横濱スカーフ 「株式会社丸加」イノベーションのご提案 現在の丸加 現在、 スカーフ業界が直面している最大の課題は、 スカーフ需要の低迷。丸加の場合、大体、1アイテム上 代価格1~2万円の商品をメーンで販売しているが、 この価格帯では スカーフを購入するよりも他のファッシ ョンアイテム(例えば下着、 アクセサリー、 ストール)に目を向けがちな昨今のファッション事情がある。新たなスカーフの利用価値や 付加価値創造が今求められている課題。 イノベーションの方向性 世界に誇る日本の伝統的な技術を用いて、今までにない斬新なデザインを発信する。万人が買うようなファ ッションアイテムではなくファッショニスタの心に刺さる カッティングエッジな商品。 イノベーションの具現化 エポックメイキングとしてファッション最先端の街ミラノからブランドを発信する。まずはミラノで話題作りをすることによって日本での展開をしやすくする。そのためには 日本独自のエッセンスを組み入れながらも、洗練されたヨーロッパ調のデザインにする。ミラノを始めヨーロッパのファッション業界にて日本の伝統文化は高く評価され、 多くのデザイナーのイン スピレーション源となっている。 ターゲット 20代以上女性。 ヨーロッパ人、 日本人。ファッションにおいて 「色」 「素材」を大切にする人。 コンセプト Concept 「色を楽しみながら身にまとう芸術品」 Copyright (C) 2013 Aika Okochi. All rights riserved. ブランド sa i 5つの意味の統合。 彩: Color 美しい色彩。 細: Delicacy 日本伝統ならではの繊細さ。 際: Opportunity TPOに応じたアイテム。 最: The best 最高の品質。最高の技術。 差異: Difference どことも違うユニークなデザイン。 Copyright (C) 2013 Aika Okochi. All rights riserved. Brand デザイン案 なぜ伝統色か? 「伝統色を使ったグラデーション」 ブランドのロゴやマークがなくてもそのブランドとわかるデザインを考えた。 ナショナルブランドにするために強い日本性を打ち出す事は非常に効果的。 強い日本性⇨日本の伝統色 全ての日本伝統色には古くからつけられた素晴らしいネーミングがあり、そのユニークな ネーミングから日本の粋をエネルギー(ブランド力)に生かすことができる。 なぜグラデーションか? 柄ではなく無地の方が日本の伝統色の美しさをひきたたせることができる。 また、 グラデーションにすることでスカーフ1枚で様々な色を楽しむこともできる。 グラデーションのスカーフというのは身につけるときに折り目をかえる事によってその時の コーディ ネートに最適な色を選択する事ができ、色使いによってその時の気分を気軽に 演出することができる。従来のスカーフのように柄使いを変える事でバリエーションを楽し むのではなく、 さらに洗練されたセンス がもとめられる 「色使い」によってスタイルに変化を もたせるのでファッション上級者にとっては非常に面 白いアイテムとなる。 巷にはグラデーションのストールはあるがスカーフ、つまり正方形の形は珍しい。 さらにカラーに日本伝統 色を使用することでさらにオリジナリティを高める。 羽織 スカーフの他に同じ生地、デザインを使ったアイコンアイテムとして現代風羽織の展開を考 えた。羽織は今、世界中のファッション業界にも注目されているアイテムでそのシンプルな形 は現代のワンピース やパンツスタイルにもぴったり合う。またシルクの高級感を持ちながら もでカジュアルな格好にアクセントを出せる、今までにないお洒落なアイ テムの一つになる。 単語として 「羽織」は若い世代や外国人にあまり知られていない。 しかし光沢感がありシンプ ルなシルエットは誰もが「KIMONO」を連想し、 ブランドのアイコンアイテムになる。 またトレンドが変わりやすい現代のファッション業界で着物や浴衣は何百年も人々に愛され 続けている。む しろ年々世界中からの注目度が上がっている。その点でも羽織は単なる ブームに終わる事なくロングスパンのずっと愛される商品になりえる。 Copyright (C) 2013 Aika Okochi. All rights riserved. Design ブランドの打ち出し方 スカーフや羽織をファッションアイテムとして扱うのではなく1枚を1つの日本芸術品として打ち出す。お客様にはただスカーフを巻く、羽織を着るのではなく芸術品を身にまとう という意識付けが大切。 なぜミラノ発信か? 1. ファッション最先端のミラノのセレクトショップにおかれるということは国内において非常に強力な宣伝 材料になる。 2. ヨーロッパの女性は日本人よりもはるかにスカーフを身につけている人が多い。つまり需要が大きい。 3. ヨーロッパでたくさんスカーフはあるものの和に関連したものは見た事がない。(ニッチ) イノベーション•ローンチプラン (マイル•ストーン) 1. ミラノのセレブが集まるパーティーに仕込み鮮烈デビュー 2. ミラノのセレクトショップに導入 3. ファッションのトレンドセッターが注目 4. イタリアのファッション雑誌掲載。 5. ミラノで話題 ↓日本のメディアにプレスリリースの発信 6. 日本メディアに掲載 Strategy 7. 2015年ミラノ国際博覧会 博覧会テーマは、 「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding The Planet, Energy For Life)」 であ る。 ここで参加する日本企業に我がブランドのスカーフ(食やエネルギーを グラデーションで表現したデザ イン)を提供し、 さらに認知度を高める。 Copyright (C) 2013 Aika Okochi. All rights riserved.
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