重点目標5 県民の期待にこたえられる図書館運営の推進 指標11 利用者満足度 目 県立図書館が提供する様々なサービスに対する、県民の直接的な評価を測定します。 的 図書館資料や設備の使いやすさ、職員の対応などに対する利用者の評価の度合い(5点満点) *評価の度合いは、来館利用者を対象に毎年各館で実施しているアンケート調査の調査結 定 義 果による。 *平成 26 年度の実施状況(括弧内は平成 25 年度) 実施日:平成 27 年 2 月 6 日(金)~8 日(日) 配布数:1,250 枚(1,234 枚)、回収数:991 枚(1,030 枚) 、回収率:79.3%(83.5%) 平成 25 年度 実績値 <資料の利用等> 平成 26 年度実績値 と目標達成状況 4.1 4.1 → ①資料の使いやすさ 3.9 3.9 4.0 ↑ ②資料の量・内容 3.5 3.6 3.7 ↑ ③開館日 4.2 4.3 4.3 → ④開館時間 4.1 4.2 4.2 → ⑤貸出点数 4.4 4.5 4.4 ↓ ⑥貸出期間 4.2 4.3 4.2 ↓ <職員対応・設備等> 達成状況 4.1 平成 26 年度 目標値 4.2 4.3 4.2 ↓ ⑦リクエスト対応 4.3 4.3 4.3 → ⑧説明・案内 4.3 4.4 4.3 ↓ ⑨職員の対応 4.4 4.5 4.4 ↓ ⑩レファレンス 4.3 4.4 4.3 ↓ ⑪設備 3.8 3.8 3.8 → 平成 26 年度の満足度は、<資料の利用等>は目標値を達成しましたが、<職員対応・ 設備等>については、0.1 ポイント目標値に届きませんでした。 <資料の利用等>は、全6項目中4項目で目標値を達成しました。 しかし、 「貸出点数」 「貸出期間」の2項目については、それぞれ 0.1 ポイント目標値に は至りませんでした。これらについて過去5年間(平成 21~25 年度)の実績値で見ると、 今回とほぼ同じ数値( 「貸出点数」=4.4、「貸出期間」=4.2)で推移しており、利用規則 の点から、ポイントを得にくい状況となっていると考えられます。 図書館としては、引き続き、貸出延長や複写による資料利用など、職員が丁寧な案内・ 説明を行いながら、利用者の立場に立った対応に努めます。 <職員対応・設備等>は、全5項目中2項目の目標値達成にとどまり、 「説明・案内」 「職 員の対応」 「レファレンス」の3項目が目標値に届きませんでした。 上記3項目の目標値は、平成 25 年度より 0.1 ポイント高く設定しましたが、前年度と 同じ実績値に留まったものです。引き続き、わかりやすく丁寧な説明や案内、利用者の要 求に的確に対応した接遇が行えるよう、職員全員で高いレベルでの対応に努めていきたい と考えています。 重点目標5 県民の期待にこたえられる図書館運営の推進 なお、「設備」については、検索端末の台数、閲覧席の増加要望に加え、2館で施設の 老朽化についての指摘がありました。今年度の改修工事等により、引き続き実現可能な事 項から改善を図ります。 平成 27 年度の数値目標を以下のとおり設定します。 数値目標 H26 目標値 H26 2館実績 H27 目標値 ① 資料の使いやすさ 3.9 4.0 3.9 ② 資料の量・内容 3.6 3.7 3.6 ③ 開館日 4.3 4.3 4.3 ④ 開館時間 4.2 4.2 4.2 ⑤ 貸出点数 4.5 4.4 4.4 ⑥ 貸出期間 4.3 4.2 4.2 ⑦ リクエスト対応 4.3 4.3 4.3 ⑧ 説明・案内 4.4 4.3 4.4 ⑨ 職員の対応 4.5 4.4 4.5 ⑩ レファレンス 4.4 4.3 4.4 ⑪ 設備 3.8 3.8 3.8 本指標(「利用者満足度」 )は平成 26 年度から2館の調査結果により測定しており、平成 27 年度の目標値は、前年度の目標値や2館の実績値等を勘案して設定します。 〈資料の利用等〉に関する項目(①~⑥) 「資料の使いやすさ」 「資料の量・内容」については、平成 26 年度と同じ目標値としま す。文書館内に浦和分室を開室することから、浦和館廃止の影響を最小限に抑え、前年度 と同じ目標値を目指します。 「貸出点数」「貸出期間」については昨年度の実績を維持する ことを目指し、その他については前年度と同じ目標値として設定します。 〈職員対応・設備等〉に関する項目(⑦~⑪) 「リクエスト対応」以下、 「説明・案内」 「職員の対応」 「レファレンス」については、図 書館職員の力量が問われる項目であり、利用者の立場に立った接遇に努めるとともに、業 務に関連する著作権などの最新動向についての研修等を計画し、再び平成 26 年度の目標値 を目指すこととします。 なお、 「設備」に関しては、久喜館では耐震改修、熊谷館では、前年度末の浦和図書館閉 館に伴う蔵書移管作業に係る改修工事を実施しますが、空調施設の改善(久喜)、1階女子 トイレの増設(熊谷)等、利用環境に係る工事も併せて行うことから、前年度と同じ目標 値として設定します。
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