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希望の便り
~地域にはばたけ
第89号
平成27年2月10日発行
竹の塚総合支援センター
希望の苑
グループホーム利用者向け「勉強会第2弾」
毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?寒いのが苦手な私としては、早く暖かい日々がや
ってくることを願わずにいられません。
2月1日、地域生活支援センターでは『勉強会』を実施しました。
8月には第1回目を行なっています。テーマは「防災」でした。その時は、グループホームの利用者さん
全員が参加対象になっていましたが、今回はテーマに沿った方に声をかけて集まっていただきました。
「“働くこと”を考える」…これが今回の大きなテーマでした。一般就労している方、これから一般就労
を目指す方が集まりました。
場所は希望の苑・絆。参加者18名を幾つかのグループに分けて話し合いをしていただきました。
「あな
たの働く目的は何ですか?」そして「仕事の中で嫌なこと(大変なこと、ストレスに感じること)
」につい
て、それぞれの意見、日頃感じていることを自由に出し合っていきました。
「あなたの働く目的は何ですか?」というテーマについては、まず“お金のため”“生活のため”と現実
的な意見が出ていました。そして“将来のため”
“結婚する時のため”と先を見据えた意見もありました。
中には“(就労移行支援の中で)支援員に勧められたから”という方もいました。
“お客様に喜んでもらうた
め”“自分の成長のため”という“やりがい”に関する意見も出ていました。
次に「仕事の中で嫌なこと」です。ここでは“注意されたとき、怒られたとき”などの声が挙がっていま
した。仕事が上手くできない時のもどかしさは我々支援員も利用者さんも同じですね。「上司や同僚は仕事
を成し遂げるために必要な人たち。みなさんの仕事が上手くいくように指示やアドバイスをしてくれている」
とやり取りしました。
休憩を挟んで、各グループで挙がったものを発表しあい、全体で意見交換をしました。意外だったのは普
段どちらかというと大人しくしている印象が強い利用者さんが手を挙げて積極的に話をしてくれる場面が
あったことです。反対に個人的には良く話す方でも、人数が多くなると消極的になってしまう方もいました。
しかし、皆さんに共通していたことは「仕事は楽ではないけれど、前向きに頑張っている!」という姿勢で
した。
最後に「社会人としての責任をもって仕事に取り組もう!」「上司の指示やアドバイスに耳を傾け、同僚
と協力しあって仕事をやり遂げよう!」と全員で確認しあって勉強会を終えました。
それぞれの利用者さんが色々な方の意見を聞き、刺激を受けてくれていることを願います。そして、我々
グループホーム担当の支援者は、利用者さんの「生活」部分を見ることがほとんど。こうして社会人として
の利用者さんの意見を聞くことができたのは貴重な時間でした。これからの支援にも活かしていきたいと考
えています。
地域生活支援センター 星野賢一
希望の苑
(入所)
~新年会~
今年度も利用者様の意見を基に新年会を行いました。どんな内容
なら楽しんでもらえるか本人部会の参加者に考えて頂きました。
昨年度に引き続き、ボウリングや凧あげを行いました。今年は新
たにだるま落としや福笑いなどを行いました。また今年は、成人を
祝う会も併せて行いました。今年、成人を迎えた方は佐藤愛様です。
おめでとうございます。職員、利用者様みんなでお祝いをしました。
例年とは違った形だったので、利用者様も戸惑いもありましたが、
楽しんで頂けたと思います。
そして昼食はお楽しみのバイキング!今年も利用者様からの意
見をできるだけ取り入れ、たくさんのメニューを用意しました。
またデザートにはパフェを厨房で作って頂きました。皆さん満腹
の表情でしたので、満足いただけたのだと思います。
またやりたい!と本人部会で話していますので、次年度にご期
待ください。
嵯峨
希望の苑
寛隆
(通所)
就労継続支援事業(B型)~彩工房~
[新年会]
1月16日(金)に新年会を開催しました。入谷にあるウェアハウ
スにてカラオケとランチビュッフェを楽しみました。カラオケが好き
な人も食事が好きな人も共に大満足の1日となりました。
カラオケではご利用者個々のキャラクターが存分に発揮され、大いに
盛り上がりました。また、カラオケ常連の方々も多く、採点付きのカ
ラオケでは高得点を連発していました。
[西新井清掃]
清掃の最近の出来事として、ご利用者それぞれが仕事の進行状況を
把握し、時間内に仕事が終われるよう互いにサポートする姿が多くな
ってきました。清掃作業員の実践に即した仕事が出来ています。
冨山
智明
生活介護事業(作業訓練型)~葵工房~
新年あけましておめでとうございます。葵工房では、恒例の西新井
大師へ初詣に行ってきました。皆さんそれぞれ今年の目標をお願いし
たことと思います。今年も楽しく、のんびりした葵工房でいられるよ
うご利用者、支援員一同頑張ってまいりますので皆様よろしくお願い
致します。
駒場
邦子
●グループホーム年末年始旅行●
昨年の 12 月 31 日から今年の1月1日の1泊2日で年末年始旅行に行って来ました!
利用者・職員含め総勢69名でバス2台を貸切り‘正月気分を味わいながら、のんびり過ごそう!’
というテーマのもと、千葉県勝浦方面へ!
初日は、南房総道楽園にて「君小路ひこまろ」のものまねショ
ーを見学。名前から想像がつくように「綾小路きみまろ」のもの
まねタレントです。軽快な毒舌漫談にショーは爆笑に包まれまし
た。ものまねショー見学後はホテルへ。宿泊先は「勝浦ホテル三
日月」。コマーシャルでも有名な黄金風呂やオーシャンビューの客
室で1年の疲れを癒します。そして夜はみ
んなが一番楽しみにしている大宴会!海
の幸を堪能しながら、カラオケ大会などで夜遅くまで大いに盛り上がりま
した。旅行では普段なかなか話せないような人生についてや将来の目標等
も語り合うことができ、新たな利用者の1面に気づかされたりと有意義な
時間を過ごすことができました。今後も楽しい旅行を計画していきたいと
思います。
石原
平成 27 年度
障害福祉サービス報酬単価
±0
3 年に1度の介護報酬の改定で政府は、2.27%の引き下げを決定した。
9 年ぶりのマイナス改定で過去最低の下げ幅に近い数字が示されました。
これを受け、障害福祉サービス等報酬改定の動向が気になっていたが改定
率は、±0となった。しかし、各サービスの収支状況や事業所の規模等に
応じ、メリハリを付けて対応するとされた。また、福祉・介護職員処遇改
善加算の充実が確実に職員の処遇改善につながるよう処遇改善加算の執行
の厳格化を行うものとされた。人材確保・定着に歯止めがかかることが期
待できるか関心が残る。
信之
竹の塚居宅介護サービスセンターでは、移動支援・居宅介護・行動援護・同行援護においてヘル
パーを利用されている利用者人数は毎月 110 名くらい、月のご利用時間合計は 1200 時間くら
い(利用件数は 380 件くらい)です。日頃、担当職員は主に利用者とヘルパーのコーディネート
業務等をしておりますが、グループ外出や個別のおでかけで、たまに自らヘルパーとして外出もし
ています。
ガイドヘルパーとして例えばカラオケにご一緒することもあり、
利用者さんの好きな歌をいろいろ聞かせていただくことができてと
ても勉強になるな~と感じています。こまどり姉妹の「三味線姉妹」、
五月みどり「おひまならきてよね」、松尾和子・和田弘とマヒナスタ
ーズ「お座敷小唄」、青江三奈「池袋の夜」、ペギー葉山「南国土佐
を後にして」などなど…利用者さんに昭和の歌をたくさん教えてい
ただきました。自分の年齢のせいもあるのか?!懐かしのニッポンの
歌の良さをしみじみと感じる今日この頃です♪
たまに私にもマイクを向けていただき、デュエットを歌わせていただ
いたり、「へたでごめんなさいね…」というと、「青柳さん、歌はうまい
へたは全然関係ないのよ!」と励ましてもらうこともあります。利用者
さんと一緒に過ごし、心通わせられる時間は、私にとってもこの仕事の
原動力となる大切な時間です。
青柳
里美
寺内
照美
竹の塚ふれあいセンターの1月の活動報告をします。
23日の所外活動では上野の国立科学博物館へ行
ってきました。地球館では動物の剥製、地球の多様な
生き物たち、日本館では恐竜の化石、日本列島の生い
立ちなど普段見られないものばかり、興味津々で皆さ
ん見学していました。
30日の誕生日会では、かぼちゃのパウンドケーキ
を作りました。当日は雪の中多くの方が出席して下さ
り、大満足の出来上がりでした。