(1)磯辺地域ルーム運営委員会/創立総会議案書

磯辺地域ルーム管理運営委員会
創立総会議案書
日
時 : 平 成 27 年 5 月 15 日 (金 )午 前 09 時 30 分 開 会 (9 時 00 分開場)
場
所 : 磯 辺 地 域 ル ー ム (千葉市美浜区 磯辺4丁目 28 番1号 裏面「案内図」参照)
次
第:
1.開
会
2.主催者挨拶
3.議 長 選 出
4.議事録作成人1名ならびに議事録署名人2名の選任
5.議
事
第1.磯辺地域ルームの歩みについてのご報告・・・・・・・・・・1
第2.磯辺地域ルーム管理運営委員会 規約 の制定・・・・・・・・4
第3.磯辺地域ルーム利用 規則 の制定
第4.役員の互選・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
役員のご紹介
第5.平成27年度活動計画ならびに収支予算の承認・・・・・・・6
(ご参考)磯辺地域ルーム管理運営委員会
(ご参考)磯辺地域ルーム利用
5.閉
規約 ・・・・・・・・・7
規則 ・・・・・・・・・・・・・10
会
磯辺地域ルーム管理運営準備会
◎「議案書」は、予めご一読のうえ、当日ご出席の際にご持参ください。
第1.磯辺地域ルームのこれまでの歩みについて
磯辺にようやく曙光が射したともいえる磯辺地域ルームの設置は、人と人の交流のため「5つの場」
を供し、活力あるまちを実現するものです。
1. 磯辺の次代を担う子どもたちと大人たちが、まちの生活文化に親しみながら未来に伝承していく場
2. スポーツ、音楽・芸能などクラブ活動の練習と学び、文芸、芸術などサークル活動による潤いを糧とし
て、人々との親交を深め、互いを思いやる場
3. 磯辺のまちに移り住んできた方々が、地域の人たちとの交流から磯辺のまちの伝統と文化に触れながら、
このまちとの関わりを持とうとする場
4. 近隣地区の人が磯辺の人々との親交を深め、磯辺のまちと関わりを持とうとする場
5. まちづくりに取り組む各町内自治会や地域の様々なボランティア活動にまい進する人たちの交流と情
報交換により、協働してまちづくりを推進する場
建設に至る歩みを顧みると、世に「千葉方式」と呼ばれた千葉海浜の埋め立に伴う、千葉海浜ニュー
タウン開発計画について、昭和 48 年(1993)に発表の、千葉県/企業庁海浜ニュータウン開発事業部と
千葉市臨海開発部が協働して立案した、理想的近未来都市建設のリーフレットが残っています。
この理念に基づき、千葉海浜ニュータウンの中心的機能を「検見川地区」の現・京葉線/検見川駅周
辺を「地区センター」に指定、両翼の「幕張地区、稲毛地区」とともに住宅、学校、公益施設、集会施
設、ショッピングセンター、医療区などを計画的かつ適切に配置する構想でした。
当初は順調に進捗した様子ですが、「検見川地区(真砂・磯辺)」の開発に差し掛かり、市は政令指
定都市となるとともに区役所、消防署を設置しました。その後、保健福祉センターと文化ホールを設置
したのみで、県/企業庁のいう「地区センター」構想を全く認めない市との間の見解の違いばかりか、
地域密着型介護事業などの誘致を望む住民の要望を無視し、医療区に指定されていた土地を戸建住宅用
地として売却が行われたこともありました。
バブル崩壊とともに財政難に陥った県・市の間では、国家的事業で誕生した筈の広大な公有地の『所
有権と利用権』を巡る立場の相違があり、他府県出身「千葉都民」の一縷の望みである、健康で快適
な環境と持続的社会環境を実現する『環境権』など、近代都市の課題も残されたままです。
(1)磯辺地区に多目的ホール建設の要望
昭和 56 年(1981)7 月 5 日真砂地区連協から分離して磯辺地区に第 33 地区連協を創立、同年 8 月 2 日
開催の第 1 回理事会で、早くも『磯辺地区に多目的ホール建設について市に要望』を決議しています。
建設用地としては千葉市が公益施設用地に用途指定していた旧磯辺第一中学校東隣の県/企業庁所
有地(磯辺四丁目 22 番)を想定していましたが、当時の地区連協幹部は県と市の千葉海浜ニュータウ
ン開発、土地を巡る攻防など知るよしもなく、想定していた磯辺4丁目 22 番の県有地は、県公社によ
る住宅分譲に際しての「分譲案内書」に添付された「図面」と「重要事項説明書」によって確認されて
おり、地域住民はいつの日か市に正式譲渡されるものと信じて疑いませんでした。
昭和 58 年 8 月 27 日の第 33 地区連協/第 2 回理事会では「児童会館(多目的ホール)設置要望につい
ての署名運動」を決議、同年 9 月 29 日、当時の 20 自治会の住民から 12,826 名の署名を集めました。
その後も、折に触れ「磯辺に多目的ホール建設」の要望が提出されたものの、市の回答は毎回のよう
に「磯辺・真砂地区には既に真砂コミュニティーセンターがありそれ以外の施設設置の予定はない」と、
判で押したような回答を繰り返していました。
ところが、平成 17 年の第一次磯辺地区学校統合の協議過程で、磯辺地区の小・中学校 4 校の学校用
地が市の所有地ではなく県から無償借用中のため、学校統合後には県に返却される事が明らかとなり、
諸団体の間には一抹の不信感が漂いはじめましたが「磯辺に多目的ホール建設」という要望は、平成 18
年まで続けられました。
1
(2)旧・磯辺第一中学校空き教室解放事業
平成 19 年末から開始された旧磯辺第一中学校の「空き教室解放モデル事業」は、市主導で始まりま
したが、そこに至る様々な事情は複雑で、未だに詳らかになっていません。
憶測されることは、前年の平成 18 年 11 月、市が公益施設用地に用途指定していた磯辺地区の県有地
4か所の分譲計画が、突如として県/企業庁から 33 地区連協に通知され、住民が市は正式取得するも
のと信じ「多目的施設用地」の頼みとしていた磯辺4丁目 22 番も該当していたことが始まりでした。
県/企業庁の説明では、開発当初の覚書により昭和 60 年代から公益施設用地の市への譲渡について
市と交渉し、埋立て経費の1/3という優遇価格での譲渡について交渉していたところ、平成 16 年 11
月に、市から県/企業庁あてに公益施設用地の用途指定を解除して当該土地は返却する旨を、文書で通
知されたという、地元の磯辺地区にとって、思いもよらない事実が明らかになりました。
土地用途解除の決定には、市から地元への事前の相談や通知もなく、前年には「磯辺地区に多目的ホ
ール建設」の要望が出されているにもかかわらず、市は公益施設用地の指定解除について通知もしくは
意見聴取をせず、判で押した様な不適切な回答を続けていたことは、昭和 50 年代後半に県/公社から
住宅分譲された際の「分譲案内書」添付の「重要事項説明書」に反する事。さらに、磯辺 3 丁目の「海
浜市民運動場」については、平成 16 年当時の所管であった市/教育委員会から利用団体(少年サッカー
クラブ)に対しては、市から事前に通知があり、利用団体は利用継続を強硬に要望したため、県に対し
て市は購入の意向を伝えて用途解除を保留するなど、怠りなく処理されていたことも判明しました。
この対応の違いが住民感情を逆なでし、不信感を抱く結果となりました。
当時、県/企業庁の手違いなど諸事情
が重なり、県有地分譲計画は中止となり、
県と住民に対する二枚舌ともとれる市の
後処理に衆目が集まりましたが、旧磯辺
第一中学校「空き教室解放モデル事業」
でケリを付けようと図ったと解されても
仕方のないタイミングでした。
このような経緯から始まった、旧磯辺
第一中学校「空き教室解放モデル事業」
は、教育施設内という環境の中、湯沸設
備もない不自由と殺風景な中で、平成 25
年 9 月まで続きました。
(写真)旧・磯辺第一中学校内/磯辺地域ルーム(2012/04/30 撮影)
(2) 旧・磯辺第一小学校跡教室に「地域ルーム」仮住まい
第2次磯辺地区小・中学校統合の協議には、旧磯辺第二中学校区の過去のケースを抱える高洲・高浜
地区が加わったためもあって、住民代表の意見調整や地域住民の合意形成には、多大な時間を要するこ
ととなって困難を極め、平成 24 年 3 月 19 日に漸く終了。第二次磯辺地区学校統合の協議の結果に基づ
き、平成 25 年 9 月、「磯辺中学校校舎」となる旧磯辺第一中学校校舎が改修される期間、旧磯辺第一
小学校跡施設(事務棟)に移転することとなりました。
一方、真砂地区の学校統合協議は平成 22 年に終了。老朽化した真砂コミュニティーセンターの施設
移転問題が起き、市は旧真砂第一小跡施設に移転が決まりました。移転先が地理的に、磯辺からはるか
に遠くなるにも係らず、磯辺の住民の意見を全く容れなかった事。また、平成 26 年に市が発表した、
高洲・高浜・磯辺地区学校跡施設の利用方針では、磯辺を高洲・高浜地区に包含し、高洲コミュニティ
ーセンターを利用する案が発表されたため、磯辺地区は、旧磯辺第一小学校跡施設(事務棟)を残し、
「地区センター」として磯辺地域ルームをはじめ公益サービス事業施設を誘導して複合施設にすること
を提案しましたが、財政難のため旧磯辺第一小学校跡の購入はできないとして、旧第一小学校、旧第二
小学校跡地は県に返却すると発表。過去の県有地問題を理解しない市/財政関連部署による学校跡処理
方針に、またも一波乱が起きました。
2
(3) 県・市の勇断で「磯辺地域ルーム新築」
学校跡処理方針の経緯を見て、磯辺地区に点在する県有地の今後の売却計画への支障を危ぶむかのよ
うに県/企業庁は磯辺地区の要望を受け入れ、かつて市によって平成 16 年に用途解除され分譲計画が
中断されていた、磯辺4丁目 28 の約 2,000 ㎡を市へ無償譲渡することが実現し、漸く、こどもルーム
の移転・統合と新築、旧第一小学校に仮住まい中であった「磯辺地域ルーム」の新築が実現しました。
その陰には、過去からの悪弊を断ち、30 年の精算のために磯辺地区の新らたなまちづくりモデルを構
想した市民自治推進課の、並々ならぬ決意を忘れることはできません。
平成 18 年 11 月当時、県有地分譲計画が保留されなかったと仮定すれば、「磯辺わかしお子どもルー
ム」の新築、「磯辺地域ルーム」の新築という現環境は実現しなかった筈で、長期的視野に立った県/
企業庁の勇断から、残された県有地の利活用に大いなる希望が持てるようになりました。
(4) 磯辺地域ルームの自主運営について
かくして 30 年にわたる要望が結実して、
「磯辺地域ルーム」の管理運営が住民組織に委託され、市で
は初の地域的規模の集会施設となり「自主運営」が実現することとなりました。
この「磯辺地域ルーム」実現があと 10 年早ければ、自主運営に専念できるのにと、今更ながらの体
力・知力の衰えなど、吐息をつく方もいるかも知れません。
少子高齢化の波は容赦なく、磯辺地区の高齢化率は市内でも 1・2 と言われますが、その元をたどれ
ば、千葉海浜ニュータウン開発計画が中断して、県・市の見解相違の過去を引き摺る公有地が未利用の
まま多数残されているなどで第二世代の子育てに適した環境が整っていないことが、大きな原因ではな
いかともいわれています。
『所有権』対『利用権』という立場の違いから千葉海浜ニュータウン開発当初に描かれた理想の近代
都市建設計画の理念に基づく未来型都市の「地区センター構想」がズタズタとなり、「分譲案内書」に
添付された「図面」と異なり、各所に閉鎖的高層マンションが建つ『環境権』侵害など、もはや取り
返しができない所もありますが、これは、30 年前に新住民として入居した当時には予想もしなかったこ
とです。今後とも「磯辺地域ルーム」の自主運営にのみならず、行政、事業者、住民が協働して、磯辺
に残された県有地を有効に利活用はじめ、次の一歩を進めるため、みんなの交流と親睦の拠点に仕上げ
ねばならないことは申すまでもありません。
磯辺地域ルーム(2015/04/18 撮影)
3
第2.磯辺地域ルーム管理運営委員会 規約 の制定
磯辺地域ルーム管理運営委員会 規約は、第 1 条から第 20 条までありますが、磯辺地域ルームの管理運
営を円滑かつ効果的に行うことを目的として設置するものです。
施行は、本日の創立総会開催日、平成27年5月15日からとなっております。
後記、7ページから9ページをご参照のうえ、ご承認をお願いします。
第3.磯辺地域ルーム利用 規則 の制定
磯辺地域ルーム利用 規則は、第 1 条から第 22 条までありますが、磯辺地域ルームの利用に関して必要
な事項を定めるものです。
施行は、本日の創立総会開催日、平成27年5月15日からとなっております。
但し、平成27年5月16日(土)以降、7月31日(金)まで、地域のみなさんに磯辺地域ルームの見学、
ならびに使い勝手を体験していただくため<プレ・オープン期間>として、磯辺の諸団体、サークル団体には、
無料でご利用頂くこととすることから、第7条(利用料金)及び第 16 条(利用料金の請求ならびに領収書
の発行)の規定については、平成 27 年8月1日から施行することとなっております。
後記、10ページから13ページをご参照のうえ、ご承認をお願いします。
4
第4.役員の互選
先ほど、第2.磯辺地域ルーム管理運営委員会 規約 の制定 において、ご承認いただきましたとおり、
運営委員会の委員については「第5条 運営委員会の委員は、前条に定める各構成団体から推薦する。」
と定められ、「第6条 運営委員会の役員は、委員の互選により次の各号に掲げるとおりとする。」との
定めにより、会長1名、副会長2名、会計1名、事務局長1名、監事2名、理事若干名、を互選すること
となっております。
役員は委員の互選によるとされ、総会の決議事項でありますが、本日の創立総会に先立ち予め下記の通
り互選いたしましたことをご報告申しあげるとともに、何卒、ご承認を賜りたくお願い申しあげます。
氏
小
谷
細
坂
戸
名
役職名
健
会
順
子
副会長
千葉市社会福祉協議会磯辺地区部会
田
三
男
副会長
千葉市第 608 地区民生委員・児童委員協議会
飯
野
満智子
会
千葉市社会福祉協議会磯辺地区部会
藤
岡
民
事務局長
千葉市第 33 地区町内自治会連絡協議会
岩
崎
チヅ子
監
事
磯辺中学校区青少年育成委員会
高
田
敏
子
監
事
磯辺地区スポーツ振興会
志
田
厚
生
理
事
千葉市第 33 地区町内自治会連絡協議会
吉
武
一
宏
理
事
磯辺四丁目西自治会
村
上
弘
陽
理
事
磯辺第一中学区地区コミュニティづくり懇談会
会長
橋
本
吉
雄
理
事
磯辺第二中学区地区コミュニティづくり懇談会
理事
君和田
智
久
理
事
磯辺地区老人クラブ連合会
鈴
木
雄
二
理
事
千葉市立磯辺中学校
本
澤
允
敏
委
員
千葉市第 33 地区町内自治会連絡協議会
則
次
委
員
磯辺四丁目西自治会
笹
良
長
構成団体名ならびに役職名
計
千葉市第 33 地区町内自治会連絡協議会
会長
部会長
会長
会計
事務局長
会長
副会長
副会長
副会長
会長
校長
会計
会長
別
所
康
宏
委
員
千葉市第 608 地区民生委員・児童委員協議会
氏
平
靖
子
委
員
磯辺中学校区青少年育成委員会
三ヶ尻
昭
夫
委
員
磯辺地区スポーツ振興会
正
委
員
磯辺第一中学区地区コミュニティづくり懇談会
副会長
会長
事務局
会長
金
丸
山
根
壮
一
委
員
磯辺第二中学区地区コミュニティづくり懇談会
倉
又
安
嘉
委
員
磯辺地区老人クラブ連合会
鈴
木
義
郎
委
員
千葉市立磯辺中学校
鳥
越
將
功
相談役
副会長
教頭
千葉市第 33 地区町内自治会連絡協議会
5
副会長
相談役
第5.平成27年度 活動方針ならびに収支予算の承認
(1)平成 27 年度
活動方針
①地域住民の相互の親睦及び生活の向上と、社会福祉の増進を図ることを目的とした、活動の場を提
供することを目的とする。
磯辺地域の住民が誰でも集える、居場所づくりを目指す。
(運営方法)
1. 5月から 7 月末日まで、プレ・オープンとし、利用料金を無料とする。
2. 8月から3月末日までは、利用目的に合った利用料金を徴収する。
(1室2時間単位の料金とし、追加は1時間単位とし料金は初単位の半額。)
(利用原則)
1. 諸団体・町内自治会、による会議。
2. 敬老会、夏祭り等の地域行事の開催に利用。
3. 文化・体育サークル活動等による親睦と健康増進を目的とした団体等
4. 公的機関が地域住民の公共のための利用。
(2)平成 27 年度
収支予算(案)
(平成 27 年 4 月1日∼平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:円)
科
目
収 入 の 部
助成金
平成27 年度予算
内
600,000 33 地区連協定期総会決議(H27/04/26)
補助金
0
活動室利用料
160,000 初年度 200 日稼働・平均 800 円/日
寄付金
0
その他
0
小
計
760,000
前年度繰越金
合
計
科
訳
0
760,000
目
事務費
平成27 年度予算
内
20,000 印刷用紙、プリンタインク、コピー代
支
会議費
6,000 お茶代等
通信運搬費
5,000 切手代、駐車料金
旅費
5,000
出
光熱水費
訳
370,000 電気料金、水道・下水道料金
の
部
維持管理費
20,000 屋内、屋外の維持用品、管理費用
器具備品費
10,000
什器費
10,000
交際費
0
雑費
1,000
設立準備費
予備費
小
計
次年度繰越金
合
計
300,000 平成 27/04/01∼創立総会までの諸経費
10,000
757,000
3,000
760,000
6
磯辺地域ルーム 管理運営委員会 規約
第1条
第2条
第3条
第4条
第5条
第6条
第7条
第8条
(目 的)
本委員会は、千葉市空き教室地域開放モデル事業実施要綱の規定に基づき、磯辺地域ルーム
の管理運営を円滑かつ効果的に行うことを目的として設置する。
(名 称)
本委員会は、磯辺地域ルーム管理運営委員会(以下「運営委員会」という)と称し、事務所
を千葉市美浜区磯辺4丁目 28 番1号に置く。
(業 務)
運営委員会は、次の各号に掲げる業務を行う。
(1)具体的な実施計画の策定
(2)利用者や地域住民、学校、区との連絡調整
(3)土地・建物・設備・備品等の保全及び管理
(4)利用団体の登録
(5)利用申請の受付、利用調整及び利用承認
(6)利用料の徴収
(7)利用団体への鍵の受け渡し
(8)利用状況の巡視、利用者等への指導・指示
(9)利用実績報告
(10)利用促進策
(11)光熱水費等管理経費の支出
(12)修繕計画の策定
(13)防火管理
(14)管理・運営に関するその他の必要事項
2.運営委員会は、上記に規定する業務の全部または一部を運営委員会の承認を得て、有償また
は無償で別途選定した団体等に委託することができる。
(運営委員会の構成)
運営委員会は、別表に掲げる団体の構成員をもって構成する。
2.新たな団体を構成団体とする場合は、総会の承認を必要とする。
(委員の選出)
運営委員会の委員は、前条に定める各構成団体から推薦する。
2.人数は前条別表に掲げる団体の(1)は4名以内、(2)∼(10)は2名以内とし、記名式とする。
(役員の選出)
運営委員会の役員は、委員の互選により次の各号に掲げるとおりとする。
(1)会
長
1 名
(2)副 会 長
2 名
(3)会
計
1 名
(4)事 務 局 長
1 名
(5)監
事
2 名
(6)理
事
若干名
(相談役の選出)
相談役は、会長の推薦により選任し、総会で承認を得ることとする。
(役員の任務)
役員の任務は次の各号に掲げるとおりとする。
(1)会長は、運営委員会を代表し会務を統括する。
(2)副会長は、会長を補佐し会長に事故あるときは、その職務を代行する。
(3)会計は、運営委員会の会計事務を行う。
7
(4)事務局長は、運営委員会の事務を行う。
(5)監事は、会務、会計を監査する。
(委員及び役員の任期)
第9条
委員及び役員の任期は1年とする。但し、再任を妨げない。
2.委員及び役員に欠員が生じた場合の補充者の任期は、前任者の残任期間とする。
3.委員及び役員に異動が生じた場合は、速やかに区に報告する。
(会 議)
第 10 条
運営委員会の会議は、総会及び役員会とする。
2.会議は、原則として公開する。
(総 会)
第 11 条
総会は、第5条で選出された委員により構成する。
2.総会は会長が必要と認めるときに招集する。ただし、委員の過半数の請求があった場合、会
長は速やかに会議を招集しなければならない。
3.総会は、委員の過半数の出席により成立する。
4.総会は、次に掲げる事項を審議し、決議する。
(1)事業計画及び予算
(2)事業報告及び決算
(3)役員の選出
(4)規約の改定
(5)新規構成団体の承認
(6)その他必要な事項
5.総会の議事は、この規約に定めるもののほか出席した委員の過半数によって決する。
6.委員が総会に出席できない場合は、会長に委任状を提出する。
(総会の議事録)
第 12 条
総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成する。
(1)日時及び場所
(2)構成員の総数及び出席者数
(3)開催目的、審議事項及び議決事項
(4)議事の経過の概要及びその結果
(5)議事録署名人の選任に関する事項
2.議事録には、議長及びその会議において選任された議事録署名人2名以上が署名するものと
する。
第 13 条
(役員会)
役員会は、役員及び会長の了承を得た者をもって構成する。
2.役員会は、原則として2か月に1回開催する。但し、会長が必要と認める場合はその限りで
はない。
3.役員会は、総会に付議すべき事項、総会の議決した事項の実施に関する事項及び磯辺地域ル
ームの管理運営上必要な事項について、協議・調整を行う。
(役員会の議事録)
第 14 条
役員会の議事については、議事の概要等を記載した議事録を作成する。
(議事録の閲覧)
第 15 条
磯辺地区の住民が、第 12 条及び前条の議事録の閲覧を請求したときは、正当な理由がない
限りこれを閲覧させなければならない。
(関係書類)
第 16 条
運営委員会は次の各号に掲げる書類を備えること。
(1)運営委員会規約及び委員名簿
(2)運営委員会議事録
8
(3)利用団体登録届
(4)利用申請書
(5)利用状況報告書
(6)利用実績報告書
(7)鍵管理簿
(8)その他管理、運営に必要な書類
2.関係書類の保存期間は当該年度終了後3年間とする。
(利用規則)
第 17 条
磯辺地域ルームの利用日時、利用方法その他利用に関する規則は別に定める。
(規約の改正)
第 18 条
この規約は、運営委員会委員の3分の2以上の賛成(委任状含む)により改正することがで
きる。
(経 費)
第 19 条
運営委員会の経費は、千葉市第33地区町内自治会連絡協議会からの拠出金、活動室利用料
及びその他の収入をもって充てる。
(会計年度)
第 20 条
運営委員会の会計年度は、毎年4月1日から翌年3月 31 日までとする。
附
則
この規約は、平成 27 年5月 15 日から施行する。
(別
表)
運営委員会の構成
構
成
団
体
委員推薦
(1)
千葉市第33地区町内自治会連絡協議会
4名以内
(2)
近隣自治会
2名以内
(3)
千葉市社会福祉協議会磯辺地区部会
2名以内
(4)
千葉市第608地区民生委員・児童委員協議会
2名以内
(5)
磯辺中学校区青少年育成委員会
2名以内
(6)
磯辺地区スポーツ振興会
2名以内
(7)
磯辺第一中学区地区コミュニティづくり懇談会
2名以内
(8)
磯辺第二中学区地区コミュニティづくり懇談会
2名以内
(9)
磯辺地区老人クラブ連合会
2名以内
(10)
地区内代表校
2名以内
=
磯辺四丁目西自治会
=
千葉市立磯辺中学校
9
磯辺地域ルーム 利用規則
第1条
第2条
第3条
第4条
第5条
第6条
第7条
第8条
(目的)
この規則は、磯辺地域ルーム管理運営委員会(以下「本会」という)規約に基づき、磯辺地域
ルーム(以下「地域ルーム」という)の利用に関して必要な事項を定めることを目的とする。
(所在地)
地域ルームは、千葉市美浜区磯辺4丁目 28 番1号に所在する。
(活動室の利用目的)
活動室の利用は、地域住民相互の親睦及び生活向上と福祉の推進を図ることを目的とし、次
の各号に掲げる利用に供される。
(1)諸団体または町内自治会による会議、敬老会、夏祭りなど地域的行事の開催
(2)サークル団体等による親睦を目的とした会合
(3)公的機関による公共の目的のための利用
(利用対象者)
磯辺地区に在住または在勤もしくは在学する者で構成される団体、ならびに公的機関は、活
動室を利用することができる。
2.本会は、次の各号のいずれかに該当する場合に限り、前項の支障にならない範囲で活動室を
利用させることができる。
(1)地域及び近隣地区の事業者が物品の展示または販売のために利用する場合で、当該展示
または販売が地域住民の利便に寄与すると本会が認めるとき。
(2)近隣地区の自治会等の会議、またはその団体の親睦を目的として利用するとき。
(3)その他、本会が別途、協議をもって特に利用を認めるとき。
(利用の優先順位)
利用日時が競合したときの優先順位は次のとおりとする。
(1)公的機関の利用、次いで本会構成団体の会議等の利用を優先することとする。
(2)前号規定の利用以外については、先行予約して「利用申込受付簿」に記載された団体を
優先する。但し、本会は当事者間の調整には関与しない。
(3)大規模災害時においては、一時避難場所としての利用その他災害対策のための利用を最
優先する。この場合、本会は、既に納入済の利用料の還付を行うことができるが、利用
承認の取り消しまたは延期により生じた損害等については、その責を負わない。
(利用日及び利用時間)
活動室を利用できる日は、原則として年末年始(12 月 29 日から翌年の1月3日までの日を
いう)以外とする。
2.活動室を使用できる時間は、原則として午前9時から午後9時までの間とし、1コマあたり
2時間を単位とする。
3.利用時間を延長するときは、前後に他の予約がない場合に限り、それぞれ1時間以内とする。
この場合、時間調整のために、利用責任者はあらかじめ本会事務局(以下「事務局」という)へ
通知しなければならない。
4.前3項に関わらず、大規模災害時においては、一時避難場所等として連日 24 時間使用する
ことができる。
(利用料金)
活動室を利用する団体は、本会にその利用料金を支払わなければならない。但し、本会自ら
の利用または本会が特に認めるときはこの限りではない。
2.活動室の利用料金は(別表)に定めるとおりとする。
(団体登録)
活動室を利用しようとする団体は、あらかじめ「利用団体登録届」により本会に届出を行い、
団体登録をしなければならない。
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2.前項規定の登録をした団体(以下「利用登録団体」という)は、団体登録の届出内容に変更が
生じた場合には、速やかに本会に変更の内容を届け出るものとする。
(利用の申込)
第9条
活動室の利用を希望する利用登録団体は、本会が別に定める日までに「利用申請書」により
本会に申し込み、承認を受けなければならない。
(利用承認及び変更)
第 10 条
本会は、前条規定の「利用申請書」を受理したときは、これを審査し、承認したときは「利
用承認書」を交付するものとする。但し、利用を承認した旨(次項規定の承認条件を付した
場合にはその条件を含む)を口頭で伝え、受付承認日付印を押印した「利用申請書」の写し
を交付することを以って、「利用承認書」の交付に代えることができる。
2.本会は管理上の必要を認めるときには、利用の承認に条件を付けることができる。
3.利用の承認を受けた後に、利用目的等を変更するときは、利用日の前日までに申し出て、変更内
容につき承認を受けなければならない。
(利用の受付要領)
第 11 条
事務局による利用予約受付、記帳、「利用申請書」の受理・承認、利用料金の徴収など一連
の事務手続の詳細については、別に定める「利用申請ならびに受付要領」
(以下、
「受付要領」
という)によることとし、これを利用登録団体ほか関係先に備え置き周知する。
2.受付要領の一部の改廃、様式変更等は事務局が行い、少なくとも変更が実施される1か月前
までに、利用登録団体ほか関係先に予告して、周知する。
3.受付要領の一部を改廃し、または様式の一部を変更したときは、改訂されたページを利用登
録団体ほか関係先あてに配布し、その差替えを依頼する。利用登録団体ほか関係先は、差替
え依頼を受けた都度、備置きの受付要領を差替えなければならない。
(鍵の貸与)
第 12 条
地域ルームの鍵は、セキュリティー用スティックと対に、番号を付して事務局が管理する。
2.利用者は事務局から利用前に鍵を受け取り、利用後速やかに返却する。そのほか運用上の手
続きは、「受付要領」に定める。
3.事務局は、「鍵管理簿」を備え、鍵番号ごとに受渡し年月日、引渡し先団体名等を記帳、そ
の所在を明らかにするとともに、返却を受けた時は、その年月日を記載する。
4.利用登録団体に、長期にわたって鍵を貸与するときは「預り証」を提出させ、「預り証」は
事務局が保管して「鍵管理簿」に貸付中である旨を明記する。
(利用権譲渡の禁止)
第 13 条
利用承認を受けた者は、いかなる場合もその権利を譲渡または転貸してはならない。
(利用の不承認)
第 14 条
本会は、次の各号のいずれかに該当するときは、第 10 条による承認をしないものとする。
(1)公の秩序を乱し、または善良な風俗を害するおそれがあると認めるとき。
(2)営利を目的とすると認めるとき。(但し、第4条第2項第1号に該当する場合を除く)
(3)特定の政治的活動、ならびに宗教的儀礼(葬祭、法要、式年祭等)ならびに宗教
布教活動、その他これに類する利用を目的とすると認めるとき。
(4)土地・建物・設備・備品等を毀損するおそれがあると認めるとき。
(5)暴力団員による不当な行為の防止などに関する法律(平成3年法律第 77 条)第2条第2
項に規定する暴力団の利益になるとき。
(6)前各号に掲げる場合のほか、地域ルームの管理上支障があると認めるとき。
(利用の制限)
第 15 条
本会は、次の各号のいずれかに該当するときは、利用を制限し、もしくは停止し、第 10 条
の承認を取り消し、または退去を命ずることができる。
(1)この規則に違反したとき。
(2)虚偽その他不正な手段により、利用の承認を受けたことが明らかになったとき。
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(3)利用の承認に付した条件に違反したとき。
(4)前条規定の使用不承認の事由が発生したとき。
(5)前各号に掲げる場合のほか、磯辺地域ルームの管理上支障があると認めるとき。
(利用料金の請求ならびに領収書の発行)
第 16 条
利用料金は各月ごとに集計し、「請求書」を以って利用月の翌月上旬に各利用登録団体あて
に請求する。
2.本会が利用登録団体から現金支払を受けた場合は、「領収書」を発行する。
3.銀行口座へ送金の場合は、ATM等の振込通知票を以って「領収書」に代え、「領収書」は
発行しないこととする。
(利用上の注意義務)
第 17 条
活動室を利用する者は、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。
(1)防犯防災上の安全には充分気を付ける。
(2)利用にあたって、路上駐車・駐輪、音響、騒音、環境汚染等により、近隣居住者に迷惑
を及ぼしてはならない。
(3)事務局の承認を得ずに備品類を他に移動または持ち出してはならない。
(4)壁面、床等に特別の加工や変更を加えてはならない。
(5)利用後は清掃を行い、設備または備品を点検し原状に復する。
(6)利用後は消灯、空調機の停止、施錠を確実に行う。
(7)利用中に生じたゴミは、必ず持ち帰る。
(8)利用後「利用状況報告書」に必要事項を記入して所定の収納ケースに入れ、鍵は返却する。
(損害賠償)
第 18 条
活動室を利用する者は、地域ルームの土地・建物・設備・備品等を毀損し、または滅失した
ときは、速やかに本会に届け出るとともに、その損害を賠償しなければならない。
(個人情報の取扱い)
第 19 条
本会が取得した利用者の個人情報は、地域ルームの管理運営に関する事務のために利用する
ものとし、これ以外の目的に利用してはならない。
2.本会が取得した利用者の個人情報は、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、第三者に
提供してはならない。
(1)本人の同意があるとき。
(2)法令等に定めがあるとき。
第 20 条
第 21 条
第 22 条
(3)個人の生命、身体または財産の安全を守るため、緊急かつやむを得ないと認められると
き。
(実績報告)
事務局は毎月初めに前月利用分の集計を行い、
「利用実績報告書」を作成し、区に提出する。
(規則の改正)
この規則は、総会において、出席した委員の過半数の賛成により改正することができる。
(疑義の決定)
この規則の各条に関して疑義あるときは、本会の協議により決定する。
附
則
この規則は、平成 27 年5月 15 日から施行する。
但し、第7条及び第 16 条の規定は、平成 27 年8月1日から施行する。
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(別表)
活動室利用料
利
用
目
的
活動室(A) 活動室(B)
公的機関が公共の目的のために利用
無料
無料
磯辺地域ルーム管理運営委員会自らの利用
無料
無料
諸団体の総会その他会議、自治会活動、諸団体
による住民向けの公益的活動、居場所活動、敬
老会、お祭り等に利用
クラブ/サークル団体の活動、発表会・作品展
示会、懇親会等に利用
各種講演、カルチャー講座、映画・演芸・音楽
会等により、収益を目的として利用(チャリテ
ィーイベントを含む)
200 円
利用対象者
公的機関
400 円
磯辺地区の団体
200 円
400 円
1,000 円
2,000 円
地域及び近隣地区の事業者による物品の展示ま
たは販売に利用
2,000 円
4,000 円
近隣地区の自治会等の会議、会合に利用
1,000 円
2,000 円
磯辺地区及び近
隣地区の事業者
近隣地区の団体
上記料金は、一室1コマあたり2時間を単位とした料金とし、2時間を超過するときは延長料金
を徴収します。延長は1時間単位とし、1時間あたり上記金額の半額です。
なお、平成 27 年 5 月 16 日(土)以降、7 月 31 日(金)まで、地域のみなさんに磯辺地域
ルームの見学、ならびに使い勝手を体験していただくため<プレ・オープン期間>と
定め、磯辺の諸団体、サークル団体には、無料でご利用頂くこととします。
但し、<プレ・オープン期間>の利用時間は、各団体とも原則 2 時間∼4 時間以内
とします。
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◎磯辺地域ルーム 案内図
(千葉市美浜区 磯辺4丁目 28 番 1 号)
【注意事項】
◎屋内、敷地内ともに全面的「禁煙」です。
◎自転車は、必ず敷地内「駐輪場」に整然と駐輪してください。
◎ご利用に際し、スリッパに履き替えてください。
◎「シルバーカー」「車いす」は部屋に入る前に、念のため、玄関の雑巾等で
車輪に付着した砂などを拭ってください。
◎【障がい者用駐車スペース】では、原則、一般の駐車はできません(一般車
の駐車スペースはありません)。
近隣住宅に迷惑な路上駐車は厳禁です。参加・利用される方に【徒歩また
は自転車での来場】を徹底してください。