく謙虚さを持って
活動しています。
ボランティア活動は趣味が高じて始まり
ましたが、唱歌、童謡、詩吟、民謡などの企
画・構成、音楽や画像の作成は思っていたよ
り大変であることがわかりました。
「訪問を受け入れて下さった福祉施設の皆
さん、ありがとうございます。」
城山 光
ひとこと
「いばらき子どもの虐待防止ネットワー
クあい」という NPO 法人に関わって15年
になります。フルタイムの仕事を辞めて、週
2・3回は事務所の仕事をするようになっ
て、NPO 法人を継続していく大変さを感じ
ています。
今日本のどこかで毎週1~2人の子ども
が親などの虐待で命を落としているという
大変な事実も、私達の日常生活の中では遠い
世界のことのように感じてしまいます。
そして事件が起きるとどうして助けられ
なかったのかと考えます。(茨城県でもこの
10年間に12人の子どもが亡くなってい
ます)子どもが被害者にならないためには、
一人一人の大人が子どもに関心を持って見
守る心のボランティアが大切だと思うこの
ごろです。
仲根 泰子
おめでとうございます
多年にわたる活動の功績が称えられ、緑綬褒章、第64回茨城県社会福祉大会表彰、第45回
。
水戸市社会福祉大会表彰を、次の方々が受賞されました。更なるご活躍を期待いたします。
受 賞 者
緑綬褒章 茨城点訳音訳友の会
県知事
表彰
表彰内容
点訳音訳、介助
特定非営利活動法人
いばらき子どもの虐待防止ネットワークあい
子供の虐待に関するケース検討会相談
朗読ボランティア「コスモス」
施設内での朗読活動、子育て支援
赤塚防犯協会
市社協
会長表彰 東台交番管内防犯連絡員協議会
地区での防犯パトロール、スクールガード
地区での防犯パトロール、スクールガード
がんばってます 『朗読ボランティア コスモス』
14年間の活動が、会員の知恵と力の結集で花を開かせ喜びにかえました。忘れる事の出
来ない、3.11の大震災が人間関係を考え見直すチャンスを与えてくれました。
千波湖カフェテラスで、60名を集めて開催した「朗読とコーラスのコラボ」「黄門さま
がくれた絆」のエッセイの中から、会員が吹き込んで創り上げた117作品のCDを水戸市に
寄贈、萩まつりには、偕楽園の碑の前で市民を巻き込んで「偕楽園記」の朗詠をしました。
本年3月18日の梅まつりの時にも偕楽園で、もう一度計画をたてています。地道な活動が
いつかはみんなの笑顔にかわります。
これからも皆さんと一緒にスクラムを組んで、弱者にやさしい安心して生活ができる地
域社会の実現に協力していきたいと思っています。
(太田記)
退会者 小圷 旭 さん
長年にわたり、会長・顧問を歴任され、当協議会の発展にご尽力されました。
ありがとうございました。
平成27年度 ボランティア連絡協議会の年間予定
◎ ボランティア連絡協議会総会
04月25日(土)13時~16時
(ボランティアセンターのサークル研修会・連絡会と同時開催)
◎ 第14回ボランティアまつりinミオス
10月18日(日)10時~15時
◎ 第1回サークル研修・交流会
未定
◎ 第2回サークル研修・交流会
(H28年)01月17日(日)10時~15時
編 集 後 記
かけはし32号をお届けします。メンバーの交代時期となりました。新しい風が入ることを期待し
ています。奮って広報委員へのご応募宜しくお願いします。
(サークルの活動紹介、会員募集、なんでも紹介していきます。ぜひ原稿をお寄せください。)
編集 水戸市ボランティア連絡協議会広報委員会 (題字 永谷典子)
発行 水戸市ボランティア連絡協議会
〒311-4141 水戸市赤塚 1-1 ミオス2階
水戸市社会福祉協議会ボランティアセンター内
電話 029-309-1011
FAX 029-309-1139
http://www.mito-syakyo.or.jp/ volunteercenter/circle/renkyo.html