平成28年度教育相談指導者養成研修 実 1 目 施 要 項 的 いじめ、不登校、暴力行為など生徒指導上の諸問題は、依然として憂慮すべ き状況にある。さらに、虐待や貧困など新しい形の問題が顕在化し、生徒指導 上の問題は一層多様化、深刻化している。 これらの問題に適切に対応するためには、教員個人が問題を抱え込むことな く 、「 チ ー ム と し て の 学 校 」 の 観 点 か ら 学 校 全 体 で 組 織 的 に 取 り 組 む こ と や 、 外部機関や家庭、地域との連携・協働を促進して、効果的に教育相談を推進す ることが求められている。 本 研 修 で は 、「 チ ー ム 学 校 」 と し て 組 織 的 な 教 育 相 談 体 制 を 構 築 し 、 効 果 的 に教育相談を実践する力を高め、教育相談の組織的な取組みをマネジメントす る力を身に付けて、各地域において本研修内容を踏まえた研修の講師等として の活動や各学校への指導・助言等を行うことのできる指導者の養成を図る。 2 主 催 独立行政法人教員研修センター 3 共 催 文部科学省 4 期 間 平成28年8月23日(火)~平成28年8月26日(金) 5 会 場 独立行政法人教員研修センター 〒305-0802 6 茨城県つくば市立原3番地 受講者 (1)受講資格 各都道府県・指定都市・中核市教育委員会の指導主事及び教育センターの研修担当 主事並びにこれに準じる者。又は幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、 中等教育学校及び特別支援学校の教諭等であって、各学校や地域における本研修の内 容を踏まえた研修のマネジメントを推進する指導者としての活動を行う者。 (2)推薦人数 各都道府県(中核市分を含む)及び各指定都市において1名程度とする。 (3)推薦手続 各都道府県・指定都市教育委員会において推薦者を取りまとめ、「研修情報登録シ ステム」により、平成28年6月17日(金)までに推薦を行う。 (4)受講者の決定 各都道府県・指定都市教育委員会からの推薦に基づき、独立行政法人教員研修セン ターが決定し通知する。 なお、原則として、受講者は推薦のあったとおり決定するが、推薦状況によっては 独立行政法人教員研修センターにおいて人数の調整を行う場合がある。 7 研修内容 別紙「日程表」のとおりとする。演習や協議については、20名の単位(ユニット) を基本として取り組む。 ※ユニットについて 課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な演習や協議をより多く取り入れるこ とで、研修効果を高めることを目的に、すべての受講者が積極的に発言し、思考を 深めることができるように、研修は20人程度で構成されるユニットを基本に行う。 具体的には、ユニットごとにユニットミーティング、ユニットをさらに細分化した グループでのクロストーク、リフレクション(振り返り)等を行い、アクティブ・ ラーニング型研修を充実させる。 8 提出物について 受講者は、別紙1 協議「教育相談の現状と課題」におけるレポ-トの事前提出につ いてに基づき、別紙2「レポート」を作成し、7月27日(水)までに独立行政法人教 員研修センターに提出する。 9 その他 (1)所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。受講者推薦の際に、必ず受講 者の氏名を確認し、正確に記入すること。 (2)本研修は、原則として宿泊研修とし、独立行政法人教員研修センター宿泊施設を利 用するものとする。 (3)本研修終了時に受講者アンケート等を行う。 また、研修終了から一定期間(約1年)経過後に、研修成果の活用について、受講 者に対するアンケート調査を行う。
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