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「モデルに基づくシステムズエンジニアリング」出版記念シンポジウム
株式会社 本田技術研究所 四輪R&Dセンター
第3技術開発室 第2ブロック 主任研究員 足立 秀幸
環境やエネルギーに関する課題は時代により変化し、大気汚染問題から現在は地球温暖化 CO2問題、そして将来に向けてエネルギーの枯渇が議論されている。
CO2削減に各国、 厳しい燃費規制が導入され、およそ年率4%の燃費改善が必要である。このため、自動車会社は 技術革新が求められ、同時に短期間に手戻りの
少ない開発を実現するスピードが強力なライバル との競争にたいへん重要である。その為、Hondaは2008年からモデルベース開発に着手し高効率で 再利用可能
な開発スタイルの定着を目指している。世界トップクラスの環境性能とHondaらしい 運転の楽しさをさらに高次元で両立させた次世代革新技術「EARTH DREAMS
TECHNOLOGY」を 適用したエンジンを2年間で5シリーズ開発した。ここでは、それらのエンジン開発に於いて 取組んできたモデルベース開発と今後の目指す方向
について紹介する。
「Hondaエンジン開発の目指すモデルベース開発」
基調講演
有馬マネジメントデザイン株式会社
代表取締役社長 有馬 仁志
システム開発における現状を俯瞰し、会社の経営層にシステムズエンジニアリングの重要性を示す。組織的なアプローチを採ることが必要なこと、ボトムアップと同
時に、経営層でこのような取り組みを理解されるような工夫をしなければならないことを、本書籍の企画意図とともに説明する。
「企業戦略としてのシステムズエンジニアリング」
講演①
株式会社オージス総研
ソリューション開発本部 コンサルタント 時岡 優
各企業がシステム全体レベルのモデリングに取り組む動機は様々である。しかし実際に支援を始めると共通の課題が浮き彫りとなってくる。この共通課題に対する
現場での取り組みや効果的なSysMLの活用の仕方について、現場での支援経験を踏まえて紹介する。
「SysMLによるシステムモデリングの実際」
講演②
株式会社豆蔵
技術コンサルティング事業部 コンサルタント 苅部 慎介
パラメトリック図をシステム解析に利用する方法について説明する。書籍では示せなかった、RhapsodyあるいはEAの使い方を交えてパラメトリックモデルに記述され
た連立方程式を解いてパラメータの値を求め、パラメータの値に応じたMOEの値をグラフにプロットする等の利用法を説明する。
「パラメトリック図によるトレードオフ分析」
講演③
dSPACE Japan株式会社
ソリューション技術部 テクニカルフェロー 藤倉 俊幸
システム要求から、機能モデル、論理モデル、物理モデルを構築する手法について解説する。振る舞いに関する部分など、書籍で書ききれなかった内容を中心に
解説する。
「システムアーキテクチャ構築手法の紹介」
講演④
dSPACE Japan株式会社
代表取締役社長 宮野 隆
エネルギードメイン(機械、電気、流体など)をまたぐ複合システムにおけるモデリングの手法(ボンドグラフ)について説明する。 またそれぞれのドメインを繋ぐモデ
リングの勘所についても解説する。
「マルチドメインモデリング」
講演⑤
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 教授 西村 秀和
モデルに基づくシステムズエンジニアリングの活動は広範囲にわたる。企業等における製品やサービスなでの開発では、この広範囲にわたるエンジニアリング活動
を、当初計画したQCDを守ってやり遂げることが求められる。当該書籍の9章では、この広範囲にわたるエンジニアリングプロセスの中で、いわゆるモデルベース開
発とそこで用いられるプラントモデルなどとの関係性を明確にしている。この講演では、企業にモデルに基づくシステムズエンジニアリングを導入することの重要性
を述べるとともに、エンジニアリングプロセスで見落としがちなシステムモデル(=システムアーキテクチャ)の必要性を述べる。
「モデルに基づくシステムズエンジニアリングの重要性について」
講演⑥