DataKeeper for Windows リリースノート

DataKeeper for Windows
リリースノート
Version 7.4.2
(Version 7 Update 4 Maintenance 2)
重要
本 製 品 をインストールまたは使 用 する前 に、必 ずこのド キュメントをお読 みください。 !
このド キュメントには、インストール時 とその前 後 に留 意 すべき重 要 な項 目 に関 する情 報 が記 載 されて
います。
はじめに
SteelEye DataKeeper Cluster Edition (DKCE) は最 適 化 されたホスト ベースのレプリケーションソリ
ューションとして Windows Server 2008/2008 R2/2008 R2 SP1 Failover Clustering および Windows
Server 2003 Cluster Service とシームレスに連 携 します。Windows Server 2008/2008 R2/2008 R2 SP1
Failover Clustering の機 能 である、サブネット を経 由 したフェイルオーバや調 整 可 能 ハート ビート パラメー
タにより、管 理 者 が地 理 的 に分 散 したクラスタを管 理 するのが容 易 になります。SteelEye DataKeeper
は、両 方 のバージョンの Windows Clustering を拡 張 するデータレプリケーション機 能 により、共 有 されな
いディスクの高 可 用 性 構 成 をサポート します。
SteelEye DataKeeper Cluster Edition をインスト ールすると、DataKeeper ボリュームと呼 ばれる新 しいス
ト レージクラスリソースタイプを使 用 できるようになります。この新 しい SteelEye DataKeeper ボリュームリ
ソースを従 来 の物 理 ディスクの共 有 スト レージリソースの代 わりに使 用 することで、マルチサイト クラスタと
も呼 ばれる地 理 的 に分 散 したクラスタが可 能 になります。
SteelEye DataKeeper Cluster Edition v7 の新 機 能
機能
説明
このリリースの新 機 能
全 体 的 なメンテナンス
以 下 の バグの修 正 を参 照 。
DKCE バージョン 7.4 の新 機 能
ボリュームのサイズ変 更
DataKeeper で、ミラー設 定 を保 持 したままボリュームのサイズを
変 更 できるようになりました。
サービス ID およびパスワード の選
択 機 能 の強 化
DataKeeper は、DataKeeper Service Log On ID and Password
の強 化 された選 択 機 能 による認 証 接 続 をサポート します。
DataKeeper for Windows
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SteelEye DataKeeper Cluster Edition v7 の新 機 能
機能
説明
CHANGEMIRRORENDPOINTS DataKeeper の CHANGEMIRRORENDPOINTS コマンド が 3
の強 化
ノード に拡 張 されました。
DataKeeper は SQL Server 2012 を実 行 する Windows Server
Failover Clusters をサポート するようになりました。
SQL Server 2012
DKCE バージョン 7.3.1 の新 機 能
DataKeeper コア
全 体 的 なメンテナンス
DKCE バージョン 7.3 の新 機 能
DataKeeper コア
全 体 的 なメンテナンス
DKCE バージョン 7.2.2 の新 機 能
LifeKeeper 7.2.1 との互 換 性
DataKeeper 7.2.2 は LifeKeeper 7.2.1 と互 換 性 があります。
DKCE バージョン 7.2.1 の新 機 能
Windows 2008 R2 SP1 のサポート
バージョン 7.2.1 から、DataKeeper は Windows 2008 R2 SP1 を
サポート します。
64 ビット パフォーマンスモニタカウン
タ
SteelEye DataKeeper パフォーマンスモニタカウンタは、64 ビット と
32 ビット 両 方 のパフォーマンスモニタアプリケーションで使 用 できま
す。
LifeKeeper 7.2.1 との互 換 性
DataKeeper 7.2.1 は LifeKeeper 7.2.1 と互 換 性 があります。
セクタサイズの拡 張
セクタサイズが 512 バイト に等 しくないディスクがサポート されま
す。
ド キュメント
SteelEye DataKeeper for Windows のインスト ール、設 定 、管
理 、およびト ラブルシューティングについて説 明 した関 連 ド キュメ
ント は、 SIOS Technology Corp.ウェブサイト の Documentation
セクションで参 照 できます。
DKCE バージョン 7.2 の新 機 能
Microsoft Data Protection
Manager のサポート
DataKeeper 7.2 は、Windows Server Failover Clustering 2008
上 で Microsoft Data Protection Manager 2010 をサポート しま
す。
Microsoft System Center Virtual
Machine Manager のサポート
DataKeeper 7.2 は Microsoft System Center Virtual Machine
Manager をサポート します。
WSFC での DataKeeper ボリュー
ムリソースの自 動 作 成
DataKeeper 7.2 は、ミラー作 成 時 にリソースを自 動 的 に
WSFC 使 用 可 能 記 憶 域 に割 り当 てることができます。
DataKeeper 7.2 ではこのコマンド が追 加 され、DataKeeper によ
EMCMD コマンド の追 加 :
って保 護 されているボリュームをネット ワーク上 の別 の場 所 に移
CHANGEMIRRORENDPOINTS
動 するのが簡 単 になります。
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DataKeeper for Windowsリリースノート
SteelEye DataKeeper Cluster Edition v7 の新 機 能
機能
説明
DataKeeper オンラインヘルプの強
化
DataKeeper 7.2 のオンラインヘルプに「DataKeeper により、従 来
の 2 ノード 構 成 の WSFC クラスタを 3 ノード 構 成 に拡 張 する」と
いうト ピックが追 加 されました。
LifeKeeper 7.2 との互 換 性
DataKeeper 7.2 は LifeKeeper 7.2 と互 換 性 があります。
サブスクリプションベースのライセン
スサポート
DataKeeper 7.2 は、自 動 ライセンス更 新 オプションがあるサブス
クリプションベースの期 間 限 定 ライセンスをサポート します。
DataKeeper 7.2 以 降 では、Windows Server 2008 R2 上 で
File Server Resource Manager の File Server Resource Manager を使 用 したディスククォータ機 能
サポート
がサポート されます。ファイルスクリーニングはサポート されませ
ん。
DKCE バージョン 7.1.2 の新 機 能
MSCS/WSFC クラスタでの 2 つ以
上 のノード のサポート
Cluster Edition 7.1.2 から、DataKeeper は MSCS/WSFC クラス
タで 2 つ以 上 のノード をサポート します。
共 有 スト レージと複 製 スト レージが Cluster Edition 7.1.2 から、DataKeeper は共 有 スト レージと複
混 在 したクラスタのサポート
製 スト レージが混 在 したクラスタをサポート します。
DKCE バージョン 7.1.1 の新 機 能
DataKeeper v7.1.1 以 降 では、Microsoft System Center
Virtual Machine Manager 2008 R2** をサポート します。
Microsoft System Center Virtual
Machine Manager 2008 R2* のサ
ポート
注 記 : Microsoft System Center Virtual Machine Manager 2008
は SteelEye DataKeeper Cluster Edition v7.1.2 と互 換 性 があ
りません (詳 細 については、DataKeeper オンラインヘルプの「ト ラ
ブルシューティング」セクションの 既 知 の問 題 を参 照 してくださ
い。) DKCE バージョン 7.1 の新 機 能
DataKeeper 7.1 以 降 では、1 対 多 のレプリケーション構 成 をサ
ポート します。
One-to-many replication
configurations
DKCE バージョン 7 の新 機 能
Windows 2008 R2 のサポート
DataKeeper バージョン 7 は Windows 2008 R2 をサポート しま
す。
Windows Server 2003 MSCS の
サポート
DataKeeper バージョン 7 は、マルチサイト クラスタについて
Windows Server 2003 MSCS をサポート します。
ファイル共 有 リソースタイプのサ
ポート
DataKeeper バージョン 7 は、WSFC においてファイル共 有 リソー
スタイプをサポート します。
SteelEye LifeKeeper v7 との統 合
DataKeeper バージョン 7 は LifeKeeper v7 と統 合 されました。
日 本 向 けローカライズ
DataKeeper バージョン 7 は日 本 向 けにローカライズされました。
DataKeeper for Windows
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バグの修 正
バグの修 正
以 下 に、最 新 のバグの修 正 および機 能 強 化 のリスト を示 します。
バ
グ
3050
説明
マルチターゲット 環 境 でスイッチオーバ時 に差 分 同 期 ではなく、全 同 期 が行 われる不 具 合 を
修正。
2835 共 有 ディスク環 境 でスイッチオーバ時 にブルースクリーン(BSOD)となってしまう不 具 合 を修 正 。
2447 情 報 として出 力 されるべきイベント ログがエラーとして出 力 されていた事 象 を修 正 。
2430 アップグレード インスト ール時 に表 示 されるバージョン表 記 を修 正 。
2977
仮 想 環 境 にて、保 護 対 象 かどうかにかかわらず、ディスクのボリューム削 除 後 のシャット ダウン
時 にOSがハングアップしてしまう不 具 合 を修 正 。
2925
WSFCクラスター環 境 にて、クラスタディスクとしてDataKeeperのボリュームを使 用 した場
合 、MSDTCリソースがフェイルオーバできなくなる不 具 合 を修 正 。
2948 システム再 起 動 時 、全 同 期 が発 生 してしまう不 具 合 を修 正 。
2787
マルチターゲット 構 成 で、1つのターゲット に対 して複 数 のBitmap書 き込 みプロセスが発 生 する
不 具 合 を修 正 。
2679
DataKeeperの処 理 実 行 中 にボリュームを削 除 するとブルースクリーン(BSOD)となってしまう不
具 合 を修 正 。
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DataKeeper for Windowsリリースノート
製 品 定 義 とプラット フォーム
製 品 定 義 とプラット フォーム
製品要件
製品
オペレーティングシステム
Microsoft Windows:
Server 2008 Enterprise Edition ま
たは DataCenter Edition、32 ビット
バージョンまたは 64 ビット バージョ
サーバ ン、SP1 および SP2
コン
Server 2008 R2/2008 R2 SP1
ポーネ
Enterprise Edition または
ント
DataCenter Edition 64 ビット バージ
ョン
追 加 ソフト ウェア
Hotfix – KB 951308
http://support.microsoft.com/kb/951308
Hyper-V リソースを保 護 する場 合 Hotfix KB 958065
http://support.microsoft.com/?id=958065
注 記 : これらの Hotfix は、Windows Server 2008 SP2 お
よび Windows Server 2008 R2/2008 R2 SP1 には必 要
ありません。
Microsoft Windows:
Server 2003 Enterprise
Edition、32 ビット バージョンまたは
64 ビット バージョン
Microsoft Windows:
l Server 2003 R1,R2
ユーザ
l Server 2008 R1, R2, R2
イン
SP1
ターフ
l Vista
ェース
l XP
l Windows 7
なし
Microsoft .Net Framework 3.5 SP1
MMC 3.0 (ダウンロード 元 :
http://support.microsoft.com/kb/907265
SteelEye DataKeeper Cluster Edition をインスト ールして設 定 する前 に、以 下 の設 定 を確 認 してくださ
い。
l
l
重 要 : DataKeeper を実 行 するすべてのサーバでローカル管 理 者 権 限 を持 ったド メインアカウント
を使 用 することを推 奨 します。ローカルアカウント を使 用 している場 合 、ユーザ名 およびパスワード
は DataKeeper を実 行 するすべてのサーバで一 致 しなければなりません。これはすべてのエディシ
ョンおよびすべてのプラット フォームに該 当 します。
SteelEye DataKeeper Cluster Edition ソフト ウェアをインスト ールする前 に、Windows Failover
Cluster 環 境 をインスト ールしてクラスタリソースを作 成 できる直 前 まで設 定 する必 要 がありま
す。ファイル共 有 監 視 を設 定 してクォーラムモード マジョリティノード を変 更 するなど、地 理 的 に
分 散 したクラスタを管 理 するための Microsoft のベスト プラクティスに従 ってください。 DataKeeper
Cluster Edition をインスト ールする前 に基 本 的 な Windows クラスタを設 定 しなかった場 合
は、DataKeeper Cluster Edition の修 復 インスト ールを実 行 してから DataKeeper クラスタリ
ソースを作 成 する必 要 があります。
DataKeeper for Windows
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Windows 2008 の要 件
Windows 2008 の要 件
SteelEye DKCE を Windows 2008 にインスト ールするとき、以 下 に説 明 するようにシステム設 定 を変 更
するかどうかを確 認 するダイアログボックスが表 示 されます。変 更 を許 可 しない場 合 は、インスト ールが
終 了 してから手 動 で変 更 する必 要 があります。
l
Windows Firewall
l
Distributed Link Tracking Client を無 効 にする
さらに、Windows 2008 サーバがド メイン内 にない場 合 は、ローカルセキュリティポリシー設 定 "ネットワー
クアクセス: Everyone アクセス許 可 を匿 名 ユーザーに適 用 する" を有 効 にする必 要 があります。サーバ
がド メイン内 にある場 合 、この設 定 は必 要 ありません。
既 知 の問 題
DataKeeper Cluster Edition テクニカルド キュメント 既 知 の問 題 と回 避 策 を参 照 してください。
DataKeeper Cluster Edition クイックスタート ガイド
SteelEye DataKeeper Cluster Edition を利 用 するにあたってDataKeeper Cluster Edition クイックスター
ト ガイド を参 照 してください。
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DataKeeper for Windowsリリースノート