大栄健康増進センター太陽光発電システム設置事業 公募型プロポーザル実施要項 Ⅰ 1 プロポーザルの概要 プロポーザルの目的 地球温暖化防止など環境にやさしいまちづくりを推進するとともに、地域の持続可能性を高める ための再生可能エネルギーの導入モデルとして、町民債を活用した公共施設への太陽光発電設備導 入を実施します。 このことを受け、大栄健康増進センター太陽光発電システム設置事業に関する技術提案を募集し、 本町の再生可能エネルギー導入促進事業を協働して進める事業者を公募型プロポーザル方式で選 定します。 2 プロポーザル方式により実施する事業 (1)事業の名称 大栄健康増進センター太陽光発電システム設置事業 (2)事業の場所 大栄健康増進センター 北栄町瀬戸 22-1 (3)事業の規模 想定発電出力 30kW 程度(屋根置き) (4)事業の期間 契約締結の日から平成 28 年2月1日 (5)業務の内容 太陽光発電システム設置に係る設計、施工及び工事監理、保守の提案 ① 設計 太陽光発電システム等の施工に係る設計、その他、付随する業務 ② 施工 太陽光発電システム等の施工、その他、付随する業務 架台設置組立工事/太陽光モジュール敷設・据付工事/ 電気設備・配線配管工事/発電量表示システム設置工事 等 ③ 工事監理 太陽光発電システム等の工事監理、その他、付随する業務 ④ 保守の提案 太陽光発電システム等の保守・保証に関する提案、その他、付随する業務 (6)提案限度額 2,610万円以内(消費税及び地方消費税込み) 1 3 参加資格要件 当該プロポーザルの参加資格要件は、次に掲げる全ての条件に該当し、町がその資格を認めたも のとします。 (1)鳥取県内を本社、本店として平成 27 年度北栄町建設工事等一般競争(指名競争)入札参加資 格者名簿(登録業種:電気工事)に登録がある者であること。 (2)プロポーザル参加申込書(以下「参加申込書」という。)の提出期限から審査完了の日までの 期間において、北栄町建設工事等入札参加資格者指名停止措置要綱(平成 17 年北栄町訓令第 28 号)に基づく指名停止を受けていないこと。 (3)同一申請者が複数の申込みを行っていないこと。 (4)過去に太陽光発電設備の施工に関連する業務における実績を有すること。 (5)当該太陽光発電システム設置事業にあっては、受託候補者に選定された場合、履行期限内に当 該業務の履行完了が可能な体制にあり、提案時の総括責任者が当該業務を一貫して担当でき、自 ら主体となり行うものとします。 4 選定方法 本プロポーザルの審査は、提出書類等を用いて評価を点数化して審査します。別に定める評価基 準に基づいて審査を行い、評価点数により最優秀提案者を選定します。 5 スケジュール(予定) 平成 27 年 6 7月 6日(月) プロポーザル実施要項等の公表 7月15日(水)まで 参加申込 7月22日(水) 提案資格確認結果の通知 7月30日(木)午後5時 技術提案に関する質問期限 8月 技術提案書の提出 7日(金)まで 8月下旬(予定) 技術提案書の審査(書類審査) 8月下旬(予定) 技術提案書の採択及び契約予定者の決定 審査委員会 本プロポーザルの審査は、大栄健康増進センター太陽光発電システム設置事業に係る技術提案書 審査委員会(以下「審査委員会」という。)が実施します。 7 所管課 〒689-2292 鳥取県東伯郡北栄町由良宿 423 番地 1 大栄庁舎 北栄町役場住民生活課 電話 0858-37-5866(課直通)/0858-37-3111(代表) 8 プロポーザル実施時の留意事項 (1)書類作成に係る費用の一切は、応募者の負担とし、参加報酬等の支払いはいたしません。 (2)プロポーザルの審査委員会の審査委員が関係する事業所に所属する者は参加できません。 (3)プロポーザルの関係者と不正な接触等を行ったものは失格とします。 2 (4)提出された全ての書類は、返却しないものとします。ただし、本件の審査以外には使用しませ ん。 (5)提出された全ての書類は、北栄町情報公開条例(平成 17 年条例第 13 号)に基づき、情報公開 の対象文書となりますが、提出者に無断で公開することはありません。 (6)提出書類等に虚偽の記載をした場合には、失格とします。 (7)参加申込書及び技術提案書等は、提出後の差し替え及び再提出は認めません。また、技術提案 書に記載した配置予定の技術者は、原則として変更できません。ただし、病休、死亡、退職等や むを得ない理由により変更を行う場合には、同等以上の技術者であるとの町の了解を得なければ なりません。 Ⅱ 1 プロポーザルへの参加 参加申込書の提出 (1)提出資料 本プロポーザルに参加を希望する者は、参加申込書(様式1)を下記のとおり提出し、参加 資格があることの確認を受けなければなりません。 (2)提出期限 平成 27 年7月15日(水)午後 5 時まで (3)提出方法 持参、郵送のいずれかの方法 ※郵送の場合は必着 (4)提出場所 〒689-2292 鳥取県東伯郡北栄町由良宿 423 番地 1 大栄庁舎 北栄町役場住民生活課 (5)参加資格の確認 参加申込書の提出日を基準日とし、基準日においてⅠ-3(1)の確認を行い、提案資格確 認結果を平成 27 年7月22日(水)までに通知いたします。 2 質問及び回答 ① 質問方法 様式は特に問いませんが、質問書の件名を「大栄健康増進センター太陽光発電システム設置事 業のプロポーザルに係る質問」と記載し、ファクシミリ又は電子メールにより提出してください。 ② 受付期間 平成 27 年7月30日(木)午後 5 時まで ③ 質問先 北栄町役場住民生活課 FAX : 0858-37-5339(代表) E-mail: [email protected] 3 ④ 回答方法 質問に対する回答は、平成 27 年8月4日(火)までに、質問者へファクシミリ又は電子 メールにより回答します。 ※1 受付期間を過ぎての質問や、電話での質問は受け付けません。 ※2 本事業に関係ないと判断される質問には回答しません。 3 技術提案書の提出 (1)提出書類 次に掲げる書類等をそれぞれ正本1部、副本4部ずつ提出してください。 ① 技術提案書(様式2) ② 業務実績調書(様式3) ③ 費用見積書(様式4) ④ 事業実施計画書(様式5) ⑤ 事業実施体制の概要書(様式6) ⑥ 提案事項説明書(様式7) 設備設計/年間発電量/リスク回避/安定稼働/安全対策/保守・メンテナンス案内 ⑦ 機器構成図面/システム配置計画図面 ※1 必要な添付書類・留意事項は、各様式に記載すること。 ※2 各様式はA4版(A3版は3点折込)で統一すること。 ※3 様式は番号順に揃えておくこと。(ホッチキス止めしない。 ) (2)提出日時 平成 27 年7月23日(木)から8月7日(金)まで(閉庁日を除く)の午前 8 時 30 分から 午後 5 時まで (3)提出方法 持参による(郵送は不可) (4)提出場所 〒689-2292 鳥取県東伯郡北栄町由良宿 423 番地 1 大栄庁舎 北栄町役場住民生活課 Ⅲ 1 審 査 技術提案書の審査方法 (1)審査方法 審査方法は書類審査とし、審査委員会が提案内容について次の審査基準に基づいて評価し、 各評価項目を5段階で採点します。 審査委員の採点に基づき項目に応じて次のとおり配点し、審査委員の総合計得点により最優 秀提案者を選定します。 4 (2)審査基準及び配点 評価項目 評価内容 ・事業者が、国や地方公共団体等に太陽光発電設備の ①事業実績 納入等の実績があるか。 ・設置費用について、妥当かつ経済性を見込んだ確実 ②提案価格 な積算がされているか。 配点 採点×1 採点×5 ・システム構成が具体的で分かりやすく、機能的に優 れているか。 ・太陽光発電設備の性能が優れているか。 (機器類の安 全性や耐久性を含む。) ③機器及びシステム ・機器やシステムの保証(性能保証)が充実している 採点×5 か。 ・20 年間の安定稼働が適切に考慮されているか。 ・故障による発電損失を低減するための提案がなされ ているか。 ・工期短縮の工夫や施設利用等への配慮がされている か。 ・台風や異常気象に対する機器の破損等、風圧荷重を 考慮した計画としているか。 ④工事施工 採点×4 ・建物に対する荷重の軽減等が検討されているか。 ・屋根防水に対する工法の検討がされているか。 ・パネルからの落雪対策等安全に配慮されているか。 ・障害や事故等に対応した保守体制等の提案がされて いるか。 ・設置後の維持管理が容易で、分かりやすいか。 ・維持管理におけるコスト低減の配慮がされているか。 ⑤保守管理 ・20 年間使用に際して、パワーコンディショナ等更新 採点×4 費用、その他部品交換の有無及びその費用、定期点検 費用等の維持管理経費が具体的かつ適切に積算されて いるか。 ・施設の利用目的等に即し、本事業に資する独自提案 ⑥独自提案 合 がなされているか。 計 採点×1 評価項目の点数を合算し、100点満点とします。 (採点)5点:非常に優れている 4点:優れている 3点:普通である 2点:不十分である 1点:全く不十分である・問題がある 5 2 契約予定者の決定方法及び審査結果の通知 (1)契約予定者の決定方法 技術提案書について、審査委員会において評価を行い点数化し、総合計得点が最も高い事業 者を契約予定者とします。 総合計得点が同点となった場合、見積価格(設置費用)が低い者から順次上位の順位を決定 します。 契約予定者との契約締結前の協議において両者が合意に至らなかった場合には、次順位者を 契約予定者とします。 (2)審査結果の通知 審査結果は、書面により通知します。なお、審査内容・結果についての質問や異議申し立て 等は一切受け付けません。 Ⅳ 1 その他 性能保証等 (1)町が技術提案書を適正と認めた場合、当該技術提案書に係る事業目的物の性能、機能及び品質 等については、契約事業者が保証するものとします。 (2)契約事業者は、特許権等の対象となっている工事材料、施工方法等を使用するときは、その使 用に関する一切の責任を負わなければなりません。 2 その他 (1)町が配布する資料等は、本事業の参加に係る検討以外での目的で使用することを禁じます。 (2)本実施要領に定めのない事項については、町が別途定める手続きによるものとします。 Ⅴ 1 技術提案に関する要件等 施工場所 (1)住 所 北栄町瀬戸 22-1 大栄健康増進センター (2)設備の設置場所 太陽光パネルは屋根置き、パワーコンディショナは屋外設置を基本とします。 (3)施設の主な利用目的 通常は、町民の健康増進を目的とする各種健診、健康教室等及び子育て支援センターとして 利用しています。 また、災害発生時には、北栄町地域防災計画に基づき、避難所として位置付けられています。 6 2 本事業に含まれる業務内容 (1)太陽光発電設備の設計・工事監理 (2)太陽光発電設備(太陽電池モジュール・架台・パワーコンディショナ等)及びそれに付随する 設備等の設置及び系統連系に必要な工事の実施 (3)電力会社へ申請する系統連系協議に必要な書類の届出手続 (4)本事業の実施にあたり、関係官公署・関係機関への必要な届出手続 (5)太陽光発電設備の運用(停電時含む。)に係るマニュアルの作成及び操作や日常の保守点検を 行うための研修の実施 3 太陽光発電システム設置工事について (1)工事期間等 工事期間は、契約日から平成 28 年2月1日(月)までとし、工事期間中に、本事業の開始 に必要な試運転、完成検査、関係機関への手続き及び承認等全て完了すること。 (2)作業時間 騒音や振動が発生する工事、大型の重機の使用などが必要な工事などについては、施設の利 用時間を避けてください。 (3)設備・機器 ① 発電出力は、太陽電池パネル設置容量で 30kW 程度とすること。 ② 年間発電量は、パワーコンディショナからの出力で「JIS C8907 太陽光発電システムの発 電電力量推定方法」により算出すること。 ③ 採用する設備機器については、コストパフォーマンス(効率性、安定性、費用等)の高い 製品を選択することとし、製品の性能、耐久性、信頼性及び製造メーカーによる保守・保証 体制等を重視すること。 ④ 製品に関する性能比較等を可視化し、選定理由を明確にすること。 (4)系統連系 ① 全量買取制度に基づく全量売電が可能なシステム構成とすることとし、停電時にはパワー コンディショナから電力供給が行えること。 ② 「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン(資源エネルギー庁)」に基づくこ と。 (5)設 計 ① 工事の各基本仕様並びに技術提案要件を満たした構成・レイアウト等により設計を行うこ と。 ② 20 年間の安定的稼働を考慮し、当初の発電出力及び稼働環境が継続的に維持できる機器等 を設定すること。 (6)施 工 ① 建物の屋根への設置方法及び防水対策等の方法について、図表と記述により記載すること。 ② 台風や異常気象等に対する太陽光発電設備の破損が生じないよう風圧荷重をどのように 考慮するのかを記載すること。 ③ 建物の屋根に設置する全ての設備(太陽電池モジュール、架台等)の総重量と、屋根面積 7 1㎡あたりの重量(kg/㎡)を記載すること。 ④ 建物の屋根への荷重軽減の観点から、重量の分散化や防水施工などの工夫を行った場合は、 その内容を記載すること。 (7)協議・申請 ① 関係法令・規格等に基づき、関係機関・電力会社等との協議、申請事務等を行うこと。 ② 事務手続きに必要な費用は提案に含めること。 (8)システム保証 以下について、保証期間(年数)、保証内容、有償無償の別及び有償の場合の年額を記載す ること。 4 ① 太陽電池モジュールの出力保証(10 年以上) ② 太陽光発電システムの機器保証(1年以上) ③ 施工(防水施工を含まない。)に対する保証(1年以上) ④ 防水施工を行う場合、防水施工に対する保証(1年以上) ⑤ 台風、落雷等の災害によりシステムが損傷等した場合の補償 ⑥ その他 保守・維持管理について (1)保守体制 ① システム全体の保守等を行う体制について記載すること。 ② システム運転時に故障等が発生した場合の対応体制について、現場までの想定到達時間 (平常時)等も含めて記載すること。 5 その他 (1)本事業により導入する設備の維持管理コストの試算 本事業により導入するシステムの設置後 20 年間に想定されるシステムの運用コストについ て、機器の点検、部品交換、機器交換など区分別に、かつ経過年度ごとに記載してください。 (2)システムの操作等の研修 本事業では、設置後、太陽光発電設備の発電出力及び累積発電量を計測・把握することが必 要となりますので、その方法を記載してください。 また、本事業により設置した太陽光発電設備の操作及び日常の保守点検を行うための研修内 容、頻度等の体制を記載してください。 (3)独自提案 本事業の実施に資する独自の提案がある場合は、その内容を記載してください。 8 別 添 《大栄健康増進センター位置図》 《大栄健康増進センター平面図》 9
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