旧弥生小学校の利活用プロポーザル募集要項

旧弥生小学校の利活用プロポーザル募集要項
1.事業の趣旨
昭和 21 年創立の弥生小学校は、児童数の急激な減少により平成 26 年 4 月に船
沢小学校に統合され、閉校しました。
学校の敷地や校舎の木材が地域住民から無償提供されたという経緯や、長い間地
域コミュニティの中心として、大切に使用してきた学校跡地を、地域の活性化や市
の発展につながる取り組みに活用したいという考えから、プロポーザル方式により
利活用提案を募り、最も優れた提案者に対象物件を貸付け、管理運営を行っていた
だくものです。
2.事業の概要
(1)事業の名称
(2)事業の方式
(3)事業期間
旧弥生小学校利活用事業
賃貸方式
3 年以上。
ただし、協議により貸付期間満了後の再契約や売却も可能です。
(4)貸付価格(参考額)
月額 152,050 円
(土地 月額 62,946 円
建物 月額 89,104 円)
※土地・建物の全体を使用した場合の参考額であり、実際の貸付価格は、事業実
施候補者との協議によります。
提案にあたっては、自らの事業計画及び資金計画に基づき、実現可能な価格(参
考額以下でも可)で提案してください。
賃貸借希望額の評価については、別添「旧弥生小学校利活用事業プロポーザル
審査基準」を参考にしてください。
(5)スケジュール
日にち
平成 28 年
内
容
募集要項の閲覧・配布・ホームページ公開開始
3 月 18 日(金)
現地視察申込書・質問書受付開始
4 月 13 日(水)
質問書提出期限①
4 月 20 日(水)~28 日(木)
現地視察期間 ※要事前申込
5 月 11 日(水)
※午後 4 時まで
参加申込書提出期限・質問書提出期限② ※午後 4 時まで
企画提案書受付開始
5 月 25 日(水)
企画提案書提出期限
※午後 4 時まで
5 月 30 日(月)~日程未定
企画提案書のプレゼンテーション
6 月上旬
審査結果の通知・契約等に関する協議開始
※賃貸借契約及び引渡しの時期は、事業実施候補者との協議による。
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3.対象物件の概要
基本的に敷地内の土地・建物等を現状で貸付けすることとしますが、一部市及び
市以外が設置する工作物等については、対象外とします。
また、建物の破損箇所の一部については、平成 28 年 4 月以降に修繕する予定で
す。
(1)土地
①地
番
弘前市大字弥生字弥生平 580 番地
②面
積
10,578 ㎡(建物敷地 4,891 ㎡、屋外運動場 5,687 ㎡)
③地
目
宅地
④用途地域等
(2)建物
①主要用途
②構
造
③延床面積
④建 築 年
⑤設 備 等
都市計画区域外
学校
木造平屋建(耐震診断未実施)
951 ㎡
管理棟(S35 年)・教室棟1(S26 年)・教室棟2(S35 年)
教室棟3(S41 年)・屋内運動場(S29 年)
消火設備(H26 年以降は未点検)
・自動火災報知設備、感知器 63 個(天井 37 個、屋根裏 26 個)
水洗トイレ(H26 年以降は浄化槽未点検)
機械警備(H27 年 3 月まで使用)
(3)プール
①構
造
鉄筋コンクリート造
②規
模
25m×3 コース(6m)・プール付属室 25 ㎡・11 ㎡
(4)工作物等
校門(S35 年)、国旗掲揚台(S35 年)、屋外灯(2箇所 S55 年)、ガスボンベ
上屋(2箇所 H16 年)、学校進入路フェンス(S61)、校庭フェンス(H9 年)、
バックネット(S47 年)、ブランコ(S35 年)、鉄棒(S35 年)、砂場(H15 年)
※貸付対象外の工作物等、建物修繕箇所、その他施設の詳細については、別添「施
設資料」をご覧ください。
4.事業実施の条件
本事業の提案・実施にあたっては、次に掲げる事項を遵守及び配慮してください。
(1) 対象物件での事業実施に際して適用される関係法令、条例等を遵守してくださ
い。特に用途変更による建築基準法や消防法、旅館業法等への対応については、
企画提案時点から整理しておく必要があります。
(2) 貸付期間は、賃貸借契約時に事業実施候補者と協議により決定します。また、
協議により期間満了後の再契約も可能ですので、短期的・暫定的な利用ではな
く、中長期的に安定した事業を実施してください。
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なお、貸付期間が終了したときは、対象物件を原則原状に回復して市に引き渡
すこととします。
(3) 原則として対象物件の引渡し後、1 年を目途に提案した事業計画に基づき、事
業の管理運営を開始してください。なお、事前に市の同意を得ることで、事業
計画の趣旨を逸脱しない範囲で事業計画を変更することも可能です。
(4) 事業内容については、関係法令等の範囲内で公序良俗に反しないこととし、本
要項の「事業の趣旨」等を踏まえ、地域の活性化や市の発展につながるための
自由な利活用内容及び規模とします。
(5) 対象物件を次の用途で使用することは認めません。
① 暴力団体による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)
第 2 条第 2 号に規定する暴力団若しくは法律の規定に基づき公の秩序を害
するおそれのある団体等であることが指定されている者の事務所、またはそ
の他これに類するものの用に供すること。
② 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122
号)第 2 条第 1 項に規定する風俗営業、同条第 5 項に規定する性風俗特殊
営業その他これらに類するものの用に供すること。
③ 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(平成 11 年法律第
147 号)第 5 条に規定する観察処分を受けた団体の事務所、またはその他
これに類するものの用に供すること。
(6) 現状有姿(一部修繕後)で引き渡すことから、利活用方法に応じて必要となる
一切の経費は、事業者の負担とします。
(7) 貸付期間中の土地、建物及びその他の設備の維持管理や経年劣化、故障、破損
等に伴う設備の更新に必要となる経費は、基本的に事業者の負担とします。
建物等を維持するための冬期間の除排雪、屋根の雪下ろし等も事業者において
行うこと。
(8) 対象物件の引渡し後も、市の求めに応じ、事業計画や事業実施に係る報告を行
うこと。
(9) 事業における地域住民等への説明は、事業者の責任において十分に実施し、真
摯に対応すること。
5.参加資格要件について
(1)参加資格
企画提案をすることができる者は、次の要件を満たす事業者(個人または法人)
とします。ただし、同一事業者が複数の事業提案をすることはできません。
① 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しな
いこと。
② 破産法(平成 16 年法律第 75 号)の規定による破産手続き開始の申立て、会
社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開始の申立て又は
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民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生開始手続きの申立てを
していないこと。
③ 国税及び地方税を滞納していないこと。
④ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第
2 条第 2 号、第 6 号又は暴力団の構成員でなくなった日から 5 年を経過して
いない者が経営、運営に関係していないこと。
(2)共同提案について
複数の事業者が共同で提案する場合は、代表となる事業者を定めて提案してくだ
さい。なお、共同提案の構成員となった場合には、別に単独で提案することや別
の事業者と共同提案することはできません。
6.現地視察
希望者は、下記により現地視察することができます。
(1) 視察可能期間
平成 28 年 4 月 20 日(水)から平成 28 年 4 月 28 日(木)までの午前 9 時から午
後 3 時まで
※土曜日、日曜日を除く
(2)申込方法
視察希望日の 5 日前までに様式 1 現地視察申込書を、最終ページの送付先へ持参、
郵送、ファクス又は電子メールにより送付し、申し込みしてください。
(3)現地視察日時の通知
現地視察申込書を受付後、現地視察日時を決定し、通知します。
7.質問の受付及び回答
(1)受付期間
次の期間のうち、土曜日、日曜日、祝日を除く午前 8 時 30 分から午後 4 時まで。
郵送の場合は必着。
①平成 28 年 3 月 18 日(金)から平成 28 年 4 月 13 日(水)
②平成 28 年 4 月 14 日(木)から平成 28 年 5 月 11 日(水)
(2)提出方法
様式 2 質問書を、最終ページの送付先へ持参、郵送、ファクス又は電子メールに
より送付してください。
質問書の受付の確認は、必要に応じ提出者において行ってください。
(3)回答方法
各受付期間終了後 1 週間を目途に市のホームページにおいて回答します。ただし、
質問及び回答内容が質問者の利益等を害するおそれがあるものについては、質問
者へ直接ファクスまたは電子メールで回答します。
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8.参加申込
応募者は、下記により必要書類を提出してください。
(1) 受付期間
平成 28 年 3 月 18 日(金)~平成 28 年 5 月 11 日(水) までの午前 8 時 30 分
から午後 4 時まで
※土曜日、日曜日、祝日を除く。郵送の場合は必着。
(2)提出書類
①様式 3 参加申込書
②応募者の確認に関する書類(共同提案の場合は、構成員となる事業者について
も提出してください。)
ア 個人事業者の場合
・住民票
・印鑑登録証明書
・納税証明書(市町村税)
イ
法人の場合
・登記事項証明書(履歴事項全部証明書)
・印鑑登録証明書
・納税証明書(直近年度分の未納がないことが確認できるもの。本社分)
※国税(法人税と消費税及び地方消費税、「その3の3」とする)
本社所在地の住民税(法人住民税と固定資産税)
※ただし、新規に法人を設立した場合など、これまでに事業実績がなく、
提出できない書類がある場合には、予め担当者に連絡してください。
(3)提出方法
最終ページの送付先へ持参または郵送してください。
参加申込書の受付の確認は、必要に応じ提出者において行ってください。
9.企画提案書の作成・提出
(1)受付期間
平成 28 年 5 月 11 日(水)~平成 28 年 5 月 25 日(水) までの午前 8 時 30
分から午後 4 時まで
※土曜日、日曜日を除く。郵送の場合は必着。
(2)提出書類
次の事項を記載した企画提案書(任意様式)
① 利活用に関する基本的な考え方(コンセプトまたはテーマなど)
② 提案または事業の概要
③ 具体的な利活用計画(配置計画・運営体制・スケジュールなど)
④ 提案者が利活用するメリット(地域の活性化や市の発展への関与など)
⑤ 賃貸借希望額(土地・建物の合計額の月額)
※共同提案の場合は、それぞれの使用範囲や役割がわかるようにしてください。
(3)提出部数 10 部
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(4)提出方法
最終ページの送付先へ持参または郵送してください。
企画提案書の受付の確認は、必要に応じ提出者において行ってください。
10.提案にあたっての留意事項
(1)提出書類に虚偽の記載があった場合や審査の公平性に影響を与える行為があっ
た場合は、失格とします。
(2)企画提案書において、複数の案を提案することはできません。
(3)応募に関する一切の費用は、応募者の負担とします。
(4)企画提案書の著作権は応募者に帰属しますが、選定結果の公表やその他必要な倍
においては、市が無償で使用できるものとします。
なお、提出書類は、弘前市情報公開条例(平成 18 年弘前市条例第 19 号)に基
づき公開することがあります。ただし、応募者の正当な利益を害するおそれのあ
る部分等については、非公開とします。
11.審査及び事業実施候補者の決定
(1)審査方法
審査は、弘前市廃校利活用事業公募型プロポーザル審査委員会(以下「審査委員
会」という。)において、企画提案書、プレゼンテーション及びヒアリングの内
容について、別添「旧弥生小学校利活用事業プロポーザル審査基準」に基づき審
査します。
(2) プレゼンテーション
①日程及び実施場所
応募者に別途通知します。
②実施方法
提案内容の説明を 15 分以内、質疑を 15 分以内とします。ただし、質疑が時
間内に終了しなければ、時間を延長することもあります。
説明は、提出書類の内容に基づく内容とし、資料を追加することはできません
が、提出書類の範囲内でアプリケーションソフトによる OA 機器の使用を認め
ます。OA 機器を使用する場合は、その実施環境等について、事前に担当者に
確認してください。
(3)審査結果の通知及び公表
審査結果は、審査を実施した応募者全員に対し、合否及び応募者の評価点を文書
で通知するとともに、市のホームページで事業実施候補者名とその評価点を公表
します。
12.契約等
事業実施候補者を決定後、対象物件の利活用及び賃貸借契約に関する必要な手続
き及び協議を行います。特に貸付金額によっては、議会の議決を必要とする場合も
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あります。
必要な手続き及び協議完了後に賃貸借契約を締結しますが、協議が整わない場合
は、審査委員会が決定した次点の応募者と協議を行うこととなります。
13.その他
参加申込書を提出した後に応募を辞退する場合は、書面(任意様式)で届け出て
ください。
14.各書類の送付先(担当者)
〒036-8551 弘前市大字上白銀町 1-1
弘前市財務部財産管理課ファシリティマネジメント担当 伊藤・福士
電話 0172(40)7111
ファクス 0172(35)1353(代表)
電子メール [email protected]
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