平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 師 技 会だ よ R 技師会だより り 高知県診療放射線技師会 (1) 発行所 公益社団法人 高知県診療放射線技師会 発行人 会 長 岡 林 正 光 事務局 〒780-0850 高知市丸ノ内 1 丁目 7 番 45 号 総合あんしんセンター2階 TEL・FAX 088-872-4585 所 感 「10 年を迎えて想うこと」 編集担当理事 板山 和幸 早いもので理事の任を得て 5 期 10 年になります。当時は技師会の地区再編があり西南 部A・Bから理事を各1名選出ということでした。自分にその力量が無いことを考えると、 「分不相応」ではありましたが、なかなか成り手もなく誰か相応しい人が現れるまでと、 渋々受けた記憶があります。遠方であること、一人職場であることを考慮していただきホ ームページの管理を担当。メールで指示を頂きながら遠隔操作?で職場のPCからの更新 作業。年に5回ほど理事会出席のため「高知」へ車を走らせる。「窪川」辺りで呼び出し 喰らって引き返したことも何度か有りましたが、当初「須崎」までだった高速道路も延伸 し随分と楽になりました。 私自身は何も進歩がありませんが、この 10 年で技師会は変わりました。あんしんセン ターへの事務所移転は地に足つけて仕事ができる安心感を、そして公益法人化は高知県診 療放射線技師会が「県民の皆様のために有る」という崇高な志と誇りを与えてくれたよう に思います。特に実現まで 3 年余りを要した公益法人化事業は、その意義に始まり、一 字一句に至る定款の修正、難解を極めた会計処理の見直し。何度も打ち合わせを重ね、何 度もチェックを行い、そして何度も役所から突き返される…。本当に大変でした。理事と して近くで見ていたのではっきりわかります(見ていただけで本当に申し訳ありません)。 技師会活動そのものは、それまでとあまり変化がない様に見えるので、会員の皆様にはあ まり実感は湧かないかもしれませんが、この困難な事業をやり遂げた諸先輩方がいること を皆様に知っていただき、いつまでも忘れないでいただきたいと切実に願います。 そして今、実行委員長の高橋副会長のもと実行委員により技師会創立 60 周年記念式典 の準備が、短い準備期間と限られた予算のなかで進められております。60 年前に何も無 かった状態からの技師会の発足の困難さは、先般の公益法人化以上であったと思われ、そ して 60 年の歳月には、この 10 年以上に喜びや苦しみのドラマが詰まっているはず。そ れらを乗り越え紡いできた偉大な志は後輩である我々が引き継いでいかなければならない。 だが、「人」は忘れる生き物。私もこの文を書くまで公益法人化が大変だったことをう っすらと忘れかけていました(←単に懸ける思いが弱かっただけだろというツッコミ)。 先輩方の想いを忘れないようにこの創立記念事業も大切に引き継いでいかなければなりま せん。そして、この 5 年に一度の創立記念事業が、役員だけでなく会員一人ひとりがこ れまでの 5 年を振り返り、これからの自分と技師会を見つめ直す良い機会になることを 期待します。 皆さん、60 年前に思いを馳せてみませんか? 2月7日(土)高知会館でお待ちしております。 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (2) 会の動き 平成 26 年度 第9回常務理事会 1 月 6 日(火)、総合あんしんセンターにて第 9 回常務理事会を開催した。 平成 26 年度 第6回理事会 日 時 2015 年 1 月 10 日(土)15:00~17:00 場 所 近森病院管理棟 3f 会議室 理事総数及び定足数 総数 19 名、 定足数 10 名 16 名 出席理事数 (出 席) 理 事 〈会 長〉岡林正光 〈副会長〉巴 昭彦、髙橋宏幸、 中村伸治、藤田純二、久保克泰、大野貴史、池三二雄、足達麻衣、 板山和幸、弘田圭吾、柳本禎久、菅 章志、岡林史郎、竹中俊之、 池田鉄兵 監 事 清水雅明、楠瀬正哲 (欠 席) 理 事 山本浩徳、武内伸広、横山 喬 議 題 決議事項 第 1 号議案『創立60周年記念事業』の件 第 2 号議案『その他の議案』の件 ○報告事項 〈会長報告〉(1) 特になし 〈学 術〉 (1) 学術大会 3 月 21 日(土)13:000受付、13:30 開催。日放技理事の講演予定。 (2) 9 月 13 日(日)、総合あんしんセンター中会議室、JART一般撮影基礎講習会を おこなう。講師は、本会理事より選出する。 (3) 平成 27 年 4 月の診療放射線技師法改正のため業務拡大が実施されるが、その項目 の安全を担保するためJARTは統一講習会の開催を予定している。この講習会は、 静脈注射と注腸をまとめて一本化した講習会となる予定である。 (会員の講習費は 15,000 円)指導員として各県から 2 名選出要請が日放技からあ り、中村、藤田が指導員講習を受ける。 〈地区・企画〉 (1) 1 月 17 日(土)15:00 から4地区合同勉強会、18:00 から情報交換会を開催する。 〈編集・広報〉 (1) 放射線高知は合併号をだすので、データの提出をお願いします。 〈事務局〉 (1) 会費管理 2015/1/10〆 本年度会費(4-15’1 月) 179 名 1,094,000 円(過払い・免除含む) 過年度会費(4-15’1 月) 11 名 66,000 円 過年度未納者 7名 松井賢哉、筒井誠次郎、吉岡伸祐、野口翔嗣、吉村昭彦、 山崎大輔、一円善史. 賛助会費 (4-15’1 月) 全納済み 合計 (4-15’1 月) 10 社 279,270 円(手数料 -730 円) 漏洩線量測定料(6,12 月) 2回 39,780 円(手数料 -260 円) (2) 会計報告 2015/1/10〆 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (3) ○決議事項 第 1 号議案『創立60周年記念事業』の件 (1) プログラム 日 時:2015 年 2 月 7 日(土) 会 場:高知会館 白鳳の間 一.受付開始 13:30 二.記念講演 14:00-15:00 ☆一般公開 「四国の山々と動物たち」 四国自然史科学研究センター長 三.歌の思い出 15:15-15:50 第 1 部 TV番組優勝者による歌謡ショー 四.記念式典 16:00-16:30 県知事表彰・感謝状授与 五.記念祝賀会 17:00-19:30 歌の思い出第 2 部 17:30-18:15(含む) (2) 実行委員会役割分担 ※詳細は別紙参照 実行委員長:統括、指示 髙橋副会長 受付係:案内、補佐、胸花付 (受付)中村、藤田、柳本、菅、秋田、宮城、小松 会計係:現金管理、支払 (会計)池、弘田 来賓係:接客 (来賓)岡林、巴、名誉会員 記録係:取材、撮影 (記録)大野、板山、竹中 会場係:設営、会場配置 (会場)横山、岡田、山中、森、高橋、横田 進行係:司会、表彰助手 (司会)久保、 (表彰)足達 (3) 沿革の作成 ・試案を検討し追加や訂正箇所・レイアウトなどの確認をおこなった。 内容を整理して再校正を行う。 (4) その他 ・チケットの販売状況は、現在一般購入者 34 名。 ・知事表彰資料を県に提出した。 ・祝賀会にて、地区で貢献した会員表彰をおこなうので、1 月の末までに推薦をお願 いする。 ・実行委員は、高知会館に 12 時に集合時間する。 審議の結果、出席理事の全員一致で承認した。 第 2 号議案『その他の議案』の件 (1) 60 周年記念誌を年度末までに作成するため、今月中に寄稿をお願いする。 審議の結果、出席理事の全員一致で承認した。 以上をもってすべての議案の審議が終了したので、16時20分議長は閉会を宣し、解散した。 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (4) お知らせ 高知県放射線技師学術大会演題募集 学 術 平成 26 年度高知県放射線技師学術大会の演題を募集します。 日 時 平成 27 年 3 月 21 日(土) 13:00~ 会 場 総合あんしんセンター 発表形式 中会議室 パソコンプレゼン PowerPoint2010 (ノートパソコンまたは USB、CD に演題を保存し当日お持ちください) 発表時間 10 分以内(発表 7 分、質疑応答 3 分) 申込方法 技師会だよりの申込用紙に演題内容を記載し、下記の学術担当者まで FAX またはメールにて、お申し込みください。 (抄録は後日提出) 申込み先 藤田純二 (いずみの病院) FAX088-826-5510 TEL088-826-5511 中村伸治(近森病院) FAX088-872-3059 TEL088-822-5231 Male: [email protected] 申込締切 平成 27 年 3 月 9 日(月) 備 各地区活動部長 考 は、1地区1演題以上となるように (学術担当)活動部員を通じて演題の提出依頼をお願いします。 高知県学術奨励賞の授与もありますので、 奮って、演題発表をお願いします。 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (5) FAX 平成26年度高知県放射線技師学術大会の演題申し込み 演題名 (※注意 以下の記述がそのままプログラム案内となります) 施設名 発表者名 (共同研究者名) 発表者メールアドレス 発表内容 発表者を先頭に記載 (座長からの質問等に使用します。携帯不可) (目的・方法・結果・考察を座長が見て分かる程度に簡略化) FAX 送信日 年 月 日 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (6) (公社)高知県診療放射線技師会 創立 60 周年事業について 本会は昭和29年に設立され、今年で60周年を迎えました。つきましては下記のプログ ラムにて祝宴を盛会に開催するよう準備を進めております。 何かと気ぜわしい師走を迎えておりますが、会員の皆様には参加チケット(1万円)の 販売購入にご協力願いたく存じます。 開催日 平成 27 年 2 月 7 日(土) 場 高知会館 所 13:30 受付開始 14:00 ☆記念講演 「2F 白鳳の間」 ☆一般公開 「四国の山々と動物たち」調査報告 四国自然史科学研究センター 15:15 ☆歌の想い出 第 1部 カラオケ大会優勝者による歌謡ショー(6 名出演) 16:00 記念式典 17:00 記念祝賀会 「3F 飛鳥の間」 セレモニーあり 17:15 乾 杯 17:30 歌の想い出 第 2部 ディナーショー 19:30 閉会 技師長会開催のお知らせ 近森病院 髙橋 宏幸 本年度も技師長会を開催いたします。 テーマは、画像提供に関することを取り上げました。各施設内では PACS による画像 保存と配信、他施設への画像は電子媒体でのやり取りに移行してきましたが、高知県下で、 その問題点の抽出や実態調査を兼ねて、意見を交わしたいと考えています。 お忙しい時期ですが、他施設との交流を促す有意義な会です。ぜひとも参加をお願いし ます。 日時:平成 27 年 3 月 14 日(土) 15:00 から 17:00 頃まで 場所:高知市総合あんしんセンター テーマ: 「電子媒体などにおける画像提供の現状把握」 情報交換会:18:00 過ぎより。場所等は追って案内いたします。 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより その 129( (7) 今城 健吾:高知医療センター ) 今月のリレーエッセイを書かせていただきます高知医療センターの今城健吾です。 リレーエッセイのバトンを渡してくれた県立あき総合病院の文野さんとは去年まで勤務し ておりました近森病院の同期です。文野さんとは近森入社前から交流があり国家試験のと きには試験終了後電話で答え合わせをしたのは今でも良き思い出です。以前の職場は市内 中心部にあることもあり仕事でミスをしたり、先輩に怒られたり(笑)、たまにいいこと があると「軽く一杯いっとく?」と夜な夜な飲みに行ったものです。今でもお互い趣味が 釣りということもあり公私共に親しくさせていただいております。 ここで少し私のプロフィールを紹介したいと思います。去年まで近森病院で 3 年ほど勤 務しました。高橋技師長はじめ先輩方の熱血指導の下なんとか技師としての仕事ができる ようになりました。現在の職場の高知医療センターでは主に一般撮影、Angio を担当させ ていただいております。特殊なとこでいうとエボラ出血熱対策なんかも担当しています。 エボラ担当技師って?といいますと・・・ 高知医療センターは一類感染病棟を有しておりエボラ出血熱の患者が高知県内で発生した 際には医療センターが受け入れることになります。また、四国内で見ても1類感染病棟を 有している病院は医療センターを含めて2施設しかなく他県から患者を受け入れる可能性 もあります。幸いにもまだ国内でエボラ感染は発生しておらず「高知県は大丈夫だろ う・・・」とまだまだ緊迫した状況ではありませんが、有事に備えて訓練を行っておりま す。まぁそんなこんなで仕事面ではとても充実した日々を送っています。 仕事以外ではというと、休みのたびに趣味である磯釣りに出かけています。夏は夜釣り でイサギを秋には青物を、冬から春にかけては磯釣りのメインターゲットであるグレを釣 りに1年中磯に行っています。しかし、もっぱらボウズで帰ることが多く、帰りに魚屋で 新鮮な魚を買って帰る事が多かったり・・・なんて情けない釣果ばかりですが、いつかデ カい奴を釣るというロマンを追いかけやめられません。どなたか磯釣りの好きな方がいま したらぜひ、お声をかけてください。一緒に男のロマンを追いかけましょう! 次のリレーエッセイですが、数少ない同世代の技師の森亮輔さんにバトンを渡したいと 思います。たしか技師1年目に近森病院の高橋技師長に一緒に焼肉をごちそうになった記 憶があります。勉強会でも見かけることが多く同世代として刺激をもらっています。 では、 「高知赤十字病院の森亮輔さん」にバトンタッチ‼ 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (8) 新入会員、いらっしゃ~い! 其の 28 新人紹介です。今回は、昨年に入会された高知赤十字病院の森本さんです。 -こんにちは、森本望美といいます。出身は佐賀県佐世保市というところです。カステラを 購入するなら絶対!に「福砂屋」のものをお勧めします。長崎に行く機会があれば、是非 探してみてください。 そんなに「リキ」が入ったお勧めは是非とも手に入れたいです。みなさん、学会等の機 会に捜索をしましょう!では、次に出身校について教えてください。 -岡山大学の出身です。本学と医歯学では、キャンパスが離れているのですが“華やかな 本学” 、“地味な医学部”って感じでした。 その中でも、特に放射線科は検査・看護の学生に比べたらさらに「華」が無いと言われて いました。 何故なんでしょう?放射線系の学生は華が無い?我々の時代は、むさ苦しいと言われて いましたが・・・。いやいや、卑下するのはやめましょう。では、現在どんな業務につい ていますか?また、先輩方はどんな人たちですか? -今は、マンモを中心に救急外来や当直練習をひたすらにやっています。日赤は、お酒と 飲み会が大好きな先輩ばかりです。 一通り業務を把握するまでは大変ですよね。しかし、この時期が一番大事でもあります からがんばってください。さて、あなたの趣味を教えてくれますか? -「お酒」です。いえ、お酒が大好きです。特に日本酒が!先ほども言いましたが、先輩 がよく飲みに連れて行ってくれるので、毎日が楽しいです。 日本酒が好きですか。私は、熱燗の“つん”とくるのがダメです。冷酒は好きですが。 優しい先輩がいてよかったですね。では、最後にあなたの技師歴と技師になったきっかけ を教えてください。 -技師になって一年目です。きっかけは、弟に勧められて。 最後はなんとも淡白な回答ですねぇ。また、今度リレーエッセイの順番が回ってきたとき にでも詳しく教えてくださいね。技師会にも楽しい先輩・同輩たちがたくさんいますので いろいろな機会に顔を出して交流してください。 平成 27 年 2 月 1 日発行第 446 号 技師会だより (9) 総務報告(2015年1月10日現在) 1.高知県の会員数 222名 2.本年度会費納入者 179名 賛助会員 10社 3.25年度未納入者 7名 4.今年度新入会員数 4名 (今月の新入会) 0名 5.今年度再入会員数 1名 (今月の再入会) 0名 6.今年度退会者数 0名 (今月の退会者) 0名 7.今月の会員異動 なし (文責編集広報) この技師会だよりは、キタムラメディカルと和光商事のご協力により会員の皆さんに 配送されています。 編集後記 年度末ということで、会員の皆さんは急がしくされていることでしょう。 技師会でも、60周年記念事業や学術大会と開催されます。 お忙しいでしょうが、時間をつくって是非参加をお願いします。 おおの
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