第63号議案 和解及び損害賠償額の決定について 上記の

第63号議案
和解及び損害賠償額の決定について
上記の議案を提出します。
平成27年6月22日
提出者
中野区長
田
中
大
輔
(提案理由)
公務上の災害に対する補償を受ける権利の時効による消滅に伴う損
害賠償について、和解を成立させ、損害賠償額を決定するに当たり、
議決の必要がある。
和解及び損害賠償額の決定について
地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号。以下「法」と
いう。)に基づく公務上の災害に対する補償を受ける権利の時効によ
る消滅に伴う損害賠償に関し、下記の当事者間において、下記の和解
条件のとおり和解を成立させ、損害賠償額を決定する。
記
1
当事者
甲
記載削除
東京都中野区中野四丁目8番1号
乙
中野区
代表者
2
中野区長
田中大輔
和解条件
⑴
乙は、当該職員の事務処理の誤りにより、甲が平成22年6月
3日付けで地方公務員災害補償基金から公務上の災害の再発の認
定を受けた傷病に係る補償を受ける権利を時効により消滅させた。
⑵
これにより、甲は、平成18年7月27日から平成20年1月
22日までの間に係る法に基づく療養補償に係る移送費及び休業
補償並びに福祉事業に係る休業援護金並びに中野区職員の公務災
害補償等に伴う付加給付に関する条例(昭和43年中野区条例第
3号)に基づく休業補償付加給付金並びに法に基づく休業補償を
受けられなかったことにより同期間に係る期末手当及び勤勉手当
の額から減額となった額の相当額の合計金9,087,091円
から、同期間に係る給与として乙から支払を受けた金6,689,
191円を除いた金2,397,900円について損害を被った。
⑶
乙は、上記損害額について甲に対し賠償する義務があることを
認め、和解成立後甲の指定する方法で支払う。
⑷
以上のほか、本件に関し、甲と乙との間には、何ら債権債務が
ないことを確認する。