平成 28 年 3 月 14 日各位株式会社三井住友銀行プロジェクトファイナンスを対象としたプロジェクトボンド自己信託の組成について株式会社三井住友銀行（頭取：國部毅、以下「三井住友銀行」）は、国内のプロジェクトファイナンス貸付債権を三井住友銀行の信託機能を活用して信託受益権（以下「本受益権」）を発行し、投資家へ譲渡する仕組み（「プロジェクトボンド自己信託」、以下「本スキーム」）を組成いたします。本スキームは、三井住友銀行が保有する国内プロジェクトファイナンス貸付債権の一部を信託受益権化し、投資家に販売するものです。また、本受益権は外部の信用格付けの取得を行います。本スキームを活用することにより、幅広い投資家にプロジェクトファイナンス参加機会の提供が可能となり、投資家にとっては本受益権を長期安定的な運用商品として、ポートフォリオの多様化や収益力強化等を図ることが可能です。初回対象案件はスパークス・アセット・マネジメント株式会社（社長：阿部修平、以下「スパークス」）が運営するインフラファンドが投資する SGET 栃木メガソーラー発電所プロジェクトを予定しており、国内生命保険会社および地方銀行をはじめとした機関投資家に販売する予定です。三井住友銀行では、引き続きインフラファイナンスにおける資金提供手法の多様化を推進していくと共に、機関投資家等への新たな運用機会の提供による投資家ビジネス戦略の展開を図ってまいります。＜対象案件の概要（初回予定）＞事業者 SGET 栃木メガソーラー合同会社事業内容太陽光発電事業所在地栃木県那須烏山市借入金額 52 億円（予定）＜販売予定である本受益権の概要＞発行金額最大 52 億円（予定）信託満了日 2035 年 9 月予定予備格付 A（株式会社日本格付研究所）当初委託者株式会社三井住友銀行受託者株式会社三井住友銀行＜本スキーム図＞ SMBC SMBC プロジェクトファイナンス案件ノンリコースローン貸付債権購入代金信託受益権（プロジェクトボンド自己信託）配当金投資家以上