認定こども園北日野の取り組み(PDF形式:240KB)

平成27年度 認定こども園北日野の教育
保育活動の成果と課題、来年度に向けて
1 教育・保育活動の成果と課題
① 成果
・27年度は、研究テーマ「学びに向かう力をはぐくむ」サブテーマ“こどもが主体的に遊びや活動を
発展させるための環境づくり”をかかげ公開保育を行いました。園児一人一人の遊びや園児同士のかか
わりなどにしっかり目を向け、園児の遊びが広がるように環境を整え保育教諭のかかわり方を話し合い
取り組みました。”スタンプラリー”としていろいろな遊びを楽しむ姿を県義務教育課の先生をはじめ
たくさんの幼稚園、保育園、こども園の先生方に見ていただき、貴重なご意見をいただき大変勉強にな
りました。
・地域にあるこども園ということで、自治振興会会議に園長が出席し園の様子を話して知らせたり、い
きいきシニアクラブ(餅つき会)、消防団(総合避難訓練)、区町会会長(クリスマスサンタ)、童謡
サークル(誕生会)などと連携や交流を設けたりしました。地域に見守られている温かさを感じ、園児
も地域の方々と触れ合えることをとても喜んでいました。
・小学校との連携では、保幼小接続計画ができ、互いに近い存在になるよう連携を密にし交流や情報交
換をすることができました。さつま芋の苗植え、焼き芋会、マラソン大会応援、秋のおもちゃ屋さん、
体験入学など交流が増え、お兄ちゃんお姉ちゃんと多く触れ合うことができ、園児にとって小学校が身
近なものになってきました。また、職員相互の連携(学校公開保育教諭参観、教諭保育参加、話し合い
など)も密になってきました。
・園内での活動の様子を玄関やホームページに掲載したことで、
家庭や地域の方に知ってもらうことができました。
② 課題
・教育保育計画を立てクラス活動を行っています。クラスから異年齢児へと遊びを広げいろいろな経験
ができるように努めてきましたが、遊び環境を広げるための職員間の話し合いの時間が十分にとれな
かったように思います。
・園開放日を毎週月曜日に設けて未就園児来園を推奨していますが、地域にある唯一の園であるにもか
かわらず、今年度は来園者が少なく残念でした。
2 来年度の園経営、教育・保育活動における改善方策
・教育保育計画を基に、園児に合わせたクラス計画を作成し活動に取り組んでいます。園でかかげてい
る教育保育目標や方針に基づいて活動や環境などの話し合いや保育教諭間の意見交換を計画的に行い園
児一人一人の育ちにとってより良いものを考えていくようにします。
・未就園児のための園開放日のPRや児童センターとの情報共有に取り組み、地域に根差した園をめざ
していきたいです。
・小学校との連携は、地域のお兄ちゃんお姉ちゃんと触れ合いがあり親しみを感じたり、就学に対して
も不安を取り除くことができたりするのでとても良いことです。今年度の評価反省を小学校と話し合
い、継続して進めていきます。
・園児について、関係機関と連携して助言をいただき全職員で共通理解をし、保護者との信頼関係を築
き園児の育ちにきめこまやかに対応していくよう努めます。
北日野小学校との交流
保育参加でクッキング
地域消防団との避難訓練
砂場遊び