6 0歳から小学校入学前までに 読んでおきたい絵本101冊を ピックアップしました。 平成19年発行 中央図書館 は 千住の街で 15 才 スペシャル記念号 中央図書館の「歩み」を大公開! 平成25年発行 図書館司書のおすすめ本を掲載し たガイドブックです。 小学校低学年用と高学年用に分け、 楽しくどんどん読み進められるよう に6つのカテゴリー別に本を紹介し ています。 「足立百の語り伝え」 および 「続・足立の語り 伝え六十六話」から40 話を厳選し、小学生が 親しみをもって読めるよ うに編集しました。 平成24年発行 ※中央図書館では、「あだち絵本ガイド101」「足立の昔がたり」「あだち子どもの本たんけんたい」 の電子書籍版を図書館HPに掲載中です。 2015 7 1 中央図書館 年表 梅島図書館開館 図書館用地が区に寄贈され、多くの区民の皆様からの献本、また都立日比谷図 書館から5,563冊寄贈により、足立区立第九中学校の脇(梅田6-33-9)に開館。 当時大人3円・児童2円の閲覧料を徴収(昭和26年4月1日から無料)。 1969年(昭和44) 4月 中央図書館開館 梅島図書館は中央図書館(現在の梅田図書館)に併合。 蔵書数(44年12月末)41,105冊 新中央図書館開館 400,000冊の蔵書でニューオープン 2000年(平成12年)7月1日 レファレンスサービス開始 司書によるお客様の調査・研究の相談窓口を開設。 質問第1号は「健康とストレスの関係」についてでした。 2001年(平成13年)7月 中央図書館でDVDの貸出開始 2006年(平成18年)7月 インターネット予約開始 2009年(平成21年)8月 H27. 7. 1 で 図書受け渡し窓口開設 綾瀬駅近くの勤労福祉会館に、利用者の利便性を高める目的で開設しました。 その後、こども未来創造館(ギャラクシティ)、東京電機大学窓口も開設しました。 2010年(平成22年)12月 中央図書館は 1950年(昭和25) 9月 10周年トークイベント開催 イラストレーターのなかだえり氏に、シティプロモーション課職員が、お話をお伺いしました。 15 藤原正彦/著 新潮新書 足立区に語り伝えられてきた話を、小学生にも 親しみをもって読んでもらえるよう作りました。 監修 : 朱川湊人氏(直木賞作家) 表紙 : なかだえり氏 図書館ホームページに噺家さんの音声付電子 書籍版を掲載しています。 ぜひ音声付電子書籍版もご利用ください。 「あだち子どもの本 たんけんたい」 低学年版(小学1~3年)と高学年版(小学4~6 年)の2種類があり、テーマを“6つのくに”に分 け、好きなところから読むことができるようになっ ています。 図書館ホームページに電子書籍版を掲載してい ます。 ご家族でご利用いただけるようになっております ので、ぜひご覧ください。 そして、 今!2015年 蔵書数 810,000冊 年間来館者数 60万人 貸出冊数 1,042,000冊 (4月1日現在) これからも皆さんに愛さ れる「図書館」を目指して いきます。 ~図書館今昔物語~ 開館当初の写真などを2階入口の展示ケースに7/1から7/30まで 展示しております。ぜひぜひご覧ください。 になりました。 2012年(平成24年) 「足立の昔がたり」 (区制 80周年) 養老孟司/著 新潮新書 2000 『だから、あなたも生きぬいて』(大平光代) 2001 『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン) 2002 『ハリー・ポッターと賢者の石』(J.K.ローリング) ※賢者の石から炎のゴブレット 2003 『バカの壁』(養老孟司) 2004 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上・下)』 (J.K.ローリング) 2005 『頭がいい人、悪い人の話し方』(樋口裕一) 2006 『国家の品格』(藤原正彦) 2007 『女性の品格~ 装いから生き方まで~』 (坂東眞理子) 2008 『ハリー・ポッターと死の秘宝』 (J.K.ローリング) 2009 『1Q84(1)』 / 『1Q84(2)』 (村上春樹) 2010 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー の『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海) 2011 『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉) 2012 『聞く力』(阿川佐和子) 2013 『医者に殺されない47の心得』(近藤 誠) 2014 『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』 (槇 孝子(著)/鬼木豊(監修)) 槇 孝子/著 鬼木豊(監修) アスコム ≪ めざせ!読書たんけんマスター ≫ ※ 夏休み(7/21から8/24)に「あだち子どもの本たんけんたい」で紹介されている本を読もう! 図書館で6冊以上借りると「読書たんけんマスター」になれる。 ≪ 読書通帳 ≫ ※ 「めざせ!読書たんけんマスター」の参加者全員にプレゼント!図書館で借りた本を記録できるよ! その頃、世間では・・・ コミュニティバス「はるかぜ」運行開始 2千円札発行 「健康あだち21」運動開始 「東京ディズニーシー」オープン 「子ども家庭支援センター」開所 サッカーワールドカップ日韓共同開催 23区初、粗大ゴミ持込手数料無料化 小惑星探査機「はやぶさ」打ち上げ 北千住西口地区の再開発工事完了 「シアター1010」オープン 新紙幣(1万円札=福沢諭吉/5千円札= 樋口一葉/千円札=野口英世)発行 つくばエクスプレス開業 日本国際博覧会(愛・地球博)開催 東京藝術大学千住キャンパスオープン トリノ冬季オリンピック開幕 東京未来大学開校 第1回東京マラソン開催 日暮里・舎人ライナー開業 「ビューティフルウインドウズ運動」始まる 北海道・洞爺湖サミット開催 郷土博物館リニューアルオープン 第2回ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)で日本が2連覇 小中一貫校「新田学園」開校 帝京科学大学千住キャンパスオープン 小惑星探査機「はやぶさ」地球に帰還 足立区で計画停電実施 東日本大震災 区制80周年/竹の塚駅付近鉄道高架化工事始まる。 東京電機大学東京千住キャンパスオープン 「東京スカイツリー」開業 国民体育大会開催(東京武道館で剣道・柔道実施) 「ギャラクシティ」リニューアルオープン 「富士山」が世界遺産・「和食(日本人の伝統 的な食文化)」が世界無形文化遺産に登録 「生物園」リニューアルオープン 刑法犯認知件数都内ワースト3脱却 「富岡製糸場」が世界遺産に登録 J.K.ローリング/作 静山社 岩崎 夏海/著 ダイヤモンド社 阿川 佐和子/著 文藝春秋 近藤 誠/著 アスコム 大平光代/著 講談社 スペンサー・ ジョンソン/著 扶桑社 その頃、足立区では・・・ ベストセラー(著者名) なかだえり氏 ・・・北千住にアトリエを構え千住の蔵に造詣が深い方です。 2014年(平成26年) 樋口裕一/著 PHP研究所 坂東 眞理子/著 PHP研究所 J.K.ローリング/作 静山社 J.K.ローリング/作 静山社 東川 篤哉/著 小学館 村上春樹/著 新潮社 祝! 15周年記念インタビュー 図書館を陰で ささえる人たち ~ 図書館の“本”を納品する男たち ~ 本は、人の知識・イメージ・感性を豊かにしてくれるもの オートバイとワゴンを 使い、たくさんの本を 運んでくれます。 Q 中央図書館との仕事で苦労したことを教えてください。 A 毎日発行される本を運ぶために、毎朝オートバイで図書館に来 るのですが、季節の関係で夏の暑さや冬の寒さは苦労します。 また、実際の納品の際には、本を傷つけないよう箱の隙間を紙 で埋めなければならないので、気をつかいます。 Q 仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか? A 日々の仕事の中で、自分を頼りにしてもらえていると感じるとき です。 また、仕事を通して、「公共の仕事」の役に立っていることにもや りがいを感じています。 【 足立書店協同組合 山本 良人さん 】 ◆8年前から足立書店協同組合に勤務されている Q 山本さんにとって、「本」とはどのような存在ですか? 山本さん。 中央図書館には5年前から、書籍の納品を行っ ています。 A 本は、人の知識・イメージ・感性を豊かにしてくれるものです。そ のため、多くの方にもっと読んでいただきたいです。 電子書籍が普及しつつありますが、紙の本は無くならないと思 いますので、出来る限りこの仕事を続けたいと思っています。 Q 千住にお店を構えたきっかけを教えてください。 明治文学の旧仮名遣いが面白いですし、 日本語がきれいだと感じます。 A 明治時代に浅草から千住に引っ越してきたのがきっかけです。初め は酒屋でその後魚屋、本屋へと移り変わりました。自分は先代から 引 き継いで本屋をやっています。本屋としては大正時代から90年程 続 いています。 宿場町通りに面する 「渡邊優文堂」 昔ながらの本屋さん です。 Q 中央図書館との仕事で一番心に残っていることを教えて下さい。 A 15年前、中央図書館開館時の事が心に残っています。納品する雑誌 を集めるのに苦労したんです。図書館が開館する前に発行された雑 誌も納品する必要があったのですが、すでに注文できない物もありま した。その時に、自分であちらこちらの本屋を探してまわったことが思 い出に残っています。 Q 「これは是非読んでほしい」と思うお薦めの本を教えて下さい。 A 本は全部読んでほしいです。今は本を読む人が少なくなってしまった ように感じます。私は明治文学が好きです。旧仮名遣いの本も面白 いですし、読んでいると日本語がきれいだと感じます。 とにかく本を読んでほしいと思っています。 ミハカ 図書館 の本が 棚に並 ぶまで 【 渡邊優文堂 店主 渡邊 禧代司さん 】 ★千住で大正時代から続く老舗の本屋「渡邊優文堂」 を営む渡邊さん。 普段は、自身のお店の経営の傍ら、中央図書館に 雑誌の納品を行っています。 ハイホン ~ 見計らい配本 ~ (図書館の本の3割はこの方法で購入しています。) ①新刊書は、取次店から書店へ送られます。 ②契約している書店から毎日図書館に新刊本が届きます。(出版されたものすべてではない) ③届いた本の中から購入する本を選びます。購入しない本は返却します。 ④購入した本は、フィルムでコーティングし、蔵書データなどの入力作業を経て、新刊コーナーに並びます。 【 あとがき 】 インタビューを通じて、山本さんは、気さくで誠実な「紳士」、渡邊さんは、優しく親しみやすい「まちの本屋さん」という印象を受けました。 お二人のお話の中で共通していたのは、「本を読んでほしい」という言葉です。常に「本」と真摯に向き合い、その魅力を熟知している からこそのメッセージだと感じます! そんなお二人の思いが詰まった「図書館の本」を是非、お手にとって読んでみてはいかがでしょうか? (田) To be continued … PART2へ続く!
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