新在来木造構法の基本4型

新在来木造構法の基本4型
外張り断熱や充填断熱のワンパターンではなく、総合的な技術が求められます。
屋根断熱-基礎断熱
天井断熱-基礎断熱
基礎断熱
屋根断熱-床断熱
天井ブロー断熱
天井断熱-床断熱
屋根断熱
壁充填断熱
壁付加断熱
新在来木造構法の施工
シート気密・ボード気密
①土間の防湿、基礎の断熱
土間に防湿シートを敷く。ポリエチレンシート0.2mm
配管が貫通する場所はテープで処理する
防湿シート敷き、テープ処理完了
土間、基礎の配筋
断熱型枠を使用した基礎断熱
土間コンクリート打設(土間先打ち)
土間コンクリート打設(土間後打ち)
基礎コンクリート打設完了(雨降り対策に水抜き穴)
基礎天端均し(天端レベルの精度は重要ポイント)
基礎天端に気密パッキンを施工
気密パッキンは ではなく が正しい施工
土台施工完了
(アンカーボルトのピッチは900~1200㎜)
新住協本州事務局
〒984-0822 仙台市若林区かすみ町24-10 電話022(781)1371 FAX022(781)1372
http://www.shinjukyo.gr.jp/
新在来木造構法の施工
②気流止め(壁・床取合部)
シート気密・ボード気密
◎通気層・気流止めがない場合の問題点
マニュアル2002 P3参照
◎シートによる気流止め
マニュアル2002 P4参照
◎合板による気流止め
マニュアル2002 P4参照
◎床合板の施工手順
マニュアル2002 P42参照
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新在来木造構法の施工
③壁の断熱気密
◎シート気密
床下からの気流止め
防湿気密シートの連続
壁上部の気流止め
気密パッキン施工 マニュアル2002 P36参照
袋入りグラスウールを使用した施工例 マニュアル2002 P50
◎ボード気密
気密パッキン施工 マニュアル2002 P36参照
マニュアル2002 P36参照
◎天井
真壁室内側(模型)
真壁室内側(模型)
屋根は従来通り
マニュアル2002 P26
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新在来木造構法の施工
④通気層・屋根 天井
◎通気層
外壁に通気を施工
通気胴縁と軒天との取り合い部分
貫通するパイプファン部分はテープ処理
壁と天井部分のシート納め
天井ブローインググラスウール
棟に先貼りシートを貼る
垂木間にグラスウールを施工
断面画像
透湿防水シートを施工
登梁を表しにした屋根断熱
棟の通気層の出口部分納まり
◎天井断熱
天井点検口廻りのシート納め
◎屋根断熱
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高断熱高気密住宅の施工
■土間。基礎の施工
屋根断熱-床断熱の例
山形県新庄市㈱沼田ハウス
○防湿シートの施工
○土台敷き~建て方
○胴差しの先張りシート施工
○屋根断熱
棟木,母屋、垂木に先張りシートをかけて防湿気密層を連続させる
屋根
性能グラスウール200mm
屋根
下から通気スペーサーを入れ断熱材を施工する
壁
性能グラスウール100mm
床
高性能グラスラスウール200mm
○床の気密・防湿シート、断熱 高性能グラスウール200mm
*東北全体としては基礎断熱施工が多い
○壁の
○開口部の気密処理
○外壁 通気層 壁~屋根~棟換気へと連続する
○野地板施工後の通気層用スペーサー
棟換気