平成２７年１２月１６日関係事業者団体ご担当者様消費税軽減税率制度に係るご質問の募集について（依頼）経済産業省経済産業政策局企業行動課消費税の軽減税率制度については、与党で検討が進められていたところですが、 12 月 16 日に決定された平成 28 年度与党税制改正大綱（以下「大綱」という。）において、「消費税の軽減税率制度を、平成 29 年４月１日から導入する。あわせて、複数税率制度に対応した仕入税額控除の方式として、適格請求書等保存方式（いわゆる「インボイス制度」）を平成 33 年４月１日から導入する。」ことが決定されました。また、大綱では、「軽減税率制度の導入にあたり混乱が生じないよう、政府・与党が一体となって万全の準備を進める。このため、政府・与党に必要な体制を整備するとともに、事業者の準備状況等を検証しつつ、必要に応じて、軽減税率制度の円滑な導入・運用に資するための必要な措置を講ずる。」ことも決定されました。軽減税率制度やインボイスの導入は、大綱において軽減税率の対象品目とされた「食品」や「新聞」を直接的に取り扱う事業者に加え、およそ全ての事業者の経理事務等に広く影響が及ぶ可能性があります。このため、政府・与党としては、平成２９年４月からの導入に向けて、制度内容を事業者の皆様に広く周知するとともに、円滑な導入・運用に向けて必要な措置を検討していくこととしております。政府・与党としては、今後、大綱に基づき軽減税率制度の法案化を進める予定ですが、少しでも早く事業者の皆様に制度内容を周知するため、「平成 28 年度税制改正大綱」の関連部分の抜粋（別添１）及び「軽減税率制度の導入」（参考資料）をお届けいたしますので、関係事業者への周知をお願いできれば幸いです。また、経済産業省としては、制度設計の詳細（例：商品区分、請求書の記載事項、税額計算の特例等）について、関係事業者からのご質問を取りまとめ、財務省に提出することにしております。つきましては、ご質問を有する事業者団体におかれましては、別添のフォーマット（別添２）に質問事項を記載いただき、１２月２４日までに、所管課室を通じてご提出いただきますようお願いいたします。なお、いただいたご質問については、今後の制度設計の検討に際して参考とさせていただくとともに、後日、政府において何らかの形で回答を示す予定にしております。ご不明な点があればお問い合わせください。よろしくお願い申し上げます。＜参考＞平成２８年度税制改正大綱公表資料 ○自由民主党ＨＰ https://www.jimin.jp/news/policy/131061.html 【本件問い合わせ先】経済産業政策局企業行動課南部・渡邉・武本（03-3501-1675）