第3回議事概要(PDF形式 134Kb)

平 成 2 6 年 度 第 3 回 湖 南 広 域 休 日 急 病 診 療 所 運 営 委 員 会 会 議 録
日
時
平成27年3月17日(火)14時00分~15時10分
会
場
湖南広域行政組合総合庁舎3階市民防災ホール
草津栗東医師会・樋上委員、宇都宮委員長、守山野洲医師会・堀
出副委員長、びわこ薬剤師会・有田委員、守山野洲薬剤師会・間
下委員、滋賀医科大学・多賀委員、草津総合病院・松村委員、守
委
員
山市民病院・野々村委員、近江草津徳洲会病院・鈴木委員、野洲
病院・西村委員、草津保健所・寺尾委員、消防局・藤村委員の代
理:堀井次長、草津市民代表・田川委員、守山市民代表・土井委
出 席 者
員、栗東市民代表・木村委員・野洲市民代表・前田委員
草津市・田中課長、守山市・小川課長、栗東市・太田課長の代
事 務 局
理:原係長、野洲市・今堀課長、湖南広域行政組合・徳田部
長 、救急医療事務局・大西事務局長・森井主任、消防局救命救
急課・太田課長
会
1
議
資
料
別添のとおり
開会
事務局の進行により開会、宇都宮委員長挨拶
2
議事
(1)平成26年度の診療状況について
○事務局
資料に基づき説明
○宇都宮委員長
ありがとうございます。
ただいまの御説明につきまして、御意見、御質問等ございませんか。
○A委員
救急搬送で入院された割合ってどれぐらいですか。
○事務局
入院症例数については、全てが集計できていません。救急搬送での症例につきまして
は、4症例です。
○L委員
転送された方の内訳といいますか、結局はどれぐらいの方が転送されたのか。この診
療所の方に来られてから転送を行ったものか、それとも直接電話か何かで連絡があって、
そのまま行かれたのか。
○事務局
それぞれ診療科の先生から紹介状を記載の内容について、まとめています。よって、
それぞれ待ち時間に急遽違う病院に行かれることにつきましては、掌握ができていません。
―1―
○L委員
電話で直接診療所に電話がかかってきて、その診察の結果で転送するというようなこ
とはなかったんでしょうか。
○事務局
電話でのお問い合わせにつきましては、明らかに頭部打撲であるとか、外傷性につき
ましては、二次の内科外科病院への御案内とさせていただき、内科系疾患につきましては、
一旦受診していただき、軽症患者については診療所で、入院等が必要な患者様につきまし
ては転送紹介をしています。
(2)平成27年度の診療体制について
○事務局
資料に基づき説明
○宇都宮委員長
ありがとうございました。
以上の説明に対して、御意見、御質問等ございませんか。
○L委員
済みません。3ページところのオンコール体制について、実際に年末年始とか繁忙期
のときにかかったと思うんですが、実際に行われたかどうかお知らせ願えればと思います。
○事務局
実は、この年末年始、かなりの患者様が来られまして、オンコールで内科の先生方に
応援をいただきました。また、当日勤務される先生が体調不良になられまして、急遽、緊
急で対応したこともあります。その中で、今回急激なインフルエンザ患者の需要があった
ことから、今までは当直されている先生の判断をもってオンコールしました。今年度から
につきましては、急激な増加に対しては当日の診療していただいている先生に判断いただ
き、余りにも増加が多くなって、以後明日も増えるとか、そういった状況になりましたら、
診療管理者に御相談させていただき、前日にオンコール体制を実施するものです。
○E委員
収支の話なんですけども、すごく患者さんが増えて、6月から地域連携加算というの
が入ったので、かなり診療報酬が増えたかと思うんですけども、その結果、市からの負担
金が結果的に返納できるような形になったということが書いてあると思うんですが、結果
的に3,000万円ほど去年より負担金が減ったという考え方でよろしいんですか。
○事務局
本日の予算資料につきましては、26年度の当初予算のみ計上してます。本年度につ
きましては、5月ぐらいに決算報告をさせていただくところですが、今年度、年末年始に
かなり患者様が増えた関係で、1万人を超えまして、一人当たり約1万円程度と計上させ
ていただくと、1億500万程度になるかと思っています。
○E委員
今年はまだ間に合ってないということですか、この時点では。
―2―
○事務局
現在、医療請求事務を行っているところですが、12月までは国保・社保ともに入金
はありましたが、1月実績につきましてはこの月末になりまして、12月、1月というの
はインフルエンザの患者さんが多かった関係がありますので、検査等による点数、また薬
剤等による点数によって変動があるかと思っております。
○B委員
しかし、これもう来年度予算で3,000万円負担金減らすんですね。
○事務局
そうです。
○E委員
単純に患者さんの数だけじゃなくて、9月からの6歳未満の加算が増えたということ
によって、報酬がすごく増えて、その分4市からの補助金は減るであろう、それ故に3,
000万少なく予算を減らしたということですよね。
○事務局
そうですね。
○宇都宮委員長
よろしいですか、事務局からの追加の説明は。
○事務局
はい、いいです。
○宇都宮委員長
9月から6歳未満の子供には、地域連携小児加算という特別加算がつきまして、そのお
かげで大体1日平均一人来ると、売り上げが診療報酬で1万円ですかね。以前は8,60
0円とかその辺の値段でしたね。大分上がったということです。
○事務局
補足ですが、昨年度までは、一人当たりの平均がおおむね8,700円で算出をして
います。本年度につきましては、おおむね1万円程度となります。それが、先ほど言われ
ました統計の計上に伴いまして、当初設定しております患者数にどうにか達成するような
状況です。なぜかといいますと、年末年始、成人受診者患者が多く罹っていて、当初宇都
宮先生等々ご相談させていただきました患者推計が大体2,500から1,700人程度
になると思います。
○宇都宮委員長
ほかに。はい、どうぞ。
○O委員
各市からの負担金なんですが、建設経費と診療経費の別での負担ということでしたよ
ね。建設のほうは当時のまま金額が一緒で、診療に関しては、受診者の数によって変わっ
てくるっていう予算でということですね。
○事務局
そうです。
今言われましたとおり、診療所運営費の収入部分につきまして、診療報酬が出てくる
関係で、負担金が変動いたします。ただ、建設につきましては、起債償還が10年償還で
―3―
すので、この金額が毎年10年間支出する形となります。
○O委員
こちらの負担金というのは予算の立てる時点で立てづらいですか。患者数が増えてき
たら下がりますよとか、そういう変動はあるということですか。
○事務局
そうですね。初期救急医療施設ですので、通常の開業している病院とはまた違います
ので、それぞれ急激な変化はあります。今年度は年末年始に急激なインフルエンザ患者が
急増したために患者が増加し、診療報酬が増えるという形になりますが、これが25年の
ように、2月にピークが来ますと、患者数が変動してくることがありますので、各実績を
踏まえて今年度は25年に対して1.6倍と当初計算していましたが、年末年始に2.7
倍近くの患者さんが来られましたことから、急遽変更させていただきました。
○宇都宮委員長
はい、どうぞ。
○M委員
今、過去3年間のグラフで見たら3倍ぐらいで、27年に3診体制とかオンコール体制な
ど充実していただいて、場所的に3診する場所とか待合室とか、めちゃくちゃ混むんじゃ
ないかなと一瞬思いましたので、どうかなと思いました。
○事務局
診療所の待合室は、おおむね60席用意をしていますが、年末年始1時間に100名
以上が来られていますので、待合に全ての方にお待ちいただくことができません。当初、
診療所のレイアウト会議等におきまして、それぞれ待合室は余りにも大きくしますと面積
制限がありましたので、済生会滋賀県病院の駐車場をお借りする関係で、先ほど少しお話
しましたが、診察待ち時間システムというのを導入していまして、スマートフォンや携帯
でインターネットに接続できる場合に、それぞれQRコードで番号を打っていただきます
と、番号表示の5番前には診察室に来てくださいというような形で御案内をさせていただ
いています。インフルエンザとか、今後新型インフルエンザとか様々なことが予測される
中で、全てを待合室に患者さんに待っていただくというのは中々危険なとことですので、
もし自家用車で来られていましたら、お車でお待ちしていただいていることもあります。
○M委員
そしたらインフルエンザが蔓延せんでもいいし、自分の車で待ってるからね。あと二、
三人近くになってきたら、ネットか携帯に連絡してあげるんですか。
○事務局
連絡じゃなくて、ツールで確認していただいて、番号が近づいた段階で入っていただ
くという形です。
○M委員
ああ、いいですね。場所の節約と、それとインフルエンザの防止と。それは今、待合
室の話ですよね。先生方や看護婦さんが居る場所を確保できるんですか。
○事務局
現在のところ、診察室としては4部屋ございまして、内科2診、小児科2診まではい
けます。
―4―
○宇都宮委員長
はい、どうぞ。
○E委員
今の御質問に答えますが、当初複数で診療する体制を初めから考えていたので、最大
で小児科は3診まで、内科も2診、もしかしたらもう一つ、合計5診察はできなくはなら
ない状態です。今年は実際年末のときにも入ったんですが、医者の数とかが足らなくて困
ったというか、むしろ連携とかの問題が多かったので、実際は診療のスペースとして足ら
ないということは今のところはないんではないかと思います。
○宇都宮委員長
ほかにございませんか。
○B委員
今年は8,600人と、1,400人ぐらい下に見積もって予測されてます。確かに
それは毎回そんなにインフルエンザは出ないと思いますので、正しいと思いますけど、そ
やのに、消耗品とかインフルエンザキット代とか医療消耗品が増額されているし、医薬品
代は逆にちょっと減っているといっても10万円ぐらいしか減らしてへんし、その辺はこ
の予算のつけ方としてどうなんですか。
○事務局
平成26年度当初につきましては、当初25年度の推測の当時5,550名程度だっ
たと思います。それが一気に今回増えただけであって、26年度当初の消耗品からします
と、それぞれ検査またはカルテの用紙代、様々な分野で増額となっているとおりです。
○B委員
もっと増えて、予算よりもっと多かったと言うことやね、今年。
○事務局
そうです。決算のときには出させていただきます。
○宇都宮委員長
N委員、どうぞ。
○N委員
話を元に戻るんですけれども、年末年始が一番忙しい430人受診された日に、基本
的に先生は朝3人で、午後3人で、オンコールでまた1人先生が応援に来られるというこ
とですか。それでも7人で430人診ようと思ったら、70人から診られるわけですね。
先生の御負担がすごい大きいなと思って、さっきから聞かせてもらったんですけど。疲れ
られませんか。
○E委員
小児科は二人でやって、内科が一人で、実際見ていただいたように、内科と小児科は
いつも七三ぐらいに小児科なので、医者の数として2対1ぐらいでちょうどなんですが、
今年の冬は、内科が一人で担当されたということなので、内科の先生の御負担がとんでも
なかったというのがあります。それで小児科医も決して暇ではなかったし、もう本当にず
っと途切れずにほぼ続けて働いたということなので、忙しかったのは忙しかったんです。
○宇都宮委員長
年末年始は非常に忙しかったと。会計事務あたりがうまくいかなかったという課題は残
―5―
っております。これに対してどうですか。会計待ちシステムとか薬局待ちとか。
○事務局
レセプトコンピューターにつきましては、現在3台で運用していましたが、受付2台、
会計2台という形で、1台増設をさせていただくことになります。それと、現在の診察待
ち表示に加え、薬局と会計の待ち表示を追加して導入をさせていただき、来られました患
者様が、診察待ちだけではなくて、薬とか会計の待ち時間を確認できるようにさせていた
だく予定です。
○宇都宮委員長
ほかに御質問、御意見とかございませんか。
以上をもって、今回の議事は終了いたしますが、ほかに何か御意見など、追加はござ
いませんか。
(3)その他
○事務局
当運営委員会の委員につきましては、設置条例に基づきまして任期が2年となってお
ります。平成25年6月1日から平成27年5月31日までになっています関係で、4月
に入りましたら各代表宛に推薦依頼をさせていただきます。また、本日御出席の一般市民
の代表の方々には、それぞれ市の広報紙、現在依頼しておりますが、またホームページに
も掲載をさせていただきますが、25年当時と同様に、一般の委員さんの募集もさせてい
ただきますので、またよろしくお願いしたいと思います。委員の再任につきましては構い
ませんので、また今後とも先生方に委員となられまして、今後も運営に御尽力いただけれ
ばと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
事務局からは以上です。
○宇都宮委員長
ありがとうございました。
ただいまの件に関しまして、御意見、御質問はございま
せんか。追加質問などございませんか。
それでは、これで本日予定されておりました内容は全て終了いたしました。おかげをも
ちまして、皆様がたの御協力によりまして、委員長の大役を務めさせていただくことがで
きました。御礼申し上げます。
以上で、委員会を終えさせていただきます。ありがとうございました。
○事務局
委員長、どうもありがとうございました。
それでは、終了するにあたりまして、総務部長から御挨拶を申し上げます。
○総務部長
閉会の挨拶
―6―