人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱 (平成27年7月16日) (目的) 第1 この要綱は、公益財団法人北海道文化財団(以下「財団」という。)が、「長原 實・ スチウレ・エング 人づくり基金(愛称「人づくり一本木基金)」に基づく海外研修支援事 業の助成に関する基本的事項を定めることにより、その適正かつ円滑な運営を図ることを 目的とする。 (助成対象研修) 第2 助成の対象となる研修は、工芸美術及びものづくり等の分野(別記)において、将来 の活躍が期待される個人(道内在住又は道内出身者)が海外において研修を受けるもので あって、その研修の期間が6ヶ月以上1年以内(北海道文化財団理事長(以下「理事長」 という。)が、特に必要と認めるものにあっては、理事長が必要と認める期間)のものを いう。 (助成対象者) 第3 助成の対象となる者は、次に掲げる要件の全てを満たすものとする。 (1)将来の活躍が期待される道内在住、又は道内出身の者 (2)研修終了後、道内において活動する意欲のある者 (3)研修の受入先(大学、養成所、施設等)、又は個人指導者等の受入の保証がある者 (4)海外での研修に必要な語学力を有する者、又は必要な語学力を習得する意欲のある者 (5)研修に耐えうる健康状態である者 (6)保護者の同意がある者(未成年者の場合のみ。) (助成対象経費等) 第4 助成の対象とする経費(以下「助成対象経費」という。)及び助成金の額は、別表の とおりとする。 (助成申請) 第5 助成を希望する者(以下「申請者」という。)は、研修助成申請書(別記様式1)に、 次に掲げる書類を添付し、別に指定する期日までに理事長に提出しなければならない。 (1)研修計画書(別記様式2) (2)研修収支予算書(別記様式3) (3)推薦書〔勤務している所属先、又は師事者など〕(別記様式4) (4)課題作文 (5)研修先の大学、又は施設等の受入れ承諾書〔写〕(任意の様式) (6)申請者が常勤的に勤務している場合は、勤務先の承認書 (7)その他参考資料 (助成の決定及び通知) 第6 第5の規定による申請があったものについては、理事長が有識者等で構成する運営委 員会(以下「委員会」という。)に付議し、委員会の意見を受けて理事長が決定する。 2 理事長は、助成の適否等を決定したときは、申請者に対し研修助成承認書(別記様式5)、 又は研修助成不承認書(別記様式6)により通知する。 (承認事項等) 第7 第6の規定により助成の決定を受けた者(以下「研修者」という。)は、次に掲げる 事項の一に該当する場合には、あらかじめ理事長の承認を受けなければならない。ただし、 第1号に規定する事項のうち軽微なものについては、報告をもってこれに代えることがで きる。 (1)研修の内容を変更しようとするとき。 (2)研修を中止しようとするとき。 (変更承認申請等) 第8 研修者は、第7の規定による承認を受けようとするときは、変更承認申請書(別記様 式7)を理事長に提出しなければならない。 2 理事長は、前項の規定により変更承認申請があったときは、申請の内容を審査し、変更 の適否等について決定し、研修者に通知する。 (助成決定の変更) 第9 助成が決定した後に、天災その他不可抗力により、当該研修の全部又は一部が実施で きなくなった場合は、財団と研修者とが協議の上、助成決定の取り消し、又はその決定内 容を変更することができる。 2 理事長は、前項の規定により決定を取り消す場合は、助成承認取消通知書(別記様式8) により通知し、決定内容の変更をする場合は、変更承認書(別記様式9)により通知する。 (研修の遂行状況報告) 第10 理事長は、研修の円滑及び適正な遂行を図るため必要があると認めるときは、研修 者に対し研修の遂行状況に関する報告を求めることができる。 (研修の遂行指示) 第11 理事長は、研修者が提出する報告書等により、その研修が助成承認書の内容に従っ て遂行されていないと認めるときは、研修者に対しこれらに従って研修を遂行すべきこと を指示することができる。 2 研修者は、前項の規定による指示を受けたときは、これを誠実に遵守しなければならな い。 (完了報告) 第12 研修者は、研修終了後1ヶ月以内に、研修完了報告書(別記様式10)に、次に掲 げる書類を添付して理事長に提出しなければならない。 (1)研修実績書(別記様式11) (2)研修収支決算書(別記様式12) (3)研修の資料、写真等 (4)その他関係書類 2 理事長は、研修完了報告書の提出を受けたときは、内容を審査し、適当と認められると きは、研修完了承認書(別記様式13)により通知する。 (助成決定の取消) 第13 理事長は、助成の決定をした後又は研修が終了した後に、研修者が次に掲げる事項 の一に該当したときは、助成の決定を取り消すことができる。なお、決定を取り消す場合 は、助成承認取消通知書(別記様式8)により通知する。 (1)偽りその他不正の手段により助成の決定を受けたとき。 (2)研修を遂行しないとき、又は遂行する見込がなくなったと認められるとき。 (3)この要綱及び研修の承認内容、又はその他法令等に違反したとき。 (助成金の請求) 第14 研修者は、研修完了承認書による通知を受けたときは、速やかに助成金請求書(別 記様式14)を理事長に提出することとする。 (助成金の概算払) 第15 理事長は、研修の円滑な実施のため必要と認められる場合は、申請に基づき助成金 の概算払をすることができるものとし、研修者は、助成金概算払申請書(別記様式15) を理事長に提出することとする。 2 理事長は、前項に規定する申請があったときは、研修計画に基づき概算払をするものと する。 (助成金の返還) 第16 助成金を受領した後に、助成決定が取り消されたときは、研修者は、理事長が別に 指定する期日までに当該助成金を返還しなければならない。 (その他) 第17 この要綱に定めるものの他必要な事項については、理事長が別に定めることとする。 附 則 この要綱は、平成27年7月16日から施行する。 別 表 助 成 対 象 経 費 ・ 航空賃(エコノミークラスの実費) 助 成 金 の 額 助成対象経費の額に2分の1を乗じ ・ 船賃(実費) て得た額以内の額(1万円未満切り捨 ・ 鉄道賃等(実費) て)とし、100万円を限度とする。 ・ 滞在経費(宿泊料及び食費の実費) ・ 旅行雑費(定額) ただし、理事長が特に必要と認める 場合には、200万円を限度とする。 ・ 研修経費(授業料、指導料) 別 記(工芸美術及びものづくり等の分野) ○ 分野及び例示 道内における地域の産業・社会を支える、ものづくりや技能 例示:地域密着型の工芸、鋳造、デザイン、(北方型)建築 ○ など 道内における文化芸術活動を支える、ものづくりや技能 例示:楽器製作やメンテナンス、舞台美術や大・小道具製作、保存・修復の技能 ○ 消費社会に溢れるものとは異なる、ものづくりや技能 例示:修理(リペア)技能、再加工技能、手づくりやハンドメイド技能 ○ など 各業種を支える、ものづくりや技能 例示:技能士資格のある職種(鋳造、家具製作、建具製作、陶磁器製造) など など 人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱に係る取扱要領 1 第2(助成対象研修)関係 (1)海外研修における「工芸美術及びものづくり等の分野」(別記)とは、次のとおり とする。 別 記(工芸美術及びものづくり等の分野) ○ 分野及び例示 道内における地域の産業・社会を支える、ものづくりや技能 例示:地域密着型の工芸、鋳造、デザイン、(北方型)建築 ○ など 道内における文化芸術活動を支える、ものづくりや技能 例示:楽器製作やメンテナンス、舞台美術や大・小道具製作、保存・修復の技能 ○ 消費社会に溢れるものとは異なる、ものづくりや技能 例示:修理(リペア)技能、再加工技能、手づくりやハンドメイド技能 ○ 各業種を支える、ものづくりや技能 例示:技能士資格のある職種(鋳造、家具製作、建具製作、陶磁器製造) など など (2)「理事長が必要と認める期間」は、次のとおりとする。 ① 研修先などでの「定期的な研修」の実施であり、その期間であることにより、成果 を十分に期待できると認められる研修 ② 研修の計画内容から、その期間であることが、より効果的であると認められる研修 2 第4(助成対象経費等)関係 (1)助成対象経費のうち、「旅行雑費」は出国時に1回のみとし、25,000 円とする。 (2)助成金の額は、第12の規定に基づき、完了報告による対象経費の変更等により減額 となる場合がある。 3 第7(承認事項等)関係 研修の内容変更のうち軽微なものについては、研修目的及び適正な実施に支障を及ぼさ ない程度の細部の変更と認められる場合とする。 例1 研修の日程等の変更 例2 助成金の増減を伴わない助成対象経費の変更 4 第9(助成決定の変更)関係 天災その他不可抗力については、次のとおりとする。 天災の事例~地震、風水害等の自然災害 不可抗力の事例~交通機関の事故、交通スト、病気等 など 5 第12(完了報告)関係 助成対象経費に係る支出証拠書類については、研修者において保管することとし、必要 に応じて理事長が関係書類の調査を行い、又は証拠書類の提出を求めるものとする。 6 第15(助成金の概算払)関係 助成金は原則として研修完了承認後の清算払とするが、理事長が必要と認める場合に、 研修者の申請に基づき、研修の実施時期に合わせて概算払をするものとする。 7 その他 助成金の額は、万単位とする。(助成対象経費の額に2分の1を乗じて得た額に1万円 未満の端数があるときは、これを切り捨てる。) (別記様式1) 研 修 助 成 申 請 書 平成 年 月 日 公益財団法人北海道文化財団 理事長 様 (申請者) 氏 名 住 所 印 電話( ー ー ) 人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第5に基づき、次のとおり助成を希望す るので申請します。 記 1 助成申請額 2 添付資料 金 円 (1)研修計画書(別記様式2) (2)研修収支予算書(別記様式3) (3)推薦書〔勤務している所属先、又は師事者など〕(別記様式4) (4)課題作文 (5)研修先の大学、又は施設等の受入れ承諾書〔写〕(任意の様式) (6)申請者が常勤的に勤務している場合は、勤務先の承認書 (7)その他参考資料 (別記様式2) 研 修 計 画 書 ( 1 ) フ リ ガ ナ □ 男 氏 □ 女 名 生年月日 本 籍 住 所 年 月 日生( □ 健康 健 □ 不健康 歳) 康 郵便番号( 写 真 添 付 (最近5年以内) 話 態 eメールアドレス 配 偶 者 職 既往症 ) 状 電 □ やや不健康 □ 有 □ 無 扶養家族 人 業 所属団体名 (専門分野) 勤 務 先 最終学歴 資 所 在 地 昭和・平成 国・都市名 修 研修施設名 代表者名 施設所在地 研修期間 1 経 2 歴 (学校名) 卒業・中退 格 研 先 年 月 日 電話( 平成 年 月 日( ) ~ 平成 ) 年 専門教育や研修等の履修歴(卒業、修了等の略歴を記入) 年 月 年 月 年 月 年 月 年 年 月 月 年 月 職業略歴(就職、就業、所属等の略歴を記入) 年 月 年 月 年 月 年 月 年 月 年 年 月 月 年 月 月 日( ) 研 修 計 画 書 ( 2 ) 3 経 4 歴 主な活動の履歴(作品、製作の役割等を記入) 年 月 年 月 年 月 年 月 年 月 受賞等の履歴(主催者、賞名、作品名等を記入) 年 月 年 月 年 月 1 研修テーマ 2 研修内容 3 研修日程 研 修 ※ 記入欄が不足する場合は、適宜別用紙に記入して添付すること。ただし、別記様式2を 空欄として、別紙を添付することは避けること。 別用紙の大きさは、日本工業規格 A 列4番縦型とすること。 (別記様式3) 研 収 修 収 支 予 算 書 入 項 (単位 目 金 額 積 算 内 円) 訳 自己資金 北海道文化財団助成金 その他 合 支 計 出 項 (単位 目 金 額 積 算 内 訳 1 渡航経費 旅行経費等 旅行雑費 2 滞在経費 宿泊料 食費 3 研修経費 授業料 指導料 合 計 航空賃、船賃、鉄道賃等積算内訳 円) (別記様式4) 推 薦 書 平成 推薦者氏名 (役職等) 申請者氏名 推 薦 理 由 年 月 日 印 (別記様式5) 研 修 助 成 承 認 書 北文財第 平成 年 号 月 日 様 公益財団法人北海道文化財団 理事長 平成 年 月 日付けで申請のありました海外研修について、人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第6の2に基づき、次のとおり助成することに決定しましたので お知らせします。 記 ○ 助成金交付決定額 助成金の対象となる経費並びに助成金の交付決定額は、次のとおりです。 総 所 要 額 助成対象 経費 円 助成金交付決定額 円 円 (別記様式6) 研 修 助 成 不 承 認 書 北文財第 平成 年 号 月 日 様 公益財団法人北海道文化財団 理事長 平成 年 月 日付けで申請のありました海外研修について、選考の結果、不承認と なりましたので、人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第6の2に基づきお知ら せします。 (別記様式7) 変 更 承 認 申 請 書 平成 年 月 日 公益財団法人北海道文化財団 理事長 様 (研修者) 氏 名 住 所 印 電話( 平成 年 月 日付け北文財第 ー ー ) 号で助成承認を受けた海外研修について、次 のとおり変更したいので、人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第8に基づき申 請します。 記 1 変更内容 2 変更理由 3 添付資料 (1)研修計画書(別記様式2) (2)研修収支予算書(別記様式3) (3)その他参考資料 (別記様式8) 助 成 承 認 取 消 通 知 書 北文財第 平成 年 号 月 日 様 公益財団法人北海道文化財団 理事長 平成 年 月 日付け北文財第 号で助成承認した海外研修について、次の理 由により助成を取り消すことに決定しましたので、人づくり一本木基金 海外研修支援事業 助成要綱第9の2に基づきお知らせします。 記 1 変更理由 2 そ の 他 既に支払いを受けた助成金がある場合には、別途当財団が指定する期日までに、返還し て下さい。 (別記様式9) 変 更 承 認 書 北文財第 平成 年 号 月 日 様 公益財団法人北海道文化財団 理事長 平成 年 月 日付けで変更申請のありました海外研修について、人づくり一本木 基金 海外研修支援事業助成要綱第9の2に基づき、次のとおり変更を承認します。 記 ○ 承認内容 (別記様式10) 研 修 完 了 報 告 書 平成 年 月 日 公益財団法人北海道文化財団 理事長 様 (研修者) 氏 名 住 所 印 電話( 平成 年 月 日付け北文財第 たので、人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第12に基づき報告します。 添付資料 (1)研修実績書(別記様式11) (2)研修収支決算書(別記様式12) (3)研修資料、写真等 (4)その他関係資料 ー ) 号で助成承認を受けた海外研修が完了しまし 記 ○ ー (別記様式11) 研 修 実 績 書 国・都市名 研 修 先 研修施設名 代表者名 施設所在地 研修期間 研 修 等 実 施 内 容 研 修 等 の 効 果 今後の活動計画 電話( 平成 年 月 日( )~平成 ) 年 月 日( ) (別記様式12) 研 収 修 収 支 決 算 書 入 項 (単位 目 金 額 積 算 内 円) 訳 自己資金 北海道文化財団助成金 その他 合 支 計 出 項 (単位 目 金 額 積 算 内 訳 1 渡航経費 旅行経費等 旅行雑費 2 滞在経費 宿泊料 食費 3 研修経費 授業料 指導料 合 計 航空賃、船賃、鉄道賃等実績内訳 円) (別記様式13) 研 修 完 了 承 認 書 北文財第 平成 号 年 月 日 様 公益財団法人 北海道文化財団 理事長 平成 年 月 日付けで完了報告のありました海外研修について、人づくり一本木 基金 海外研修支援事業助成要綱第12の2に基づき、次のとおり承認します。 記 1 助成金確定額 助成金の対象となる経費並びに助成金の交付予定額は、次のとおりです。 総 所 要 額 円 2 そ の 助成対象経費 助成金確定額 円 円 概算払済額 円 今回交付予定額 円 他 人づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第14に基づき、助成金請求書(別記 様式14)を速やかに提出して下さい。 (別記様式14) 助 成 金 請 求 書 平成 年 月 日 公益財団法人北海道文化財団 理事長 様 (研修者) 氏 名 住 所 印 電話( 平成 年 月 日付け北文財第 ー ー ) 号で完了承認を受けた海外研修について、人 づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第14に基づき、助成金の交付を請求します。 記 1 助成金確定額 金 円 2 概算払受領額 金 円 3 今回請求額 金 円 4 振 込 先 振込銀行 銀行 預金種別 普 通 ・ 口座番号 ふりがな 口 座 名 本・支店 当 座 (別記様式15) 助 成 金 概 算 払 申 請 書 平成 年 月 日 公益財団法人北海道文化財団 理事長 様 (研修者) 氏 名 住 所 印 電話( 平成 年 月 日付け北文財第 ー ー ) 号で助成承認を受けた海外研修について、人 づくり一本木基金 海外研修支援事業助成要綱第15に基づき、助成金の概算払を申請しま す。 記 1 助成金交付決定額 2 概算払を受けたい時期及び金額 (1)概算払を受けたい時期 (2)概算払を受けたい金額 金 円 金 月 円 振込銀行 銀行 本・支店 預金種別 普 通 ・ 3 申請の理由 4 振 込 年 先 口座番号 ふりがな 口 座 名 当 座
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