T E C H N O L O G Y × C O U P O N 技術のおためし・おさがしマガジン「テクポン」 TECHPON ® 特集ー ー 2015 9 10 SEP OCT vol.20 ブレイク寸前、大学発ベンチャー 株式会社三次元メディア/4Dセンサー株式会社/株式会社ビークル ビジネスを加速させる、 厳選「お試しクーポン」 製品・部品・装置:19社/その他専門サービス:2社/材料・新規素材:1社 ●各種技術を 「探してます!」 :3件(新着1件) ●3DCG製作現場から 写真(右から)株式会社三次元メディア 副社長 中原 林人氏/モデル 横山 亜紀 官公庁の重要施設や最先端医療施設への 多くの納入実績を持つ環境技術メーカー 独自技術でウイルスの脅威から 人々を守る 株式会社日本医化器械製作所は1958年の設立以 来、研究者やドクターのパートナー企業として多くの機器 を研究・臨床現場へ提供してきた。現在その取引先は、 各官公庁・民間企業の研究機関、国公立・私立大学な 部へ流出しないよう空間を陰圧に保つため 株式会社日本医化器械製 作所 の技術が用いられ、感染者緊急搬送や簡 う。記憶に新しい2009年の世界的な新型インフルエンザ た個別の案件にも企画開発から携わり、最 大流行の際、感染者の搬送や病院待合室での感染など 大限の感染防止効果を発揮出来る他社と 易的に隔離する際に導入されている。 こうし を防止する機器が感染拡大の抑制に大きな役割を果た 差別化できる製品を販売できることが、同社 した。 の強みだ。決して表舞台に出ることはない 日本発、環境制御技術の オンリーワン企業 どの教育機関、大学病院をはじめとする医療機関、 さらに さらに最近では、近隣諸国においても感染者が拡大し 海外の研究機関など多岐に渡っている。 クリーン機器や てるとの報道がある 「mars」の感染防止のため、同社の 医療機器、環境設備機器など50を超える主力製品を揃 「感染防止クリーンベッド」や「車椅子型アイソレータ」 「陰 えている同社だが、近年特に需要が増加しているのはウ 圧キャリングベッド」 などの一味違う機器を提供しており、 イルスによる院内感染防止のための陰圧装置関連だとい 関係各国へ輸出をしている。 これら装置には、空気が外 が、環境制御技術のオンリーワン企業として 今後もその技術は日本から世界へと発信さ れ続けていく。 本社を含め国内に10の拠点を持つ 株式会社日本医化器械製作所 設立 1958年 資本金 5,000万円 代表取締役 雉鼻 一郎 従業員数 112名 本社所在地 〒550-0002 大阪府大阪市西 区江戸堀1-22-38 URL http://www.nihonika.co.jp/ E-mail:[email protected] テクポンを見た!とひと言 ☎ 06-6443-0712 パンフレット& Introduction DVD 無料提供 感染防止クリーンベッド (簡易陰圧装置)NB-1200S 陰圧キャリングベッド CIB-2000S 車椅子型アイソレータ CIW-1500N 【期限】 2015年10月31日 【コード】 1509018 水中グライダーを用いた 海洋環境・生態系のモニタリング調査 公立大学法人 大阪 府立 大学・大学院工学研究科 有馬研究室 研究の原動力となったのは ゼミ学生の一言 常に頭を悩ませる 「浮力調整」 「姿勢制御」の問題 水深60mまでの海をカバーする 「Tonai60」 「Tonai60」は、食物連鎖のトップである シャチから、 いわば末端であるクロロフィルま 「すべてのきっかけは、海中ロボットを作りたいというゼミ 「SOARER」 を用いた実海域での潜航試験とともに勤 での生態を調査することができる。 「 今後は 生の一言でした」 そう話すのは、 このプロジェクトの舵を取 しんでいるのが、太陽光発電を利用したソーラー水中グラ さらなるサイズダウン (全長1.2m程度まで、重 る有馬准教授。海洋環境および生態系を、長期間、広範 イダーの研究開発。実験機の 「宙-SORA-」 の後、実海域 さ50kg程度まで) にも取り組んでいきたい」 囲にわたってモニタリングするために取り組んだのは、主 用に 「Tonai60」 を開発した。性能は機によって異なるが、 翼が動き運動性能が高い水中グライダーの開発だった。 どの機の開発の際にも、 いつも苦労するのが「浮力調整」 最初に実験機として作ったのが主翼独立制御型の水中 と 「姿勢制御」 だという。 「この2つは最も重要な開発要素 グライダー 「ALEX」。 それを発展させたのが「SOARER」 なので、 ノウハウをお持ちの方はご協力いただきたい」 と だ。 「SOARER」 は、深海1,500mまで潜って調査を行うこ 有馬准教授。 「どの深さで、何の調査をするかによって方 とができる。 法論が変わってくるのです」 有馬正和准教授(一番左)。研究室の学生と 公立大学法人 大阪府立大学・大学院工学研究科 海洋システム工学分野 有馬研究室 准教授:有馬正和 所在地:大阪府堺市中区学園町1番1号 URL: http://arima-labo.jp E-mail: [email protected] 担当:有馬 テクポンを見た!とひと言 深度、水温、電導度、塩分、溶存酸素、 クロロフィル、濁度の7項目のモニタリングが できる 「SOARER」 06 TECHPON® 技術のおためし・おさがしマガジン 「テクポン」 実海域での潜航試験 SEPTEMBER / OCTOBER 2015 ☎ 072-254-9342 事業展開のご相談、 承ります! 【期限】 2015年10月31日 【コード】 1509019
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