平成27年2月13日 債権者 各位 第2回債権者集会のご報告 破産者 同 株式会社一関カントリー倶楽部 大 地 商 販 有 限 会 社 上記破産管財人弁護士 拝啓 大 川 康 平 債権者の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 さて、一関カントリークラブ(以下「当クラブ」といいます)の資産保有会社である株式会社 一関カントリー倶楽部(以下「一関カントリー倶楽部」といいます)及びそのゴルフ場としての 運営会社である大地商販有限会社(以下「大地商販」といいます)について、平成 27 年 2 月 10 日(火)午後 1 時 30 分より、東京地方裁判所(債権者等集会場 1)にて第 2 回債権者集会が行 われましたので、ご報告いたします。 1 換価業務の完了と、配当実施ができないこと 債権者集会では、当職より、バイオシステム株式会社に対し当クラブの事業譲渡を行い、資 産の換価業務を終えたこと、また当クラブの営業継続による収支状況等をご報告いたしました。 この事業譲渡を含む資産の換価によって、一関カントリー倶楽部について 38,081,247 円、 大地商販について 17,245,814 円の財団を形成いたしました(上記第 2 回債権者集会日現在)。 しかし、形成できた財団は、両社いずれについても、破産管財人業務に要した諸費用を控除 した後、財団債権(租税等の一部)を債権額に応じて按分弁済するにとどまり、遺憾ながら、 会員各位の預託金債権や売掛金債権等の普通破産債権に対する配当を行うことはできないこと となりましたので、ご報告申し上げます。 2 今後の手続き 一関カントリー倶楽部については、若干の残務と財団債権の按分弁済を行った上で、平成 27 年 4 月 20 日(月)付で破産手続きが廃止される見通しであり、破産廃止証明書は、その後に 当クラブホームページに掲載する予定としています。 大地商販については第 2 回債権者集会をもって破産手続きは廃止され、破産廃止証明書は当 クラブホームページに掲載しております(掲載期間がありますので、必要な方はお早めに印刷 してください) 。 敬具
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