「NECグループのJIS X 8341-3:2010対応での課題」( :3.1MB)

NECグループの
JIS X 8341-‐‑‒3:2010対応での課題
2015年年10⽉月8⽇日
NEC/NECマネジメントパートナー
1 © NEC Corpora+on 2015 2 © NEC Corpora+on 2015 ⾃自⼰己紹介
▌ 矢田由紀(やたゆき)
NECマネジメントパートナー 第一マーケットコミュニケーション事業部 デジタルマーケティングセンター
主任
l NEC入社後、2001年∼: NECWebサイト企画運営、
NECグループ社内ポータルWebサイト
企画運営を担当。
l 2007年∼:社内広報を担当。
l 2013年∼:再びNECWebサイト企画運営を担当。
主に、Webアクセシビリティ
Webガバナンス(NECグループWebサイト)、
BtoBインバウンドマーケティングを担当。
l 2015年4月∼:NECWebサイト企画運営の業務移管に伴い、
出向、現職。
3 © NEC Corpora+on 2015 1. NECのWeb戦略とアクセシビリティへの取り組み
4 © NEC Corpora+on 2015 NECWebサイト
▌ NECWebサイト
l  URL:http://jpn.nec.com/
l  アクセス数(サイト全体)
※月平均(2015/4~8月実績)
・UU数:150万人/月
・PV数:1,000万PV/月
5 © NEC Corpora+on 2015 NECのWeb戦略とWebアクセシビリティへの取り
組み
NECの取り組み
年 度
NEC公式サイト立ち上げ
1994
Webアクセシビリティ
1994: アクセシビリティ取組み開始
※数名の有識者による北欧・米アクセシビリティ調査開始
2000
2000: Webアクセシビリティの取組み開始
・アクセシビリティガイドライン作成
・ツールの整備
2004
※W3Cの社内勉強会を実施しJISに先行して対応
※日本工業標準調査会JIS策定委員参加
Web戦略
2000
情
報
発
信
情報発信の
統合化
CMS導入
2005:ガイドライン・ツールの強化
2012
2014
2015
6 © NEC Corpora+on 2015 2010: JIS X 8341-3:2010準拠に向けての
計画検討開始
2012: JIS X 8341-3:2010対応方針と
テスト結果の公開
2014: レスポンシブデザイン採用
2015年までに、国内ドメイン配下
JIS X 8341-3:2010 等級AAに準拠を宣言
ー
2010
※独自のアクセシビリティチェックツールを開発
「Web JUDGE」「VIS JUDGE」
個別最適な
情報発信
独自サイト立上げ
コミュニケー
ション強化
SNS連携
グローバル
統合化
ドメイン統合
Webアクセシビリティ対応 社内運営体制
▌ NECグループ全体で迅速な情報共有と対応を実現する運営体制
アクセシビリティ推進
部門
Web活用推進連絡会
NECグループWeb運営検討、実行体制
全社Web事務局
デザイン戦略部門
・全社デザイン戦略策定
・アクセシビリティ対応
指針の策定
アクセシビリ
・全社Web戦略策定 ・全社基盤運用
ティ
・NECグループWeb全体統括 ・全社連絡/通知
対応連携 アクセシビリティ専門家部門
・ガバナンス体制構築/維持 ・全社問合せ管理
NEC(事業部門)
グループ会社
Web統括責任者
Web統括責任者
・担当製品/ソリューション/
サポート等のコンテンツ制作
・自社Webページの運営
グローバルヘルプデスク (シンガポール)
Web運用体制
7 © NEC Corpora+on 2015 ・アクセシビリティガイドライン内容検討
・制作方法、試験方法の
検討と実施
2. JIS X 8341-3:2010対応での課題
8 © NEC Corpora+on 2015 JIS X 8341-3:2010 対応スケジュール
▌ 今年度下期から展開開始
上期:4∼9月 下期:10∼3月
2012年度
1.対応方針公開
2.JIS項目への準拠方針
決定に向けた準備 3.準拠方針決定
4.実装方法決定、
ガイドライン改版 5.試験(チェック)方法、
展開方針検討
6.展開(実装+試験)
7.CMS改修
8.試験結果公開
©
NEC 9Corporation 2014
Page
© NEC Corpora+on 2015 9 2013年度
下期
2014年度
上期
2014年度
下期
2015年度
上期
2015年度
下期
JIS X 8341-3:2010 対応での課題
▌ 現在の課題
「円滑な展開」
実装と試験の「円滑な展開」に必要な取り組みの検討。
l 実装
・対象範囲からの除外項目の今後の対応
l 試験
・試験実施サイクルの検討
・試験結果の管理(基本的に自己申告制だが、検証は必要か)
・試験結果の修正方法
・試験結果に基づく修正対応期間の設定(目安)
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