平成26年度第2回理事幹事研修会を実施

平成27年3月号
Ⅴol.364
三重県中小企業家同友会
≪平成26年度 テーマ≫
『企業ブランドを確立しよう』∼自社の強みを語り合い、磨き合おう!∼
広報責任者/水谷彰宏
発行/三重県中小企業家同友会
〒510−0066
四日市市南浜田町2−14水谷ビル3F
TEL 059(351)3310
FAX 059(351)9362
HP http://www.mie.doyu.jp/
E-mail [email protected]
平成26年度第2回理事幹事研修会を実施
∼総勢41名の理事幹事が集まり経営を語る∼
2月20日(金)ホテル湯の本にて平成26年
度第2回理事幹事研修会を開催しました。今回の
研修会は桑名支部と北勢支部が主管で行い、初め
て実行委員会を組織し企画運営を行いました。
第1講では、三重県中小企業家同友会 代表理
事 (株)誠文社 代表取締役 西村信博氏より
「三重県中小企業家同友会の理念とこれからのビ
ジョン、理事幹事の役割」をテーマに第33回定
時総会にて発表予定の『三重同友会中期ビジョン』
をもとに、今後どのような同友会を築いて行きた
いのか、それには理事幹事としてどういった企業
づくりを行っていって欲しいと考えているのかを
ご報告していただきました。
また、第2講では、三重県中小企業家同友会
総務委員長 (株)東亜機工 代表取締役 水谷
彰宏氏より「同友会での経験と学び、そして自社
での実践」をテーマに自身の経営に同友会をどう
活かして企業を発展させていったのかをご報告し
ていただきました。
そして第3講では、共感できる課題や悩みがあ
るのではないかと想定をして、経営者歴でグルー
プ分けを行い、「自身が思う社長業とは」∼5年
後のビジョンを語る∼をテーマに討論を行いまし
た。左記にもあるように、それぞれのステージで共
通の課題が見受けられる報告となり、各グループ 大
変活発な議論が行われ刺激を受け合える研修会と
なりました。
(研修会の参加者報告は2ページ目)
●グループ討論のまとめ
テーマ『自身が思う社長業とは』
∼5年後のビジョンを語る∼
①現在(問題点、悩みなど)
若手経営者からベテラン経営者になるにつれ、
当初は売上・利益確保などといった業績への悩
みから、すぐ辞めてしまうや自身の考えが伝わ
らないなど人への悩みへ、そして会社の風土を
どのように作っていけばいいのかなど組織づく
りに対する悩みへ、また下請け脱却など企業の
ブランド化へと変化していった。そして最終的
には従業員を大切にして、良い会社を作るには
自身の経営者としての責任が一番大切なのでは
ないかという意見が出ていた。
②5年後の姿(どうなって行きたいかなど)
若手経営者は、地域に根差した経営から、売
上・利益を拡大して、地域で1番の会社にして
いく。そのなかで、社員の幸せ、成果の追及を
行っていく。また、中堅経営者は、業務の整備
や事業部の連携など組織の問題点を解消して、
自社を取り巻く環境を整備していく。そして、
ベテラン経営者は今の事業に加えて、新規事業
や海外展開など新たなことへのチャレンジを目
指すことを目標としている。
【 C o n t e n t s 】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.理事幹事 研修会の報告
3.各支部活 動報告①
4.各支部活 動報告②
5.委員会活 動報告・全国大会 参加報告
6.中小企業 基盤整備機構NE WS
7.定時総会のご案内・委員会行 事のご案内
8.新入会員のご案内・会員情報変更のご案内①
9.会員情報変更のご案内②・臨時理事会報告
10.理 事会報告
1
第2回理 事幹事研 修会
第2回理事幹事研修会の
報告をさせて頂きます。
まず、今回の理事幹事研
修会で多く聞こえた、「同
友会で襟を広げた話し合い
を」という言葉が強く印象
に残っています。
第1講を通して西村代表
理事が語られていた「企業
は利益を追求すべき」とい
うこと、第2講で水谷総務
委員長が語られた「同友会 ( 西 村 信 博 氏 )
を如何にして自社に活用してきたか」ということ。
その二つの講演を聞いて感じたことは、同友会
はただ経営の表面を勉強するだけの会ではなく、
自社が如何にして利益を出すかを学ぶ会であると
いうこと、そして、その為にはより深く同友会で
発信し、受信し、それを活用していかなければい
けないということです。
第3講のグループ討論では、1時間半という長
丁場にも関わらず、皆が本音をぶつけ合い、時間
が足らないほどでした。
社長歴で分けられたグループの討論の中で、共通
した悩み、問題は、「どうやって人財を育てるか」
ということでした。
その中で私は、西村代表理事が講演の中で語ら
れた「カリスマが引っ張っていくという時代から、
全員で動かしていく時代になった」という言葉が、
今後の人財育成、組織作りの大きなキーワードに
なると考えました。
今後、理事幹事が襟を広げ語り合い、全員で三
重同友会を動かしていくことで、それが各々の企
業の経営がより良くなることに直結するのだろう
と強く感じ、私もその中で新幹事として積極的に
参加し、学んでいこうと決意致しました。
(有)伊藤鉉鋳工所 伊藤允一
2
第1講では、代表理事である㈱誠文社 西村信
博氏のお話。テーマは「三重県中小企業家同友会
の理念とこれからのビジョン、理事幹事の役割」。
企業づくり、同友会づくり、地域づくりという三
本の柱からなるお話はとても分かりやすく、なる
ほど∼と思う事もたくさんありました。中でも
「利益を出す企業になる為にどういう勉強をし、
どう行動に移していくのか、そこを目指す集団に
ならないといけない」という想いは、私たち中小
企業の経営者が真剣に向き合わなければならない
テーマであり、本音で語り合う上で欠かせない事
だと実感しました。
第2講では、桑名支部の
㈱東亜機工 水谷彰宏氏の
お話。テーマは「同友会で
の経験を学び、そして自社
での実践」。過去から現在
まで会社をどう成長させた
かをお聞きしました。自ら
の行動経験から話される言
葉には重みがあり、水谷氏
の人間性も素晴らしいと発
表から感じ得ました。
(水谷彰宏氏)
第3講のグループ討論で
は、社長歴(1年∼5年、5年∼10年、10年∼
15年、15年以上)毎にテーグルが分かれ、
『自身が想う社長業とは』をテーマに闊達な意見
交換が出来ました。続いての懇親会でも、お酒を
飲みながら、本音で語り合う時間を過ごせました。
今年初めて北
勢支部のグルー
プ長をさせて頂
きましたが、改
めて感じるのは、
まだまだ自社で
やれる事が沢山
ある事。また、当たり前の話ですが私のお客様に
同業者はいません。そのお客様を知る上で、同友
会を通じて異業種経営者の本音の声が聴けるのは
本当にありがたいことだと思います。また自分の
想いを語る上で、机上の理論だけではすぐに見破
られる為、日々考えて行動に移すことが大切だと
も思いました。この理事幹事研修会に参加して、
幹事でなければ感じ得なかった事をたくさん教え
て頂きました。また機会があれば参加したいです。
(有)クローバー総合保険事務所 田中大補
桑名 支部
北勢支 部
日
時
2月3日(火)18:30∼21:00
日
時
2月10日(火)18:45∼21:10
会
場
桑名市中央公民館
会
場
プラトンホテル四日市
テーマ
講
師
先輩から学ぶ同友会
杉山 保氏
桑名工業(株)
テーマ
社員が一番の会社
∼永続的に利益を出し続ける
環境作りとは∼
講
岩田 修造氏
(株)岩田製作所
代表取締役
桑名支部2月例会では、「先輩から学ぶ同友会」
師
をテーマに、桑名工業(株)の杉山社長にご報告い
代表取締役
50名の参加で始まった
ただきました。30代で入会された杉山社長が、
2月例会。昨年の春にマス
同友会で得た学びをいかにして自社の経営に反映
コミでも取り上げられた脱
させてきたか。また、同友会をどのように活用し
デジタルの取組は、デジタ
てきたかを、自社の変遷と共にお話いただきまし
ルに依存しすぎてしまうこ
た。
とで人としてのコミュニケー
報告では、学びと実践だけでなく、ご自身が入
ションの低下により中小企
会した当時の同友会の雰囲気をとてもわかりやす
業が得意とするスピード感
く教えていただき、会歴の浅い私自身、非常に勉
が失われてしまうことや、
強になりました。そして何より最も印象深かった
(岩田修造氏)
のは、自社の経営状況を明朗に公開して下さった
仕事においても根幹となる
アナログ的なスキルの低下など副作用への危機感か
ことです。自分の経営の良かった点、反省すべき
らこの取り組みを始められたことが紹介されました。
点を襟を開いて皆と共に話し合う、これこそ同友
岩田社長のお話は、迷いの多い経営者にも、中小企
会の醍醐味だと感じました。
業の社長としての可能性やロマンを持てる喜びを存
今般、幹事を担当させていただき、諸先輩方が
分に与えてくださったように感じました。
築き上げた同友会の楽しさ、有意義さを受け継ぎ
また、今回は全国大会でも使われている質疑応答
ながら、より良質な会にしていきたいと強く思い
の手法を取り入れましたが、特に混乱することなく
ました。杉山社長、ご報告誠に有難うございまし
進める事ができました。グループ討論もテーマにそっ
た。
てすぐに討議を開始するよりも、皆で質問を決める
(株)ハーブス 雨夜元哉
事で、疑問に思う事や興味を引いた点が共有され、
より内容の濃い質問が出された様に感じました。
(株)プラトンホテル 黒田美和
3
中勢 支部
南勢支 部
日
時
2月25日(水)18:45∼21:00
日
時
2月19日(木)19:00∼21:00
会
場
アスト津
会
場
いせトピア
テーマ
ハツメックは何故選ばれているのか
∼どこの会社にも選ばれる理由はある∼
テーマ
講
服部一彌氏
(株)ハツメック 代表取締役
(株)HME・SSC(株) 代表取締役
師
現在存在している会社に
は、必ず「お客様から選ば
れる理由」があるはずだと
考え、自社を今一度見直し、
その価値を再認識し、更に
磨いていくきっかけを見つ
けようと、例会を企画した。
講師には、代表理事でいらっ
しゃいます(株)ハツメック
の服部社長を招き、ハツメッ
クが、選ばれている理由を
お話して頂いた。
服部社長は先代から継承
( 服 部 一 彌 氏 ) したメッキ業だけではなく、
これからの有望ビジネスへの憧れや夢、メッキ業
の将来に対する危機感から、新規事業として、(株)
HMEとSSC(株)を立ち上げ、下請けからの脱却と、
自社商品の確立を進めてこられた。
元々、3K職場のメッキ業が好きではなっかたと
いうのが、新規事業立ち上げのひとつの理由でも
あったそうだ。メッキ業は、下請け形態が多く、
3K職場しかも公害発生源を抱え、人材確保が困
難といった負の部分が多い業態です。そうしたな
かでのハツメックの戦略とは、大企業よりも中小
企業との取引を重視し、対等な関係で仕事をする
こと。また、作業を機械化するだけでなく、それ
を職人的アナログ技術で支えること。こうした戦
略の下、ファンをつくる経営に徹してきた。納期
厳守、適格なコスト管理による適正価格、高品質、
そして何よりも、表面処理に関するワンストップ
サービス、これらが、選ばれる理由であり、ファ
ンを生み出す源泉となっている。メッキ業は、製
品そのものでの差別化は難しいそうだが、ハツメッ
クは、サービスで差別化を行ってきた。それが、
ハツメックが選ばれる理由であり、それによって、
表面処理のことならまずハツメックに相談してみ
ようというファンづくりに成功し、企業のブラン
ド力を形成している。自社製品をもたなくても、
ソフト面での差別化を追求すれば、選ばれる理由
を作ることは可能なのだと実感した。
津酒類販売(株) 増田芳久
4
ケーススタディから学ぶ経営
今回の支部例会は、講師
の方をお呼びしての例会で
はなく、南勢支部のナゴヤ
シンコ― 橋本氏よりが今
回のテーマ ケーススタディ
の手法について簡単にご説
明頂き、実際にケーススタ
ディの体験を行いました。
ケーススタディとは、実
際の事例研究を重視した教
育方法の事でもともとアメ
リカ合衆国のロースクール ( 橋 本 和 久 氏 )
でケースブックメソッドとして開発された方法で
すが近年ビジネススクールで盛んに応用されてい
るそうです。米国のハーバード・ビジネス・スクー
ルでこの方法重視の教育は特に有名で、日本でも、
慶應義塾大学の慶應ビジネス・スクールなどで使
われているとのことです。3つのグループにわか
れて、一つのケースを題材に自分がもし、この会
社の社長になった時に自分ならどう判断するか、
どうこの会社を立て直していくかを会員一人一人
が考え、そのグループ内で発表致しました。
その中で自分の考えと他の人の考えの比較から
一つの事象に対する新しい見方・考え方が身につ
き自分の微力さを痛感いたしました。このことか
ら、ケーススタディーとは疑似体験であり、常日
頃から、テレビや新聞などで報道されている事な
どを題材に、自分に置き換えて考えていく習慣を
身つけていこうと思いました。
松風軒 南家剛
企業 力向上委 員会
中小 企業問題 全国経営研 究集会
日
時
2月24日(水)13:30∼18:00
日
時
3月5日(木)∼6日(金)
会
場
四日市商工会議所
会
場
パシフィコ横浜
1階
会議所ホール
起業家と三重県中小企業家同友会との
ビジネスミーティング
3月5∼6日、パシフィコ横浜で行われた第45回中
小企業問題全国研究集会に参加してきました!
三重銀行・三重銀総研との共催となって2回目
初日は各分科会報告。私
が参加した第5分科会は、
となる今回のビジネスミーティングは、起業家の
板橋工機㈱の河合社長の報
プランに介護サービスや高齢化社会対応商品、女
告でした。 河合氏は日本
性の社会進出支援スキームといったプランが多く、
電装(現DENSO)勤務を経て、
中小企業家同友会会員とのマッチング事業として
父親が経営する板橋工機㈱
は非常に集客に苦労した。
に入社。その後、社長に就
プランの一つである三重県産品のみ作り手の想
任するものの、社内でのコ
ミュニケーション不足が原
いを伝えるカタログギフトプランは事業化が進め
因となり大型受注案件で失
られており、同友会会員商品がマッチするものも
敗。資金繰りの為に社員14
あるため、今後もフォローして募集情報を伝えて
名のうち7名を解雇すると
いきたい。
いう短絡的な経営判断を猛
( 河 合 浩 史 氏 ) 烈に反省し、同友会の「経
今後については、審査員に三重県企画であった
初回から今回まで歴代代表理事や企業力向上委員 営指針をつくる会」に参加。「自社は社会から必
長も参画が要請されており、会外とのネットワー 要とされているか?必要とされていない会社はい
ク構築や会員増強視点、今までの経緯からして大 ずれ滅びるだろう」との教えに基づき、「科学性」
「人間性」「社会性」の3本柱で経営理念を作成し、
きく協力姿勢を変えることは難しいが、プラン内
現在は省力化のみでなく、障がい者向けのリハビ
容をコントロールできない中で、どう効果的なマッ リ効果も兼ねた作業設備の開発にも取り組むなど、
チング機会としていくかは今後の課題として委員 社会から必要とされ、雇用を守るための実践を続
けておられます。その後のグループ討論では、経
会及び三重銀総研とも相談をしてまいりたい。
営理念を軸としたテーマで、120分間におよぶ各社
企業力向上委員会 委員長
の経営理念に対する思いを徹底的に掘り下げた熱
(株)東海テクノ 市田淳一
い討論が交わされました。
二日目は(株)崎陽軒の野
並社長の記念講演でした。明
治41年に駅弁屋さんとして創
業し、始発駅の東京駅と違い
駅弁が売れにくい横浜駅であっ
たからこそ知恵を絞り、不安
定な電車内で冷めてもおいし
く食べられる駅弁を研究して
生まれた「シウマイ御弁当」。
そこから横浜のお土産=崎陽
軒のシウマイというイメージ
が定着するまでに成長した背
( 野 並 直 文 氏 ) 景に、「崎陽軒はナショナル
ブランドをめざしません。真に優れたローカルブ
ランドをめざします。」といった明確な方向性を
示した経営理念があったことを知り、初日に続き
改めて経営理念の重要性を学ばせていただく貴重
な機会となりました。
末筆となりましたが、企画・立案から運営、そ
して熱烈な歓迎で私たちを迎えてくださった神奈
川県同友会の皆さんに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!!
中央精密(株) 加藤浩司
テーマ
5
中小企業基盤整備機構NEWS 3月号
<支援の経緯>
中小機構中部では、多様な中小企業に対し、オー
ダーメイドによる伴走型の「ハンズオン支援」に
よって各企業にジャストフィットした支援を行っ
ています。先ずは、問題意識のある中小企業への
相談事業に始まり、経営課題が明確になった時点
で、当該分野の専門家を計画的に派遣して、経営
課題の解決にあたります。
そのような中で、中小機構中部が主催した「医
療機器市場進出セミナー」に社長が出席しました。
これが縁で、プロジェクトマネージャーが企業訪
問したところ、当社には医療機器製造に必要な設
備や高い技術力があることがわかりました。そこ
で、先ずは医療機器市場への参入可能性を検討し
て、その結果を経営判断してから、次の具体的活
動に取り組むという2段階の支援を提案しました。
今回は、成長産業への進出をテーマとしたハンズオ
ン支援の事例をご紹介します。
<支援の内容>
【ハンズオン支援事例のご紹介】
第1段階の専門家継続派遣では、医療機器市場
の商慣習や薬事法等に精通した専門家を派遣し
支援先の(有)角野製作所は、96年前に創業し 「ビジネスとしての事業可能性を検討する」とい
た「村の鍛冶屋」が原点です。その後、自動車部 う方針を立て、約半年間で合計12回の派遣を行い
品の加工を開始し、企業体制を整えてきました。 ました。その結果、当該市場へ進出するという経
しかしながら、小規模企業の宿命で、受注の不安 営決定が下されました。
定さに加えて、相次ぐコストダウン要求に苦しめ 第2段階では、薬事法の「製造業」と「製造販売
られてきました。そのため、他社がまねできない 業」の認可を取得し、医療機器を受託生産できる
高度な加工技術に挑戦し、インコネル(耐熱性に 体制や、自らが開発した医療機器を製造販売する
優れた合金だが極めて難加工)で、ディーゼルエ 体制を構築するという計画を立てて取り組んだ結
ンジン用メタルグロープラグの加工技術を確立し 果、薬事法に適合した準備が整いました。
ました。今では、フォルクスワーゲン、プジョー、 2014年9月に薬事法窓口に申請書類を提出し、正式
ルノー等に採用され、月産150万個の生産量で、30 に受理され、10月下旬には「(薬事法の)業」の
許可が得られるという状況となりました。
%の世界シェアになりました。
さらに、難加工材料であるチタン合金の複雑な形 今後は、独自の医療機器を自社開発し、当該機器
状の加工に成功し、航空機部品市場にも参入しま の薬事法認定を申請する予定でいます。
した。
<支援先企業概要>
開発中の外科手術器具
【担当プロジェクトマネージャーから】
中小機構では、経験豊富なプロジェクトマネー
ジャーが企業を訪問し、経営課題を明確にしたの
ち、最適な分野の専門家による課題解決をご提案
させていただき、派遣開始後も支援目標が達成す
るように派遣専門家と綿密な連携を取りながら企
業様をフォローさせていただきます。
まずは、企業様のお話をお聞きすることから始め
たいと思いますので、お気軽に中小機構中部にご
相談ください。
(担当PM 榊原郁夫)
(有)角野製作所
URL (http://suminoseisakusho.jp/)
<経営課題>
一方で「自動車部品の好調は、いつまで続くか
わからない」という漠然とした不安を持っていま
したので、第3の有力事業を模索中でした。
社長は、自らが医療機器の製造会社に勤務した経
験や医師と共同で外科手術器具の開発に取り組ん
だ経験から、医療機器市場への進出が有望と考え
ていましたが、薬事法に関する知識がほとんど無
かったので経営判断ができないでいました。
(独)中小企業基盤整備機構中部本部
経営支援部 経営支援課
電話(052-220-0516)
中小機構 中部 検索
6
桑名支部4月例会
経営者共育委員会セミナー
テーマ
『三代目の継承と今後の10年』
『心の癒し処シリーズセミナー』(全6回)
日 時
4月7日(火)
日
時
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
各 回
会
場
四日市文化会館
18:45∼21:10
会 場
桑名市中央公民館
報告者
平松
2階
洋一郎氏
(株)ヒラマツ
代表取締役
3月25日(水)
5月21日(木)
7月16日(木)
9月17日(木)
11月 9日(木)
2月18日(木)
18:00∼20:30
または桑名中央公民館
参加費
第33回定時総会
30,000円
スポット参加参は1回6,000円
【活動テーマ】
対
象
経営者・経営幹部・営業職
『学びと実践を通じて、成果を追求』
講
師
白坂和美氏
HaLo/ヒューマンスキルアッ
∼経営指針を羅針盤として、
プ&メンタルヘルス
未知の時代を生き抜く!∼
日
時
4月22日(水)
ITビジネス委員会セミナー
14:00∼19:30
『ネット市場開拓への道と出店サポート』
(受付:13時30分)
会
場
プラトンホテル四日市
主
管
北勢支部
代表
∼楽天株式会社編∼
日
時
4月16日(木)
19:00∼21:00
【記念講演】
会
場
同友会事務局4階会議室
テーマ
講
師
山口
『混沌の世界の中で、
楽天(株)
中小企業の生きる道を考える』
講
師
参加費
真田幸光氏
愛知淑徳大学ビジネス学部
智子氏
教授
※詳細は同封チラシをご確認ください。
7
地域活性グループ
2,000円
*3月新入会員のご紹介(敬称略)
名
や な い
たかひろ
前 柳井
孝洋
支
部
北勢支部
紹介者
伊藤太一
企業名 (株)コウヨー
名
みのしま
ま さ や
前 蓑島
将也
支
部
桑名支部
企業名 (株)二幸産業
役
職 代表取締役
紹介者
住
〒511-0947
所
桑名市大仲新田452-1フジヤビル3F
役
職 代表取締役
住
所
〒512-0902
四日市市小杉町1705-2
雨夜元哉
TEL (059)334-3830
TEL (0594)84-7016
業
FAX
業
種 一般建造物の電気設備工事
名
前 八木
84-7065
や
種 貿易業(中古の自転車等)
FAX
ぎ
336-5035
まさふみ
雅文
支
部
南勢支部
紹介者
玉木義裕
企業名 八木段ボール(株)
名
ご と う
だいすけ
前 後藤
大介
支
部
桑名支部
役
職 代表取締役
住
所
企業名 (株)ヴィアティン三重ファミリークラブ
役
職 代表取締役
住
所
紹介者
松岡祐司
TEL (0596)25-0888
〒511-0838
桑名市大字和泉680番地
TEL (0594)87-6009
FAX
種 プロサッカーチーム・スクールの運営
いわたき
た ろ う
名
前 岩瀧
太郎
部
業
87-6086
業
支
職 代表取締役
住
所
名
FAX
きんじろう
前 吉田
金二朗
支
部
名
佐野貴信
住
職 代表
所
紹介者
販売、包装副資材の販売
く ろ だ
しんすけ
前 黒田
信介
役
350-1016
業
桑名支部
職 専務取締役
名
北勢支部
かわすぎ
よしのり
前 川杉
芳則
支
企業名 (株)宮崎工務店(旧
役
職 取締役営業本部長
住
所
佐野貴信
354-2020
種 飲食業、物品販売、webデザイン
8
部
桑名支部
(株)宮崎)
〒511-0072
桑名市堤原37番地
TEL (0594)22-0478
FAX
部
◇企業・役職・住所・TEL・FAX変更
〒510-0086
四日市市諏訪栄町13-10
TEL (059)354-2000
支
企業名 (株)誠電
企業名 (株)郷土活性化
役
段ボールケース・美粧ケース等紙製容器の
◇役職変更
チラシ∼SPツールまでデザイン全般、H
種 P制作、イベント運営、JOINFO MAG FUNS
出版、カフェ経営、アパレル店経営
よ し だ
28-6933
北勢支部
〒510-0075
四日市市安島1-7-15 BONビル2F
TEL (059)350-1015
業
紹介者
種
FAX
*会員情報変更のご案内(敬称略)
企業名 (株)ATIS(アティス)
役
〒519-0506
伊勢市小俣町湯田1028-1
FAX
22-3474
◇住所変更
名
◇氏名変更
もりかわ
けんさく
前 森川
謙作
支
部
桑名支部
名
企業名 エリートクリーニング(株)
住
所
みちうえ
かおり
前 道上
香
支
部
北勢支部
企業名 (株)ゼロエンショップ
〒511-0002
桑名市福島916
役
職 代表取締役
旧
姓 木村
◇会員・役職・FAX変更
名
ひ ら の
か ず き
前 平野
一喜
支
部
北勢支部
企業名 川越運送(株)
住
所 取締役事業部長
旧会員 平野一成
FAX (059)365-0731
臨 時 理 事 会 報 告
●正副代表理事会議からの提起確認と次年度
委員会組織のあり方について
また委員会の特定のテーマに特化した交流が、
会員増強につながる魅力となる。
・今回の問題提起に関しては突然の提案であり、
西村代表理事より次年度からの委員会組織体
制の見直し提案について別紙内容が報告され、
混乱や誤解が生じている部分も多々あるが、
合わせて1月理事会での議論について確認しま
活動の1つ1つに対して関心をもって自由闊
した。
達に発言できる理事会の場と、既存の活動を
抜本的に見直し考える良い機会となった。
今回の正副代表理事会議からの提起を受けて、
委員会活動の現状と次年度の委員会体制につい
上記の意見交換を受けて、次年度は現状の組
て協議を行ないました。主な意見は以下の通り
織体制を継続しつつ、各委員会において組織体
です。
制と会員ニーズにあった活動かを見直し議論を
行なうとともに、理事会においても委員会の議
論をもとに組織の見直しについて協議していく
・企業を取り巻く環境や時代背景が変化し、企
ことを申し合わせました。
業・会員のニーズも変化してきている。会員
のニーズは時代や世代ごとに変化するため、
また今回、共同事業創造委員会より委員会活
幅広い年代の多様なニーズに応えていくため
動を終了することが報告され、これを承認しま
にも、同友会の委員会組織や活動も時代に合っ
した。ただし新入会員の紹介報告事業について
た形に見直しや改善・改革が必要である。
は、各支部などで継承して行なうことを申し合
わせました。
・委員会の活動や仕組みを理解していない会員
も増えてきており、同友会の活動自体をしっ
かりと伝えきれていない。委員会を活性化し
また今回の組織見直しに関する問題提起に関
ていく上でも、委員会の目的や活動を伝えて
して、提案までのプロセスや説明に配慮が足ら
いくことや委員会への係わり方の明確化など
ず、誤解と混乱が生じたことを、教訓として今
対策が必要である。
後改善に努めるとともに事務局としても機能強
化を図ることを申し合わせました。
・活動への参加機会が増えることは、会員交流
の場として知り合う機会の増加につながる。
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第 1 回 新 旧 合 同 理 事 会 報 告
2、平成27年度の活動の基本的な方向につ
いて
(1)平成26年度第11回理事会のまとめ
1、各委員会の報告と提案
西村代表理事より正副代表理事会議の報告と
①総務委員会については、水谷委員長より別紙の
通り報告提案があり、承認されました。
中期ビジョン及び27年度活動方針案について
・1月度月次決算報告を確認しました。
別紙の通り報告されました。
・第33回定時総会の準備状況及びタイムスケ
臨時理事会での議論も踏まえて、次年度一年
ジュール・役割担当の確認について、別紙内
間を委員会活動と組織のあり方・運営方法を見
容が報告提案され、審議の結果承認されまし
直し統一化を図る期間として位置づけて取り組
た。
むことを申し合わせました。また委員会の活動
※第33回定時総会の開催日程を確認しました。
企画は開催1か月前を目安に周知・選考発信が
※第33回定時総会における来賓招待者を確認
できるよう理事会へ議題提案を図るよう進める
こととしました。
しました。
中期ビジョンにおける会員増強目標555名
②広報委員会については、岩崎委員長より別紙の
の明記について、達成に向けた理事会での意識
通り報告提案があり、承認されました。
統一を図るとともに、退会率の減少に向けた目
③人財委員会については、天白委員より別紙の通
標設定も合わせて検討し、退会要因の分析を行
り報告提案があり、承認されました。
ない、退会抑止のフォロー体制の構築を図るこ
④ITビジネス委員会については、金澤事務局員
ととしました。
より別紙の通り報告提案があり、承認されまし
また27年度は会員増強の促進を図る上で、
た。
広報委員会による活動説明会を中心として入会
⑤経営労務委員会については、野瀬委員長より別
を促進し、期末での30名増を目指すこととし
紙の通り報告提案があり、承認されました。
ました。
次年度から経営指針成文化運動を全支部に
展開するにあたり、委員の増員について各支
※また次年度予算について別紙内容を確認し、
部より幹事メンバー1名の選出依頼があり、
会の活性化と会員拡大を図る上でも事務局5
承認されました。
⑥共同事業創造委員会については、佐野委員長よ
人体制での予算編成で進めることとし、単年
り口頭にて報告提案があり、承認されました。
度収支での不足分については、理事会交通費
委員会としての活動を今年度で終了し、委
の廃止や支部還元金の見直しなどを検討し、
員会組織を解散することを確認しました。ま
総務委員会でシミュレーションを作成した上
た新入会員の紹介事業については、各支部の
で次回理事会にて再度協議することとしまし
例会等で新入会員紹介発表を継続していくこ
た。
とを申し合わせました。
3、27年度の事業内容の確認及び理事会の
開催日程については、時間の都合上、次
2、入退会者及び会員変更の承認・前回理事
回理事会で確認検討することとしました。
会以降の活動報告について承認しました。
4、その他
(2)平成27年度理事予定者会議
1、理事選考結果と次年度の役割分担の確認
・27年度理事予定者の選考状況及び相談役の人
選、理事の役割分担について別紙内容を確認し
ました。
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