臨時レポート 平成 27 年 8 月 25 日 朝日ライフ アセットマネジメント株式会社 アセアン株式市場の動向と今後の見通し ならびに基準価額の変動に関するお知らせ 《アセアン株式市場および外国為替市場の動向》 8 月 24 日のアセアン市場は、株価指数・通貨ともに大幅に下落しました。 年内にも米国の利上げ開始が予想される中、新興国の金融市場や経済実態にストレスがかかりやすい 状況において、中国の経済指標の悪化と下げ止まる兆しの見えない中国本土株式市場や原油相場に加 えて、朝鮮半島の軍事情勢が突如緊迫化したことも金融市場のセンチメントを急速に悪化させ、24 日は 先進国を含めた世界同時株安の様相を呈しました。同日のアセアン株式市場についても全市場が大きく 下落し、特にフィリピンの下落が目立ちました。通貨も全通貨が対円で大きく下落し、特にインドネシアル ピアやフィリピンペソの下落が目立ちました。 アセアン5カ国 株価指数 アセアン5カ国 対円為替レート 8月24日 前日比 騰落率 8月25日 前日比 騰落率 ジャカルタ総合 4,163.73 ▲172.22 ▲3.97% インドネシアルピア 0.85 ▲0.03 ▲3.41% タイSET 1,301.06 ▲64.55 ▲4.73% タイバーツ 3.35 ▲0.05 ▲1.47% マレーシアKLCI 1,532.14 ▲42.53 ▲2.70% マレーシアリンギット 27.95 ▲0.74 ▲2.58% 84.45 ▲1.66 ▲1.93% 2.56 ▲0.08 ▲3.03% シンガポールST 2,843.39 ▲127.62 ▲4.30% シンガポールドル フィリピン総合 6,791.01 ▲487.97 ▲6.70% フィリピンペソ ※基準価額への反映を考慮して前営業日の指数を表示しています。 ※対顧客電信売買相場仲値(TTM)を表示しています。 【 株価指数 】 【 為替(対円レート) 】 12500 125 12000 インドネシアルピア タイバーツ マレーシアリンギット シンガポールドル フィリピンペソ 120 11500 115 11000 110 10500 10000 105 9500 100 9000 95 8500 ジャカルタ総合 タイSET マレーシアKLCI シンガポールST フィリピン総合 8000 7500 7000 2013/3 2013/9 2014/3 2014/9 90 85 80 2013/3 2015/3 設定日(2013年3月27日)を10,000として指数化。 2013/9 2014/3 2014/9 2015/3 設定日(2013年3月27日)を100として指数化。 ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ■本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、情報提供を目的として作成したものであり、当 該商品の勧誘を目的としたものではありません。また、法令に基づく開示資料ではありません。■当該ファンドは価格変動リス クや流動性リスク等を伴う証券等に投資します(外貨建資産に投資する場合には為替リスクもあります。)ので、市場環境等に よって基準価額は変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。運用による損益はすべて投資家のみ なさまに帰属します。■本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその 正確性や完全性をお約束するものではありません。■本資料に記載されている内容は、今後予告なしに変更することがあります。 ■ファンドの取得の申し込みにあたっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ず内容についてご確認の 上、お客様ご自身でご判断ください。■当該ファンドは、金融機関の預金または保険契約ではありませんので、預金保険、保険 契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機関でご購入いただいた場合は、投資者保護基金による支払いの 対象にはなりません。 1 《基準価額の変動状況》 8 月 24 日のアセアン株式市場の下落および 8 月 25 日のアセアン各国通貨の下落に伴い、以下のファ ンドが前日比で 5%超の下落となっております。 ファンド名 朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド 基準価額 前日比 騰落率 (円) (円) (%) 7,221 ▲576 ▲7.4 《今後の見通し》 今後も米国の利上げへの懸念や中国景気に対する悲観論が台頭した場合は、アセアン株式市場が今 回と同様に不安定化する可能性は残ると考えられます。しかしながら、アセアンは各国とも外貨準備はア ジア通貨危機当時よりも高い水準を維持していることから、外生的なショックに対する耐性は高水準で備 わっていると考えられ、通貨危機等に陥るリスクは低いと考えます。 また、アセアン株式市場のPERバリュエーションは12.2倍(MSCI東南アジア指数ベース、今後12カ月予 想)と、全世界の株式市場のPERである14.1倍(MSCI ACワールド指数ベース、今後12カ月予想)に対し て13%割安な水準となっており、グローバル景気が回復を始めた2010年以降で最大のディスカウント幅と なっております。またアセアン株式市場の時系列で見ても2011年11月以来の低い水準となっており、アセ アン株式は割安な水準で取引されていると言え、ここからの下落は限定的であると考えます。 また、タイとインドネシアなどでインフラ投資の活発化が見込まれている他、年末にはアセアン経済共同 体(Asean Economic Community、AEC)が発足する予定であり、貿易・投資の促進により域内経済の活性 化が期待されます。 今後も短期的にはアセアン株式市場において今回のような変動性が高まるリスクに一定の留意はすべ きと考えますが、上記に挙げた要素を考慮すると中長期的な経済成長およびそれに伴う企業業績の成長 が期待できる市場であるとの弊社の見方に変更はありません。 以 上 ■本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、情報提供を目的として作成したものであり、当 該商品の勧誘を目的としたものではありません。また、法令に基づく開示資料ではありません。■当該ファンドは価格変動リス クや流動性リスク等を伴う証券等に投資します(外貨建資産に投資する場合には為替リスクもあります。)ので、市場環境等に よって基準価額は変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。運用による損益はすべて投資家のみ なさまに帰属します。■本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその 正確性や完全性をお約束するものではありません。■本資料に記載されている内容は、今後予告なしに変更することがあります。 ■ファンドの取得の申し込みにあたっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ず内容についてご確認の 上、お客様ご自身でご判断ください。■当該ファンドは、金融機関の預金または保険契約ではありませんので、預金保険、保険 契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機関でご購入いただいた場合は、投資者保護基金による支払いの 対象にはなりません。 2 ■投資信託に係るリスクについて 投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし投資 元金が保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動 等により投資一単位当たりの価値が変動します。従ってお客様のご投資された金額を下 回ることもあります。 又、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、 投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資にあた っては投資信託説明書(交付目論見書)をよくご覧ください。 ■投資信託に係る手数料等について [ご投資頂くお客様には以下の費用をご負担いただきます。] ■申込時に直接ご負担いただく費用 …… 申込手数料 上限 5.4%(税抜 5.0%) ■換金時に直接ご負担いただく費用 …… 信託財産留保額 上限 0.3% ■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用 …… 信託報酬 上限 1.998%(税抜 1.85%) ■その他の費用 …… 上記以外に保有期間等に応じてご負担頂く費用があります。 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)でご確認ください。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定して おります。費用の料率等につきましては、朝日ライフ アセットマネジメントが運用するすべ ての投資信託が徴収するそれぞれの費用のうち、最高の料率を記載しております。投資 信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる 際には、事前によく投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 朝日ライフ アセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者関東財務局長(金商)第 301 号 加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 1508128 ■本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、情報提供を目的として作成したものであり、当 該商品の勧誘を目的としたものではありません。また、法令に基づく開示資料ではありません。■当該ファンドは価格変動リス クや流動性リスク等を伴う証券等に投資します(外貨建資産に投資する場合には為替リスクもあります。)ので、市場環境等に よって基準価額は変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。運用による損益はすべて投資家のみ なさまに帰属します。■本資料は当社が信頼できると判断した情報を元に、十分な注意を払い作成しておりますが、当社はその 正確性や完全性をお約束するものではありません。■本資料に記載されている内容は、今後予告なしに変更することがあります。 ■ファンドの取得の申し込みにあたっては、投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ず内容についてご確認の 上、お客様ご自身でご判断ください。■当該ファンドは、金融機関の預金または保険契約ではありませんので、預金保険、保険 契約者保護機構の保護の対象ではありません。また、登録金融機関でご購入いただいた場合は、投資者保護基金による支払いの 対象にはなりません。 3
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