16春闘初回回答出る(メールニュース版第2号)

JMITU(メールニュース版)臨時号
2016年3月15日
第2号(1)
発行所
要求実現の力をもつ
JMITU
(日本金属製造情報通信労働組合)
労働組合をめざし
〒114-0023 東京都北区滝野川
3-3-1 ユニオンコーポ 3 階
電話(03)5961-5601~2
FAX (03)5961-5603
※組織外、無断転載禁止
全国で組織建設と
拡大をすすめよう!
5,940円87 支部分会で回答引き出す
組合員平均
生活改善につながらず!
3・10全国で統一スト決行
要求あきらめず、17日スト体制・産別団交強化へ
16春闘でJMITUは9日、全国いっせいに回答を引き出しました。11 日現在 87 支部分会の回答額は組
合員平均で5,940円(2・13%)
、支部分会平均で5,403円(1・90%)
。組合員平均で昨年同
時期をわずかに100円上回る低額回答です。翌10日には、低額回答に抗議し、茨城、栃木、埼玉、千葉、
東京(各4地協)
、神奈川、長野、京滋、大阪、兵庫でリレースト・決起集会がおこなわれました。連合大手
の回答指定日でもある 16 日は、第2次統一交渉日。JMITUは、あらためて要求に立ち返り、生活改善に
つながる誠意ある回答、回答上積をめざします。翌 17 日には、全労連・国民春闘共闘の仲間とともに第2次
統一ストに入ります。
京滋・カシフジ支部は7000円の回答に対し受け取りを拒否。京都総評などの支援も受け1時間のストに突入(10 日)
200人でストライキ集会―京滋・カシフジ
京滋地本は 10 日、指名ストの仲間をはじめ 29 人
が2コースにわかれ、ストライキや昼休み集会開催
の 10 職場を激励。夕方には京都総評の仲間の支援
も受け、カシフジ支部でストライキ集会。200人
が参加しました。カシフジ支部は7000円の回答
に対し受け取りを拒否、修正回答を要求しました。
<主な回答(3月11日現在)>
ユニオン光学(東京北部)
20,000円
村松フルート(埼玉)
12,080円
大東工業(東京東部・埼玉) 10,000円
川本製作所(愛知)
8,500円
田中科学(東京東部)
8,100円
リオン(東京西部)
8,000円
関西エンジニアリング(兵庫) 8,000円
2016年3月15日
JMITU(メールニュース版)臨時号
第2号(2)
3・17第2次統一スト
一言メッセージ・職場ビラ、職場討議、組合員拡大
通信産業本部皮切りに各地で
職場の団結力で要求前進を
連合大手の集中回答日翌 17 日(木)
、JMITUの第2次統一スト・統一行動は、東京、愛知、京滋、大阪、
兵庫はじめ、各地のNTT社前で実施される通信産業本部の時限スト(8:00~9:00)激励からはじま
ります。通信産業本部の賃上げ要求は2万8000円、時給250円アップ。すでに各支部で春闘交渉が開始
され、正社員のほか継続雇用・契約社員の賃金引き上げ、
「コスト削減・残業代ゼロ」をはかる変形労働時間
制と分断勤務(待機時間を「時間外勤務」から「勤務開放時間」にし残業代をカット)の撤回など要求したた
かっています。
11 日、東京で開かれたJMITUの全国統一闘争推進会議で生熊委員長は、
「高浜原発再稼働運転差し止め、
辺野古基地和解協議、消費税引き上げ再延期の動きなど、何が起こるかわからないのがいまの情勢。要求をあ
きらめず、職場討議と産別団交を強化する。社長への一言メッセージや職場ビラ、組合員拡大の力で要求前進
をはかろう」と提起しました。
408万筆
戦争法廃止!2000万署名 現在
JMITU
(共同センター分)
5,411筆
現在
「全支部の運動」「1人5筆」へ
昨年末から開始された戦争法廃止!2000万人
署名運動(総がかり行動実行委員会などよびかけ)
。
JMITUや全労連が参加する憲法共同センター
では、1000万筆、JMITUでは3万筆(1人
5筆以上)を目標にしています。
共同センターでの集約数は現在408万筆、JM
ITUでは5,411筆となっています。長野・カ
ネテック支部671筆、東京北部・鈴木シャッター
支部245筆、福岡地本522筆など、一人ひとり
の組合員に依拠しとりくみをひろげています。また
春闘宣伝、未組織労働者向け宣伝と合わせて、各地
で街頭署名がとりくまれています。
署名の飛躍にとって大事なのは、①すべての支
部・分会のとりくみにすること(現在まだ4割)
、
②「1人5筆」をめざし、家族や職場のまわりにま
でひろげることです。JMITUは、4月15日
(金)の中央行動での第2次署名提出に向け、
「春
闘で組合員が集まるこの時期にこそ、署名の飛躍
東京南部のリレーストの最後は、戦争法廃止!2000
万署名の宣伝行動(10日 蒲田駅)
を」と、とりくみをつよめています。
「JMITU」
(メールニュース版)は、毎月25日発行の予定です。本号は春闘臨時号です。職場のたたか
いや経験を、随時発信していきます。支部執行委員はじめ、職場のみなさんに届けてください。