目次 P.1~P.2 寮長より「新年度にあたって」 P.3 . 特集①「すぎのき寮会計担当のご紹介」 P.4 . 特集②「新施設工事&他施設紹介」 P.5 . 各種ご案内 -0- 保護者の皆様、後見人の皆様におかれましては、日頃からすぎのき寮の運営 にご協力いただき誠にありがとうございます。 すぎのき寮は、12 歳の児童から 88 歳の高齢者の方まで入所されており、 その支援は多岐にわたっています。 今年度のすぎのき寮の運営方針ですが、基本方針は変わらず「健康と安全」 「人権尊重」「QOLの向上」を支援の基本とし、高齢、医療ケア、視覚障が い等の重複障がい、行動障がい等の皆様への多様なニーズに応じ、利用者の方 及び家族の皆様の同意を得た個別支援計画のもと、児童への発達支援、成人へ の生活介護と施設入所支援の一貫した支援体制を整え専門的な支援を行いま す。また、短期入所事業、日中一時支援事業も併設し運営します。 今年度の重点目標としては、再編に伴う移行に向け、保護者・後見人の皆様 とのコミュニケーションを常に欠かさず、情報はすみやかにお伝えします。一 方、利用者の方には安全・安心の生活支援を行えるよう職員が一丸となって 日々の支援に取りくみます。 ①高齢・重度・重複障がいを伴う利用者の方への日中支援を充実させ、生活 介護においては、利用者の方のニーズに基づき、障がい特性に配慮したグルー プ編成を行い、個別支援を重視した日中活動を提供します。 ②また、自閉症やそれに伴う行動障がいのある利用者の方の「はんず」(強 度行動障がい者の生活介護グループ)において個別プログラムを充実させ、専 門支援を行います。 -1- ③すぎのき寮 D 棟において強度行動障がい特別処遇加算事業を実施します。 今年度は、強度行動障がいの判定を受けた 3 人の児童を対象として実施する予 テ ィ ー チ 定です。具体的には、TEACCHの手法を活用し、行動改善に向けた個別支 援を行います。 また、18 歳以上の利用者の方の地域移行を推進します。 一方で、次世代の人材育成のための取り組みを行います。専門性の向上、意 欲に満ちた人材育成のための職員研修を実施します。具体的には、寮の研修係 の年間計画をもとに計画的な研修を行いたいと考えています。 昨今、利用者の方の高齢化による機能低下が急速に進んでいます。昨年度の 公聴会においても高齢化に対するご家族の皆さんの多くの丌安の声をお聞き しました。今後の事業団の運営に反映させるよう寮として提言を行っていきま す。実際、現在も入院して療養されている方や年度末に病気で入院された方が おられます。今後も、日々の支援の中で見守りを欠かさずすくよかとの連携を 行っていきます。 また、急変時の対応ができるよう、今年度も救急対応の研修を全員に行いま す。利用者支援においては、人権意識の徹底を図ります。具体的には、職員全 員に倫理綱領と職員の行動規範を配布し、その周知徹底・また人権研修の充実 を図ります。 さて、府立施設の再編ですが、3 月 19 日の二回目の入札で工事が決定し、 新施設建設のための工事が 4 月 13 日より始まっています。また、地域拠点 施設の整備も進んでいます。予定で行けば 1 年後には「こんごう」 、守口・狭 山の整備グループホームが出来ます。そのための、要頄や案内がこれからご家 族・後見人の皆様に届きますので、必ず目を通していただきますようよろしく お願い致します。 また、新しく出来る施設「こんごう」、守口・狭山の整備グループホームに ついての説明会が 8 月29日(土)に予定されています。その説明会には必 ず出席くださいますようお願い致します。今まで府立施設の移動の際は、当事 業団がすべて行っていました。しかし、これからできる施設は民間の事業団立 施設ですので、お申し込みをして頂かないと入所が出来ません。「こんごう」 の定員は 60 名を予定しておりますので、申し込みいただいても入所出来ない 場合がございます。その場合は 2 年後の 2017 年に完成予定の「かつらぎ」 「にじょう」に入所していただきます。ご了承ください。 最後に、今年度も、利用者のみなさんが安心して安全な生活を日々送れます ように、職員一同頑張ってまいります。今後とも保護者・後見人の皆様方のご 指導、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 -2- 平成 26 年 4 月から、すぎのき寮の金銭管理業務をさせてもらっています岡 田智子です。よろしくお願いします。金銭管理事業がスタートした平成 15 年 4 月から携わり、旧若松寮、しいのき寮、地域利用者の会計担当を経て、今年 度で 12 年目になりますが、利用者の方の金銭を預かり、管理する金銭管理業 務は今でも緊張の毎日です。 すぎのき寮は、管理棟に金銭管理担当者の席を置いているので、ファミリー の会計担当者だけでなく、いろんな方と接する機会が多く、最初は戸惑いまし たが、管理棟の雰囲気にも慣れてきました。私のモットーは笑顔を絶やさず人 と接することです。人とお話しして、時には飲み会をすることが楽しみです。 管理棟で仕事をしていて感じることは、管理棟とファミリーの連携が強く、 報告・連絡・相談が徹底されていることです。協力しながら仕事をする姿は、 温かさを感じます。私も金銭業務を通じて連携していきたいと思います。日々 緊張しつつも、時々“おやじギャグ”がでる和気あいあいとした管理棟で働 いていますので気軽に声をかけてください。 -3- 平成 28 年 4 月の開所を目指して 60 人定員の障がい者支援施設「こんごう」 の建設工事が始まっています。現在は、既存擁壁の撤去や基礎掘削工事の段階 です。建設車両が頻繁に行き来していますので、利用者の方と外に出る際は、 支援員が十分に注意して行動しています。 2 年後には、同じく60人定員の「かつらぎ」「にじょう」の支援施設が建 設され、すぎのき寮の利用者の方は項次、異動することになります。金剛コロ ニーが変わっていく姿に寂しく感じる所もありますが、利用者の皆様が新しい 所で生活する姿を想像すると来年の春が待ち遠しくなります。 ※写真左から 1.すくよか全景 2.診察風景 3.理学療法の様子 医療型障がい児施設と療養介護の併設型である「すくよか」は、 「医療と 福祉の融合」をコンセプトに、生活に即した支援を提供し、健やかな心身 の成長発達を支援する施設をめざしています。 ユニット制をとり入れた小集団での生活を基本とし、医療・看護・リハ ビリテーション・療育・福祉が共同して障がいが重い人たちの生活を支え ています。 また、外部での通院が難しいすぎのき寮の利用者の方にとっては、内科、 泌尿器科、精神科、歯科等の定期通院や、インシュリン等の毎日の通院、 医師や看護師による巡回などによって健康管理をしていただいており、な くてはならない頼もしい医療機関となっています。 -4- 今年もコロニーまつりを開催いたします。 テーマは「であい、ふれあい、コロニーまつり」です。 【日時】6 月 6 日(土)10 時~14 時(雨天時中止の場合有り) 【場所】こんごう福祉センター 【問い合わせ】0721-34-2187(担当:上田) ※駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。 今年もすぎのきまつりの開催を予定しています。 【日時】10 月 17 日(土) 【場所】すぎのき寮内 【問い合わせ】0721-34-2183(すぎのき管理棟) その他、詳細につきましては追ってご案内させて頂きます。 当法人のホームページがあるのはご存じですか? 昨年度大幅にリニューアルされ、すぎのき寮だけではなく事業団各施設の「お知らせ」が 日々、更新されています。 すぎのき寮では「すぎのきだより」や「棟機関紙」ではご紹介しきれなかったバスツアー 等といったイベントを中心に、職員研修の様子についても更新していく予定ですので、ぜ ひ一度ご覧になってください。 【URL】http://www.sfj-osaka.net ※「大阪府障害者福祉事業団」や「こんごう福祉センター」で検索できます。 こんごう福祉センター 検索 検索の場合、検索ボックスに「大阪府障害者福祉事業団」又は「こんごう福祉センター」 と入力し、検索ボタンを押してください。 発行責任者:すぎのき寮長 山田 忠男 編集:すぎのき広報ホームページ係 -5-
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