政党は誰のものか－ジェレミー・コービン党首選出にみる英労働党組織論－

４．１院内国際研究会
政党は誰のものか
Who owns a Political Party ?
－ジェレミー・コービン党首選出にみる英労働党組織論－
An Organizational Perspective from the Corbyn Leadership
英国労働党がジェレミー・コービンを党首に選出したことは、驚きを持って迎え
られた。労働党きっての左派で当初から党首や首相候補にふさわしくないと党内外
から批判されていたコービンが、事前の予想に反して党首選に勝利したのは、党首
選出手続きが一党員一票制に変更されたという重要な背景がある。
若者層を中心としたコービンへの支持の拡大は、既成の政治に対する反発を抜き
には考えられず、米国の大統領選挙におけるトランプやサンダースへの支持の拡大
と共通する面もあると考えられる。
このため英国から、二院制の研究者としてご高名で、政党規律の強い英国議会の
中で議会特に特別委員会の研究と実践的改善に貢献されてきた第一人者であるメ
グ・ラッセル教授（University College London）を招いて、コービンの労働党党
首選出を事例として、結局政党というものが、国会議員、党員、あるいは国民、誰
のものなのかということを、誰が党首の選出権を持ち、党の方向性を設定できるの
かという観点から考えたい。
日時 4 月 1 日（金）13 時～14 時 30 分
場所衆議院第 2 議員会館第 5 会議室（逐次通訳あり）
内容基調講演
「政党は誰のものか－ジェレミー・コービン党首選出にみる英労働党
組織論－」メグ・ラッセル教授（University College London）
コメンテーター山口二郎法政大学教授
コーディネーター高安健将成蹊大学教授
参加申込通行証が必要ですので、氏名（ふりがな）
、ご所属、役職を事前に
お申し込みください。
一般社団法人生活経済政策研究所
TEL 03-3253-3772 FAX 03-3253-3779
E-mail [email protected]
主催科学研究費・基盤研究（C）
「議院内閣制に対する権力分立制的改革の
日英比較分析」(研究課題番号：26380185)
共催一般社団法人生活経済政策研究所

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